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第11話はこちら今回の出張は少なくとも僕にとっては決して楽なものではなかった。日本にいるときに比べれば仕事の内容的にはそんなに大変なものではなかったと思うが、とにかく僕を苦しめたのは言うまでもなく環境の違いだ。旅行で来ているのなら必ずしも英語が使える必要はないが、仕事で来ていて、しかも全てが英語でことが進むような状況で英語が思うように使えない、あるいは理解できない状況はとにかく想像以上につらかった。たとえば、新人の時のように何も分からずに会議に出ていることも非常につらいものがあるが、分かっているのに自分の意見を最良の表現で伝えることができない状況はさらに輪をかけてつらい。この状況では自分の持っている能力を最大限に発揮することなどとうていできない。このことが僕にとってはとてもつらかった。飲みや遊びに行った時にも上記と全く同様な状況があって、きつかった。また、残念ながら単純に楽しいものでもなかった。別にポーランドに前から来たくて来たわけでもないし、興味を持っている観光目的物があったでもない。ましてや実際2日間程度市街観光をしたかぎりでは僕を高ぶらせてくれるような観光物はなかった。唯一感動したものといえば初日に見た文化科学宮殿のその威風堂々たる優美な外観くらいか。非常にさめていると思われるかもしれないけどこれが本当に僕が感じた生身の実感なのは隠しようのない事実である。ただ、この出張で何かを得ることができたことは確かな事実であろう。でも今のところは何が自分にプラスになったのかはわからない。時間がたって今回のことが自分にとってプラスであったことに気付くことができるのかもしれない。結局はやはり当然のことだが旅行は国内だろうが海外であろうが遊びで行くのに限る!!仕事で行っていたのでは純粋な楽しさは絶対に得ることはできない。僕のようなお堅い人間は特に頭のどこかに仕事のことがあって無になって楽しむことは不可能に近い。だからと言って海外での仕事を全面否定するつもりは毛頭ない。海外出張は普通の旅と違って良い側面も沢山持っていると思う。普通の旅行では到底不可能なほどの沢山の人間と交流することができる。しかもコミュニケーションをとるためには言語を問うている暇はない。普通に旅行に行っていただけではこれだけ沢山の人間と英語でコミュニケーションをとる必要性にかられることはまずないだろう。とりあえず今の気持ちを言わせてもらうのならもう海外出張には行きたくない。もう少し英語が上達した時にもしまた海外の話があったら参加させて欲しいと思うかもしれないし、その時にまた出張にもいけたらいいなと思うかもしれない。でもとにかく今の状態で言えば絶対行きたくない。今回、たまたま幸運?不運?にも体験することができたポーランド出張。その経過報告の媒体としての出張記を通じることによって幸運にもいろいろな方々に自分の感情を表現する機会を得ることができた。このことは自分にとっては良い機会だったと思う。僕にとって海外に2週間もいたことは人生で初めてだったので、とにかく今は日本食が食べたい、日本茶が飲みたい、部屋でケツをボリボリかきながらコンビニで買ったガリガリ君を食べながらプロ野球を見たい、やはり自分は生粋の日本人だとあらためて気付かされる。最後に僕の主観にとらわれたつまらない文章を読んでいただいたみなさまには心から感謝します。それでわ、ジェンクイエン、ドヴィゼニア!
2005.07.27
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第10話はこちら昨日まででPolkomでNOKIAを使って試験可能な期間が終了し、Phase3-Solution対応も完了し、昨日本社で行ったミーティングでも客は大変満足&驚いた様子だった。が、今日になって問題が発生し明日またPolkomの人間と緊急ミーティングをしなければならない。話の内容によっては、急転直下するかもしれない。どちらにせよ本当であれば今回の出張で全てが完結するはずであったにもかかわらず逆に話が大きくなっていってしまったような気がする。今回の出張も大変だったが個人的には今後はプロジェクトを僕一人で進めていかなければならないので、今後の展開の方が更に心配である。なにはともあれこれでとりあえず今回の出張はほぼ成功で終わらせることができたのだと思う。(帰ってから or その後もまだまだ要求されていることはあるが・・・)明日は変更部分の内容を反映させた文書を書き上げてソフトの最終的なインストールをしてミーティングを行えば作業終了となりそうだ。おそらく明日は静かに過ごすことができると思う。打ち上げみたいのがないことを祈りたい・・・ということで長きにわたった出張記もとりあえずここらへんで終わりにさせて頂こうかと思う。完結編として編集後記を予定しているので、ここまで読んで頂いた皆様にはあわせてそちらもよろしくお願いしたい。
2005.07.22
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第9話はこちら今日はN○Cヨーロッパの榎本さんという人がロンドンから今回の契約のために(遊びに?)やってきたこともあり、夕食は日本人のオヤジ三人で勝手に食ってることだろう。ま、そーゆー自分もいつの間にやらオッサンの仲間入りをはたしてしまっている感もいなめないが・・・僕はMarkと二人で行きつけのポーリッシュ料理店に夕食に行った。とにかくこっちに来てからは誰かしらと一緒に行動することが多くて、一人になりたい僕は今日もMarkに「I wanna go back to my room early tonight.」ってな感じでいったのだが、当然ながらやつは聞き入れない。しょうがないから8時までは付き合うことにした。やつは「I promiss you.」と言っていたが移動した先のアイリッシュパブでオールドサッカーゲームをやっていて8時を過ぎても帰るそりをまったく見せないので僕は意を決してお前は約束を破る気か!?「I think promiss is one of the most important thing in the world.」ってあってるかどうかも分からない英語で強い口調で言ってやったらようやく帰る気になったみたいだった。今思えば、だいぶ固いなそれでも帰りぎわに後で部屋に電話するからその時飲みに行く気があったら行こうぜ!みたいなことを言っていたので僕は部屋に帰ってからそっこーで電話線をひっこ抜いておいた。あいつは本当に悪いやつではないのだと思う。典型的な元気はつらつなイギリス人なんだろう。だが典型的な日本人の僕にはどうやらはだが合わないのかもしれい。あいつが日本に来た時に日本で連れて歩かなければならないことを思うと先が思いやられる。おそらく逆に僕の方が連れ回されてしまうことだろう。NOVAにも通ってるくらい英語にはそれなりの関心がある僕は常々外人の友達を作りたいと思っていたが、正直言ってMarkはちょっと・・・って感じだ。で、ここからは出張記にはめずらしくディープな仕事の話になる。> こっちじゃ、「なんか水谷君やれてんじゃん。」的な風潮が形成されつつあります。> ここいらでひとつ、苦労してるぜぇってなとこを全面に出してみるのもテではないかと。会社の同期からこんなようなとてもありがたいアドバイスをもらったので今日は少し仕事の内容でつらかった話をさせていただきたいと思う。今回のシステムはEricssonと競合している部分が多い。NECは今回のPhase2-Solution及びこっちにきてから新規に立ち上げたPhase3-SolutionでこちらでInteglation試験を開始してからPolkomTelの要求に対して迅速に対応しているためPolkomTelに対してすこぶる印象が良いようだ。といっても内情を知っている僕から言わせてもらえば、ケチのついた内容に対してソフトウェアのプログラムを改修したにすぎない。だがEricssonがNOKIAサイドの問題?を吸収しきれずにソフトウェアの開発に苦労している横でN○Cがさっさとことを済ませているために客には余計に良く映っているようだ。そこでさらに客先から要求された内容に対してもなんとか今回のPhase2 or Phase3で完結させたいという要求が現地担当マネージャのクリストフや現地の営業からソフトウェアに対して突きつけられた。当然N○Cとしてはこの波に乗ってさらにPolkomTelの信頼を掴み取りたいのであろう。なにしろPolkomTelの案件は他にもあるようだからN○Cとしてはそれなりのチャンスであるとにらんでいるのだ。だが、ここで問題がある。当然ソフトウェアの改修は僕がやらなければいけないわけだが期間中での改修の可否を現地のみんなが僕に求めてきて、お前の言葉が「Last Word」だと言って僕に最終決定をゆだねるみたいな恐ろしいことを言ってきた。ソフトをいじれるのは期せずして僕だけなのだから当然のことであるとは思うが、何が問題かというと、可否の判断基準をどこにおけば良いのかが僕には分からなかった点だ。とにかくゴリ押しで昼夜を問わずに作業してとりあえず動くものができれば良いのか、それともきちんとしたソフトとして出すべきなのか・・・心情的にはなんとかやってさらにN○Cの印象を良くする事に貢献したい気もしたが、それをやるためには改修規模が大きく、リスクも大きいことはわかっていた。このことは僕をとてもに苦しめた。最終的には今回一緒にこのプロジェクトを進めてきた日本にいる町田さんの判断を仰ぐことにしてリスクは負わない方向でことを進めることとなった。今思えばこの時Yesを言っていたら、ただでさえPhase3-Solutionの改修があるのに大変なことになっていたかもしれないことを考えるとこの時の判断が正しかったことを思い知らされる。今後の僕には仕事であろうとなんであろうと彼のようにお金のことや感情をとりあえず横において、冷静に決断をする能力を養う必要があるのだろう。今後は一人でこのプロジェクトを進めていかなければならないことを考えるとゾッとする。とにかく、環境がまったく異なるこの辺境の異国で僕一人に今後のプロジェクトの動向を左右するような決定が委ねられているような状況はあまり生きている心地がしなかった。。。
2005.07.21
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第八話はこちらから昨日の出張記があまりにも短かったので今日は昨日のことについて少し語っておきたい。昨日は日本から葉山さんというN○C海外MWの営業の人がPolkomTelとの契約を行うためにやってきた。個人的にはいけ好かないかんじだがここはうまくやらねばと腹をくくる。でも、Markを見ていると彼は誰とでもうまく?話す。年齢を気にするでもなく、好き嫌いを気にするでもなく、純粋に常に自分のペースで会話をしているように思える。Markを全て肯定するつもりは毛頭ないが、いつでも前向きな考え方など少なくとも彼を見習うべき部分はとても多く感じる。Mark、葉山さん、小野さん、僕で夕飯を食い終わった後で、僕は部屋に帰る最中に小野さんにまたスポーツバーに誘われた。今日はバーではプレミアリーグのフラム対チェルシー戦が放送されているという。小野さんはもとサッカー部で僕もかなりのサッカー好き(観戦)なので一緒に行くことにした。しかし、肝心のお目当ての稲本は後半早々に交代させられてしまった。やはり各上のチェルシー相手にはディフェンシブにならざるを得ず、最近特に攻撃的な稲本は特に見せ場もなかったし、早々に交代させられてもしょうがないかなと思った。一本だけ惜しいシュートがあったが。稲本の交代とともに我々もホテルへと後退した。-----------------------------------------------------------------「9日目」こちらに来てからの作業はたいてい客先(PolkomTel)で行っているが、ここやN○Cオフィスではいつもポップスがかかっている中で仕事をしているような気がする。ひとりひとりのスペースも広く、こういう雰囲気はとてもいいかんじだ。今日は僕の持っている知識外のNOKIAやPNMS側の問題が多くてただでさえ英語が分からなくてとても苦しい状況に輪をかけたようにつらかった。システムまわりのことならまだしも自分の管轄外となると、自分がたとえいくら良いソリューションを提案する能力を持っていたとしても英語が分からなければ自分の意見を正確に発言することもできないし、ましてや問題が何かもつかむことも難しい。このことはほんとに僕を苦しめた。ましてやその場所にいる意味もないし、いたくもなかった。僕も必死に理解しようと努力はしたがマークとグレゴの超ネイティブなビジネス英会話についていくことは不可能に近かった。このことについては後でマークは僕に申し訳ないことをしたと、謝ってくれたが謝るくらいならその時にどうにかして欲しかった。彼は一人で勝手に突っ走ってしまうことがとても多い。しかも自分が使えないと判断した人間に対しては非情なまでに冷たい気もする。Piotrのことなんかはジャマ扱いしたり、お前はとっとと車を取って来い!みたいに単なるドライバー扱いしている。こういうのを見ているととても心が痛む。僕が思うにPiotrだって本当はもっとテクニカルな仕事がしたいに違いない。僕がプログラムをいじっていると横ですごく興味深そうに見ていたりする。しかし、このポーランドという土壌でN○Cとして働くにはあまりにも仕事がなさ過ぎるのだろう。他の社員も10時くらいに来て5時にはいなくなっているからほんとに仕事がないのだと思う。このことは仕事好き?な僕にとってはかわいそうにも思えることだ。って少し話がそれてしまったが、マークも決して悪いやつじゃない。むしろ僕はあいつのその天真爛漫さにひかれる部分もある。だからこそ彼にそういった人間的に汚い部分を見たくないのかもしれない。しかも期せずして、時として自分の意見を曲げることを好まず突っ走りぎみになり、自分にとって使えないと判断した人間をさげすんでいる彼のこの姿はまさに日本にいるときの自分の姿そのものなのではないかとも感じてしまう。結局彼もイギリス人ではあるがN○C-UKで日本人のボスの下で働いているわけだから日本人に近いところがある。(ちなみに一つ訂正があるが彼がケンブリッジって言ってたのはどうやらジョークだったらしい。僕はてっきり信じ込んでいた。実際は聞いたこともないとこだったがどのみち人間を見るのに大学の名前なんて必要はない。)あんまり深く考えているわけではないがこのことは自分を見つめ直す良い機会になるかもしれない。今日も夕食後にマークにもっと飲みに行こうと何回も誘われたが、今日は海外出張経験のある会社の先輩の岡田さんに頂いたアドバイス通りにキッパリと断った。岡田さん曰く、> 誘われても、気が乗らない時は、キッパリ「NO」と言った方がいいよ。> 外人相手の場合は、下手に躊躇する方が印象が悪いから。> (I'm tired.でもI'm sleepy.でもI still have jet lag.でも理由は何でも良いから、とにかくキッパリと断るのが大事)> あとは「また今度ね」ぐらいの言葉を添えておけば大丈夫。> 日本人的感覚で付き合ってたら、それこそ体が持たないでしょ。だそうだ。ほんとにその通りだと思ってはっとさせられた。このままでは衰弱死しかねない僕にとってこのアドバイスはほんとにありがたかったし、とても助かった。このアドバイスをもらっていなかったら今日も必ず断りきれずに飲みに行っていたはずだ。おそらく明日がPolkomTelでPhase3を見据えた試験ができる最後の日になりそうだ。なんとか最良のSolutionを見出さなければ・・・そういう意味ではMarkが必死になってまわりが見えなくなるのも良く分かる。みんなこのプロジェクトを良い方向にもっていこうと必死なのだ。明日はさらに早起きしてPolkomの本社にいく必要がある。今日はできるだけ早めにベットにつこう。。。
2005.07.15
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第七話はこりらから最近はとにかく体がだるい。だが当然のことながら仕事は有無を言わさずやってくる。不眠症の僕は日本にいても常に眠気やだるさにおそわれているわけだが、さすがにこちらにきて時差の影響がだんだんと体に蓄積されていっているのを感じる。今日は、出張記始まって以来の超短文だがこの辺で終わらせてもらおう・・・
2005.07.15
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