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さて、Boeing737で高知龍馬空港に到着して驚いた。
高知空港から、南国バイパスを経由していたルートがほとんど廃止され、
新しい東部自動車道経由となり、高知市←→高知龍馬空港間は
高速バスで20分(昔の半分)となっている。
路面電車・バス会社も合併した(土佐電鉄+高知県交通=とさでん交通)。
小生の個人的感想であるが、南海トラフ巨大地震が勃発すると
空港付近は高い建物が無い。
< 中央構造線+九州地震:呆けの小生は中央構造線は異質な島片の衝突と思う。
伊豆半島が島であるように、四国の南の大半は島だったかも。 >
< 日本経済新聞ニュース2016.4.22 >
しかし、この東部自動車道を辿れば五台山の高い方向に
逃げられるような気がする。
現在は、空港までが完成しているが、将来は室戸に向かう安芸方面接続、
山側を走る高知自動車道との(高知市東部を南北に結ぶ)高速道路接続が
計画されている。
山側の高知自動車道に逃げればもう大丈夫なのだが・・・
できれば、津波対策として東部自動車道を有効に使いたいモノである。
海側低地から高台団地への避難通路の設置も欲しい。
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★
臆病者の小生は、宿泊した家内の実家が比較的高地にあり、
夜間は安心した。高知市内に滞在した間は万一の地震時は
お城への避難が一番かもと思った。
しかし、被災した名城・熊本城を見る限りでは、
お城も安全とは言えないかも と思う。
高知の市内には山が迫っているから、津波の時には小高い山に
一時的には逃げればいいかも知れない。
下図の高知市役所(北に高知県庁)の真北に
高知城(元・大高坂山城=おおたかさやまじょう)がある。
西の方角には小高坂山(=こだかさやま)もある。
ただ、市役所の東部地域はご覧のように津波浸水の危険がある。
< 高知市:津波シミュレーション;地名に五台山”タナスカ”があるが”漢字”はない >
< 高知市1千年前想像図=双葉町防災新聞より >
< タナスカ地区:タナスカ石油備蓄基地=Max3.2万kl >
< タナスカ石油基地: ・・津波対策に問題を残している? >
< タナスカ石油備蓄基地の大津波による浸水可能性 >
むかし、勤務した広島市ではあちこちの山肌の中に衛星都市のような
団地が林立していた。少しでも高所にいれば「危険」から遠ざかれるのだ。
危険とは、地震・津波、放射能などを指す。
最近の高知でも、比較的高地に次々と団地が形成されているように
見える。
市内に住居が近ければ通勤・通学に便利であるが、
低地となるから、浸水被害の可能性は高くなる。
(土佐)山内家(やまうち;三つ柏紋)は鏡川の堤防をお城の方を高くして、
下々の住処の方を低くして(=遊水池的に見立てる)
治水を計っていたような節を感じる。
最近は便利さよりも、安全さを求めて、
バス便がなんとかある高地に移住しているのかも知れない。
もっとも、高知には自家用車を使う場合が多い。
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「こうち」は広島(河内)、大阪(河内長野)、高知(高知)などが
あるが、アイヌ語では川の荒れ地の意味であり、水害が多い場所を指す。
決して、本来、「智力」が高い場所を指すモノではない。
ただ、通常はアイヌ語とは別の解釈もある。
・・・高知城は元・大高坂山城といわれ、
山内一豊公の入城時に「河中山城=こうちやまじょう」に改名され、
洪水に悩まされたために二代藩主のときに「高智山城」と改名されて
城下名も高知となったと「言われる」。
「支配者が歴史を作る」から致し方ないが、高知が
洪水に悩まされるのは長曽我部氏や山内氏の治世以前からである。
山が迫り、一気に雨水が海に流れる高知の地勢は
アイヌ語の「こうち」に沿っていると思うのだが・・・
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市内のホテルにも盛衰が際だっている。
小生も宿泊した高知新阪急ホテルは名前が代わっている。
「ザ クラウンパレス新阪急高知」 =阪急阪神第一ホテルグループ
である。
以前は、同ホテル近くから空港への高速バスの発・着便があったが、
高知駅、はりまや橋からの出発便となり、到着便が利用できるのみ。
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