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中学生のころ、野球部(準硬式ボール)に入っていた。
夕方になると、近視のせいか、球が見えにくい。
黄昏時にまで、特訓がある。
監督のノック・ボールがライト側に飛んでくるのを追いかけるのだが、高く上がって、近くに来てから、ボールが見えるので捕球体勢は遅い。
地面を這うような球は、よほどの幸運がないとお目にかかれない。
音と、自分の感だけが頼りの心細い練習であった。
暫くして、走って止まろうにも、膝の制動が利かなくなった。
足の表面を押すと浮腫んだ皮膚が窪むが、なかなか、窪みが復元してこない。
これらの原因は、栄養失調、ビタミンC欠乏症、腎臓病なのだ。
これは、病院通いで治ったが、医者は危ないところだったという。
また、野球部の合宿で夜寝ていると、どこかに遊びに行っていた、正捕手が自分の蒲団がないので小生の蒲団を持っていってしまい、寒い夜を過ごしてお腹を壊してしまった。
別の日には、バッティング練習の補助者として、バットを立てて、その上にもう一つのバットを寝かせて、打者がその高さで打てるように支える役を任された。
バッターがバットを思いっきり振った瞬間に、小生が持っているバットに当たり、さらにそのバットが鼻に当たって、目から火花が飛んだものだ。
いまだに、片方の鼻の穴が狭くなっている。
鼻腔から管を突っ込んで胃カメラを撮影する際に、片方は管が通過できない。
その大学は、それが原因で面白くなくて、予備校に通い、予備校の校長の薦めで、国立大(と早・慶)経済学部に受験し直した。(親父は、大学に行かず、予備校がよいの小生に驚いたものだ。)
経済学部に入ったあと、「硬式テニス部」の入部に望んだが、経験もなく、体験入部で「トイレ掃除」ばかりさせられた。
面白くなくて、「空手部」に入ったら、件のテニス部のマネージャーは小生が意趣返しに空手を練習していると思ったらしいが、小生は忘れっぽいのである。
「空手部」では、型の練習なら見よう見まねだが、どうしても乱取りになると、具合が悪い。両眼の裸眼視力が0.01では中学時代のように、球でなく「拳」が見えない。
「主将」の拳が「顎」に当たって脳震盪をおこした。
そのまま寝かしておいたらしい。
気がつくと夕方であった。
大したことではないものの、部担当の先生は、倒れたままに数時間放置していたのを後で知り驚いたと聞く。
小生の顎は砕けてはいなかったが、後遺症で一年ぐらい耳の辺りがジャリジャリという噛み合わせの不具合が続いた。
だから、空手部OB会にはその後のお誘いがあっても出ないことに決めている。
会社に入って、幸運にも「テニス部(同好会)」が本店入社の新人全員を集めて、「丸の内ホテル」の宴席に招待してくれた。
主将は慶大出の格好の良い、六大学で活躍したプレーヤーであった。
新人時代を楽しく過ごせたのは、いい人ばかりいる、テニス部のおかげであった。
特に軽井沢での星野温泉合宿は楽しかった。
合宿場が、時の皇太子ご夫妻が訪れていられるコートの近くというのも、楽しかった。
鬼押し出しや白糸の滝などもサイクリングしたようにおもう。
小生はちっとも上達しないが、テニスをする人には「悪人」はいないと思うようになるほど、テニスで楽しく過ごしている。
今は、脳幹梗塞で右手・右足が不自由だが、不思議と初級者並のテニスができる。
このような、楽しいテニスなので、市のテニスコートに野球馬鹿のような新人(老人)が入ってきても、優しく迎え入れようではないか、と「仲間」を説得している。
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