りぃ-子’s SCRAP BOOK

りぃ-子’s SCRAP BOOK

2016.12.07
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カテゴリ: 人生ケセラセラ
珍しく歌番組観ています。
 2016FNS歌謡祭 第1夜  
カラオケ忘年会の予定があるので歌える歌ってなんだったか、思い出そうと思って。

子育て中、本も、映画も、音楽も全部遠ざかってしまった。
なんか全然余裕がなくて。
心も、お金も、時間も・・・

下の子は小学4年の2月に不登校となり、中学ではなんとか特別に用意された不登校気味の子の教室に1/3位通えたかな?
もう、ダメかなーと思った。
この子の人生。

私が死んだら、どうなっちゃうのかな・・・

先など全く見えなくて、まさにどこまでも続くトンネルの中だった。

塾には友達と一緒に楽しく通えていたので、高校入試で普通高校の不登校枠ならきっと合格できると、中学の進路指導で進められたけど、今までだって、この子必死で毎日登校しようとしても、どうしてもできなかったので。
高校行ったら毎日普通に通えるようになるかもなんて。
そんな夢、到底描けなかったな。

考え抜いて、調べて、そしてmixiで知り合いになれた、経験者のお母さん達に話を聞かせてもらって、定時制高校を受験した。
結局通いきれなくて、その高校の通信制に転部。

でもね、ガッカリしなくても大丈夫。
居場所ができたことが素晴らしかった。

普通高校に進学していたら、すぐに居場所を無くしてた。
だって、ある程度休んだら留年決定で、しかも留年する人はめったにいない環境でしょ。


通信制は良い。
社交的な子が少なめだから、友達を作るのは時間がかかるけど。
でも、諦めなければいつか単位が揃う可能性は、他の高校よりずっと高い!!
居られる期間が決まっている高校もあるし、何年でも居られる高校もあるので、注意は必要だけど。

それに、授業数が少ないので自習で最低点をクリアしていくのは意外と困難。


それでも中高老年の人とか、若くて赤ちゃんを産んだお母さんとか、高校卒業資格を目指して自分のペースで通ってるの。
この経験をしなければ「お気の毒」とか「かわいそう」とか見ていたかも?
でも実際は、ただ前に進むだけ。
諦めない事が、力になっていくと感じてます。

一度の挫折で自殺してしまう、凄く優秀な人も結構多いの見てるから。
どんだけ優秀でも、あきらめたら先は無くなる。

やり直しできる、好きにできる。
それってなんて自由で素晴らしい特権だろう!!

大事なのは、どんな状況になっても自分を卑下しないこと。

親も、落ちこぼれ、恥ずかしい・・・とか言わない事。
脅しても好転しない。

なんとかなるさ。
なんとでもなる。
どうにもならなかったら、その時考えれば良い。
そう思って毎日を過ごすことにしたんだけどね。

ちょっとでも前進したら、喜び合って。(本当に嬉しくて!)

長い長いトンネルが、気がついたら過ぎていて。
今は平凡な毎日のような気がする。

平凡な毎日がこれほど幸せなものだと、昔は思わなかったな。











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最終更新日  2016.12.07 22:20:18
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