☆ひとりぐらしの部屋へようこそ☆

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2020年02月23日
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カテゴリ: 最近読んだ本
利用している図書館には「本の福袋」というのがあります。

福袋(紙袋)の中には本が3冊ずつ入っているのですが、
紙袋には、その福袋のテーマ(入っている本の傾向)が書かれています。

年明けの、図書館の開館初日に行って選んだ福袋のテーマがなんだったかは忘れてしまったのですが、
入っていた3冊のうちの1冊がこの本でした。

読み始めて「おぉ!」と思ったわけですが、
今年開催される「ボストン美術館展 芸術×力」や「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を観に行こうと思っていた私にぴったりの本!!

ところがなかなか読み進められなくて、延長したり、いったん返しては再度借りたりを繰り返し、
2か月ほどかけてようやく読み終えることができました。




明治維新の混乱のなか起きた日本美術の海外への大量流出。
そのとき海を渡った作品の中には国内に留まっていたら国宝間違いなしと言われるものも多数含まれていた。
フェノロサやビゲローといった著名コレクター、エドワード・モース、フランク・ロイド・ライトのような意外な人物、そして林忠正や松方幸次郎ら日本人まで、
当時の記録を丹念に読み解くことで外国人による日本美術買い付けの実態を明らかにするとともに、いまも続く美術品流出の是非を問う。

【目次】
はじめに
プロローグ
第一章 エドワード・モースとボストン美術館の日本美術コレクション
第三章 忘れられた宗達と鉄道王フリーア
第四章 日本武術の流出に荷担した四人の日本人
第五章 ヨーロッパの二大東洋美術館と三人の蒐集家
第六章 建築家フランク・ロイド・ライトは浮世絵ディーラー
第七章 松方浮世絵コレクションと宝飾商ヴェヴェール
エピローグ





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最終更新日  2020年03月13日 18時27分15秒
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