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Apr 16, 2017
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カテゴリ: 病気・伝染病など


 掲載日を変更します。



大村 智北里大学栄誉教授の授賞した、

ノーベル医学生理学賞のイベルメクチンが身近でも大きく貢献している。

小生の身内の老婦人が長期入院中に体に腫れ物ができたので皮膚科に診て貰うと

「(ヒゼン)ダニ疥癬」であることが判明した。






 遠隔地の

緩和ケア病院に入院中で余命は幾ばくかであるから、体力は弱っている。

抵抗力の弱った患者につきものであり、老人病院での院内感染と推察される。

 介護病院などでは最近よく起こる院内感染だとわかった。




 <疥癬の種類:WIKIPEDIA>


 早速、この病院ではこのイベルメクチンを投与した。




 <ヒゼンダニ(= Sarcoptes scabiei) の顕微鏡写真、
  体長400μm(=0.4mm)、体幅325μm(=0.325mm)が雌、




 院内感染であり、患者達や、看護人達には、念のために、

2回分(成虫&卵用)のイベルメクチンが投与されたという。

成虫を殺すだけでは不十分であり、3~4日後に卵から孵化する

ヒゼンダニ幼虫を殺処分するために

2回分が必要なのである。



 大村智教授がいなかったら、顕微鏡では見ることはできても、

通常の目には見えない微少なヒゼンダニの仕業であるので

この病気は、だれからも 風土病 としてしか理解されていなかった。


 つまり、それまで、 アフリカ では 風土病 として原因不明の病気であり、

一端罹病すると 大人が 盲目  運命  のように扱われた らしい。

 大村博士は「 疥癬が微少なダニによる皮膚へのトンネル侵入が原因 」であり、

ダニ&その卵から孵化した幼虫を殺すこと 」で拡散を防げ、

ダニを根絶できることを解明した。

 つまり、

 イベルメクチンの投与でヒゼンダニの親を殺し、

そのダニが生んだ卵も孵化して2週間以内に殺すことで、

ダニを根絶できるから、投与は2回だけで十分である。

(ヒゼンダニのライフサイクルは10日から2週間である。)



  <イベルメクチン:WIKIPEDIA>




 大村智教授は、この「薬の元*」を

静岡県伊東市内のゴルフ場近くの土壌から発見した。

「*ストレプトマイセス・アベルメクチニウス(=Streptomyces avermitilis)」

が生産する物質をもとにMSD(米国本社のMerck & Co.の日本法人)が創製

したのが イベルメクチン (= ivermectin )である。



 大村智博士に有り難うを言いたい。



 病気についての詳しい説明はWebの下記にあります。

 疥癬のお話・・・赤穂市民病院

 https://www.scabies.jp/booklet/02_aboutsarcoptes.html

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 疥癬は上記で説明したように、ヒゼンダニという微生物が

 人間の皮膚に寄生し、皮膚の中にトンネルを掘り、1ヶ月間

 毎日数個の卵を産み付け、2週間で成虫になり、皮膚の表面で

 交尾して繁殖します。菌やウイルスではありません。

 潜伏期間は1~2ヶ月です。

ヒゼンダニは人間の体から離れると数日で死にます。

 他方で、同じような名前を持つ病気があります。 

 白癬(水虫)や乾癬とは名前が紛らわしいですが、

 まったく別の病気です。

 水虫は白癬菌というカビ、

 乾癬は免疫の異常が原因です。









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Last updated  Apr 16, 2017 03:27:44 PM
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