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思いもよらなかったことで、年齢を意識した。
もう数十年遠ざかっていた朗読なので、少し練習しておこうと読み始めた。すると口角筋やら頬の筋肉やらが、固いのだ。大勢の人に聞かせるのだから、明確な発音と会場の後部までとどく声量が必要。声量は、まあ、合唱をやっているおかげで大丈夫。とくに私は普段から、もそもそ喋ることはせず、自分のメッセージが相手にはっきり届くことを、これはもう子どもの頃からの訓練で、身に付いている。
しかし、朗読となると話は別で、数十分間休みなく、よどみなく喋り、物語をはっきり聴き取ってもらい、理解してもらえなければいけない。一人練習に入ってまず気がついたのは、数十分間口のかたちを大きくきちんと保って喋りつづけると、口の周囲も頬も少し痛くなってくるのだ。
これはいけないと、「ア・イ・ウ・エ・オ」などと口を最大限に開けて言ってみたり、唇をすぼめてヒョットコのように左右に曲げたり回したり-------鏡を見るのをためらうような「運動」を繰り返すこと数十回。
ここ2日、ときどきそんなことをやっていたのだが、今朝起きがけにまだパジャマを着たままで、時代物の短編小説を声に出して読んでみた。ハハ、フフ、なかなか口がまわるようになっていた!
この調子で1ヶ月ばかり毎日2回ほど練習していれば、大勢のお客さんの耳にとどくだろう。私は、どういうものか、稽古が好きなのである。年寄の冷や水なんて言わせないゾ!
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