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御存知、シャーロック・ホームズの生みの親、コナン・ドイル。 この方は推理小説だけを書いていたのだと思ったら、SFも書いていたのですね! この方の場合、事件がおきるまでの経緯を語るのは、さすが! ホームズの生みの親でぐいぐいとひきつけられていきますが、その後の展開はちょっと無理がありすぎました。まず、心理描写がうまくない。その分、情景描写で引っ張っていくかと言えば、ドイルはがんばっていますが、彼にもわからないと言うか想像しきれていない部分があって、読んでてちょっともたもたしている感じがします。 よーするに、つまらない。 なので、すっ飛ばしてななめ読みしたせいでしょう。「突然、古代人の子孫モーラが恋人として現れた! え? どこに惹かれあう心情が描かれていたっけ?」 とページをめくる始末。。。。。いや~。どこでそんな風になったんかいのぉ~。短編だったのに見つけられんじゃったわい。 執筆当時から科学技術が格段に進歩してドイルもつらいところでしょうが、逆にその点にまったく違和感を感じません。それにしても物語後半は魅力がありません。出だしでわくわくドキドキ。。。。そのあとは…? うう~ん。 やっぱりコナン・ドイルにはもっとシャーロック・ホームズを書いてほしかったなって感じです。 なお、私は作品の好き嫌いが激しくて基本的に辛口の感想です。ファンの皆様、ごめんなさいましね!
Aug 31, 2007
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ううう~ん! 恋愛はフランス文学の最も得意とする分野だと思っていました。なので、英米系にそれほど濃い~恋愛を期待していなかったんですけど、この緑の館はすごいです! おおおおお~。 人間の心理とは、かくあらんか! 男の激情とは、こうも激しいものなるか! そう言えば、私の夫も私がわけ分からないことで侮辱されたとき、かんかんになって怒り、その人の家まで怒鳴り込みに行こうとしましたっけ。。。。 そのとき、びびったのは私のほうで、「やめて! やめて! 今度はあなたのことで悪口を言われちゃうわ」(=しかえしで)「そしたら、また、ガツンといってやるさ!」「それじゃ、悪循環の出来上がり。結局自分の名誉を守るはずが、怒りっぽい人ね~と言われたり、敵を作っておしまいだって!』 と説得したことがありました。。。結局、私の夫をとめてくださいと頼んだ人に「いや、彼女にはいい機会になると思うよ。迷惑しているのは一人だけじゃない。みんな本当は怒鳴り込みたいんだ。今回、お宅の御主人が怒鳴り込みに行くのはみんなの気持ちを代弁することになるかもしれない」 と言われて、夫にそれを話したら「かわいそうに…。みんなからいつか誰かが怒鳴り込みに行ってくれないかな…って期待されている人なんだ。なんか、怒る気がなくなった。彼女がかわいそうだよ」 私の夫は、自分ではバリバリの理論派をぶっていますが、実は情にもろい人です。しかし、時々爆発する彼の激情は、男たるやこうありなん? と言う感じで、よーするに男の方が女より怒りやすいんですね~。 でも、それは男の強さでもあるんですよって教会のビショップが教えてくれたっけ。。。 この本を読んだ後、頭がくらくらしてきました。あまりにも濃い描写に頭が疲れたのかもしれません。 特に、 密林の様子が、あまりにも丁寧に描写され、最初はまだるっこしいとさえ思うのですが、最後に愛する人を失う主人公の心情にこの密林の描写が効果的に生かされていて、愛する人を失う悲しみとその後の憎しみ、復讐、後悔、絶望、希望などが巧みに描き出されることになっています。 私も娘を失い、絶望と狂気、憎しみと後悔を味わったので主人公の心情と重なる部分がありました。 もちろん、その後の私と主人公の歩んだ道は違うのですが、骨の一つ一つに口づけをしたと言うくだりは私もよく理解できました。また、永遠に離れない! と言う願いや、自分が死んだときに一緒に墓に入るという希望も私と同じです。 私には、愛する人を殺したものに復讐をしたことが、神様の前でどういう裁きを受けることになるのか分かりません。私の娘も医療ミスで殺されたようなものでしたが、私たち自身は許すことの方を選びました。 それにしても、人生は長いようで短いのでしょうね。 作者ハドソンはすでに84歳の長寿を全うし、私がこうして彼の作品を読んでいるあいだも墓の中で安らかに眠っているのですから。彼の作中人物も若くたくましい男性でしたが、実在の人物と仮定したら、すでにその長い苦しみの生涯をを終えて愛する人と再会していることでしょう。 私たちの現実の人生もそれと同じで、あっという間に終焉を迎えるに違いありません。すでに私は40代。半世紀生きるのもそう先のことではありません。 だのに、遠くなったはずの10代は昨日のことのようです。こんなに短い人生なのに、私は、本当に成熟し、人間として善意を持って生きてきたでしょうか? まだ、足りないことはたくさんあるはずです。 優れた小説は、なぜか、人間への同情心を深めさせ、自分の来し方をも振り返らせるもののようです。このハドソンの緑の館は優れた作品です。序盤の密林の描写がつらければ、そこをすっとばして恋人リマと会うシーンから読んでも充分に名作を味わうことができると思います。
Aug 30, 2007
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第一次世界大戦後、人類史上例のないハイパーインフレに見舞われたドイツ。 その当時に書かれた作品です。 このヤーコブはユダヤ系の人だったらしく、後にアメリカにわたったそうです。そして、現実に会った日本人たちをモデルにしてこの作品を書いたそうです。 へぇ~。 第一次世界大戦後の日本人て、バカにされていたのですね~。黄色い猿ですって! そして日本人と話しているとニヤニヤされたとか。。。。 だけど、日本人が好きで、ひいきにしている人もいた? 強い友愛で結ばれた? う~ん。。。。 なんか日本人をものすごく精神性の高い民族として褒めてくれていますが、私はこの作品が良く分かりませんでした。主人公の心の動きがまるで分からないのです。 確かに、第一次世界大戦後の日本人で、ヨーロッパなんかにいけた人たちは上流か超エリートでした。なので、彼らの知性や品性はそう悪くなかったでしょうが。。。。 そういえば、若いころ、イギリス人に声をかけられました。場所は地下鉄駅前のラーメン屋さん! 来日していたオーケストラのバイオリニストで通訳を通して「隣に座ってもいいですか?」「ええ。どうぞ」 で、ラーメンをすすりながら「私の住んでいる場所にはたくさんの中国人が住んでいます。私はそれがいやでした。でも、あなたのような人はイヤではありません」「え? 同じ人種ですよ?」「おお~。でも、あなたならいいです」 つまり、どういうことやねん? 中国人はたくましいけど、日本人はおとなしいからいいっていうこと?「どうぞ、コンサートにいらしてください」「まあ、今からチケットは手に入りませんわ」 と言ったら、一同はびっくりしていました。 なんでだろう? 未だにこのときの驚きの意味が分かりません。 まったく関係ない連想が浮かびましたが、こんなにも当たり前な私の言葉でみんながびっくりする社会。私はそういう社会の人たちと当時の日本人が友だちになれたと言うことが驚きです。 この作品を評して、シュテファン・ツバイクは熱狂的に愛好すると言ったそうですが、私には?????がいっぱいの作品でした。
Aug 29, 2007
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投資はギャンブルでしょうか? 体の弱い夫を助けるため、私にできることはないかしら? と家庭菜園など、労働系を試してみましたが、家庭菜園の野菜って高くつくのです! 水道代、土壌改良のための細菌製剤などいろいろ必要なものを買ったら普通に野菜を買うほうが安いのです。(初年度だけかな?)「家庭菜園の野菜って高いですよね?」「それを言っちゃダメよ。ただの楽しみなんだから」 と田舎の人でさえそういいます。 なので、労働系はやめにして、ちょっとかじったことのある株から、より、リスクの少ない為替の方に移ったのですが、これがまったく儲からない。 っていうか、 後で知ったら評価最低の情報商材を購入して「被害者続出よね」と言われるうちの一人になったからです。 勉強するのがめんどくさくなった…。 この理由で善意の人だと信じて「人をだますようなことはするまい」とかなり高額の商材を購入したのですが、たった一度の売買で大きな損失をこうむり退場同然になってしまいました。 この間、 仕方なく、勉強を開始。 勉強すればするほど、ようやく為替がどういう風な状態で動くかが分かってきました。 で、結論として 1.私の頭じゃ、ファンダメンタルでの予測など不可能! 2.テクニカルを使うにしても世の中の指標どうりではなく独自の数値(パラメーター)を見つけなければならない! と言うわけで、テクニカルの天才を見つけ出し、その方が専門のプログラマーと組んで作ったソフトを買うべし! と結論しました。 この結論を聞いて、夫はたいへん嘆きました。 「投資はギャンブルだよ! もう、勉強する気がないならお金をどぶに捨てるようなことはするな。勉強するって言うからお金を出していたんだぞ」 「勉強した結果、この結論にたどり着いたの!」「君の勉強の結果には絶望した。そんなことなら今度損したら許さんぞ!」 と少々険悪になってしまいました。 私は今までお金がほしいと言うお金の亡者だったことはないつもりです。今も特別ほしいものってないですし、お金を手に入れる目的は○○のためです。(←けっこう良いことのつもり) あああ~。 投資ってギャンブルですか? それなら、投資部門を含めてようやく黒字になっていた最近の日本はギャンブル国家でしょうか?
Aug 29, 2007
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はぁ~。 人間は自分の知っていることしかかけないと思いますが、永井荷風は上流の生まれで生涯お金に困ったことはないらしく、その分、花柳界でのお遊びが盛んだったのでしょう。たいてい彼の書く作品にはいわゆる玄人女性が描かれています。 それにしても、今度の作品。 つゆのあとさき。 放蕩が過ぎて、妻に見放された男。妻を愛してなどいなかったはずなのに、見捨てられたとなると去るより去られるほうがつらいのか、不実な愛人に復讐をしようとする。 もちろん、この復讐に正当な理由はありません。何しろ、相手はいわゆる玄人筋。お互いに誓約を交わしたわけでもなく、自分が妾にして独り占めしたいと思っているだけで相手の意図はお構いなしなのですから。 それにしても、戦前にこんなに乱れた風俗ってあったのでしょうか? 3人でって、過激すぎないでしょうか? そんなこと、到底信じられませんが、そこまで性欲を抑制できないのなら、病気を疑うところです。もっとも、これは現代の知識であって当時にあっては生まれつきの淫乱と言うことになるのでしょうが。 上流に生まれ、同時代人より多くの教育を受けた永井荷風。 私は彼は西洋的な合理主義者ではなく、ただのケチだと思います。妻子を養うより、飽きたらポイできる芸者さんと契約をしていたそうですから。 そのケチはこの作品の中にも顔を出し、いったい何が言いたいのか、作者のなかに金銭と色事以外の何者も見出せない。文豪の作品だから、多くの人は褒めるのでしょう。でも、ここに書かれているどの精神性に私は共感したらいいのでしょうか?
Aug 24, 2007
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ううううむ。 映画「羊たちの沈黙」の後、次の「ハンニバル」は食人のシーンがあるとかないとかで映画は見ませんでしたが…。それを忘れて読んだのがこの原作です。 レクター博士は父がリトアニア貴族で母親がフランスの貴族。ゆえに、高雅な好みはその生まれの気高さにあり、たいせつな家族を戦争で失い、飢えた敵国兵士たちに妹ミーシャを殺されたことで(=多分食べられた?)トラウマを得る。。。。 これが食人鬼誕生の遠因ということらしい…。 それが、南部の貧しい白人家庭出身クラリス・スターリングに惚れこむのだから、ややこしい。 貴族は貴族であることを誇らない。 よく聞く言葉だけど、誰の言葉か分かりません。 この、貴種であるレクター博士にとって「白人のくず」とクラリスが(貴種レクターから見て)同レベルの白人のくずから揶揄されるのを見て、「くずにくずと言う資格はない」 と憤然とし、クラリスに肩入れするのも無理のないことだろうと思います。 しかし、このハンニバル。 確かに残虐なことも書いてありますが、この本の本当の主題は「クラリスとレクター博士のの愛」だと思います。物理的に離れている二人ですが、なぜか読者には二人はとても近いもののように感じさせるのです。 しかし、普通の状態ではけしてクラリスはレクターを受け入れることはありません。 そこで、レクターは精神分析医として催眠療法を用いて彼女の深層に入り、正義と道徳観によって封印されていた彼への愛を解き放ちます。「あなたは母乳で育ったの?」「ああそうだよ」「ミーシャに譲ったとき、残念だった?」「いや、喜んで譲ったろうね」クラリスは左胸をはだけながら、「この胸は永久に譲ることはないのよ」 と、(記憶で)こんな会話があったと思ったのですが、これを読んだとき、こんなにエロティックな会話ってあるかしら? と思いました。 本当の官能って、卑猥とはずいぶん違います。 私は、体が弱く、仕事でへとへとになっている夫を持っているので、二人のようなロマンティックな時間の過ごしかたも生活もできないけれど、ちょっぴり、恋に恋してしまったのでした。 だんなしゃん、ごめんね!
Aug 23, 2007
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同じ時期に、同じ土地に植えた2本のりんごの木。1本はふじで2本目は千秋です。ところが、元気いっぱいのふじに比べて千秋はずっと元気がありませんでした。「病気なの?」「病気じゃない」 そういう会話があった後も、千秋は葉っぱをからし散らしていきました。不安になって、「本当にだいじょうぶなの? 病気じゃないの?」 といっても「病気じゃない」 と答えるだけ。 私は、不安でしたがその言葉を信じるほかありませんでした。(7月の日記に書いてあります) で。。。。 一ヶ月がたちました。 ふと、気がつくと。。。。葉が落ちてさびしくなった千秋に力強い新芽が伸びてきています。 あ! 本当だ! 病気じゃなかったんだ! 心配していたけど、千秋の言葉に嘘はありませんでした。となりでふじは相変わらず元気そうに穏やかに緑の葉をつけています。。。 この2本の木は気が合うようだな…。 と思いつつ、毎日「おいしい実をならせてね!」 と頼んでいます。 来年は10個くらい取れないかなぁ~。
Aug 22, 2007
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だれが言ったのか、馬の耳に念仏。 これは、馬を知らない人が言うことですぞ~。私の友達のゆうかちゃん(雌馬)はとても賢くて私が訪ねていくとよく話を聞いてくれます。 昨日、私が会いに行くと夜遅かったのでゆうかちゃんは眠っていました。でも、私の足音を聞いて首を持ち上げてくれました。大型の動物は起き上がるときけっこうたいへんなので、「ゆうかちゃん、いいよ。起きなくても。起き上がると疲れるでしょう? そのまま寝てな」 と言うとゆうかちゃんはそのままの姿勢でいました。 そこで、イエス・キリストさまが厩で生まれたことを思い出し、子守唄を歌ってあげました。 かわいい坊や、安らかに 眠れよ、眠れ~♪ 暗くさびしい厩の中、マリヤとヨセフ~♪ ひざまづいて枕元に御子を見守る~♪ 幼子に天使は地に平和と歌う~♪ 眠れ、眠れ、安らかに、眠れよ、坊や~♪ と、どうでしょう? ゆうかちゃんがいびきをかいて寝始めたのです。「グアァ~。ふんごぉぉ~」 私はおかしくなってそのまま家に帰りました。家に帰ってこの話をすると、家族は笑いましたが、それはとても温かな笑いでした。 動物って本当にかわいいですね。
Aug 15, 2007
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玄関前に2本のりんごを植えました。 一本はふじ、もう一本は千秋です。 玄関前の土は、ほとんど砂状態。それに石がいっぱい混じっていて、掘り進めると岩盤かと見まごうばかりの固い土層があらわれます。こんな土にもみみずが2~3匹いたのがふしぎなくらい…。 さて、地元の農協では「りんごの苗木は今予約したら来年の春とどきます」 と悠長なことを言うので、私はネットで東京から苗を取り寄せました。高い航空運賃。クール便で来るので苗の方が高かったのか、送料のほうが高かったのか忘れてしまいましたw つまり、このりんごの木はとても貴重でたいせつな木ということになります。 ああ、しかし。。。。 腰を痛めるほど土を深く掘り、石を取り出し、雑草を敷き、細菌製剤をふりかけ土をかける。この繰り返しで1本を植えるのに丸一日かかったのに、最近、千秋が枯れはじめました。 何がいけなかったのかな? と考えると…。 以前、あんまりしんどかったので、ふじは仮定植していたのですが、「今日は私をやって!」(=ちゃんと定植させて!) と言われたので、ふじの世話に明け暮れていたら、ふじがかわいくなってしまっていつもふじにばかり注意が行き、もしかしたら千秋はいじけて枯れ始めたのかしら? と心配になりました。そこで千秋との対話が必要だと思い、千秋に話しかけました。「土が悪いの? 水はけの良い土地がいいんだよね? ここは水はけが悪いから回りも掘って土を良くするね」 こうして会話後、第一日目は、玄関前のりんごのスペースをほじくり土作りをしました。けっこうたいへんです。なにしろ、風の強い地域なのでラティスをたててそこにつるバラのロココを見栄えをよくする&りんごの風除けのために植えてあるので、そこも土作りの一環で手入れしないと全体の水はけが良くならないからです。 しんどいよ~。腰が痛いよ~。も~。千秋ちゃん勘弁して! 後は、自分で自分に合う土地に変えていってよ~。 私の泣き言を千秋はちゃんと聞いていたと思います。 翌日、千秋はさらに葉っぱが黄色くなっていました。「ねぇ~。病気なの? 枯れちゃうの? 枯れないで! 貧乏な私たちにおいしいりんごを食べさせて!」 そのとき、心に「病気じゃない」 と言う言葉が浮かびました。まえのふじと同じような感じです。「え? 病気じゃないの? じゃ、私安心してていい?」 そういうと「うん」 と言った気がしました。 そうは言ってもたいせつなりんごの木です。心配で何度も見に行きました。そのたびに受ける印象は枯れはじめて見えるのに、健康だと言うことです。 NHKでも放送されて、有名な木村さん。 今年、りんごの実がならなかったことについて「だいじょうぶ、来年はつくよ。りんごにもいろいろあるんだろ」 と言う言葉を思い出して、「いろいろあるんだね。この土地に慣れようとしているんだね」 と声をかけてやりました。 相変わらず、2本の木はすこしずつ葉っぱが黄変してきていますが、このことがあってから見るたびに健康だという私の印象は崩れなくなってきました。 3年目あたりから実をつけると言うりんごの木。一本に3000くらいの花をつけ、ほっとくとピンポンだまくらいにしか実がならないので、120個くらいに減らすんですって。その花を摘果するのは本当にたいへんらしいです。 我が家は矮性台に接木されているから、どうなるか分からないけど、100個くらい取れたら、近所の人と食べられるなぁ~。 りんごちゃん、おいしい実を成らしてくださいね。よろしくです。
Aug 14, 2007
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古風な手紙形式の小説です。 しかし、複数の人間のあいだで手紙がやり取りされているので、人物の相関図がちょっと頭に入りにくいです。須賀敦子さん翻訳と聞いたらピンと来るかもしれませんが、そうです。須賀敦子さんがほれ込んだイタリアの作家です。 作中であまりにもたくさんの人が死ぬような気がしましたが、作者が成長する中で身近な人の死を多く経験しているので、人間て本当に簡単に死ぬ、と実感しているのでしょう。 私も身近な死を通して、どうしてこんなに人は簡単に死ぬのか? と思いました。しかし、ナタリア・キンズブルグ描く、現代家族の壊れっぷりと、それでも支えあいたいという人間本来の熱情。みんなが永遠に続く愛情なんて信じていないのに、永遠に続く人との絆を求めている。。。 はぁ~。こんな作品を書く人が好きだったのですね。須賀敦子お嬢さまは。自身は文句なしの良家のお嬢さま育ちで家族の絆も申し分のない家の出だったと言うのに。彼女の愛するベッピーノ。貧しい家の育ちでありながらハンサムでインテリだった彼との短い結婚は、幸せ以外の何者でもなかったのでしょう。 そして、愛する人の突然の死。 このころから、お嬢さまは現実に目覚め、貧困や離別死別にも心が反応するようになったのでしょう。私は須賀敦子さんの書く作品を読んでいて、彼女があまり長く生きないように願っていました。彼女とベッピーノとの天国での再会が早いものとなってほしかった…。再び、彼女と夫との人生が幸福のうちに再会してほしかった…。 あまり長生きとはいえなかった須賀敦子さん。 でも、今、自分の人生を振り返って満足していますよね? ベッピーノと離れていたあいだにおきたことをたくさん話し合っていますよね? 私は、永遠を信じます。 どうか、私が一人の人を永遠に愛することができますように! 永遠の絆を築くことができますように!
Aug 13, 2007
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主婦なので、割引セールというと、一応は見ておかないと損した気分になります。 なので、精神病院の帰り、3年ほど前にできた花屋さん、通称’バラ園’に行ってきました。イングリッシュローズ以外、大苗が980円だと言うのですから。 でも、本気で割引セールをしてくれるのは近くのPと言うスーパーだけですね。。。だって、そこの大苗ってどれも傷んでいたり、さえないものばかりです。 「なぁ~んだぁ~」 と思いながらも、この花屋さんは華やかでゴージャスです。つまり、いるだけで楽しくなるっていうか、見ているだけでも気分爽快なんです。で、いろいろ見ているうちに「プレイボーイ」に一目ぼれしてしまいました。 そう! プレイボーイってバラの名前なんです! とってもきれいで外側が鮮やかな朱で中心部が黄色と言う2色刷りのような花びらをしています。 も~。本当にかわいい! すごいです! すごいです!プレイボーイ写真 私が買ったのは1メートルほどの樹高でもっとたくさん花がついていました。この花が来ただけで我が家の庭がぐっと華やかになりました!! やっぱり、世の中の主流がイングリッシュローズであろうがなかろうが、ピン! と来たものが一番ですね!
Aug 11, 2007
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面白いです! 井上ひさし。「ぶんとふん」を中学で読んで以来、ずっとこの作家を読んでいませんでしたが、この人は本当に頭の切れる人だなぁ~と大笑いしながら思いました。 日本に突如として現れた独立国「吉利吉利国」 この「血まみれにならざるを得ない設定」をユーモアに包んで現代社会、とくに農政についての鋭い警告にした作家の力量は並外れています。深刻かつ難題な情報がたっぷり詰まっているのにそれと気づかせず読ませることに作者は力を注いでいる感じ。 人間は小難しいことは嫌いなんだ と作家の知性は叫び、とにかく噛み砕いて、笑いの中に知識を刷り込んでしまおうと、彼は自分の頭のよさをいかに隠すかに苦心しています。 でも、上巻を読んで、私はこの本を読むのをやめました。彼がどんなに芸達者で、笑いを取ろうとも「吉利吉利国」の独立を成功裏に終わらせるのは小説的に不可能だと感じたからです。 パロディったり、笑わせたり、わざと下品になりながらも、小説の底に流れる井上ひさしのまじめな視線は「吉利吉利国」に独立を許さない。こうなると、どんなに悲劇性を抑えようとしても、コメディーで笑わせようとも気の毒な展開になるのは見えているので作中人物が次第に追い詰められるのを読みたくなくてあっさりと続きを放棄しました。 しかし、井上ひさしや恐るべし! 最近の純文学作家など足元にも及びません。いったいこの人は文学史の中でどう位置づけられるのでしょうか??????
Aug 10, 2007
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田舎にある家は広いです。多分…。 平均的なアメリカ人の家は統計上60坪らしいですが(どうやって平均を出しているのでしょう? お城みたいな家もあるのに????)ここらへんなら60坪の家もそう珍しくありません。 なので、当然、建築基準法によって敷地も広いことになります。 敷地が広いと、つい、ペットを飼いたくなります。本当に、見ていると都会の何倍も犬を買っている人が多いと感じます。 が、が、が! ペットを飼うのはいいけど、飼い主にふさわしくない人もいたりするので困ります。 このあいだ、たいしたこともないのに犬が飼い主に執拗にたたかれていました。私は悲しみのあまり憂鬱に沈んだ顔で「やめてください!」 と言ってよけいに飼い主をいらだたせたらどうしようと思い、とめることもできずにうじうじしていました。 私がその場面をじっと見ていたせいか、帰り際にその方が「おはようございます」 と声をかけてくださいました。「おはようございます」 そう答えたものの、私は笑顔を作れませんでした。。。。 私の知人夫婦。 だんなさんはほとんどチンピラ風です。なぜ、聡明な彼女がこんな男性と結婚したのか? と思いましたが、二人に愛情はなさそうです。 理由は…。 夫が子どもを虐待し、飼い犬2匹も苛め抜くからだそう。。。。 もう、耐えられない! なんど子どもをかばって犬をかばって取っ組み合いのけんかをしたことか…。 ああああ~。 そんな話を聞くとたまらなくなります。 一週間ほど、夫の機嫌が悪くて、息子たちに厳しく 「お前たちは最低だ!」 となじっていたとき、私は本気で「もう、我慢できない! 離婚する!」 とわめいていました。そして、車で近くの温泉へ家出しました。 私も怒るときはあるし、いつも公平ではないかもしれない。。。。。 でも、もし、夫が子どもを虐待したり、家のパピーに手を出したりしたら…。 私、絶対に許しません! そのことを考えると、知人がどれほど忍耐し、絶望したか…。敬虔なクリスチャンなので離婚はできないと思いつめている彼女。彼女の意思は岩のように強固なので、きっと人生の最後まで我慢するんだろうな~。 動物も人間も含めて、すべて弱いものをいじめる人は 極悪人だと私は思います。
Aug 9, 2007
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え~っと…。 永井荷風って働いたことがない人じゃなかったでしたっけ? それなのに明治時代にアメリカで4年を過ごし、おまけにフランスにも数年滞在したのですか? ええええ~? だって1ドル=360円のころでさえ外貨持ち出し制限があって特別な人でない限り外国にはいけなかったのがつい数十年前の話ですよ? それなのに洋行と呼ばれ、外国に行くこと=エリートの地位を約束された時代に永井荷風がなんでのんびりと洋行できたのでしょう? 彼はいったい何者なのでしょうか? それにしても、西洋コンプレックスが強かったはずの明治の男が、男尊女卑でえらそーにしてしまうと言う癖があったにしろ、欧米人相手によく恋だの何だのと…。相手の女性はいわゆる遊女さんだったのかしら? 途中でつまらなくなったから、飛ばし&飛ばし読みで良く分かりませんでしたが、女を買うことに何の躊躇もなく、相手の女だけを馬鹿にして平気な男の心理。そんな理解不能な男の言うことにあまり興味がもてなかったからか、読んでてさすがの風景描写以外はさしたることもなし。人間観察の面白さもない。 とにかく、男は身を売る女をバカにするけど、それを買う男も同じように悪いってどうして思わんのじゃろなぁ~。 なんで貞操を女だけに求めるんじゃろなぁ~。 私はわからんばい。
Aug 8, 2007
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ダメです。どうも神話系とは相性が悪いみたいで、最初のうちは「面白い~」 となるのですが、だんだんパターンにはまってくるようで飽きてしまいます。ギリシャ・ローマ神話では権威とされるブルフィンチだから、相当読めたけど、読んでいるうちに眠ってしまったのでした。 もう一度読むかと問われれば…。 う~む。。。。難しい~。
Aug 7, 2007
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罪! 強烈な言葉です。 いったい、ボナールさんはどんな悪いことをしたんじゃい? と読み出すと。。。。あれあれ? これっていいことなんじゃないでしょうか? 作者がどうしてこれを罪と呼んだのか、私にはさっぱり分かりません。これがフランスのエスプリと言うものかしら? ちょっと心が温まる作品。 でも、もうちょっとしてあげてもいいんじゃないかな? と思うから罪なのかな????
Aug 6, 2007
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キャプテン・フラカスで人間の善意を強く描いたゴーチエ。冒険ものでありながら、恋愛がしっとりと描かれ、その心情の麗しさに「人間よ、かくあれかし」 という、彼の願いを感じた…と書いたら。 あらら。。。。 けして裕福でない生活をしながらも、温厚で親族の面倒をよく見た人、ゴーチエ。愉快で快活だった人。そういう人がつむぎだす物語には、どこか暖かな物があります。短編集ですが、まったく違った雰囲気を楽しめます。
Aug 6, 2007
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以前、 ポーは読書不足だったのか、 それとも訳者の文章が下手なのか、文章が雑だ! と断じてしまいましたが、「モルグ街の殺人事件」を読んですっかり印象が変わりました。訳者は佐々木直次郎さん。実に名訳です。 文章はすっきりして明晰な感じ。この明晰感を訳で出せなかったら、オーギュスト・デュパンは名探偵になりえなかったでしょう。 それにしても、ポーの人生の気の毒なこと。 旅役者の両親を持ったこの子どもが、親を失わずに育っていたら、偉大なる戯曲家として一家に成功をもたらし、また、その名声によって文学の道も開けたでしょうに。 貧困、中途半端な善意。もちろん、ポーは生まれつきの芸術家の常として、「わけ分からんやつ」「変わり者」 として養父母にも理解される人ではなかったかもしれません。 しかし、養父母の中途半端な善意は彼にとってマイナスの作用をしたとしか思えません。 私も、今現在、経済的に余裕のある生活をしていません。そのストレスはけして小さくないし、何かではけ口を持ちたいと思うこともあります。でも、田舎住まい。私自身が人生の楽しみを知らないこと、無知で無力なことから、けんめいに我慢をしています。 でも、ポーは時代的に田舎に住む私より楽しみがなく、貧困のレベルも比べ物にならないほどひどいものでした。 その彼が生活に疲れて、アルコールや麻薬におぼれたのも無理はありません。想像力や知性は空高く舞い上がり、宇宙の果てまでも行こうとするのに、現実の彼は住んでいる場所を離れることさえ容易ではなかったでしょう。 隣町の黄金に輝く夕日を見るのでさえ、馬車代が必要ですから。ポーの精神は自由に奔放にあらゆる地を駆け回るのに、現実の彼はどこかに行くよすがもない…。その肉体と精神のアンバランス…。 芸術家にとってそれがどんなにつらいことか、こんな私でも分かります。 私もどこかに行ってみたい…。 いつもと違う夕日。いつもと違う言語。いつもと違う日常。 でも、求めても得られないと分かっているので理性が諦めと忍耐を命じます。ポーの場合はどうだったのでしょう? 行き着く先がお酒と麻薬であったのは、あまりにも残念です。
Aug 5, 2007
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ずいぶん前に、新聞の書評で読んで、読みたい本のリストに入れていたのですが、ずっと失念したまま時を経ること10数年…。 古本屋さんの棚にあった「青春デンデケデケデケ」 を見て、「おおおおお~!!! これだぁ~」 と105円で購入しました。 この本、一言で言うと「うらやましい」です。 あまりにもまっとうで、善意があって、楽しくて、あまりにも型どおりだからです。 こんなにまっすぐな時代があったの? 友情ってこんなに深かった? 親子のあいだや生徒と先生の関係。ほどよい、金銭の欠如。 夏は暑くて、冬が寒かったまっとうな時代。(気象学的にも1960年代ってそうだったらしい) 今のように、毎年のように異常気象を騒がれることもなかった時代。人々の健全さに合わせて、地球まで健全だったのか、と驚きを感じます。 おめでとう! 1960年代の高校生。 もう一度高校生をやりたかったと言える人たちおめでとう! あなたたちこそ、最後の健全な世代かもしれません。 こんな青春を持たなかった人たちに、強烈な新鮮さと羨望を持たせる作品です。こんなにすてきな、偉大なる平凡を味わった人たちに心からの拍手を送ります。 私も、この本を読んで青春させてもらいました。 現実の私の人生はまったく別なものだったけど…。
Aug 4, 2007
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自身、牧師であったホーソーン。 そのせいか、この本で貫かれている命題は、 キリスト教の「神の前の偽善」か「犯した罪の償いか」 です。 この小説をよく理解できるのはキリスト教的な背景と教理についてある程度の知識がある人だと思います。宗教的ノンポリには「うじうじせんと、はっきり言ったらいいんちゃうん!」 だと思うし、キリスト教の信仰厚い人には「さっさと罪の告白をして、それから罪をあがなえよ~」 だと思います。 信仰ではなく、知識を持つ方には哲学的によく理解できるのではないかと思います。 う~ん。。。。 この本をどう評価したらいいのか…。 この方が清教徒の流れを汲む方だからこういう書き方になったのであって、フランス人が書いたら決してこうはならなかったでしょう。聖職者が罪を犯すと言う点でスタンダールの「赤と黒」に似ていると言えば似ているのですが、スポットライトをあてる点ではまったく別なところに焦点が当たっています。 結局、主人公は心の痛みで死にますが、もし、人間が心の痛みで死ぬことができるなら、私もそうなりたいです。うつ病でわけの分からない苦しみを背負って10数年。心痛だけでは人は死にませんね…。 それとも、人生はすべて神さまに支えられる命であって、人の命数は(殺人を除いて)数えられているのかもしれません。
Aug 3, 2007
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昨日、久しぶりにうつ病の友人に電話をした。話を聞いていると、御主人も完全なうつ病だと思った。しかし、本人に自覚はないらしい。「もう、俺だけ楽になってもいいか? 後は、何とかやってくれ。母親の面倒も見てやってくれ」 そういって出かけた後、すぐに彼は戻ってきたそうです。「今日は、給料日だ。楽しみにしている人がいるのだから、給料だけは払って来ないとな」(←うつ病だけあってまじめそのもの)「うん。準備はできてるよ」 そういって彼女がお給料袋を手渡したら、その日は普通に帰ってきたそうです。「これって、うつ入ってるよね?」「いや、入ってるんじゃなくて、完全病気だよ。治療が必要だって!」 でも、彼女の御主人は歯医者さんで、薬は健康に悪いから極力のむなという考えかたの人です。なので、きっとパニック障害でも起こさない限り薬を飲まないだろうな。。。 彼は自殺念慮まで行ってるんだから、どうか、自殺する前にパニック障害を起こしてくれますように! その方が、治療を受けられるから家族も救われます。 ああああ~。 早くこんな病気が亡くなればいいのに!
Aug 2, 2007
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今朝は昨日の疲れが抜けなかったので、今日は畑仕事を休んでのんびりしようと思っていました。 そう思いつつ、家中のカーテンを開けてまわるとふと玄関のアプローチに植えてあるふじ(りんごの木)が目に入りました。まえまえから、矮性台の接木のところからも発根するようにしてやらねばならないと思っていたのですが、しんどくて、忙しくて、千秋しかできていませんでした。 そのとき、「ああ~。腰が痛い。きついよ~。ふじはまた、今度にさせてね。それに他にも緊急にやらなきゃいけないことがあるんだ」 と言い聞かせていたのですが、ふじちゃんは「今日、あたしをやってね」 とはっきり伝えてきたのです。「うん。わかった」 内心、今日は休みたかったのに…。と思いつつ、土を掘り返してみたら…? 「石、石、石」 うそでしょう~? 私、細心の注意を払って土を良くしようとしたよね~? そう思いつつ、よくこんなひどい土の中で元気に育っていたなぁ~。と感心してしまいました。痛む腰。立ち上がることもできず、座ったままで鋤をふるい、石を取り、細菌、酵母類をふりかけました。 そして、生の雑草を入れて細菌のえさにします。「ごめんね。ここまでしかできないよ。腰が痛いからもう限界なの。あとは、自分の根で土を良くして行ってね」 道具を片付けながら、水はけが悪くてさっき土から腐敗臭がしたし水はやらない方がいいのかな? と思ったのですが、「水ほしい?」 というと ほしいように思われたので、水をたっぷり上げました。 日の光の中で2本のりんごの木は満足そうです。 特に、ふじは劣悪な環境の中でも私の願いを聞いて枯れずにいてくれたことをうれしくありがたく思いました。とりあえず、応急処置のような中にいて新芽を伸ばし、根を広げていたのですから。 木村さんのりんご…。 木と会話する人。 私もちょっぴり仲間入り???
Aug 1, 2007
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