めいてい君のブログ

めいてい君のブログ

PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

Category

寄稿(宇治見、マドレーヌ、トキめき橋氏ほか)

(64)

自由が丘氏寄稿文

(189)

Tsunami氏寄稿、SCRAP記事、写経・感想など

(326)

政治・経済(国内統計etc.)

(702)

世界、国際比較(国際統計etc.)

(226)

生活全般

(128)

基本事情(各国)

(114)

アジア州

(256)

ヨーロッパ州

(289)

北米地区

(201)

中南米地区

(112)

オセアニア州

(103)

中東地区

(51)

アフリカ州

(126)

宇宙の不思議・開発etc.

(71)

気候変動など

(7)

津波・自然災害

(30)

自然の脅威、驚異etc.

(47)

資源・エネルギー(陸・海洋etc.)

(49)

発電・原発事故・放射能事故

(74)

金融(事件含む)

(128)

PC・家電

(229)

スポーツ・余暇・車

(264)

栄養・健康

(143)

病気・伝染病など

(190)

事故・災害

(102)

福祉・厚生・年金問題

(59)

公害

(15)

流通(商品)・廃棄関連

(17)

新技術

(30)

友人・知人・地縁等

(40)

土佐の高知

(63)

(49)

お墓・葬儀・戸籍

(24)

ガーデニング&DIY

(14)

TV番組

(15)

海外旅行

(6)

国防/テロなど

(41)

財政・税・電子証明など

(28)

自治体、地元、遺産など

(37)

店舗

(6)

公衆道徳/法律など

(26)

裁判/調停

(7)

宗教

(21)

ブログ

(31)

テンプレート(表形式etc.)

(3)

DVD収録など

(6)

ホームページ、ウエブ会議など

(48)

祝い事など

(13)

会社時代

(22)

学生時代

(7)

物語り

(43)

経済学研究

(26)

思考紀行

(73)

作業中マーク(終了次第削除)

(0)
Nov 24, 2018
XML
カテゴリ: 金融(事件含む)
​​​​​​​​☆

「技術の日産」 が、判っただけでも 8年間で

80億円 もの累積粉飾でゴーンと揺れている・・・

積水ハウス 55億円 の「GoGo劇場版詐欺」に負けない

「劇団一人」の  ボス独断  (or 忖度の粉飾か?


カルロス・ゴーン
(Carlos Ghosn、1954年3月9日 - )



​(ルノーは会長兼CEOのゴーン氏の日本での逮捕
CEO代行    ⇒ティエリー・ボレロCOO
取締役会の議長役⇒フィリップ・ラガイエット社外取締役
 ・・・日産、三菱自の会長は解任さる
日産自動車の金融商品取引法違反容疑で逮捕:Reuters)​​









2017年世界の自動車新車販売台数

1位 独フォルクスワーゲン 1,074万台

2位 日産ルノー三菱自      1,060万台

    日産                             581
    ルノー                          376
    三菱自                          103

3位 トヨタ        1,038万台

    トヨタ         938
    日野                               18
    ダイハツ                          81



2017年度(=2018年3月期)​​​​​​​​
決算 ​​​​​​​​​の

有価証券報告書 では次のようである。



 報道では過去のゴーン会長の

目を見張るような 7.35憶円 もの報酬が記されている。

 社長は 4.99億円 で、他の社内役員も報酬は高い。


(2008年度以前は、ほぼ 20億円 前後を推移した模様だが、
 役員報酬を有価証券報告書に記載することになってから、
 少なめに抑えている。)



 新聞紙上では次のような粉飾が

内部告発で明らかにされた。

 2010年度~2014年度累積の

ゴーン会長への役員報酬は

約 50億円 と公表されているが、

実際のゴーン氏への支出額累積は

約 100億円 という。

 差の約 50億円(=年間  約 10億円 )が

何処かの費目に処理されたものと思われる。

年間の総役員報酬 (社内役員)は

29.9億円 以内と社内法規で決められており、

有価証券報告書では 17.67億円 だから、

形式上は問題ないが、

それでもゴーン会長は 7.35億円 と

同業の役員報酬から見ても群を抜いている。

 もし、社内法規に従い、枠いっぱいに支払っても、

まだ 12.23億円 の余裕はあり、

ゴーン会長に 
19.58億円 を 支払うことができる。

実際には、 ​ゴーン会長への報酬支払額 は、

「約 20億円 /年」 が継続していたのだ。





 日産自動車の経理陣は、

ゴーン会長に実際には枠いっぱいの

役員報酬 約 20億円 を支払いながら、

支出費目を他の経費に紛らわしたのであろうか?



 小生は決算書が6種類も作られた会社を見ているから

全く驚かない。

 貸借対照表はいくらでも両側に書くことが可能である。

 原資料との突合せをしないと本当の姿は判らない。

 その原資料との突合せができるのは、経理陣と

監査役だけである。

 経理陣と監査役が結託すれば貸借対照表は

何とでも弄れるのは判っている。

 そのために、社内監査役が置かれている。


 実際には最近 3年間を加えると、役員報酬で

80億円(=年あたり 10億円)の粉飾があった。

​役員報酬の社内規則の範囲( 29.9億円)​ からして

ゴーン会長が使える範囲は、

残り年間 約 10億円 であり、

対外的な、また、株主の目を逸らすために

自分の報酬を抑えた形にして、

費目を分散させたものであろう。

 会長の指令であったにせよ、

経理担当役員や経理陣や監査役が協力しないと

決算書は作成できない。

 経理項目の適正な処理はなされず、

有価証券報告書での「役員報酬」と、

社内規定の役員報酬上限との差= 約 10億円 を

ゴーン会長に渡していたとすれば

株主や銀行などへの虚偽の決算報告書となろう。

 会社として必要な支出かどうか、も問われる。

・・・・・・・・

​Cf.トヨタの役員報酬は総額 15億円​

・・・・・・・・

 使途不明の資金流用、ネコババなどが

疑われる。

 このような資金流用は、

納税義務違反もさることながら、

株主への信頼義務違反、

会社従業員の年金問題など幅広い問題を惹起しよう。

 「技術の日産」を食い物にする、

目先の利益を狙う輩は経営者の資格はないであろう。



 11/22 までに判明した有価証券報告書等の

虚偽報告は少なくても3つある。

1.ゴーン会長への役員報酬の過少記載
  ( 8年間で 約 80億円 の過少記載で、
   実際には毎年 約 20億円 を支出?)
                      ↓
   粉飾?

   または、将来の退職金予定?=確定なら?

   その他、株価変動の役員報酬の権利 40億円?



2.投資資金の私的流用(海外高級住宅取得)
​​( 60億円 を出資した実体のない オランダの
   子会社ジーア(Zi-A)に、さらに、
   21億円 を投資して ブラジル、レバノン
     高級住宅を購入・改修し、 私的に利用した
   ・・・タックスヘイブンの英領バージン諸島の
   孫会社を介している)
​​
  +ブラジルでのヨットクラブ会員費 600万円
  +個人利用のパリ等の高級マンション購入費
   や家賃支払い



3.経費の不正支出(姉へのアドバイザー契約)
      ( 約 10万ドル=1,120万円 /年 を 2002年から)
+家族旅行代金 数千万円


 これらは、日産の代表取締役グレッグ・ケリー

(ゴーン会長と共に解任)が忖度して指示を行ったが、

司法取引した役員(外人含む)達による告発で

立証されつつある。

 恥ずかしながら、法学には疎く、

司法取引は刑事事件には有効であろうが、

民事訴訟等では有効ではないだろうと思う次第。

 株主集団訴訟や、粉飾決算で追徴課税などは

免れまい、と思う。

 また、司法取引は、今回は法人としての日産の

司法取引ではないから、日産には

最大7億円の罰金が適用される可能性がある。


☆ 

 数字は、有価証券報告書、報道(NHK,読売新聞ほか)

などから集めたものであり、

呆けなので間違っているかもしれない。

 小生は、昔は一応は企業審査マンではあったが、

空想なので細かい数字には自信はない。

☆​​​​​​​​​​​

 その後の調査で、虚偽報告の1.役員報酬の累積

80億円の過少申告については、ゴーン容疑者は、

粉飾ではなくて、将来の退職金で受け取るために

積み立てていたと説明している。

 これは、粉飾(=費目を偽って処理)ではなくて

確定した未払金を引き当てる必要があるのではなかろうか。

 株主には認められないような経費で、

引き当てできないなら会長の退職金とはならないだろう。

 会長自身が退職金を決められるような経営体質が

現れている。

 ただし、会長が退職金に拘らず会社任せにするなら

粉飾や、積立金問題は起きなかったかもしれない。

 会長の業突く張りから出た犯罪行為であろう。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Apr 30, 2020 04:27:58 PM
コメント(3) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: