めいてい君のブログ

めいてい君のブログ

PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

Category

寄稿(宇治見、マドレーヌ、トキめき橋氏ほか)

(64)

自由が丘氏寄稿文

(189)

Tsunami氏寄稿、SCRAP記事、写経・感想など

(326)

政治・経済(国内統計etc.)

(654)

世界、国際比較(国際統計etc.)

(224)

生活全般

(125)

基本事情(各国)

(114)

アジア州

(248)

ヨーロッパ州

(275)

北米地区

(182)

中南米地区

(112)

オセアニア州

(95)

中東地区

(51)

アフリカ州

(126)

宇宙の不思議・開発etc.

(71)

気候変動など

(7)

津波・自然災害

(30)

自然の脅威、驚異etc.

(46)

資源・エネルギー(陸・海洋etc.)

(49)

発電・原発事故・放射能事故

(74)

金融(事件含む)

(128)

PC・家電

(229)

スポーツ・余暇・車

(262)

栄養・健康

(142)

病気・伝染病など

(182)

事故・災害

(102)

福祉・厚生・年金問題

(59)

公害

(15)

流通(商品)・廃棄関連

(17)

新技術

(30)

友人・知人・地縁等

(40)

土佐の高知

(63)

(49)

お墓・葬儀・戸籍

(24)

ガーデニング&DIY

(14)

TV番組

(15)

海外旅行

(6)

国防/テロなど

(41)

財政・税・電子証明など

(28)

自治体、地元、遺産など

(37)

店舗

(6)

公衆道徳/法律など

(26)

裁判/調停

(7)

宗教

(21)

ブログ

(31)

テンプレート(表形式etc.)

(3)

DVD収録など

(6)

ホームページ、ウエブ会議など

(48)

祝い事など

(13)

会社時代

(22)

学生時代

(7)

物語り

(43)

経済学研究

(26)

思考紀行

(73)

作業中マーク(終了次第削除)

(0)
May 16, 2015
XML
カテゴリ: 中東地区

米、中東政策立て直し、

対イラン協調演出 」と、

読売新聞にある。

判りにくいので、Webの資料を集めて写経してみる。 

★ 

1.米大統領&GCC首脳会議での出席者

国    名

出      席     者  (*は首脳)

サウジアラビア

 ムハンマド皇太子

サルマン国王は米国への不満で欠席との見方がある

バーレーン

 サルマン皇太子

 UAE

 ムハンマド・アブダビ首長国皇太子

カタール

タミム首長 (*)

オマーン

 ファハド閣僚評議会担当副首相

クエート

サバハ首長 (*)

米国 (HOST)

 オバマ大統領 (*)





2.共同声明の要点

項  目

説                明

 GCC 防衛

 の 安保協力

  米国は軍事力行使の可能性を含む

 適切な手段を迅速に決定の用意

 兵器売却等

 迅速な武器移転、対テロ、海洋安全、サイバーセキュリティ、

 弾道ミサイル防衛等の協力強化

対イラン

「協調姿勢」

  イラン核問題の包括的、検証可能合意は安保上の利益。

 イランの地域を乱す行動には一致して対処。

 同国には隣国との対立点を平和的に解決する

  具体的措置を要求。

紛争国への対応

 シリア、イラク、イエメン、リビアの情勢は政治的、

 平和的な解決しかないとの

 認識が 一致。

 シリア・アサド政権の全ての正当性喪失を確認。

 イスラム過激派組織「イスラム国」壊滅作戦を支持。 

 ・ 残る問題 > 

 イランが10~15年後に核兵器を開発できる余地

 イランが制裁解除で得た資金を軍事関係に流用懸念

  イランがロシアと共にシリア・アサド政権を支援し、

 イエメンでは反政府武装勢力「フーシ」を継続

  して支援することで中東情勢が不安定化懸念

・対 世界

 世界の原油埋蔵量の約3割を保有。

 6ヶ国とも親米国家。

 バーレーンに米海軍第5艦隊司令部配置。

・対 日本

 DATAは古い(小生のブログ:2012.2.21参照)が、

世界の原油生産量の2割を生産(A) するGCC諸国は、

日本にはその約19%を輸出(B) する。

 各国の A , B を見ると、

 サウジアラビア 11.5% , 12.9% ,

 クエート 3.2% , 11.5% ,

 UAE 3.2% , 33.0% ,

 カタール 1.1% , 54.8% ,

 オマーン 1.1% , 16.1% と、

生産シェアの割 に、 日本との輸出関係は強い

日本から見て原油輸入の73.4%を占めている。

 内訳はサウジアラビア28.8%, UAE20.4%,

 カタール11.8%,クエート7.1%オマーン3.3%,

 中立地帯(サウジ・クエート)2.0%である。

(イランは9.6%,イラクは5.1%)

 ・GCCとは> 

 Gulf Cooperation Council「湾岸協力会議」で

 王制・首長制の イスラム教スンニ派国家(宗教参照)

 本部はサウジアラビアの首都リヤドにある。

 イラン革命、ソ連・アフガニスタン侵攻などの脅威に対する

 集団安全保障構築を目的に1981年に設立。 

 ・ 警戒や敵対

 イラン(イスラム教シーア派宗主国)の核開発・軍拡を警戒

 (但し、米国はイランとの関係改善を画策)

 イスラム国(イスラム教スンニ派過激派武装集団)と敵対

 (米国はイスラム国に空爆) 

米国とサウジ

 緊密な関係

  米国のシェールガス、シェールオイル開発の進展でエネルギーの

 中東依存度の低下を背景に、オバマ政権のアジア重視

 (→中東、サウジアラビア離れ)がある。

 しかし、次の理由から親米国家。

1.米国との石油開発で培った親密な人的関係は強固。

2.GCC諸国の中で基地、兵站拠点提供に過ぎない

 小国と異なり、軍事力からみてサウジアラビアは充実。

3.加えて、イスラム教の2大聖地をもつサジアラビアは

 地域の大国。地域の安定はイスラエルの安定にも繋がる。

4.サウジアラビアの莫大な原油の生産能力余剰は

 シェールオイル国にとって、競合するものと見るより、

 イランによる供給危機などを避けるものとして

 重要な安全弁なのであろう。

5.サウジアラビアにとって、中東地域をかつて植民地化

 した英仏などの国よりも米国を重視する姿勢は強い。

 かつて米国のイラク侵攻で勢いを得て、

 シリア、レバノンまで勢いを伸ばそうとするイランへの対抗

 の姿勢も強いから、米国・サウジアラビアの緊密な

 関係は崩れないであろう。 

 ・ イランと UAE

 領有権

 イランが ペルシャ湾の大小トンブ島を支配・領有している

 がUAEが領有権を主張。

 アブー・ムーサー島はイランとの共同統治下にあるべきだが、

 イランが実行支配している。

 ・宗教

 王族・首長を中心にしたスンニ派支配の体制

「サウジアラビア」ではイスラム教が国教で、大多数がスンニ派。

「クエート」ではイスラム教85%(スンナ派7割、シーア派3割)。

 UAEではイスラム教スンニ派が国教であるが、

 首長国により態度の違いがあり、

 人口の多い外国人(2010年87%)に宗教は自由。 

「オマーン」ではイスラム教イバード派(スンナ派と協調的)が主 。

「カタール」では95%がイスラム教であり、大半がスンニ派の

 ワッハーブ派。

 イスラム教を国教とし、5~15%がシーア派である。

「バーレーン」では、イスラム教国で、王族はスンニ派であり、

 スンニ派が支配。 人口的にはスンニ派は3割にすぎず、

 シーア派は7割を占める。

 シーア派住民の動向が内政安定化の重要課題。 


(読売新聞やWeb情報から写経。) 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 16, 2015 11:59:00 PM コメント(3) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: