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本日、土佐の室戸の親類から瑞瑞しい枇杷の実が届いた。
毎年のように、裏山の枇杷畑から収穫して贈ってくれる。
便りに寄れば、今年は「裏作」であった。
花が実を付けるのが少なく、
強い潮風に煽られて、小鳥の食害などにやられて
通年の1/8から1/10程度の収穫が予想されたらしい。
どの土地でも、果物が山野で少なく、
他方で野鳥・野獣が増えており、
里山に居着く比率が高くなっているようである。
人類自身がもたらした
異常気象の中で
人類と野生動物との競合が高まったのだろうか ・・・
★
小生は一度だけ枇杷の収穫に参加させて貰ったことがある。
傾斜のきつい畑をよじ登るのは大変であった。
小生は、ヘビや百足などは大の苦手であり、
飛び回る大きな蜂も苦手である。
<Webより>
もっとも、我が家の屋根に巣くう蜂の巣は、釣り魚の餌として
大変貴重であり、これは長い棒を使うから得意な方であった。
手ぬぐいで隙間を少なくし、軍手を付けての作業は
暑いときには重労働であった。
★
枇杷の実は袋掛けをしてあるから綺麗であると思うかも知れない。
時々ではあるが、小鳥はその袋掛けを啄み、
中の実は彼等に食べられることがある。
石垣にはヘビが居たり、袋掛けには、運悪くすると
百足がいるかも知れない。
戦々恐々で収穫するのだから
小生は戦力と言うよりも、
お邪魔虫であった。
★
今年は、裏作である上に、
里山に居座った鳥たちが
これ以上の食害を起こす前の未熟な内に
収穫をしたという。
いつもより、やや、堅さの残る枇杷を贈ってくれた。
それでも新鮮な枇杷は美味しく、
有り難く戴いた。
★
来年は、かならず豊作が期待されるという。
今年はいつもの1/8のケースであった。
家内は近くの友人に少しだけお裾分けしたようである。
★
実は、小生達の団地区画の公園にはサクランボの小木があり
毎年実をつけてくれる。
昨年は、小鳥たちが集まり、小生達が近づくと大騒ぎをして
収穫を遠慮したものであった。
今年は、もの凄い豊作であり、公園内は足の踏み場もなく
サクランボが落ちている。
食べてみると水っぽく甘くない。
小鳥たちも公園のサクランボは美味しくないので
興味がなくなったようである。
家内と、友人は美味しくないサクランボの下で
美味しい枇杷の受け渡しをしたようだ。
友人からは長野の別荘の果物を貰っているから
枇杷はそのお返しのようなものである。
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室戸の枇杷は本当に美味しい。
小生は、一番美味しいのは「やまもも」なのであるが、
これだけは現地に行かないと瑞々しさが味わえない。
東京で見かける街路樹のやまももとは違い、
ピンポン玉クラスの大きさである・・・
なにせ、美味しさを空輸でも保てない微妙な果実である。
この「やまもも」と、「しんまい=まぐろの幼魚」が小生の
大好物である。
どちらも、「赤坂の料亭」に直送される極上品である。
したがって、子供の頃に現地で食べた
「経験」のみに留まっている。
<やまもも>
<しんまい=まぐろの幼魚・・・骨まで「タタキ」で食べられる>
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