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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Aug 19, 2016
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 GPIFのポートフォリオと運用はどのようであるか、見てみよう。

 (全くの素人だから、ご自身で確認下さい。)

  GPIF=Government Pension Investment Fund

 年金界の「クジラ(グッピーではありません)」と呼ばれる。

 年金積立金管理運用独立行政法人は厚労省所管である。

 「世界最大の機関投資家」である。

 今までは、アベノミクスについてはある程度は安心して見ていられた。

 しかし、小生は、自分の年金が弄ばれていることに危険を感じ始めている。



 年金はGPIFで管理運用されており、

年金運用収益(手数料考慮前)は、

累積(約15年)では大きなプラスながら、

単年度では5~6回も莫大な損失を暴露している。

 損失額はH13年度▲     5,874億円、

     H14年度▲2兆4,530億円、

     H19年度▲5兆5,178億円、

     H20年度▲9兆3,481億円、

     H22年度▲   2,999億円、

     H27年度▲5兆3,098億円、

     以上の損失額は▲23兆5,160億円である。



     黒字の累積は68.9兆円-赤字累積23.5兆円との差である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あくまで想定であるが、現在のポートフォリオでは、

リーマンショックと同程度の事態が発生すれば

単年度で赤字は ▲26.2兆円と閣議で決定


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・年金運用額、収益額、収益累積(単位:億円)





A(=収益額)の累積は平成27年度末で45.4兆円 である。

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・最新単年度運用実績(H27年度)










 基本的にゼロサムでありがちなGameの世界である株式市場に

長期の給付を目的とする年金基金を投じて良いモノであろうか。

 まともな政策を行う政府ならまだしも、

マイナス金利などと言う罰金的な金利を日本銀行に適用し、

無理に金融緩和を行うのであるから、

金利(=割引率に関係する)は低下する。

 マイナス金利は預金金利にも影響して預金金利さえ低下するから、

預金で預けることもままならない。

 元本さえ割り込む株式市況に年金の虎の子を預けることは

心配である。

 GPIFの資料は、株式売買の手数料が費用として現れていないが、

手数料を差し引いて実利を計算すべきであり、

実際には株屋や「ミセスワタナベ」を儲けさせるだけである

と言うことかも知れない。

 少なくてもGPIFは株式手数料を差し引いて

ネットの姿で国民に安心を与えるべきである。

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    GPIFの国内株式の運用委託手数料はH24年度~H26年度の

  3年平均が発表されている。

   手数料 は 0.031%   60.4億円 とでている。

  ということは、60.4億円/0.00031=194,839億円の

  国内株式を運用委託したことになる。

   委託手数料が低いのは政府の圧力なのか、

  それとも所詮無理な役割なのではないだろうか。

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 呆け頭には手数料、収益率などの概念が判っていないようであり、

間違っていると思うから、後日勝手に訂正します。



 さて、Bloombergの2016.7.1 16:33 JSTの発表では

GPIFは2016年度第一四半期(4~6月期)も約4.4兆円の

運用損が出た模様と、モルガン・スタンレーMUFG証券が

試算したという。

 試算に寄れば、GPIF運用資産(=厚生年金+国民年金)は

2016年6月末に132.7兆円に減少している(*)という。

 一部証券アナリストの見方では、

1.国内外の市場混乱、投資家のリスク回避の拡大

2.世界経済の減速懸念、米利上げ観測の後退

3.対ドル・人民元安、BrexitによるEU混乱

4.円高・株安・金利低下により国内債のみ評価額上昇、

  内外株式・外債の評価損、という。



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(*) 昨年度末の数字は134.7兆円であり、2.0兆円は減っていることが判る。

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 GPIFの運用が赤字続きと言うが、

他方では、折角の国内債券のキャピタルゲインを儲け損なっては

いないだろうか。

 泡銭を追っても仕方がないが、

このようにマイナス金利や株式に現を抜かす行為・アベノミクスは

堅実な政策といえるのだろうか。

 呆けには危ういとしか思えないのだが・・・



 幸い、民進党の蓮舫議員はアベノミクスに反対するが、

同氏の「仕分け作業での何で世界一・No.1でないといけないのか」には

賛成できない。

 日本は、技術では世界一を狙って躍進しており、

大企業の特許まではいかなくても、

中小企業・町工場でも自社工場内には世界に誇れる製造特許が

内蔵されているからこそ輸出貢献ができるのである。

 このような素晴らしい実体経済に於ける日本の強靱さを

支える政府であって欲しい。

 円高は国民のためには必要である。

 自動車輸出産業が円を内部留保に貯め込み、

それを輸入に向けないから

円高が進んでいるのではないだろうか。

 金持ちや、株屋やミセスワタナベなどの金融経済のために

アベノミクスを喧伝していると、国民から竹篦返しが来るかも知れない。

 脱線したらしい・・・



  詳しくはGPIFの「平成27年度業務概況書」が公表されているので

参考にしてください。

 呆けの小生が纏めた後で見つけたのでごめんなさいね!

 http://www.gpif.go.jp/operation/state/pdf/h27_q4.pdf








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Last updated  Aug 19, 2016 07:26:30 PM
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