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i-phoneで更新にトライ!写真はムリ?
2010.03.30
フロン・ナショナル Front NationalFNと称される。辞書では国民戦線党、極右政党。党首のジャン・マリ・ルペン氏が非常にカリスマ性のある人物で移民排除や在仏外国人の制限などを掲げています。最近はEUからの脱退や、反アメリカ(反グローバル、反資本)主義など、比較的聞こえの良い政策を掲げていますが本質はどうなのでしょう。日本で言う共産党のような存在で敬遠される傾向にあるようです。一般的なフランス人がFNを語る時は「ルペンだからね」の一言に尽きます(笑)。娘のマリンヌ・ルペンは次期党首で、彼女の代になったらもう少し緩和されるだろうと言う声もあります。十数年前にFNはトゥーロンで圧勝を果たし、当時、別の土地の人と話す際など、「トゥーロンの隣に住んでいる」と言うと決まって、「えっ!??大丈夫なの??ファショFacho(ファシスト)の町なのに?」とか「まわりはショーヴァンChovin(排他的愛国主義)ばかりじゃないの?」と同情されたものです。しかし実際に隣町に生活していて、そう感じたことは一度もありませんでした。隣町だったからかな?さて、この前の日曜日にフランス統一地方選挙がありました。フタを開けてみると。日頃政治には比較的興味の高いフランス人。が、今回の投票率は少なく47%、これはかなり珍しいことです。プロヴァンス・アルプス・コート・ダジュール地方では現サルコジ大統領の党であるUMP(民主主義党)、PS(社会党)と、足並みをそろえて獲得率は20%。しかし着目すべきはFNも20%を獲得した点です。数字を見てもあまりピンと来ませんが、選挙後数日経っても、町に張られたFNのポスターが一向に無くならないことに気づきました。これは今年初めて。FNのポスターはとてもわかりやすい。「国民の国境を守る」党ですから、青・白・赤で彩られた炎が目印です。一般的なフランス人自身、FNを恥ずかしく思うところがあるらしく、FNのポスターはすぐさま剥ぎ取られていました。選挙前に剥ぎ取られることだってありました。が、今回は選挙が終わってもまだ残っている。無関心なのか。支持率が上がったのか。最近の世界的な不況を受けて、私が感じるのは後者です。外国人にとって住みにくくなるのかな。そんなことがぼんやり頭に浮かびました。それはそうと、この日はお役所手続きが必要で、税務署及びポリス・ナショナルPolice Nationale(市民警察)の外国人課へ行きました。税務署の受付も、ポリス・ナショナルの外国人課の担当者も、アフリカ出身と見られる黒人でした。税務署受付の方にはお国訛りもかなり見られました。公的機関で働いているからには、彼らは帰化したのだろうな。フランスで公務員になるにはフランス国籍が必要です。こちらに来てまもなくの頃、ポリス・ナショナルの担当者から言われたことがありました。「帰化すれば公的機関で活躍できるのに」これには当時も今も、即答できます。Non !フランス国籍になるなんて、真っ平ごめんですいや、本当、まじで。考えられない。もしフランスが悪い方向に歩き出してFNが指揮を執り、「フランス国籍を持たない外国人は退去」なんてことになったら、私はどうするかなぁ?これにも即答、「日本に帰りまぁす」まっ、そんなことにはそうそう簡単にならないでしょうが、もしも、の話。そんなあいまいな覚悟でフランスに住む私もいれば、自国を捨てる覚悟の外国人もいる。身近にも、内戦の続くレバノンにはとうに見切りをつけ、育ったフランスを自国とする人がいます。そんな覚悟と、ただ好きになった人がフランス人だった、というだけの覚悟には大きな隔たりがありますね。話を戻して。移民を受け入れた当初、移民たちにはフランス人が嫌がる仕事をあてがわれていました。しかし最近ではこんな田舎町でも移民は帰化し、公職を手にすることができるようになりました。これに嫉妬するフランス人ももちろんいるだろうな。そんなことをつらつらと考えていた一日でした。
2010.03.18

菜の花 Fleur de Colza。今年初チャレンジした白菜。種まきをしたのが遅すぎて一株を残し他は結球せず、トウが立ってしまいました最近では黄色い菜の花のようなものが咲き始め、なんだろう?と思っていた矢先。とあるサイトで、菜の花はアブラナ科の花で、白菜、大根、小松菜の花と知りました。えっ、白菜!??まさにアレが菜の花!?これは大変と早速、まだ開花前のつぼみを摘みに行きエビとホタテとあわせてクリーム・スパゲティにしてお昼ごはん。白菜の菜の花は甘みが多く美味しいとのコメント通り、苦味もなく、ホウレン草よりもうちょっとシャキシャキした食感、主人も美味しい!と初めての味に驚いていました。マミー(主人の祖母)にも聞いてみましたがフランスでは菜の花油 Huile de Colza はあっても、菜の花を食べる習慣はないそうです。もちろん市場にも出回りません。明日はツナマヨネーズ和えかなぁ?近郊にお住まいでご所望の方がいましたら花が咲ききってしまう前に、お早めにご連絡ください♪
2010.03.17
いやー、びっくりしました!まさかヴァールVar県の内陸にアラン・デュカスプロデュースのレストランがあろうとは!Hostellerie de l'Abbaye de la Celleオステルリー・ド・ラベイ・ド・ラ・セルブリニョールBrignoleの隣り村ラ・セルLa Celleにおいて、17世紀プロヴァンスの修道院を見事にリノベーションしました。実はこのセル修道院、第二次大戦中の1953年、アメリカのヨーロッパ上陸作戦を前に、かのシャルル・ドゴール将軍とイギリス首相チャーチルと内密に会談した際に利用された、歴史的な場所なのです現在、修道院敷地自体はヴァール県の管理の下、ホテル、レストラン、セミナー会場を収容。アラン・デュカス師弟がレストランの指揮を執り、プロヴァンス地方ならではの食材を駆使し、繊細で大胆な料理を披露します。感想。ビュッフェでほんのちょっとだけ頂いたのですが本っっっっ当に美味しかったです。いや、本っっっっっっ当に!ブレットBletteと呼ばれる南仏野菜のオムレツ、これがとにかく素晴らしかった!ブレットは古代ローマ時代から存在する野菜で、かろうじてレギューム・ウブリエLegumes oublies(忘れ去られた野菜、例:ゴボウなど)には入れられていない葉物野菜、日本語訳は「フダンソウ」でなんのことやら?そう言えば古いNHKの番組で、日本の地方農家が似た野菜を耕作していたような気もしますが。例えていうならホウレン草、肉厚の白い茎が特徴です。このブレット、南仏人でも食べる人・食べない人と二手に別れます。別名「貧乏人の野菜」と言われるせいもあるのでしょうか、かなり年配でも「えっ、食べたことないわ、どうやって食べるの?」と言う声を聞きます。幸いなことにpidooの主人のマミーは元農家。現役時代、ブレットは勿論栽培・出荷し続けていましたし、日常の食卓にも頻繁に登場しています。それを受け継いで、今は主人が栽培。で、この日ですね。なんとアラン・デュカスプロデュースの超高級レストランで、このブレットを発見したわけですよ!!!!!これを感動と呼ばずして何と言う!!??高級レストランが、「貧乏人の野菜」を使う、この心意気が良い。その心は「南仏野菜」なんですね。で、このオムレツ、マミーの味がしたんですね。マミーが作ろうと、アラン・デュカスの弟子が作ろうと、美味しいものは味が似るんですその他、グリーンピース一つとっても、缶詰じゃないんですよ。って当然か春一番の早摘みグリーンピースもう、この2点だけで、素材にこだわるシェフのこだわりをひしひしと感じたのでありました。写真がないのが本当に残念です。是非特別な日に訪れようと思います
2010.03.14
4月10、11日にトゥーロンToulonにてオタク・フェスティバルが開催されます。その名もMang'Azur一昨年の様子はこちらから。一昨年より好評のメイドカフェ、メイドになってくれる日本人を探しています。非営利団体ですのでお給料は出せませんが、遠方からお越しの場合、滞在先はこちらで確保します。(女性スタッフの自宅など)フランスでちょっとはじけてみたい方、パリにお住まいで南仏の太陽が恋しい方、実はメイドの制服を着てみたい方など、大歓迎です、ご連絡くださいませ!
2010.03.14
ここ数年、フランスで流行のビオロジックBiologique。当てはまる日本語はオーガニック(有機農産物)。野菜から始まり、現在では加工品などにも見られるようになりました。実際、ビオロジック品が本当に美味しいか否かは難しいところです。”ビオロジック”と謳っていても、迅速な流通ルートがなければ野菜など鮮度が命のものはアウトです。最近は健康食ブームでもあり、フランスでも豆腐がTofuと称され販売されるようになりましたが、”Bio”の名が社名に入っている某製造元のTofuはそれはもう想像を絶するもので、とても食べられたものではありません。これは本物の豆腐を知らない仏人にはそこそこ売れるのかもしれませんね。勿論美味しいビオロジックのTofuが手に入るビオロジック専門店も身近にあるので常に我が家の食卓に載っていますが、やはり決めては味。健康に良くても、美味しくなければ。そして、価格。これは個人の価値観にも左右されますね、その商品が高いと感じるか否か。さて、ここから主題ですが。ビオロジックの波はワインの世界にも浸透してきています。出始めた数年前は、大多数同様、pidooも「ビオロジック・ワインなんて美味しいの?」と特大クエスチョン・マークを持っていました。が。この日、ご縁があって、地元のワイン醸造家の方から通訳の要請を受け、プロヴァンスワインの会と日本のワイン輸入業者さんのカンファレンスに立ち合わせていただきました。この醸造家の方が、ビオロジック・ワイン一本でやっていきたいという、それはそれは高尚な志を持った方でした。畑の面積も少ないのですが、少ないことを利用して、ワイン作りにおけるすべての工程を一人で行っているそうです。さらにビオロジックなので、やはり原価が高くなってしまうのは必然。ところが日本におけるプロヴァンス・ワインのイメージは、「気軽に飲めて、安い」このイメージを打開するところから始めないといけないのですね。特筆すべきは、日本の業者さんたちも、プロヴァンス赤ワインの上質さと、これほどビオロジック・ワインを目にするとは、の2点で驚いていたことです。勿論ビオロジック・ワインの美味しさにも。これは身近な地元フランス人とも共通している意見なのですが、10年前と比較して、確かにプロヴァンス・ワインの質は上がっているなぁと。pidooはブルゴーニュ・ワインをこよなく愛していますが、最近はプロヴァンス産でも「おっ」と目を見張るものがあり、地元ワインが頻繁に食卓に上がります。課題はまだまだあるものの、なんとなくプロヴァンス・ワインの将来を明るく感じさせてくれる出会いでした。France3チャンネルの地方版ニュースで取り上げられました。こちらからページが見つからない時は”Jeudi 11 Mars”をクリックハーブ・マルシェさんあたり、輸入してみませんか~?
2010.03.11
ヴヴォワイエVouvoyerとチュトワイエTutoyer。pidooにとってまだまだ続いている課題です。Vouvoyerは主語をVous あなたにして話すこと。述語は敬語・「です」「ます」調になります。相手が複数の時には「あなたがた」として使います。Tutoyerは主語をTu きみにして話すこと。「親しい口をきく」こと。タメ語ですね。(ってまだ死語じゃないですよね?)基本的には敬語と、家族・友人間の話し方の違いと理解して構わないとは思いますが。pidooの場合。日本人相手で、1学年以上年上なら、敬語で話します。年上にタメ語は、なんとなく失礼な気がしてしまいます。年上の従姉妹やちょっと親しくなってきた友人にさえも、タメ語はなんだか失礼な気がして、ところどころ敬語を織り交ぜたり。ちょっと悩むところです。フランス人相手ではもうちょっとゆるく、「同年代だな」と思えばTutoyerしています。フランス語を習い始めた時の語学学校で、先生から「Tutoyerして」と言われていたので、それほど失礼でもないのかな?という感覚はありました。が、当初は明らかに年下フランス人にTutoyerされるとちょっとムッとしていました「年上には敬語だろ!」みたいな(笑)最近では全く気にしなくなり、年下でVouvoyerされ続けると、pidooのほうから"Tu peux me tutoyer! チュ・プー・ム・チュトワイエ!"(タメ語で話して!)と提案します。しかしこれが仕事の場だったり、子供の幼稚園の他のママになったりするとVouvoyerになります。数回で会わなくなる場合ならいいですが、何度も会っているとだんだんVouvoyerは他人行儀過ぎると感じてきます。この切り替えどころがとても難しい。明らかに同年代なら気軽に"On peut se tutoyer ? オン・プー・ス・チュトワイエ?"(タメ語で話そうよ)と言えるのですが、明らかに年配だと、このセリフ自体が失礼な気がしてどうしても言えません。日本語に訳すからこそ失礼な気がするんですけどね。ちなみに一般的にフランス人嫁・姑間でもVouvoyer、フランスにも目に見えない壁がありました!pidooの結婚当初はそんな壁は見えなかったので、pidooと義理母間はTutoyerです”世間の嫁姑はVouvoyerしている”ことに気が付いた時、義理母に「知らないでTutoyerしていたわ!Vouvoyerしたほうがいい?」と聞いてみたら、「今さらやめて、他人行儀ね」と言われそのまま現在に至ります。ところで、VouvoyerからTutoyerへの切り替え時、フランス人はどうしているんだろう?主人を観察しても、職場では年配だろうと上司だろうとすべてTutoyer。でもお店の店員や問い合わせする時などにはやっぱりVouvoyer。切り替え時をなかなかキャッチできません。で、前述した"On peut se tutoyer ? オン・プー・ス・チュトワイエ?"タメ語で話そうよというフレーズも、なかなか耳にしないんですよね。ということは会話中に、突然切り替えているのか??うーーーん。今現在、Tutoyerにしたいなあ、と思う人が何人かいます。相手のほうからTutoyerしてくれたら、私からもできるのに。律儀なフランス人も実は結構いるのです。先日は相手の方から「頼むからTutoyerしてくれ」と懇願されました。いや、マジで懇願でした。その人は60代の方だったのですが、曰く、「君にTutoyerされると年寄り扱いされているようだ。まだ若いと夢を見させてくれ」と年配を尊敬する気持ちがアダになっていたようです。というか、いつまでも若くいたいフランス人、年を感じさせる言動はタブーと言うことなんですね?別の人には、「君が僕とTutoyerするのは距離を置きたいからなんだと思ったよ」なんてことも言われていました。距離を置きたい??そんなつもりないのに~~!!先日は、友人の母親相手に、今までVouvoyerしていたのを前触れなしに突然Tutoyerしてみました。するとものすごい笑顔付きで、私生活についてを色々話してくれ、いつもより話が弾みました!どういうことだ…??逆に、いつまでもVouvoyerしている相手とは、いつ会っても一般的で、他人行儀な、くそ面白くない話ばかりしています(笑)。別の知人は、「会社で上司とTutoyerするきっかけがないものだから、上司からはけむたがられているようだ」なんて話していました。う~~~~~ん…????こうなってくると、日本語のタメ語・敬語と同じ定義とはとても考えられません。「面倒くさいこと言ってないで、最初からTutoyerで通しちゃえばいいのに!」なんて意見も挙がるかもしれませんが、そんなことをしたら「Vouvoyerでモノを話せない無教養な外国人」として陰で笑われるのがオチです逆のケースでもやはり混乱があるようで、日本語を教えている20歳の男の子の場合。フランス語ではTutoyerしていますが、最近日本語でもタメ語を積極的に覚え始め、タメ語で会話しています。タメ語は知っておかなくてはならない言葉ですが、それを「タメ語=Tutoyer」と理解してもらうのは、やはり、違う。先生と生徒。年少者と年長者。この区切りは日本社会を語る上での、永遠のテーマかなぁと。そんな話をしていたら、「じゃあ、(pidooとも)Vouvoyerするの?今まで僕失礼だったの?」と慌てて聞き返されました。いや、だからフランス語ではTutoyerでいいのよ言語って結局、言葉だけを操れば言い訳ではなくて、言語の背景にある伝統・習慣を含む総体的なもの。Vouvoyer・Tutoyerの深い闇はまだまだ続きそうです…。
2010.03.04
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