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小生は時々、家内を車に乗車させて連れて行く場合、
「積んでいこうか」 と言ってしまう。
自転車の場合も、昔、そのように言っていたように記憶している。
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高貴な?家内から、
「私はお荷物なのですか?」
と言われて、当惑する。
別に、家内を軽んじているわけではない。
小生が「 標準(的国 ) 語 」を知らないのだろう。
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でないと、土佐弁にそのようなニュアンスがあるのだろうか。
土佐弁では、荷物を運ぶ場合は、「のせていく」という。
人を運ぶ場合は「つんでいく」という。
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そもそも、平安時代には人を乗物に乗せるには貴族や天皇くらいしか
乗ることはなかった。
平安時代は土佐は政治的流人の国である。
土佐中村には一条氏などが流されてきたが、
土着的土佐人にはそもそも乗り物には平伏するしかないのだ。
戦国時代には長曽我部氏が興り、刀狩令などを発布し四国を平定した。
長曽我部氏は関ヶ原では家康軍に敗れ、大坂の陣にも敗れて、
外様大名の山内の植民地的な支配下にあった。
明治維新はそのような矛盾に満ちた反省からの脱皮であり、
先進的な米国を見習う姿勢に満ち溢れていた。
脱線した・・
///
たとえ、物理的な意味で乗るにしても、
荷馬車かなんぞに空きがあれば
上がる機会があるに過ぎない。
土民を乗せる、公共的に運航されるバスが来たのは
明治維新以降である。
土佐弁が可笑しいのではない。
昔から、日本では、主客である荷物に紛れて
土民は運搬されてきたのである。
その土民達が民主主義で国民となり、世論を引っ張っている。
昔は荷物に紛れていた土民が、
土民専用の車で運搬されている現代では
はじめて「乗る」と言う言葉を使っている。
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言いたいことは「貴族だけが貴族社会で牛車に乗る」ことが、
「明治以降になって全国民が車に乗る」ことができるようになったのである。
土佐弁だけに言語の誤りを糺すのでは歴史を間違っていることになる。
歴史は、大雑把だが、貴族社会→武家社会→明治維新→市民社会へと移り、
明治維新で坂本龍馬、板垣退助などの働きで市民が参加する
民主主義社会に変化したのであろう。
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さて、
人を積んでいく(標準語:乗せる)のではなく、
荷物のよう乗せていく(標準語:積んでいく)
ような「列車」が存在する。
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標準語と土佐弁では言葉の違いで片づくのであるが、
実際にも、この「乗せる」「積む」の差が
人間にも荷物と同様に適用されているような気がしてならない。
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TAXIなどには定員があり乗員全員がシートベルトを着用しないといけない。
航空機も同様である。
しかるに、バスや列車では立席でも、
何処かに掴まっていればいいのである。
定員の計算上でも立ち席を勘案しているようである。
「満員電車もあり」、だからだ。
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最近の新聞に、通勤電車で全員が座れる座席指定券を有料で
発売し始めたことが報道されている。
定員割れの場合も想定されるから、
列車も営業上の付加価値を付けるような試みという。
モーニング、イブニングライナーなどもそのような試みだろう。
しかし、本来は、自家用車、TAXI,高速バスなどでも明らかなように、
シートベルト着用=座席指定が列車の本来の在り方であろう。
国民の通勤者輸送の重要使命から、
満員通勤を認めてきた列車・バス運送業法であるが、
本来の安全を追求する場合は、座席に座ることが最優先しなければ
ならないように思う。
国民の輸送を人間としてでなく、荷物並みに輸送してきた
日本の輸送機関に呆け頭は問題提起をしたい。
直ぐには無理としても、バス、列車に関しては安全輸送とは
とても言えないのではないだろうか。
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呆けだからそのように思うのだろう、と判ってはいる。
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「 マイナスイオン 」のような良いものではない
「 マイナス金利 」などという悪魔・麻薬?に騙されている日本人一般は
満員バス・列車に積まれた荷物のようなものかもしれない。
特等席・一等席でなくても、せめて二等席列車の「座席指定」に
乗っている気分になりたいものである。
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特報!!!
桜島噴火ライブカメラ・・・気象庁
桜島に噴火警報(火口周辺警報)
「噴火警戒レベル3」に引き上げ,
入山規制 H28.2.5 19:13 発表
昭和火口および南岳山頂火口から概ね2kmの範囲で
大きな噴石および火砕流に警戒してください
<噴火時>
<気象庁ライブカメラ:桜島牛根>
火山活動:
昭和火口では本日18時56分に爆発的噴火が発生しました。
噴煙の高さは火口縁上2,200mまで上がり、
弾道を描いて飛散する大きな噴石が三合目
(昭和火口より1,300~1,800m)まで達しました。
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