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道端の日陰にとまる「シオカラトンボ」のオスを見つけました。名前の由来となる胸や腹背面が白粉で覆われるのはオスになります。シオカラトンボ;トンボ目、トンボ科、L=60mm以上
2024年07月31日
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道端の草むらの蔓草の茎にとまる「イナゴ」の幼虫を見つけました。以上
2024年07月30日
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空き地の草むらの上を飛ぶ「シオカラトンボ」のメスを見つけました。草の葉にとまったところを撮りました。シオカラトンボ;トンボ目、トンボ科、L=60mm以上
2024年07月29日
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道端の草むらの上を飛ぶ「コアシナガバチ」を見つけました。草の葉裏に居る蝶や蛾の幼虫を探しているようでした。コアシナガバチ;ハチ目、スズメバチ科、L=12mm以上
2024年07月28日
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道端の草むらでは「スイーチョン♪」「チリチリチリチリ♪」などの虫の音が響いています。「スイーチョン♪」はキリギリスで、「チリチリチリチリ♪」はヤブキリの翅を擦る音です。ヤブキリ;以上
2024年07月27日
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畑の上空を飛んでいたトンボが草の穂にとまったところを撮りました。帰って撮った画像を確認すると「マユタテアカネ」のメスが近似となりました。マユタテアカネ;トンボ目、トンボ科、L=40mm以上
2024年07月26日
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このまえにヤマサナエが居た近くに、今日はチャバナセセリがいました。チャバネセセリ;チョウ目、セセリチョウ科、開張=30mm以上
2024年07月25日
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オオシオカラトンボが飛び交っているのを見つけ、どこかにとまるのを待っていると、高い竹の枯れ枝にとまるトンボを見つけたので撮ってみると初めて見る「ウチワヤンマ」でした。逆光だったのでトンボの色模様がはっきりしなかったのが残念です。ウチワヤンマ;トンボ目、サナエトンボ科、L=80mm以上
2024年07月24日
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畑の里芋の葉にとまるバッタを見つけました。メスのオンブバッタですがオスをオンブをしていませんでした。オンブバッタ;バッタ目、オンブバッタ科、L=45mm以上
2024年07月23日
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昨日、ヤマサナエを見つけた場所近くで、今日はコミスジを見つけました。草の葉にとまって翅を開閉する画像が撮れたので載せてみます。コミスジ;チョウ目、タテハチョウ科、開張=50mm翅を全開した画像;以上
2024年07月22日
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今日は日中に38度を超える暑さになると予報がでています。午前九時ころにはもう気温が上がって暑さで額から汗が流れ出てくるほどでした。そんな中、家近くの道端の草木の葉にとまるトンボを見つけました。幸いクローズアップレンズを付けていましたのでアップで撮ることが出来ました。帰って図鑑で調べるとヤマサナエか、又はキサナエとなりましたが、取り敢えず「ヤマサナエ」としておきます。ヤマサナエ;トンボ目、サナエトンボ科、L=70mm以上
2024年07月21日
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万雑726_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌(巻第十五の6首)_29次は、巻第十五にある人麻呂が作った歌6首(3606~3611)です。3606_「玉藻刈る処女を過ぎて夏草の野島が崎に廬りす我は」※_「玉藻を刈る処女を過ぎて、夏草の茂る野島が崎に仮廬を結んで旅寝することだ、私たちは」と歌っています。3607_「白たへの藤江の浦にいざりする海人とや見らむ旅行く我を」※_「(白たへの)藤江の浦で漁をする海人と見ているだろうか、旅行く私を」と歌っています。3608_「天離る鄙の長道を恋ひ来れば明石の門より家のあたり見ゆ」※_「(天離る)地方からの長い道中、恋しく思いながら来ると、明石海峡から家のあたりが見える」と歌っています。3609_「武庫の海の庭良くあらしいざりする海人の釣船波の上ゆ見ゆ」※_「武庫の海の漁場は良いらしい。漁をする海人の釣り船が波の上に遠く見える」と歌っています。3610_「安胡の浦に船乗りすらむ娘子らが赤裳の裾に潮満つらむか」※_「安胡の浦で今ごろ船に乗りこんでいるに違いない乙女たちの美しい裳裾に、潮が満ち寄せているだろうか」と歌っています。七夕の歌;3611_「大船にま梶しじ貫き海原を漕ぎ出て渡る月人をとこ」※_「大船に左右の楫をいっぱい通して海原を漕ぎ出し渡って行く、この月の男よ」と歌っています。これで柿本人麻呂の作った歌(柿本人麻呂の歌集歌は除く)は終わりです。 以上
2024年07月20日
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「梅雨明けした模様」との気象庁の報告がありました。家の前の電線に二羽のツバメのヒナがとまっていて、周りで他のツバメたちが飛び回っていました。ヒナたちは飛ぶ練習をしている様子でした。ツバメのヒナ;以上
2024年07月19日
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万雑725_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌(鏡に寄せた)_28次は、巻第十一に一首だけ載る人麻呂が作った歌(2634)です。2634_「里遠み恋ひわびにけりまそ鏡面影去らず夢に見えこそ」※_「あなたの里が遠いので恋しくてたまらない。(まそ鏡)面影がここを離れず夢に見えて欲しい」と歌っています。 以上
2024年07月18日
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万雑724_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌(相聞歌3首)_27次も、人麻呂が作った相聞歌3首(501~503)です。参考に妻が応えた歌(504)を参考に載せました。501_「娘子らが袖布留山の瑞垣の久しき時ゆ思ひきわれは」※_「乙女が袖を振るという、その布留山の石上神宮の瑞垣のように、久しい昔からあなたを思っていた。私は」と歌っています。502_「夏野行く小鹿の角の束の間も妹が心を忘れて思へや」※_「夏の野を行く鹿の角が短いように、ほんの短い間でも妻の心を忘れていられようか」と歌っています。503_「玉衣のさゐさゐしづみ家の妹に物言はず来にて思ひかねつも」※_「(玉衣の)ざわめきの中に沈み込んで、家の妻に言葉も交わさずに来てしまい、思いに堪えかねることだ」と歌っています。<参考>_人麻呂の相聞歌に応えた妻の歌;504_「君が家に我が住坂の家道をもわれは忘れじ命死なずは」※_「あなたの家に私が住むという住坂を越えて通う家路を私は忘れまい。命のある限りは」と歌っています。 以上
2024年07月17日
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道端の草むらでテントウムシを見つけました。まず、ナナホシテントウ・・・次に、ニジュウヤホシテントウ・・・次のシロホシテントウには悲劇が・・・近くでシロホシテントウを狙うカマキリが居たのです・・・ああ悲しいかな・・・シロホシテントウはカマキリに捕らえられましたムシャムシャとテントウを食べるカマキリ・・・ああ無常です・・・以上
2024年07月16日
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万雑723_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌(相聞歌4首)_26次は、人麻呂が作った相聞歌4首(496~499)です。496_「み熊野の浦の浜木綿百重なす心は思へどただに逢はぬかも」※_「み熊野の浦の浜木綿のように、幾重にも心では思うけれども、直接には逢えないことよ」と歌っています。497_「古にありけむ人も我がごとか妹に恋ひつつ寝ねかてずけむ」※_「昔の人も、今の私のように、妻も恋しく思い続けて眠れなかったのだろうか」と歌っています。498_「今のみのわざにはあらず古の人そまさりて音にさへ泣きし」※_「今に限ったことではない。昔の人こそ、もっと苦しい恋に、声まであげて泣いたのです」と歌っています。499_「百重にも来しかぬかもと思へかも君が使ひの見れど飽かざらむ」※_「何度も繰り返し来て欲しいと思うからか、あなたのお使いをいくら見ても見飽きることがないのでしょう」と歌っています。 以上
2024年07月15日
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万雑722_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌(挽歌5首)_25次は、人麻呂が作った挽歌5首(423、426、428~430)です。石田王が亡くなった時に作った歌;423_「つのさはふ 磐余の道を 朝去らず 行きけむ人の 思ひつつ 通ひけまくは ほととぎす 鳴く五月には あやめぐさ 花橘を 玉に貫き かづらにせむと 九月の しぐれの時は 黄葉を 折りかざさむと 延ふ葛の いや遠長く 万代に 絶えじと思ひて 通ひけむ 君をば明日ゆ 外にかも見む」※_「(つのさはふ)磐余の道を、朝ごとに帰って行った人が、その通い道でいつも思ったであろうことは、ホトトギスの鳴く五月には、アヤメ草や花橘を玉として緒に通してかずらにしようと、九月の時雨の頃は、もみじ葉を手折って髪に挿そうと、(延ふ葛の)いよいよ遠く長く、万世の後までも二人の仲は絶えることがないであろうと思って通ったであろう。その君を明日から、この世ならぬその人として見ることであろうか」と歌っています。香具山の死人を見て作った歌;426_「草まくら旅の宿りに誰が夫か国忘れたる家に待たまくに」※_「(草まくら)旅の宿りに、誰の夫なのだろうか、故郷を忘れて横たわっている。家族は帰りを待っているだろうに」と歌っています。土形娘子が泊瀬山に火葬された時に作った歌;428_「こもりくの泊瀬の山の山のまにいさよふ雲は妹にかもあらむ」※_「(こもりくの)泊瀬山の山の間に、ただよっている雲は亡き土形の娘子であろうか」と歌っています。溺死した出雲娘子が吉野に火葬された時に作った歌2首;429_「山の間ゆ出雲の児らは霧なれや吉野の山の嶺にたなびく」※_「(山の間ゆ)出雲娘子は霧なのだろうか、吉野山の嶺にたなびいている」と歌っています。430_「八雲さす出雲の児らが黒髪は吉野の川の沖になづさふ」※_「(八雲さす)出雲娘子の黒髪は、吉野川の沖に浮かびただよっている」と歌っています。 以上
2024年07月14日
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万雑721_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌(筑紫への船路で)_24次は、人麻呂が筑紫へ向かう船路で作った歌2首(303,304)です。303_「名ぐはしき印南の海の沖つ波千重に隠りぬ大和島根は」※_「その名も好ましい印南の海の沖の波、その千重の波もかなたに隠れてしまった、大和の地は」と歌っています。304_「大君の遠の朝廷とあり通ふ島門を見れば神代し思ほゆ」※_「大君の遠く離れた政庁へと行き通い続ける海峡を見ると、神代の昔が思われる」と歌っています。以上
2024年07月13日
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「ベッコウハゴロモ」は、見た感じではチョウの仲間と思いますが、実はカメムシの仲間になります。頭部だけを見るとカメムシ目セミ科のセミに似ていますね。ベッコウハゴロモ;カメムシ目、ハゴロモ科、L=10mm以上
2024年07月12日
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万雑720_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌(近江の歌2首)_24次は、人麻呂が近江から都へ上る途中で作った歌2首(264,266)です。264_「もののふの八十宇治川の網代木にいさよふ波の行くへ知らずも」※_「(もののふの)八十宇治川の網代木に遮られて滞っている波の行方が分からない」と歌っています。266_「近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのに古思ほゆ」※_「近江の海の夕波千鳥よ、おまえが鳴くと、心もしおれるばかりに過ぎし日々が思い出される」と歌っています。「近江朝の栄枯盛衰を偲んだ歌」として名歌とされています。以上
2024年07月11日
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竹藪横の草むらにキリギリスのメスとオスを見つけました。お尻に長い産卵管があるのがメスです。キリギリス;バッタ目、キリギリス科、L=40mm<メス><オス>以上
2024年07月10日
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庭のコンクリ床でミネラル(塩分)を補給する「ダイミョウセセリ」を見つけました。2分ほど補給行動して何処かへ飛び立って行きました。なお、ダイミョウセセリは翅のツマ白い関東型と、そうでない関西型がありますが、これは関東型です。ダイミョウセセリ;チョウ目、セセリチョウ科、開張=40mm以上
2024年07月09日
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万雑719_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌(新田部皇子献上歌)_23次は、人麻呂が新田部皇子(天武天皇の第七皇子)に献上した長歌(261)と短歌(262)です。261_「やすみしし わが大君 高光る 日の皇子 しきいます 大殿の上に ひさかたの 天伝ひ来る 雪じもの 行き通ひつつ いや常世まで」※_「(やすみしし)わが大君、(高光る)日の皇子がおわします御殿の上に、(ひさかたの)天から伝って降り来る白雪のように、行き通い続けよう、万代の後までも」と歌っています。262_「矢釣山木立も見えず降りまがふ雪につどへる朝楽しも」※_「矢釣山には木立も見えないくらい降り乱れている。雪見に集まって来た朝の楽しさよ」と歌っています。以上
2024年07月08日
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道端で複眼が白いヤマトアブのオスを見つけました。ネットや図鑑を調べてみると「ヤマトアブ」の複眼はこんなに白くないのですが、取り敢えずヤマトアブとしておきます。ヤマトアブ(オス);ハエ目、アブ科、L=25mm複眼の拡大画像;以上
2024年07月07日
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今日の午後は日差しが一層強まって危険な暑さになっています。予報では38度にもなるようです。そんな暑い日差しの中で葉の影になったところに「ベニスズメ」が翅を広げてとまっているのを見つけました。ベニスズメ;チョウ目、スズメガ科、開張=60mm以上
2024年07月06日
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万雑718_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌(瀬戸内海の旅)_22次は、人麻呂が瀬戸内海を旅した時に作った歌8首(249~256)です。249_「御津の崎波を恐み隠り江の崎に舟近付きぬ」※_「難波の御津の崎の波が恐ろしいので、隠り江の崎には船が近付かない」と歌っています。250_「玉藻刈る敏馬を過ぎて夏草の野島が崎に廬りす我は」※_「海人たちが海藻を刈る敏馬を過ぎて、夏草の茂る淡路の野島の崎に船は近付いた」と歌っています。251_「淡路の野島の崎の浜風に妹が結びし紐吹き返す」※_「淡路の野島の崎の浜風に、家の妻が結んでくれた旅衣の紐を吹き返させている」と歌っています。252_「荒たへの藤江の浦にすずき釣る海人とか見らむ旅行くわれを」※_「(荒たへの)藤江の浦でスズキを釣る海人と見ているだろうか、旅行く私を」と歌っています。253_「稲日野も行き過ぎかてに思へれば心恋しき加古の島見ゆ」※_「稲日野も行き過ぎかねる思いでいると、心に恋しい加古の島が見える」と歌っています。254_「灯火の明石大門に入らむ日や漕ぎ別れなむ家のあたり見ず」※_「(灯火の)明石海峡に漕ぎ入る日には、漕ぎ別れるのかなあ、家の辺りも見ないで」と歌っています。255_「天離る鄙の長道ゆ恋ひ来れば明石の門より大和島見ゆ」※_「(天離る)地方からの長い道中、恋しく思いながら来ると、明石海峡から大和の地が見える」と歌っています。256_「飼飯の海の庭良くあらし刈り薦の乱れて出づ見ゆ海人の釣船」※_「飼飯の海の漁場は良いらしい。(刈り薦の)入り乱れて漕ぎ出るのが見える、海人の釣り船が」と歌っています。以上
2024年07月06日
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2022年7月6日に道端で交尾中の「フタホシアリバチ」とメスの「アリバチ」を見つけたことがありました。その見つけた場所付近で今日も交尾中の「フタホシアリバチ」を見つけました。オスには翅がありますがメスには翅が無く蟻そのものです。交尾中の「フタホシアリバチ」の画像;上がオスで下がメス以上
2024年07月05日
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万雑717_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌_21次は、長皇子(天武天皇の皇子)が猟路の池に就かれた時、人麻呂が作った長歌(239)と反歌2首(240,241)です。239_「やすみしし わが大君 高光る わが日の皇子の 馬並めて み狩立たせる 若薦を 猟路の小野に 鹿こそば い這ひ拝め 鶉こそ い這ひもとほれ 鹿じもの い這ひ拝み 鶉なす い這ひもとほり 恐みと 仕へまつりて ひさかたの 天見るごとく ます鏡 仰ぎて見れど 春草の いやめづらしき わが大君かも」※_「(やすみしし)我が大君の、(高光る)我が日の皇子の長皇子が、馬を並べて狩を催しておられる、(若薦を)猟路の小野に、鹿は膝を折って拝みもしよう、鶉は這いまわりもしようが、その鹿のように膝を折って拝み、その鶉のように這いまわり、畏まってお仕え申して、(ひさかたの)天空を見るように、(ます鏡)仰ぎ見ているけれども、(春草の)ますますもってお慕わしい、我が大君よ」と歌っています。240_「ひさかたの天行く月を網に刺し我が大君は蓋にせり」※_「(ひさかたの)大空を行く月を網で捕えて、我が大君は蓋にしている」と歌っています。241_「大君は神にしいませば真木の立つ荒山中に海をなすかも」※_「我が大君は神でいらっしゃるので、立派な木の立ち茂る人気もない山の中にも海をお作りになることよ」と歌っています。以上
2024年07月04日
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先月の6月8日に庭で「テングチョウ」を撮りました。そして今日も家の近くで「テングチョウ」を見つけて撮ったのですが、翅裏の模様が大きく異なっていました。今日見つけたのは翅裏の模様が「枯れ葉」そっくりに擬態していてビックリしました。テングチョウ;枯れ葉に擬態していました。※_6月8日に撮ってテングチョウです。以上
2024年07月03日
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万雑716_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌_20次は巻第三に入って最初の歌です。天皇が雷岳にお出ましになった時、人麻呂が作った天皇賛歌(235)です。235_「大君は神にしいませば天雲の雷の上に廬りせるかも」※_「我が大君は神でいらせられるので、天雲の雷岳の上に仮の庵を作って宮としている」と歌っています。「雷山」は奈良県高市郡明日香村北西部の小さい丘です。ここで天皇は天武、持統、文武の誰か確定できないが持統説が有力です。以上
2024年07月02日
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万雑715_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌_19次は、人麻呂が石見の国にあって、死ぬ前に自ら悲しんで作った歌(223)です。なお、参考として死んだ人麻呂に妻が詠んだ歌2首と、死んだ人麻呂に代わって、丹比真人が人麻呂の心中を察して詠んだ歌を載せました。223_「鴨山の岩根しまける我をかも知らにと妹が待ちつつあるらむ」※_「鴨山の岩を枕に伏している私なのに、それとは知らずに、妻は今も待ち続けていることであろう」と歌っています。<参考1>人麻呂が死んだ時に、妻の依羅娘子が作った歌2首(224,225)です。224_「今日今日と我が待つ君は石川の峡に交じりてありといはずやも」※_「今日か今日と、私が待っているあなたは、石川の峡に入っているというではありませんか」と歌っています。225_「直の逢ひは逢ひかつましじ石川に雲立ちわたれ見つつ偲はむ」※_「直接お逢いすることはむつかしいでしょう。石川に雲よ立ちわたれ、それを見てあの方を偲びましょう」と歌っています。<参考2>丹比真人が死んだ人麻呂の心中を推察して、代わって答えた歌(226)です。226_「荒波に寄り来る玉を枕に置き我ここにありと誰か告げけむ」※_「荒波に打ち寄せられて来る玉を枕辺に置いて、私がここに伏せていると、誰が妻に告げ知らせたのだろうか」と歌っています。以上
2024年07月01日
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