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2012年12月10日
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  8 生命について、特に「遊び」の意義

         その四

 そして各自、各家庭での主体的な解決策―、それは個人個人の


人生に対する姿勢に直結した、自分の人生をどう生きるか、また


どう生きたらより良く充実して生きられるのか、という大命題と


真正面から向き合う事を意味します。誰か他人の、親とか教師、あるいは


先輩や社会的指導者の意見や力を、鵜呑みにするような受身の姿勢ではなく


自分自身の創意と工夫・努力によって、より輝くための努力を


開始することは、自分により相応しい、それ故に、より生きるに値する





良いなどという出来合い(レディーメイド)な人生などはなく、常に


自分が自分自身に注文を出す(オーダーメイド)方式しかないのですから。


自分の人生です。どう生きても良いのです。自分が満足している限りは…。


そしてトライ&エラー、これあるのみ。経験から、あるいは切実な体験を


通じて成長し、人生の輝きを増していく。それ以外に、人は生き様がないので


ありますね。



 ここでもう一人、僧侶の良寛について触れておきます。今の私が


或る意味ではもっとも関心と興味をそそられている人物だからですが、


遊びという観点からも、忘れてはならない方だと思うからです。その詳しい


人物像や伝記などについては、ほかの専門家の解説に譲ることにして


今はこの本のテーマにそって、必要最小限度のことだけを、述べるに





 良寛さんの呼び名で、一般に広く親しまれているお坊さんは、また


書道の達人として高名ですよ。この私も、若い頃に、下手の横好きで勉強していた


お習字のお手本に、良寛さんのものを選び、幾度か挑戦してみた覚えがある


のですが、とてもとても、まるで歯がたちませんでした。細身の、


素人眼には稚拙なように見えるその字が、実は鋼のような強靭なバネを





外見と深いところにある本質。これは生理の必然とでも形容すべき関係によって


密接に結びついている理屈なのですが、ちょっと見や未熟な者には理解不能。


お恥ずかしい次第ですが、私が良寛書の驚嘆すべき本当の姿を垣間見る


ようになった、少しでも近くに寄り、理解を深める事が出来るようになった、


そんな風に感じたのはつい最近のことなのでした。




















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最終更新日  2012年12月12日 10時29分47秒
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