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渡辺敦司@ Re[2]:兵庫県知事と選挙戦に関する調査を(11/21) しょうさん、ご丁寧な返信ありがとうござ…
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渡辺敦司@ Re:兵庫県知事と選挙戦に関する調査を(11/21) いつもお世話になります。早速2件とも賛…

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2008.01.09
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カテゴリ: 哲学・思想
b>竹田青嗣の本を読もう

 この文章の趣旨は、 竹田青嗣 の著書の勧め(続き)です。
 1980年代あたりから、いわゆるポストモダン思想がブームとなり、「実に浅薄な近代思想批判・哲学批判」がなされてきましたが 竹田青嗣はその当時においてもポストモダンブームに対して批判的な立場で理解し・評価をしていました(『現代思想の冒険』など)。

 ここでは、私が竹田青嗣に送った手紙(メール)をもって、「著書の勧め」にかえさせていただきます。

 『よみがえれ、哲学』の対談の中で述べられている点 「観念論のポイント」(45頁)「理性的な議論では解決し得ないような、異論の対立をどう解くか 『純粋理性批判』は、これに体系的に首尾一貫して答えようとした見事な解答例であること」(47頁

「ルソーの主張の核心」「政治権力の正当性の原理は広範な人民の“合意”と“一般意志”であるということ
」(54頁)、「ヘーゲルの主張のポイント 」「ヘーゲルはルソーの社会の原理を、人間の“自己意識”の原理とつなぎ合わせた」ということ 63頁)、

人は互いに自由な存在であることを認め合うならば (自立的な意志として自由の相互承認を成立させるならば) そのとき初めて「法」や「権利」というものが実効性を持つ 。→その前提によって、その決まり(ルール)を破ったとき、破った人間は罰せられることを引き受けるということが、(当為や要請ではなく)自由意志の必然的帰結として出てくる」 (145頁)

ということなど、当為や要請を持ち込まず「近代における自由の解放」を説明する竹田青嗣さんの一貫性を感じました。

 さらに、『人間的自由の条件』の結論部分で マルクスによる資本主義社会の「仮象暴露」を評価されるとともに、社会変革の必要性に言及され、ヘーゲルとマルクスを対立させることなく現代的に再生させるべきことを示唆 しておられることについても、共感して読ませていただきました。

 以上、一部を引用しましたが、全体として非常に興味深い論考がなされています。『よみがえれ哲学』『人間的自由の条件』など、ぜひご一読をお勧めします。

(私は、教育学部の出身なのですが、研究室は社会科の倫理社会(懐かしい呼称…)です。在学中から47歳の今にかけて、愛読した思想家はサルトル、マルクス、ヘーゲル、竹内芳郎、竹田青嗣、西研、長谷川宏などです。現実に向き合う思想について HP“しょう”のページ にまとめています。)
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Last updated  2019.03.30 00:43:54
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