東方見雲録

東方見雲録

2024.12.07
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カテゴリ: デジタル
OpenAIが12日間にわたって新発表を続けることを告知 こちら

電力食べ尽くすGPU、生成AI時代に進化するデータセンター。日本の電力需要、V字増加にどう挑む

さくらインターネットの石狩データセンター。


2024年以降のデータセンターの新設計画の画像。

「我々のデータセンターでも、生成AI向けのサーバーの電気消費量は従来のものと比べて約10倍近くになると見込んでいます。それを冷却するコストも単純に10倍になっているのが現状です」

データセンターなどのデジタルインフラ事業を展開するさくらインターネットの取締役を務める前田章博さんは、データセンターの消費電力の変化をこう語る。

生成AI需要の高まりによって、世界中でデータセンターの新設が進んでいる。IEA(国際エネルギー機関)は、AI等による世界の電力需要は、2022年の460兆Whから2026年には1000兆Whを超えるまで成長する可能性もあるとの見通しを示している。2023年度の日本の発電電力量が約980兆Whであることを考えると、その大きさがよく分かる。

アマゾンやグーグル、マイクロソフトなどアメリカのビッグテックの中には、将来的なデータセンター用の電力確保のために、次世代原子炉への投資を決定する動きも出てきた。

日本も他人事ではない。第7次エネルギー計画の議論が進む中で、これまで微減が続いてきたエネルギー需要が増加に転じるとの予測がある。背景にあるのはTSMCやラピダスといった半導体工場の誘致や、データセンターの新増設だ。

生成AI時代の「電力問題」にこれからどう向き合うべきなのか。
こちら

ドラえもんの実現に欠かせない技術って?「評価額1500億円」の関連スタートアップも!
米オープンAIが2022年11月、生成AIの「ChatGPT」を公表してから早くも2年が経過した。この登場は、私たちにとって重大な変革が実現した瞬間だった。それまであまり意識してこなかった人も多いであろう人工知能(AI)という、全く新しい文明の利器に対して、企業も人も一気に覚醒したからだ。

 GAFAM(グーグル、アップル、メタ、アマゾン、マイクロソフト)をはじめとする大手IT企業は、AIの進展に対応するためにデータセンターを建設し、AI分野への投資を飛躍的に増やしている。そして、投資家もAI関連企業に高い関心を示している。文字通り、AI期の幕が開くことになった。
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ここへ来て注目されるケースの一つは、空間を認知し、意思決定を行うAIの開発である。ChatGPTやグーグルの「Gemini(ジェミニ)」は言語をデータとして学習し、原因と結果の推論などを行うものだ。

 それに対して、LWMと呼ばれる空間認知モデルは、3次元空間を認知し状況を理解し、必要と考える意思決定を行う機能を持つ。生成AIに加え、空間認知能力を持つAIがロボットに実装されると、ロボットは自律的に周囲の環境を理解し、複雑な作業を行うようになるとみられる。

 今の一般的なロボットのイメージは、飲食店で注文したメニューを運ぶとか、生産現場であらかじめ設定された業務を行うものだろう。だが、空間認知能力をAIが持つと、まさに「ドラえもん」のように、騒々しい環境の中で特定の人物の声に耳を傾け、感情を理解するITデバイスが登場する可能性が高まる。

 この分野で注目の研究者の一人が、グーグルで空間知能などの研究を行い、現在はスタンフォード大学にて「人間中心のAI研究所」(Human-Centered AI)で共同所長を務めるフェイ・フェイ・リー(李飛飛)氏である。空間認知能力を備えたAIの開発を主導した功績などから、リー氏は「AIのゴッド・マザー」と呼ばれている。

 リー氏は、World LabsというAIスタートアップをイギリスで設立した。同社は設立間もないものの、投資企業による評価額は1500億円近くに達したと報じられている。

 言葉で人間とコミュニケートする生成AIに加えて、私たちと同じように実社会を認知するAIがもうすぐ出現するかもしれない。自動運転などの開発、人手不足などさまざまな社会課題を解決する期待は高まっている。リー氏が進める空間認知AI開発に関しては、ChatGPT に次ぐイノベーションになりそうだとの指摘も多い。
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今後も、空間認知などのソフトウエア研究開発に取り組むAIスタートアップは増えるだろう。AIのトレーニングに必要なデータセンターは、2030年までに年率10%で増加する一方、電力不足が深刻化すると懸念される。電力の安定供給とAI利用の両立を目指すエネルギースタートアップも増えるだろう。



 安心・安全なAIの実用化に向け、汎用型よりも、特定の機能の実現を目指すAIスタートアップが増加し、彼らが主導して国際的なAI利用、データ保護などのルール形成が進むことになるかもしれない。その意味でも、スタートアップの重要性は増している。
引用サイト: こちら

生成AI活用 実写が“リアルタイム”でアニメに 中小企業が最新技術をアピールする展示会 こちら

チャットGPTの利用者数、1週間あたり3億人に到達…米オープンAIのアルトマンCEOが講演で明らかに こちら

AI生成の「詩」、シェイクスピアよりも高い評価を獲得してしまう こちら


驚くべきことに、AIが生成した詩が「人間によって書かれた」と判断された確率は、人間の詩の約75%にも達したという。AIがつくる詩は、すでに人間を欺くほど「人間らしい」表現を獲得しつつあると言えるだろう。さらに、被験者はAIがつくった詩を、人間がつくった詩よりも「質が高い」と評価したという結果さえ出ている。
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今回の研究は「詩の評価基準」そのものに疑問を投げかけているとも言える。分かりやすさや親しみやすさだけが、詩の価値を決める要素なのだろうか。深みや複雑さ、人間の心の奥底にある曖昧な感情を表現することこそが、詩の役割だったのではないだろうか。

AI技術の進化は、私たちに新たな問いを突きつける。今後、AIが人間の感情や経験をより深く理解し、より複雑で深みのある詩を生成できるようになったとき、私たちはそれを「本物の詩」として受け入れることができるのだろうか。あるいは、人間が作るからこそ生まれる「不完全さ」や「予測不可能性」に、詩の真髄を見出すのだろうか。

生成AI関連サービス、認知層が5割を超える/利用層も1年で2倍以上に増加【博報堂DYHD調査】 こちら





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Last updated  2024.12.07 09:00:10コメント(0) | コメントを書く


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