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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Feb 18, 2021
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カテゴリ: 思考紀行


PC挿絵


ここはモラビア大草原ではありません。
​びえい ​​
北海道上川郡美瑛町にもこのような美しい景色が・・・

PCの立ち上げで、タイミングを見て
「Fn」+「Prt Scr」スクリーンショット、
(上手くいかないと、何回も「再起動、)
アプリを出して、
「CTRL」+「V」で画像を貼付け、
「イメージ」→「選択」→「四角形選択」
→「十字で画像を切り取り」→「トリミング」
→「画像の保存」








​​ (5)NHK BS1 ニーアル・ファーガソンの世界

 欲望の資本主義 2020 スピンオフ

​映画史の初期フリッツ・ラング監督の​メトロポリス

という素晴らしい映画がある。



​『メトロポリス』(Metropolis)は、フリッツ・ラング監督により
1926年製作、1927年に公開されたモノクロサイレント映画で、
ヴァイマル共和政時代に製作されたドイツ映画である。
製作時から100年後のディストピア未来都市を描いたこの映画は、
以降多数のSF作品に多大な影響を与え、世界初のSF映画とされる
『月世界旅行』が示した「映画におけるサイエンス・フィクション」
の可能性を飛躍的に向上させたSF映画黎明期の傑作とされている。
   フォレスト・J・アッカーマンは本作をSF映画に必要な要素が
全てちりばめられており「SF映画の原点にして頂点」と評価している。
また、前年の1925年に製作された『戦艦ポチョムキン』と並んで、
当時の資本主義と共産主義の対立を描いた作品でもある。
  ・・・WIKIPEDIA




 そこには現代社会のメタファー(隠喩・暗喩)が描かれ

ている。

 映画の中の ”メトロポリス”はこのような大きなタワー

でペントハウスのスイートルームのような最上階の部屋

に人が集まるんだよ。

 映画は全ての現代都市に共通する緊張関係を象徴している。

 裕福なエリートと貧しい民衆の緊張関係だ。

 現在世界中の都市で大規模なデモが続けて起きている。

 香港、チリのサンチャゴ、レバノンのベイルートなど

でね。

 これらの出来事には似た性質がある。

 エリートたちは塔の中に居て、一見、支配的な立場に

居る
ように見える。

 その下にある広場では民衆が指導者のいない

NWを作っ
ている。

 それは革命だ。


 米国人の多くは日本の重要性を見過ごしています。

 ですから、日米関係の重要性を気付かせる必要がある。

 もしかすると日本人も自分達のことを過小評価して

いるのかもしれません。

 昨日、誰かが 日本 のことを 「小さな開放経済だ」

表現しました。

 私は「小さい?」と聞き返した。

 英国経済の2倍だぞと。

 とても面白い現象です。

 日本人が自分達のことを評価していないかも知れま

せんね。

 アダム・スミスは「国富論」において「定常状態」と

​言うものがあると述べました。


日本では『諸国民の富の性質と諸原因についての一研究』]や
『諸国民の富の本質と原因に関する研究』などと訳される。WIKIPEDIAから






 18世紀に、彼は中国のことをイメージしてそう述べた。

「中国は嘗て成長していたはずだが今はそれが止まっ

ているようだ。」 これが 「定常状態」 だと言ったのです。

 これは政策と、社会的、政治的、経済的な要素の組み

合わせに起因していると彼は主張しました。

 ところが中国の官僚、公務員たちはこの定常状態に満足

していて、エリートは大衆の貧困などを問題とは見なして

いなかった。

 これがスミスの定常状態についての考え方です。

 1990年代以降に戻って考えましょう。

 第二次世界大戦後、世界一ダイナミックだった

日本経済
が定常状態に入ったように見えます。

 成長が止まり、デフレの危機に見舞われ、

政策立案者が
伝統的な対策が機能していないことに

絶望し始めた。


 さらに平均寿命の長さや、出生率の低さと言う

人口問
題が世界で最も急速に進む高齢化社会を

生み出しました。


 その結果、成長とインフレへの期待が崩壊する

という
心理的な変化が起きた。

 社会の平均年齢が上がりすぎると、

壮年期の人間に似た
心理状態になるかも知れない。

 最高の時期は過去のもので、

サッカーの代表になること
も、

テニスの選手権で優勝することもないとね。


 「全盛期は去った」

 これが日本の心理についての一つの捉え方です。

 定常状態とは、即ち心理状態、

それ故、変えるのは
難しい。

 経済学者は

「インフレへの期待はインフレを発表して


スィッチを押すだけで変えられる」と

インフレの目標は
2%、これを信頼できる形で説明し、

皆に信じて貰えれば
インフレになるのだと~

でもそうはいきません。


 心理的な期待は根深いもので

歴史や経験に根差しています。


 技術系の官僚がスイッチを押すだけで、

記者会見の発表
だけで変えられる

ようなことではありません。


 他の国々も気を付けたほうがいい。

 何故なら日本に続いて人口動態の変化、

高齢化、人口の
縮小の道を歩んでいるからです。

 ドイツにも同じ傾向が既に見られますが、

まだ日本の
経験から十分に学べていないと思います。

 中国は同じ道を歩んでいない振りをしていますが、

同じです。一人っ子政策により、

高速で高齢化社会に
突き進んでいます。

 中国が定常状態に入ると、

一人当たりの収入レベルは


日本よりもずっと低くなるでしょう。

「国家を動かす力とは何か」

トルストイの「戦争と平和」の問いかけですが、

答えは
​それなのかもしれません。


WIKIPEDIAから




 つまり、国家の心理を真に変える唯一のものは、

戦争
のような非常に大きな危機や自然災害なのでしょう。

 あまり励みになる認識ではないですが、

何らかの災害
無くして、

定常状態に入った集団の心理は変えられない


のかもしれません。

 これは、歴史から学べる教訓のように思います。






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Last updated  Feb 18, 2021 09:03:13 AM
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