全94件 (94件中 1-50件目)
尾張旭市のお客様の処でキッチンシンクの輸入ストレーナーの交換をしたという記事を昨日書かせて頂きましたが、実はもう一つミッションがありました。それは、写真にある輸入キッチンキャビネットの底板を取り換えるという工事でした。写真は、レンジ下のキャビネットと引き出し式のキャビネットの底板が写っていますが、シンクキャビネットの底板は水漏れ等の影響からか、ぶよぶよしていて今にも抜けそうな状態でした。ただ、給水・給湯の水道管やシンクからの排水管、別接続の浄水器の配管といった様々なものが、底板から立ち上がっているという感じでしたから、水道屋さんを呼ぶような機会がないと、配管類を外して底板を交換するなんてことはなかなか出来ない状況でした。輸入キャビネットの底板は、木くずを圧縮して固めたMDFと呼ばれるプリント印刷された材料で、湿気や水分を含むと膨れて柔らかくなります。また、厚さが12mmしかありませんでしたので、強度的には少し心許ないといった印象でした。そんな板の上に重い食器や鍋・フライパン、いろいろな食材や洗剤類が載せられていましたから、シンク以外のキャビネットの底板もたわんでしまっていたのです。水道屋さんは午後に来てもらうことにして、早朝から大工さんと私の2人でキャビネット3ヶ所の底板を15mm厚の無垢パイン材の集成板に張り替えました。一枚物の木製の無垢板ですから、見た目も強度も随分よくなったと思います。(配管類を取り外し穴も正確に明けましたので、シンク下も一枚物に出来ました)板そのものは無塗装でしたから、取付け後にパラペイントの木部用防水塗料 ティンバーケアのナチュラルクリアを塗って水や湿気の対策も施しました。こうやってメンテナンスをしてやれば、キッチンや洗面のキャビネットも更に長く使い続けられると思いますので、皆さんも是非見直してみて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月22日
コメント(0)
こちらは、輸入キッチンのキャビネットの中を撮った写真です。排水目皿(ストレーナー)から水漏れしたということで、キッチンシンク下のキャビネットをチェックしに来ました。輸入キッチンは、アメリカのメリラット(Merillat)製。品質的には定評があるメーカーですが、排水や床下からの湿気なのかキャビネットの底板が撓んで柔らかくなっています。シンク下の底板だけでなく、コンロや引き出し用のキャビネットの底板もシンク下程ではないですが同様に撓んでいる状況です。キャビネットの箱自体は、12.5mm(1/2インチ)厚のMDF板(木くずを圧縮して板状にしたもの)を使っています。表面は塗装によって防水処理をしてあるのですが、カットした部分の木口はそのままの状態ですから、そこから湿気や水分が入り込んだのだろうと思います。MDFは国産のキッチンでも使われることがありますが、国産のものは比較的薄いベニヤ板が箱材として用いられています。どちらがいいかと言われても、どちらも湿気には弱い素材ではあるので、何とも言えませんが、多少厚みのあるMDFの方が多少いいかも知れません。何れにしても、このままではよくありませんので、底板を新しいものに交換して、湿気にも強い無垢木製の板材に交換しようと思います。勿論、板の塗装は木部専用防水塗料パラペイント ティンバーケアを使いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月08日
コメント(0)
昨日、掃出しサッシのドアハンドル等を交換したという記事を書かせて頂きましたが、今回はカナダのパシッフィック・リム(Pacific Rim)社製キッチン・キャビネット。キッチンのコーナーに設置された吊戸棚なんですが、コーナーキャビネットのドアは2枚のドアが直角に折れ曲がるように付けられています。その折れ曲がりの部分を連結する為に、特殊な形状をしたL型ヒンジが取り付けられているのですが、ドアの重量が掛かる上に2枚のドアを途中で連結しているという役目から、負荷が自然と大きくなるところになります。ですから、丈夫なステンレスで出来ているとは言え、可動部が曲がってしまったり、部品が折れてしまったりして、ヒンジがドアを支えられなくなってしまいます。そうなると、キャビネットのドアが脱落してしまう状況になりますから、他に不具合が出ないうちに出来るだけ早く金物を交換して、正常な状態に戻してやる必要があります。ただ、一般のお客様は、こんな輸入部品をどうやって調達したらいいか、見当も付かない状況だと思いますから、分かっていながら放置してしまうことが多いのも実情です。でも、そうしていると、今度はドアに固定する為のビスが抜けてきたり、ドア自体が割れてきたりしますから、余分な費用も掛かりますし、交換部材の調達や修復にも時間が必要となってきます。今回は、幸いメーカーからヒンジを取り寄せて調整するだけで、無事に元通りに直すことが出来ましたが、せっかくの高級輸入キャビネットを全交換しないといけなくなることすら起こり得ます。トラブルを小さなうちに摘み取っておくことが、余分なお金や心配を掛けなくて済む第一の秘訣です。その為には、まず信頼のおける輸入住宅の専門家を見付けておくことと、そういった人とうまく連携出来る関係性を築くことが大切ですよ。自分たちで家の面倒を見ることが出来るならいいですが、将来の部材の調達や施工という面では専門ビルダーに頼らざるを得ませんから・・・。近くて安いからと言って、輸入資材の取り扱いを知らない業者さんにお願いすると、間違った取付け方や施工不良が発生する恐れもありますから、反って修理が大変になるなんてことはよくあることです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月14日
コメント(0)
こちらは、パシフィック・リム(Pacific Rim)社のキッチン・キャビネットに使われている吊戸棚のドア用ヒンジ。先日、交換用にカナダから入荷してきたばかりのものです。「へ」の字に曲がった形をしているのは、コーナーキャビネットに使う2枚のドアを連結させる為に使うヒンジだからです。ステンレス製ですから結構頑丈に出来ているはずなんですが、コーナーキャビネット用のヒンジは消耗が早いかも知れません。こちら以外にも、デウィルズ(Dewils)のキャビネットで同様の交換が必要となった案件もありました。(先日、記事に書きましたね)こちらのキッチンメーカーは対応が早く、連絡したらすぐに交換部品を送ってくれるとの返信がありました。もう15年以上前にお客様が購入したキッチンですが、今でもちゃんとアフターサービスをしてくれる点は、プライスレスだと思います。新築時には金額が目に行くものですが、品質の高さやアフターサービスのよさといった点で購入するかどうかを決めるのが、一番得だと思います。さて、皆さんもおうちでは、15年以上経ってもメンテナンスが出来る体制が取れていますでしょうか。いい家を長くいい状態で使う為には、ケアしてくれる人がいることがすごく大切だと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月01日
コメント(0)
昨日、輸入サッシのガラスの採寸に行ってきたという記事を書かせて頂きましたが、そのおうちでキッチンキャビネットの不具合についてもご相談がありました。キャビネットは、デウィルズ(Dewils)社のホライズン(Horizons)シリーズの木製キッチン。本物の石で出来たカウンターが載せられた素敵なキッチンですが、コーナーにあるベースキャビネットのドアヒンジの1つが割れて破損している状況でした。お客様は割れた処をテープで留めるなどして使い続けていたらしく、近所のリフォーム屋さんにも見てもらったそうですが、手に負えないからかその後なしのつぶてだったそうです。デウィルズのキャビネットは、私たちも20年以上前によく使わせて頂きました。少し価格は高めでしたが、箱の造りが対寧で長く使いたいという方なら見た目は同じでもこちらのキャビネットをお勧めしたものでした。今回のヒンジは、2つのドアをジョイントさせて開閉するという特殊なものですが、こういうヒンジはコーナーキャビネットではよく見受けられるものです。これからメーカーに調達について問い合せるつもりですが、それ程難しいことではないように思います。でも、お客様もヒンジが悪いまま使っているとドア自体も損傷してくる恐れがありましたから、早めに輸入住宅専門の会社に相談するようにして欲しいですね。まあ、相談先がないというのが、最近の傾向ではありますが・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年10月24日
コメント(0)
こちらの写真は、三重県四日市市にある輸入住宅の輸入キッチン。2000年に新築されたということですから、19年くらい経ったおうちです。9年程度住まわれて、その後どなたかに家を貸されていたそうですが、あまり掃除が得意ではなかったのか、あちらこちら汚れや破損が見受けられ、手入れが必要な状況となりました。今回、私共は輸入サッシのマーヴィン(Marvin)の修理をメインに仕事をさせて頂く予定ですが、木製ドアのキッチンや洗面キャビネットも随分と汚れていますので、こちらも担当させて頂きます。借主の方はペットを飼っていたらしく、爪で引っ掻いた跡や油汚れなどが無垢の木製ドアに付いています。こういう場合、普通であればキッチンごと交換してリフォームしましょうという業者さんが多いと思いますが、私たちは汚れをサンディングで落としてから、ツヤありのパラペイントで塗装することをお勧めしたいと思います。パラペイントなら、塗料の嫌な臭いもありませんし、玄関や室内のドアや家具といった木製品に塗装することも可能です。アメリカ人なら、きっとこうしたキッチンを真っ白で塗装して、爽やかなイメージに一新するでしょうね。勿論、ブルーグレーやえび茶色で塗っても楽しいかも知れませんね。日本人は塗装という文化に慣れていませんが、塗ってみればその楽しさをご理解頂けるはずです。また、もし色を失敗したとしても、また上から塗り直すことも出来ますから、それ程神経質になる必要もありません。キッチンや洗面キャビネットを塗装でリノベーション。こんな楽しいことが出来るのは、輸入住宅以外はありませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年11月02日
コメント(0)
昨日調査にお伺いした名古屋市の輸入住宅のキッチンです。真っ白で爽やかなキャビネットにゴールドのブラス・ノブが映えていかにも輸入キッチンという感じです。でも、新築から20年も経過するといろいろとメンテナンスが必要となることも事実です。特にこちらのおうちには猫ちゃんがいて、引っ掻いたりかじったりしていたようですから、ある程度は仕方のないことかも知れません。ご覧のように、シンク・キャビネットのドアの下端は、表面材が剥がれて黄色い下地が見えています。このキャビネットは、カナダ パシフィック・リム(Pacific Rim)製のものですが、ドア自体は木の粉を固めて成型したMDFと呼ばれる素材で出来ています。その上にツヤありの塗装や樹脂で表面を覆って仕上げてあるのですが、表面材の一部に傷が付いたりすると、素材のMDFに湿気や水分が入り込んで膨張します。そうなると、更に表面材の傷口が開き、どんどんドアの損傷がひどくなってしまうというのが、この状況を作り出すのです。MDFが膨らんでいなければ、私ならこの上から再度塗装で仕上げるという方法を提案しますが、膨らんで下地が弱くなってきているようならドアの交換をお勧めします。今回キャビネット・メーカーははっきりしていますし、アフターサービスもちゃんとやって頂けそうな感じですから、同じものを製作してもらってドアを交換したいと思います。もしメーカーがはっきりしないという場合でも、キャビネット・ドアのデザインを一新するつもりがあれば、同じサイズで新しいデザインのドアを別のメーカーに作ってもらうことも可能です。そういった提案が出来るのも、輸入住宅の知識や経験があればこそかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年03月24日
コメント(0)
国産のキッチンでもそうですが、ゴミ箱を置くスペースって結構邪魔だったりしませんか。キッチンの一角にキャビネットを設けないようにして、そこにゴミ箱を置くというスタイルの人もいるようですが、ゴミ箱が隠れているようで隠れていないなんて感じになりませんか。そう、キッチンにゴミ箱を置くのって、結構美しくないんです。私たちは、生ごみを入れるゴミ箱は、シンク下のキャビネットの中に納めてしまい、その他のゴミは写真のような4分割の分別ゴミ箱を余ったキャビネットの中に設置します。プラスチックの色分けされた3つのゴミ箱は、それぞれ入れるものを予め決めて捨てられます。一番奥にあるキャンバス地のバッグ型ゴミ箱は、少し多めに入れても膨らみますから、たくさん入れられます。勿論、全てのゴミ箱は、フレームから脱着出来ますから、捨てるのも装着するのも簡単です。北米のキッチン・アクセサリーは、種類も豊富。こんなゴミ箱一つとっても、楽しいデザインのものが手に入ります。型にはまっていない自由な輸入のキッチン・キャビネット。新築時には、こんなアクセサリーの中から自分に合ったものを組み込みたいですよね。これであなたのキッチンも、美しくスッキリしてみませんか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年10月04日
コメント(0)
システム・キッチンの標準コンロと言えば、前面に魚焼き機が付いたビルトイン・コンロです。魚焼き機があると何かと便利だと思いますが、焼いた後の掃除が面倒であまり使わないというご家庭も多いかも知れませんね。今回取り上げるのは、スイッチのツマミもカウンターの上に付いているドロップイン・コンロ。オール・ステンレスで作られていて、いくつも料理をこなせる4つ口タイプ。その上ゴトクが同じ高さでコンロ全面ですから、お鍋をスライド移動しても安全です。こういうヨーロッパ・テイストのデザインのものは、きっとキッチンをスタイリッシュにしてくれるはずですし、料理も楽しくなるでしょうね。この製品は国内で製造されていますから、将来のメンテナンスも安心です。さあ、新築のみならず、キッチンのリフォームをお考えの方も、是非採用を検討してみては如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年07月19日
コメント(0)
既に生産中止となって久しいロジェール社のキッチン・レンジ。こちらの写真のものも随分時間が経っていますが、その美しさは全く古さを感じさせないですよね。よくレンジを覆う耐熱ガラスのフタを割ってしまったという方がいらっしゃいますが、こちらはそのカバーもオリジナルのまま。相当大切に扱って頂いているのが、よく分かります。今回、このオーブンレンジ「GR-763」の修理についてご相談を頂いたのですが、メンテナンス用のパーツも随分少なくなってきていますから、ちゃんと直すことが出来るでしょうか。修理の内容は、2つ。1つは、4口コンロの着火不良。もう1つは、ガス・オーブンの着火不良。今までの経験からしてトランスと点火プラグに問題があるのではないかと思いますが、コンロ周りのゴミや油汚れも気になる処です。このレンジを手にされているお客様の多くは、この商品に相当の拘りを持っておられると思いますので、何とか直せないかという強い希望がおありです。私たちも出来るだけのことはやって差し上げたいと思いますが、ガスを使う機器だけに指定外の部品を取り付ける訳にはいきません。今回も純正パーツを探して修理を試みようと思います。さてさて、どうなることでしょうか。それは、「神のみぞ知る」です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年07月02日
コメント(3)
大分県で施工するレンガ積み輸入住宅に設置するキッチンをどうしようかいろいろな輸入キッチン・メーカーのサイトなどをチェックしています。改めてチェックしてみると、メーカーもトレンドを取り入れてデザインを変化させてきていますね。今日は、その一つをご紹介しましょう。北米のキャビネット・メーカーでは、最も有名で最も品質の高い会社の一つ、デウィルス(DeWils)。ここは、目に見えるキャビネット・ドアだけでなく、箱そのものの造りが素晴らしいですし、引き出しなどの動きなどにもコストが掛かっています。そんな目に見えない部分への拘りは、まさにマニアックと言えるでしょう。また、製品自体だけでなく、デザインやドアの材質のバリエーションもいろいろ取り揃えているメーカーなんです。写真では、ダーク・ブラウン色の塗装がされたアルミクラッド・サッシに対して、敢えて真っ白なインテリアを提案しています。窓にはカーテンがないようにも見えますが、一番上にロール・スクリーンを目隠しで配してあって、デザインの邪魔にならないような工夫がされているのでしょう。そして、恐らく家の外観はビンテージを模したクラシックなデザインにして、室内に入ると一転爽やかで明るいインテリアでお客様をおもてなしするといったサプライズのある家に仕上げたのだと思います。エプロン・シンクや水栓金具をサテン・クローム色のものにして、汚れにも強い清潔感をアピールしているかのようです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年02月04日
コメント(0)
輸入住宅のキッチンで有名どころと言えば、デウィルス(DeWils)かも知れません。特に90年代の輸入住宅ブームの際にはよく施工されました。そんな北米のキッチン・メーカーのサイトでは、今のアメリカのトレンドをいくつか紹介しています。その一つが、このネイビー・トーン。そう、アイビー・スタイルの紺ブレを思い浮かべれば、分かりやすいと思います。深いブルーのキャビネット・ドアに金色のキャビネット・ノブ。窓やドアには、ブラウン・カラーのウォルナットの飾り枠を配して、キッチン・カウンターにはベージュの石板を用いるというのが、今の流行なんだそうです。ネイビーですから、白を基調としたマリン・カラーでキッチンをコーディネートするのもOKなんですが、クラシックな色調にドラマティックなアイデアを加えるのが新しいんでしょうね。モノトーンが、過去5年続いたトレンドだったと思いますが、こうした若々しい色遣いが、今後5年のトレンドになるかも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年12月16日
コメント(0)
人工大理石カウンターではメジャーなStaron社。この会社が、イタリアのデザイナーとコラボしてデザインしたキッチン・カウンターが、こちら。色遣いといい、曲線を多用したデザインといい、70年代のサイケな雰囲気を感じさせるミニ・キッチンですよね。子供心ながら、大阪万博にもこんな感じの展示物が多かったように思います。日本のキッチンや洗面は、まだまだ保守的なデザインのカウンターが多いように思いますが、トレンドは徐々に日本にも入ってきますから、そのうちこんな宇宙的なキッチンが売り出されるかも知れませんね。このキッチンは、キャビネット状になっていますから、開きの扉を閉めてしまえば、部屋の片隅にある家具という位置づけになりますから、リビングや個室の一角に設置していても違和感がないと思います。ワンルーム・マンションやアパートなんかにあると、お洒落で人気も出そうですよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年11月24日
コメント(0)
名古屋市のお客様からフレンチ・デザインのロジェール社製ガス・コンロ、TS-40B(写真に記載のTDS-64は間違い)の修理が出来ないかとの問い合わせを頂きました。トップ付けの4口コンロは、国産のものにはない使いやすさとデザイン性がありますよね。でも、生産中止がされてから、相当の期間が経っていますから、修理用の部品の在庫があるかどうか、少々不安なところです。今回の不具合は、点火ツマミを回すと「カチカチ」火花の音はするのですが、実際のガスには火が付かないというものです。それも、1つでなく4つ共点火しないらしいのです。バーナー付近の部品を交換すれば直るように思いますが、一度メンテナンス部品を調達出来るかどうか、確認する必要がありますね。それにしても、ロジェールのコンロやレンジは、今でも人気がありますから、皆さん大切になさってますねぇ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年11月20日
コメント(0)
荒々しい木目とムラのある塗装のキッチン・キャビネット。まるで、大航海時代の海賊船を思わせるようなデザインは、一種カントリーな感じをも演出しています。こちらのキッチンは、日本でも有名なデウィルズ(Dewils)というキャビネット・メーカーの製品です。無垢材で出来たドアの樹種は、アルダー。日本では、ハンノキと呼ばれる堅い広葉樹ですが、通常はそれ程木目が強くないようです。ただ、ここでは節のある部分の木を多用して、粗い木肌を感じさせるようにわざとデザインしているようです。ベース・キャビネットは、全て引き出しタイプにして、それも出来るだけ幅のある引き出しになるようにしているところが、荒々しさを更に感じさせる要因になっているようです。そして、レンジ・スペースの左隣にあるストッカーらしき大きなキャビネットがありますが、実はこれは冷蔵庫なんですね。全体をキャビネットに見えるように覆った上で、冷蔵庫のドアの部分にアルダーの面材を張り付けています。これだと、一瞬冷蔵庫には見えないですよね。こういう細工をやってしまうのが、アメリカやカナダのキッチンメーカー。そこそこ費用は掛かりますが、オーダーで納まりよく仕上げてしまえるところが素晴らしいと思いませんか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年02月24日
コメント(0)
DewilsやDiamondなど、北米のキッチン・メーカーはいろいろありますが、その品質やデザインは千差万別。有名どころは、価格的にはいい値段がしますが、箱ものや金具などの細かな部分ではいいものを使っています。ですから、いいキッチンにしたいなら、専門家の説明をよく聞いてディテールを確認して選ぶことが大切だと思います。さて、そんなキッチンや洗面のキャビネットですが、今回引き出しの金物が破損したという相談を受けました。引き出しの箱もの(サイド・レール)はスチールで出来ていて、そこに面材の引き出しパネルを固定するという鋳物の金物です。以前お話ししたことがあると思いますが、鋳物というのは堅い分衝撃や無理な力に弱く、金属疲労で折れてしまうことがあります。この輸入住宅でも10年以上お使いになっていて、引き出しのいくつかで金物の破損が起りました。将来的にもこの金物が破損することが考えられますから、交換用の新しい金物を含めて調達したいところですが、この部品を製造しているメーカーでは既に生産をしていないようです。国内でこの引き出しに合うような金物を作ることは可能ですが、オーダー・メイドで少量生産となれば、1個数千円という価格となってしまいます。困っている方のお力になりたいと思いますが、私たちのこうした努力や調達能力をご理解頂けるお客様はどのくらいいらっしゃるでしょうか。新築時は出来るだけ安くという思いは分かりますが、安いには理由があることを忘れてはいけません。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月12日
コメント(0)
国産の洗面化粧台では当たり前のことなんですが、輸入の洗面の場合はキャビネットやボウル、アクリル・カウンターや水栓金具、鏡といったものが全てセットになった状態で販売されるということは、それ程多くありません。自分の好みに合わせて、一つひとつの部材をチョイスして、それを現場で組み上げるというのが一般的なんですね。日本の住宅は、多くのケースが建売りであることから、洗面スペースの面積や形状が規格サイズになっていて、そこに入る洗面台のサイズも決まっているということや、一体型にしておけば現場での作業手間も省くことが可能となって、合理性からくるコストダウンが図られるという理由なんでしょうね。面白味という点では、国産の一体型は多少我慢が必要ですが、選ぶのが面倒という人たちにとっては楽なことかも知れません。そういう人が、アメリカにもきっと存在しているのでしょう。メーカーによっては、写真のようなオールインワン・タイプの洗面を販売しているところもあるんです。写真に写っているものの中で含まれていないのは、照明器具と水栓金具(香水などの小物は当然含まれませんが・・・)だけであとは写っているもの全部が含まれます。幅は42インチですから、107cm。キャビネットは木製で塗装仕上げ。アクリル・カウンターにアンダーマウントの陶器のシンクが付いています。価格は約40万円程(税別・送料別)ですが、なかなかお洒落な洗面でしょ。こうしたデザインの洗面や輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年11月24日
コメント(0)
アメリカのサイトで見つけた真っ白なキッチン。北米のキッチンは、料理するキッチンというよりは、見せるキッチンという意味合いが強かったりするので、換気扇のカバーもキッチン・メーカーのオプションでオーダー出来るんです。オーブン・レンジも国産のものより随分大きいですよね。日本なら業務用と言ってもおかしくないくらいです。アメリカやカナダの人たちは、友だちを呼んでしばしばパーティをしますから、奥様たちがレンジに複数立つということも珍しくありません。ですから、これだけ大きなレンジを設置したり、多くの人が行き来出来るように、通路の幅を広く取るというのがステータスなんですね。レンジ側のキッチン・カウンターは、どうやら本物の大理石を使っているようです。石のカウンターは、食材を冷やすにはもってこいですから、ケーキなどを作る時にその役割を果たします。また、アイランド側のカウンターは、木を張り合わせた集成材のようですが、こちらも食材や料理を並べたり、計量等の準備に使われるのでしょうね。これくらい広くて充実したキッチン・スペースでしたら、きっと食事を作るのも楽しいと思います。皆さんもオーダーで、こんな輸入キッチンを造ってみませんか?大きなオーブン・レンジも私たちなら輸入出来ますし、洗面やリビングのキャビネットをお揃いにすることも可能です。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年11月07日
コメント(0)
ブレックファースト・カウンターのあるアイランド・キッチン。このキッチンは、先日リノベーションした日本家屋、名古屋市緑区のT邸です。このアイランドには、キッチン・シンクが付いていますから、このカウンターに子供が座れば洗い物をしながらお話しするなんてことも可能です。また、2人並んで座れますから、夜にご夫婦2人で並んでくつろぐなんて風景もいいですね。勿論、忙しい朝には、ブレックファースト・カウンターとしてもお使い頂けます。普段の食事は、ダイニング・テーブルが落ち着きますが、こういうカウンタースペースがあるといろいろ便利ですよね。こうしたデザインの輸入住宅やリフォームをご希望の方は、ご相談下さい。
2015年10月12日
コメント(0)
真っ白なキッチンが輸入住宅ではよく施工されますが、今回名古屋市緑区の日本家屋 T邸のリノベーションでは、この薄いクリーム色の輸入キッチンを使ってみました。白いカウンターにクリーム色のキャビネットという組み合わせは、上品で落ち着いた雰囲気を感じませんか。そして、ドアの取っ手には、ポリッシュド・クローム(輝く銀色)のハンドル・タイプとクリスタルのノブを使いました。引き出しにはハンドル、開きドアにはノブというデザインです。キッチンや洗面ドアの取っ手は、通常全て同じものを使うというのが日本では一般的ですが、北米ではこのように使い分けるということをよくします。こうしたドアの取っ手だけでなく、キャビネット自体もオーダーで組み合わせることが可能な輸入のキャビネットは、国産キッチンにはない楽しさを感じさせてくれますね。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年09月29日
コメント(0)
私たちは、輸入キッチンのシンク・キャビネットの下に生ごみ等を入れる為のゴミ箱を設置しています。キャビネットのドアを開けると同時に、ゴミ箱のフタが開いてドアと一緒にゴミ箱が外に出てくるというスグレモノ。この自動開閉するフタが付いたゴミ箱が欲しいという方は、日本にも結構いらっしゃるようです。さて、今回ご紹介するのは、キャビネットのドアをワンタッチで開けるという装置です。装置と言っても、簡単な仕組みのようですから、電気も何も必要ありません。両手がふさがっている状況や、手が汚れていてノブを触れない時には便利ですよね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
2015年08月24日
コメント(0)
パーティ・シンクのあるアイランド・キャビネット。LDKが一つになったオープン・スペースで見せるキッチンを実現するには、こうしたアイランド・キッチンは格好の見せ場となる。まあ、取り敢えずスペース・デザインはさておいて、今日はキャビネットのノブについて書きたいと思います。写真のパーティ・シンク(手洗い程度の小さなシンク)の前にあるキャビネット・ドアには丸いドア・ノブ、そしてその左の引き出しにはハンドル型のノブが付けられています。通常、日本ではどちらかに統一するというのが一般的ですが、欧米では2つのデザインが混在することがしばしばあります。どちらがいいかは、皆さんの好みに拠りますから正しい決まりなどは存在しません。ただ、もし混在させるなら、開きドアと引き出しドアとでそれぞれ区別して使うべきでしょう。そこに法則性があれば美しくデザイン出来ると思います。また、ここで使われているキャビネット・ドアのデザインですが、ドアの四方に框(フレーム)を回して、中央のパネルを薄い板のフラットパネルにしていますね。これをシェーカー・スタイルと呼ぶのですが、最近のシンプルモダン志向では好まれるデザインと言えるかも知れません。元々は、イギリスの古い伝統デザインが発祥と言われていますから輸入住宅のカントリー・デザインやトラディショナル・デザインの家にも合うと思いますよ。さて、このフラットパネルですが、周囲のフレームに比べて薄い板で作られているということを書きましたが、こういう場合、キャビネットのノブ(ハンドル)を中央に取り付けるとどうしても取り付ける根元の部分が不安です。まあ、それ程無理に引っ張る人もいないでしょうが、小さな子供さんがぶら下がったりするかも知れないということも考えられますよね。そういう場合は、框(フレーム)の上枠の位置にノブを取付けることを考えてもいいかも知れません。キャビネット・ドアの強度やデザインを意識しながら、センスある輸入のキッチン・洗面キャビネットを実現したいものですよね。ノブひとつを取っても結構奥が深いのが、輸入住宅なんです。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
2015年02月09日
コメント(0)
うちのスタッフの子供さん夫婦が、こちらの家で来年生活することとなりました。そこで、私たち ホームメイドが、この日本家屋のリフォームをやらせて頂くことになりました。時代の変化でデザインの考え方が、今は相当違ってきていますので若いご夫婦の生活スタイルに合うように、リノベーションをしなければなりません。今は空き家状態のこの家のキッチンも、ブレックファーストカウンターの付いた対面式の輸入キッチンにする予定です。また、照明器具も輸入照明にしたり、壁のクロスをパラペイントで塗り直ししたりして、和風な家を格好よくデザインし直しますよ。多分、この仕事は、3月くらいの春先にスタートするくらいでしょうが、時間も十分ありますから一生懸命計画します。皆さんの家が古い日本家屋だとしても、私たちなら美しく蘇らせますよ。そのいい例をお見せします。新築やリフォーム・リノベーションをご計画の方は、ご相談下さい。
2014年12月18日
コメント(0)
キッチン・キャビネットから壁までの全てを白で統一したキッチン空間。これも北米のサイトに掲載された写真です。吊戸棚は、キャビネット・タイプのものにせず、敢えて棚板だけのシンプルなものにして食器を見せるようにデザインされています。お気に入りの食器類があるようなら、こうしてオープンにしてみるのもいいと思います。ただ、それまでに計画して食器類を買っておかないと、色やデザイン的に統一感が生まれませんから、気を付けないといけませんよ。勿論、新築時期に合せて、新しいものを買い揃えるというならいいのですが、今までのものを捨てるか、あげるか、リサイクルに回すかしないといけません。アメリカのレンジは、恐らく6~8口のゴトクが並んだ大きなタイプですね。まあ、そんなものは日本ならレストランの厨房くらいでしかお目に掛かれないと思いますが、アメリカ人の料理好きの家なら結構普通に使われています。消防法やガスの規制があって、そのままのレンジを使うことは出来ませんが、電気式のレンジなら日本で大きなものも使えます。さあ、皆さんも美しいキッチンで、子供たちとお菓子作りをしてみませんか?こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
2014年12月15日
コメント(0)
アメリカのインテリア・サイトにHouzzというのがあるんですが、千葉で新築を検討中のお客様から、そのサイトに掲載されたこのキッチンのようなデザインのものが欲しいというご相談を頂きました。よく見ないと分からないかも知れませんが、白いペイントの下に黒やブラウンの色を塗っていて、白いペイントを紙やすりのようなもので部分的に剥がすことで、薄っすら下地の色が見えるようにするアンティーク仕上げという手の掛かる仕事がしてあるキャビネットなんです。また、ドア・ノブや飾りのモールディングなども豪華にデザインされていますよね。こういうクラシックなデザインは、輸入キッチンならではですが、如何にもお金が掛かっているなぁ~なんて感じですよね。デザインは少し違うようですが、他社で見積もってもらったら全く予算に合わなかったそうです。確かに輸入キッチン・メーカーでこんなのを頼んだら、目が飛び出るような金額になるでしょうが、安かろう悪かろうでは意味がありません。自社で直輸入している私たちなら、少しはお値打ちになるでしょうが、価格よりもクオリティの高さが私たちの真骨頂。北米のフリースタンディング・タイプの電気オーブン・レンジや60cm幅のアメリカ製食洗機なんていうものも組み込んで本物のアメリカン・キッチンをプランしますよ。ただ、ちょっと時間は掛かりますが・・・。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
2014年11月27日
コメント(0)
輸入の白いキッチン・キャビネットにゴールドのドア・ハンドル。如何にも明るいアメリカンなデザインのキッチンだと思いませんか?オーブンとレンジは、AEG社製。火加減のスイッチ類が、キッチンカウンターの上に並んでいるところが、格好いいですね。手前側の鶴首デザインの蛇口は、シャワー・ヘッドになっていて2つ並んだスイッチでシャワー吐水と通常吐水に切り替わります。これくらい舶来品を多用すると、国産では味わえない雰囲気が出てくるから不思議です。また、白いキッチンに白っぽいモザイク・タイルを壁に張ってみました。このタイルは、見る角度や光によって色や輝きが七色に変化します。結構お値段が張るタイルなんですが、壁全面に張りました。白いキッチンは、北米でもクラシックなデザインですが、こうしたモザイク・タイルはその雰囲気を更に増幅させてくれるようです。皆さんのおうちでも、こうしたデザインを採用してみませんか?こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
2014年09月26日
コメント(0)
輸入が遅れていた4分別するゴミ箱収納セットが到着したので、早速今日豊川市のレンガ積み輸入住宅 N邸に取付けに行きました。社長自ら、こうやって作業するのが、中小零細ビルダーのいいところ?でも、こうやって現場に出ると、分からなかったことが見えてきたりするから、たまにはこうやって取付けするのもいいんですよ。施工前(Before)は、幅80cmもある結構広いベース・キャビネットでした。可動棚も1枚入っていますから、いろいろなものが収納出来ます。ただ、もしここを現状のまま通常の収納として使う場合、生ゴミ用のシンク下ゴミ箱以外、ゴミ箱が部屋に露出することとなってしまいます。そこで登場するのが、このゴミ箱。下に引き出し用のレールがセットされていて、ゴミ箱もきちんと並ぶようにスチール製の枠も付いています。この枠は、ゴミ箱を引き出したい時の取っ手の代わりにもなってくれるからいいですよね。北米には、こうしたキッチンや洗面キャビネット用のアクセサリーがいろいろと用意されています。その中から私たちが使いやすそうなものをチョイスして、お客様に提案するのですが、なかなかいい感じだと思いませんか?オーダーメイドの輸入キッチンって、本当に楽しいしお洒落ですよね。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
2014年07月22日
コメント(0)
奥様にとって悩みの種は、キッチン周りの収納ですという場合が結構ありますよね。一般的に、国産のキッチンだとI型の2600mm幅のタイプを施工することが多いと思いますが、オーブン・レンジに600mm、食洗機に450mm、レンジ・フードに900mmといったスペースを取られてしまいます。ベース・キャビネットの部分で、オーブン・レンジや食洗機の幅を差し引くと、残りは1550mm。両手を広げた幅より少ないくらいしか収納スペースは取れません。吊戸棚の部分では、レンジ・フードの幅を差し引くと、残りは1700mm。こちらもほぼ両手一杯くらいの幅。それも高い場所は手が届きにくく、吊戸棚の奥行きは30cmしかありません。お鍋やヤカン、フライパンといった調理器具だけでなく、ナイフやスプーン、各種のお皿やポットやカップを仕舞い込んだら、もう残るスペースは殆どないという方もいるでしょう。そんな時輸入キッチンでは、キッチン・ストッカーと呼ばれる大型の収納キャビネットを設置します。奥行きは、ベース・キャビネットと同じ600mm。浅過ぎず深過ぎず、丁度手が届くだけの奥行きになっています。高さも2mをちょっと越えるくらいありますから、1.8m高の冷蔵庫よりも収納量は格段に多いのです。そして、仕切りの棚板も可動式ですから、入れる物の大きさに合せて、自由に位置を変えられます。これなら、お客さん用の食器や常温の食料品などを入れるスペースも確保出来ちゃうんですよ。キャビネットを自由に組み合わせることが可能な輸入のキッチンならではですが、これ以外に洗面で使える大型のリネン・キャビネットなども存在します。(形状は、ほぼキッチン・ストッカーと同じです)そうすると、タオルや下着、パジャマなどを全部脱衣スペースに収納出来ちゃうんですねぇ。夢のあるキッチン・洗面ですが、機能も充実させられる輸入住宅って、素敵だと思いませんか?
2014年05月13日
コメント(0)
輸入のキッチン・キャビネットには、いろいろなオプションが存在します。ちょっとしたアクセサリーで、キッチンの使いやすさは見違えるように変わるものです。家づくりを初めてするお客さんからすれば、どんなオプションがあるのか、どう使うのが一番自分たちに合っているのか、なんてことを始めから理解して家づくりをするのは至難の業。それを日頃の経験から予めセットしてプランするのが、私たち プロのビルダーの役割です。写真は、愛知県豊川市の輸入住宅 N邸のキッチンのコーナー・キャビネット。4分の1が切り取られた円盤が、上下2個入っていますね。これが回転していろいろなものを収納出来るのですが、英語でLazy Suzan (レイジー・スーザン)と言います。直訳すれば、「無精なスーザン」となる訳ですが、きっと面倒くさがりの女性が考え出したからなんでしょうね(笑)また、キャビネットのドアは、折れ戸のように2次元に曲がって広げられます。そうしてあげることで、開口部が広くなり、ものの出し入れがしやすくなります。初めて見る人は、どうやってドアを開けたらいいのか、迷ってしまう人もいるくらいです。輸入のキッチンって、楽しいでしょ。私たちの仕事は、皆さんに夢を与えることですから。
2014年05月08日
コメント(0)
私たちの輸入住宅のキッチンや洗面に使う輸入キャビネットは、1つひとつのユニットを組み合わせて、その場所に相応しい大きさやデザインのものとなる。写真は、愛知県豊川市のレンガの家 N邸のキッチンの一部だが、三段の引き出しユニットを3つ横並びにして、合計9個の引き出し(Drawer)の固まりを作り出している。まるで、昔の古い薬屋さんにあった薬ダンスの風情を感じるデザインですよね。引き出しを四段にしたり、それぞれのユニットの幅を変えたりすることも可能だから、そのデザインも多様に選択できるのが、輸入キャビネットの素敵なところ。引き出しでなく、開きドアにすることだって、いとも簡単にやってのける。ここでは、3つ共同じサイズ、同じデザインを並べることでリズムを感じるようにプランした。勿論、これはお客様からの要望を聞きながら考えてあるのは言うまでもない。こんな細かい変更やサイズの指定をしたら、国産キッチンでは数百万円掛かるだろうが、オーダーが基本の輸入キャビネットではビックリする程の価格アップにならない点もうれしい。ただ、こうしたことを気軽にやってくれる輸入住宅ビルダーが少なくなっていることも確かである。プランするには、センスとスキルが必要だし、デザインする時間や手間も相当になる。だから、標準化された大きさやデザインの輸入キッチンや洗面を、パッケージにして輸入建材屋さんから購入するなんて手抜きが、一般的になってしまったのは悲しい限りです。キャビネットのノブ、ドアの面材の材質、色に至るまですべてをオーダー出来る輸入キャビネットの魅力を思う存分感じられるのが、本物の輸入住宅だったはずですよね。
2014年05月03日
コメント(0)
私たちが施工する輸入住宅では、北米からオーダーで輸入したキッチン・洗面キャビネットを使います。そのお宅にピッタリ合せて注文しますから、メーカーのミスや輸送途中での破損がなければ、素敵なキッチン・洗面になること請け合いです。そんなキャビネットですが、オーダー故にいろいろなアクセサリーをオプションで付けられるのも魅力です。その一つが、このTilt Down Tray。通常、シンク・キャビネットの正面部分は、幕板と呼ばれるハメ殺しの化粧板が付いていますが、この化粧板をトレイのドア・パネルとして利用したのが、Tilt Down Tray なんですね。ここを利用出来るようにすると、包丁類やタワシ・スポンジなどを仕舞っておける為、シンクまわりに余分なものを置かなくて済みます。きれいにしておきたい人には、本当に便利ですよね。ただ、メリットがあれば、デメリットも存在します。それは、トレイを入れる分だけシンクの位置が手元から遠くなるということです。シンクの大きさによっては、トレイが入らなかったということもありました。そう、トレイとシンクを合せた奥行きがキャビネットの奥行きよりも大きくなってしまったんですね。シンクの大きさを取るか、トレイを取るか、それは使う人の価値観によって決まります。でも、こうした素敵な選択肢がいくつもあるなんて、輸入キッチンならではですよね。因みに、このキッチンの写真は、豊川市のレンガの家 N邸のアイランド・カウンター部分です。
2014年05月01日
コメント(0)
先日、建築確認申請の完了検査の為、友人の加藤設計さんに現場立会いをお願いした際に、高角レンズで撮って頂きました。私が持っている一眼のレンズでは、こんな広がりの光景はどうやっても撮れません。でも、この広さ、どうですか~?元々ダイニング・キッチン(DK)のスペースは、吹き抜けですから広く感じるんですが、そこに階段スペースを加えることで更に幅広さがアップしていますよね。限られた空間でも広さを感じるようにする仕掛けがあるんです。中央のバー・カウンター付のアイランド・キッチンの手前に何もない空間がありますよね。実は、ここにダイニング・テーブルを置いて、アイランドと連続させる形で使うんです。こうすれば、料理が出来たらすぐにテーブルに運ぶことが出来ますし、バーカウンターやテーブルに子供さんやご主人が座っておしゃべり出来るじゃないですか。そう、このおうちの中心は、このアイランド・キッチンのまわりにあるんですね。大きくてお洒落なホワイト・シェードのペンダント照明もこのおうちのアクセントであり。見せ場です。そうそう、右手の木製階段は、赤毛のアンのふるさと、プリンスエドワード島の階段屋さんが作ったパインの無垢材なんですよ。お客さんは東京、私は名古屋(日進)、現場は豊川、資材やレンガ職人はカナダという遠距離恋愛でしたが、全員が力を合せて、全てのデザインが高い次元でまとまれば、これだけ美しい輸入住宅を実現出来るという証です。今週末にこの家のオープンハウスを催しますので、家づくりに情熱のあるの方は、どうぞお越し下さいませ。(このおうちは、4月26日(土)・27日(日)にオープンハウスを開催させて頂こうと考えております。私たちの家づくりにご興味のある方は、こちらから詳細をご確認の上、見学希望をお知らせ下さい。)
2014年04月24日
コメント(0)
ここ何十年もの間、日本のキッチンは、2.5mか2.7m程度の長さがある一体型システム・キッチンというものが主流です。キッチン・メーカーもそういったものが標準で、オール・インワン(All in One)でないキッチンなど存在しない。そんなこと、当たり前じゃない?なんて言われそうですが、お洒落な欧米のお宅ではそうでもないことに気付かされます。写真をご覧頂くと分かりますが、左下のオーブンレンジは奥行きがそれ程ない机のようなミニ・テーブルの横に置かれているではありませんですか。つまり、このフリー・スタンディングのオーブンレンジ(アメリカではストーブと呼びます)は、部屋のオブジェのひとつなんですね。ある意味、これって衝撃的ですよね。だって、 家具としてレンジを部屋に置いてしまい、キッチンという個別空間をなくすという発想は、日本人の誰もが持ち合わせていないものだと思いませんか?多分この部屋には、キッチン・シンクや作業台もオブジェとして部屋を飾っているのだろうということが、自ずと想像されます。逆に、昔の日本にはこういう発想の住居が多かったのかも知れませんが、アメリカからシステム・キッチンという概念が入ってきた時に失われてしまったのかも知れませんね。豊かさとは、既成概念に捉われない自由な発想の中にあるのです。でも、これを国産のキッチンでやろうとしても無理かもね(笑)そんな時は、輸入キッチンを施工するホームメイドにご相談下さい。
2014年04月21日
コメント(0)
ホームメイドで施工する輸入キッチンのキャビネットには、標準で輸入のゴミ箱を設置します。分別用のフタのないゴミ箱もありますが、シンクの下に入れるものは、フタ付きのものを選びます。それは、シンク下が生ごみや液体が付いたものを捨てる機会が、一番多いと考えるからです。また、こうしたゴミ箱には取っ手が付いていて、中のボックス毎外して屋外へ運ぶことが可能です。(プラスチックの一体成型ですから、ボックスから液漏れするようなこともありません)そして、このゴミ箱の最大の特徴は、ドアを開けた時にこのようにゴミ箱のフタが開いて、この本体とキッチンのドアとが一緒に飛び出してきます。ですから、ゴミを処理するのも簡単ですよね。勿論、ドアを閉めれば、自動でフタが閉まってキャビネットに納まります。また、このゴミ箱は、15~18リットルの容量がありますので結構たくさんゴミを収納しておけるのも魅力です。いつまでも美しい輸入住宅を保つには、こういうアクセサリーが重要だと思いませんか?当然このゴミ箱は、現在施工中の豊川市 N邸や日進市M邸の輸入キッチンにも取り付けられています。実物を見てみたいという方は、4月26・27日のOpen Houseへいらして下さいね。
2014年04月20日
コメント(0)
愛知県日進市で施工中のM邸で、輸入のキッチン・キャビネットを据え付けました。ここのキッチンは、純白のホワイト。北米では、クラシックさを感じさせる色ですが、ここ日本では清楚で新鮮なイメージで捉えられます。白いキッチンって、日本のキッチン・メーカーでは本当に少ないと思いませんか。だから、新鮮に感じる訳ですが、メーカーはお客さんが汚れを気にすると考えているのかも知れないですね。でも、北米の輸入キッチンは、ちゃんとコーティングされた素材を使っていますから、拭き取るだけで美しさが元通り。キッチンのドアは、レイズド・パネル(Raised Panel)と呼ばれる中央部が膨らんだデザインとなっています。これも欧米では伝統的なデザインですので、クラシックさを一層感じさせてくれます。そして、ドア・ハンドルは、ポリッシュド・ゴールド(ツヤのある金色)のものを組み合わせましたから、まさにクラシックの王道を行っていると言ってもいいかも知れません。白と金のコンビネーションは、ベルサイユ宮殿などのヨーロッパのお城の多くでも採用されていますし、ルネサンス時代でも復古的なデザインとして取り入れられていましたよね。そういう歴史に刷り込まれたデザインを、日本の輸入住宅でも使えるなんて楽しいと思いませんか?これこそ家づくりの醍醐味です。
2014年04月17日
コメント(0)
今日は、豊川市の輸入住宅 N邸のキャビネットをお見せしましょう。このデザインは、キッチンも洗面も同じに統一されています。赤紫がかったチェリー・カラーで塗装されたカナダのキッチンキャビネット。材質は、無垢のメープル(カエデ)製です。キャビネットのノブも当然カナダ製。鋳物で丁寧に作られたものですから、一生ものでしょうね。大工さんが作業中でしたから、少し細かな木くずが被っていますが、反ってこれがアンティークさを醸し出していると思いませんか。このキッチンの途中に開いたホコラは、奥さんのイスが入るスペースです。キッチンを机がわりにして書類を書いたり、パソコンをしたり。でも、普通のキッチンでこんなスペースを設けると、トースターや食器・食品類を置く場所もなくなってしまうし、本だって汚れてしまうんじゃないかって思いますよね?実は、このキッチン、写真に見える直線部分だけで、何と4.5mもの長さがあるんです。普通の家の倍近い長さですね。だから、この一角だけをマザーズ・コーナーにしても全然余裕があるんですねぇ。まさに、台所は奥様のお城ですから。
2014年04月06日
コメント(0)
昨年の夏、私のブログ記事を見たという、とあるお客様からキッチン・シンクの下に取り付ける輸入のゴミ箱が欲しいと連絡を頂いた。アメリカに連絡を入れて商品を輸入出来たのは、数か月後。それからお客様にメールで連絡したのだが、長い間返信がない状態でした。そして、つい先月、ようやく私からのメールに気が付いてまだ在庫にあるなら送って欲しいという連絡を頂いた。こういうことって、きっと結構あるんですよね?私のようにPCを立ち上げないことがないという人間にとってみれば、考えが及ばないことでしょうが、NETをそんなに見ないという人もまだまだ日本には多いと思います。まあ、連絡を頂けてよかったです。もし案内を頂かなければ多分どこかのおうちのキャビネットの中に納まっていたでしょうからね(笑)それにしても、このゴミ箱、結構便利なんですよ。ドアを閉めると、勝手にゴミ箱のフタが閉まるという仕掛けが付いているし、ゴミ箱に取っ手が付いていて、このバケツごと外れてゴミを捨てることも出来るんです。バケツも漏れない一体成型のようですから、生ゴミをそのまま入れても大丈夫。(日本の奥様なら、必ずビニール袋を中に入れるでしょうけどね)自分で取り付ければ、アメリカからの送料や通関料を入れても1万円弱ですから、機能的でお値打ちじゃないでしょうか。お洒落な輸入住宅にはピッタリでしょ。DIYが、日本の皆さんにも根付いてきましたかねぇ。(尚、この写真は、取付けした後にメールでお送り頂きました)
2014年03月09日
コメント(0)
先日、NETの写真サイトを見ていたら、こんな写真があるのを見つけた。以前、ドライウォール用塗料のパラペイントとコラボしたサラ・リチャードソンのキッチン・デザインがこれだ。部屋の中央にアイランド・キッチンを置いて、その並びにダイニング・テーブルを持ってくるというのは、料理を配膳するには最も機能的だし、お母さんの仕草を見ながら脇にあるテーブルで勉強したり、お話ししたり出来るのも魅力的です。実は、こうしたスタイルを昨年の夏に考えて、豊川市で現在施工中の輸入住宅 N邸のプランに採用していたので、これを見てちょっとビックリしました。同じことを考える人は、やっぱりいるんですねぇ。写真のデザインは、青と白、そしてゴールドを基調色にしてあとは如何にクラシックさを表現するかに重きを置いて造られています。床や窓のデザインが、若干アンティークさに欠ける気もしますが、長年使っていくうちにどんどんアンティークに変化するのが、欧米の住宅のいいところです。ですから、それは後々のお楽しみとして取っておけばいいんですね。あまり、最初からバッチリ決めてしまっては、10年20年経った時に反ってみすぼらしくなってしまうかも知れません。そういう想像力も家づくりには大切なんです。因みに、N邸はちょっと趣きが違います。日本の近代モダンを意識しながら、そこに少しクラシックの要素をエッセンスとして加えるというデザインにしました。そんな風に言われても、分かんないですよね(笑)それでは、おうちが完成しましたら、ご覧に入れますので楽しみにしていて下さいませ。
2014年01月21日
コメント(0)
輸入キッチン・洗面のキャビネットは、メーカーによって様々存在します。この写真のキャビネット・メーカーは、日本でも広く知られたメーカーですが、こんなに美しい色が揃っているんですねぇ。木目を見せるこうしたステイン・カラーのものの他に木目を見せないペイント仕上げのカラーなんかも存在します。(これは、以前記事でも紹介しましたね)そして、この写真のサンプルは、全てメープル(カエデ)の木の上に塗った色なんですが、オークやヒッコリー、アルダーやチェリーといった樹種も選ぶことが出来ますから、そのバリエーションたるやすごいものがありますね。当然、樹種が違うと見た目も変わってきますから、自分の好みでキッチンや洗面を造りたいという人には最高でしょう。(ペイント仕上げの人は、木目で遊ぶことは出来ませんが・・・)水回りだけでなく、リビングやダイニング、書斎のインテリアとして、こうした輸入キャビネットを使う方もいらっしゃいますが、そうすると家全体の統一感が出て素敵です。そうそう、紹介したこれら以外に、アンティーク仕上げというドアも供給してくれます。それは、下地に黒っぽい色を塗っておいて、その上から別の色を更に塗って、最後にドアのエッジなどにペーパーを当てて、薄っすら下地の黒を一部露出させるという手間の掛かる仕事です。素敵ですが、少々費用も掛かりますから、予算を考えながら選ぶようにしましょうね(笑)
2013年11月24日
コメント(0)
最近ちょっとキッチンづいていますが、今日もそれ系の話題でいきましょう。私たちが輸入のキッチンや洗面用のキャビネットに取り付けるノブやハンドルは、2000種類もあるんですが、そんなに多い中からお客様に「はい、選んで下さい」なんて言ってもそりゃ選べないですよね。そこで、私たちはまずノブのカタログをお見せしないで、どんなイメージのキッチンにしたいか、というところから話をスタートさせるのです。そうすると、雑誌やNETなどから切り取った写真や記事を持っていらして、こんな感じが好きなんですという好みをお伺いすることが出来るのです。それならハードルも結構低くした状況でお話しして頂けるので、混乱なく打合せが進められるんですね。その後、私たちはイメージに合わせた材料や部品を数ある中からチョイスします。ここで発揮されるのが、どこに何があるかという知識や情報のストックなんです。それもたくさんなる北米の輸入資材を知っていなければ、皆さんと同じでどうしていいか分からなくなってしまうでしょうね。ここが、輸入住宅のプロと呼ばれる所以です。写真のノブは、一見どれも似たように見えますが、台座の色の違いでこれだけのバリエーションが生まれます。(右下だけは、ノブの直径を小さくしたものが掲載されています)こうしたちょっとした遊びのようなことは、国産のものでは、難しいかも知れません。それにしても、クリア・カラーのノブは可愛らしいですよね。こんなのが、皆さんのキッチンや洗面に付けられていたらどんなに楽しいでしょう。勿論、少し多めに注文して、家具や机のものをこれと付け替えるなんてことも出来るんですから、嬉しいですよね。住宅の価値や皆さんの夢は、こういうところにあるとは思いませんか?
2013年10月20日
コメント(0)
先日、作業の成果物としてお見せしたキッチン・プランの第2弾です。前のものは、L型キッチンの短か手方向のものでしたが今度は長手方向のデザインです。キッチン・カウンターの長さは、4.5m以上。一般的なI型キッチンの長さが2.5~2.7mですから、このおうちのキッチンが相当広々としているのがお分かりでしょう。この輸入キッチンは、周囲の開けた南の方向を向いていますので、料理をしながら遠くを眺められるんです。だから、窓もちょっと大きめの2連としました。勿論、暑さ対策として、トリプル・ガラスのダブルLOW-E断熱を入れていますから、南面でも全然平気です。このキッチンの一角には、奥様用のバーチェアに座れる場所も用意しましたので、料理雑誌を広げたり、パソコンで作業するなんてこともこのカウンターでやれちゃうんです。キッチンは奥様のお城ですから、多くの皆さんは羨ましく思うでしょうね。でも、これだけじゃ終わらないのが、ホームメイドの輸入住宅。プランはまだまだ凄いところ満載ですから、乞うご期待!
2013年10月19日
コメント(0)
北米の輸入キッチン・メーカーは、各街に1つはあると言っていいくらいたくさんある。でも、どこも日本にはないデザインと色のバリエーションを揃えているから大したもんです。あるメジャーなキッチン・メーカーが出しているキッチンのドアのカラー・サンプルの写真をご覧下さい。木製ドアであれば、通常木目が出るようにオイル・ステインで塗装するのでしょうが、これはペンキをベタ塗りしたタイプの塗装です。それにしても、いい色出していると思いませんか?内装に塗るドライウォール用のペンキと同様、色の具合ひとつでこんなに美しくゴージャスに見えるんですね。勿論、塗装の仕上げも丁寧です。そして、こういう塗装の場合、下地の素材を選びませんからお値打ちな材料を使ってドアを作ることが可能ですから、比較的安価にオリジナル・キッチンを輸入することが出来るという訳です。新築と言わず、リフォーム・リノベーションでもこんなキッチンにしてみたいと思いませんか?こんな提案が出来るのも、輸入住宅に精通した私たちだからこそです。こんなキッチンになったら、感動しますよね。勿論、洗面も同じデザインのキャビネットに出来ますよ。
2013年10月18日
コメント(0)
愛知県豊川市で計画進行中のレンガ積み輸入住宅 N邸。いつもは、メールやSkypeで打合せをしているのですが別件で11月初めにご実家へ戻っていらっしゃるということで、久しぶりに事務所で顔を会わせることとなりました。せっかくの機会ですから、事務所で打ち合わせる材料をいろいろ集めているのですが、今キッチン・洗面のキャビネットプランをPCとニラメッコしながら作っています。こうやって、細かいところまで考えながら作っていくと見えなかったことが見えてきたりして、面白いですよ。でも、根を詰めると肩が凝りますから、適度にNETでニュース記事を読んだり、新しく買ったカメラを触ったりして作業しています。ただ、横道にそれてしまうとなかなか作業に戻ってこられず、はかどらないことも・・・(汗)今日は、長いL型キッチンの短辺部分のプランを完成させました。冷蔵庫の大きさや電子レンジを置く部分の高さや幅なんかを考慮するところが味噌ですね。まあ、こんなプランまで自分でやる工務店のオヤジはいないでしょうねぇ(笑)さっ、続きはまた明日。
2013年10月17日
コメント(0)
私たちの輸入住宅に取り付ける輸入キッチンや洗面キャビネットは、全てが一体式になったシステム・キッチンではありません。引き出しのキャビネットや開きドアのキャビネット、キッチンシンク用のキャビネットなど、バラバラになっているキャビネットを組み合わせて一つの大きなキッチンや洗面を造り出します。勿論、個々のキャビネットも幅24、27、30インチという感じでいろいろありますから、上手に組み合わせればそのおうちにピッタリの大きさにすることが出来るんですねぇ。写真は、洗面のシンク・ドロワー・キャビネットの一例です。この種類のキャビネットは、既に引き出しが組み込まれたものですが、こうしたものを複数使って、豪華なダブルボウルの洗面台をデザインすることも可能です。それにしても、洗面のシンク・ドロワー・キャビネットだけでこれだけたくさんあるのですから、皆さんがサイズ・カタログをご覧になったら、きっとどこをどう組み合わせたらいいのか皆目見当が付かなくなるでしょうね。ホームメイドでは、メーカーによって異なる種類のキャビネットを経験と計算によって組み合わせていきます。緻密な仕事で手間が掛かりますが、こうしたオリジナリティがあるからこそ本物の輸入住宅を熱望される皆さんの気持ちに応えられると思っています。
2013年10月14日
コメント(0)
昔から高級家具に使われていた色、それはチェリー・ブラウン。赤みを帯びた茶色には、何故か深みを感じるようです。愛知県半田市のK邸に施工したカナダの輸入キッチンもこのチェリー・ブラウンのオーク・ドアを採用しました。黒いキッチン・カウンターと相まって、更に重厚なイメージになっています。また、オークの男性的な力強い木目と高級感のある色目がピッタリ合いますね。キャビネットの取っ手も、クラシックなものを選びましたよ。写真右のトール・キャビネットの中段に大きく口が開いているスペースは、電子オーブンレンジを入れる場所。勿論、事前に大きさを確認して、レンジが丁度入るように計算して発注したものです。ガスレンジやレンジ・フードは、国産のものを組み込みました。輸入キッチンだからって言って、輸入の設備しか入らないなんてことはないんですよ。あと、このキャビネットのどこかに4つに分別出来るゴミ箱も仕込まれています。また、シンクの下には、生ごみ用の蓋付きゴミ箱も付いていますから至れり尽くせり。輸入のキッチン・アクセサリには、たくさんの種類がありますから楽しくなりますよね。
2013年09月13日
コメント(0)
最近、私たち ホームメイドでは、ダイニング・テーブルなしのキッチン & ダイニングを提案することがよくあります。確かに大勢で料理を囲んで食事を取るというスタイルの生活を好まれる方も多いと思いますし、それが当たり前ですね。でも、そういったスペースを取らないで、キッチン・ダイニングを有効に使う方法として、写真のようなカウンター・ダイニングという手法があるんですね。いわゆるバー・カウンターに並んで座って、横並びで食事をするという感じです。勿論、自分の正面に誰もいないと淋しいという場合は、キッチン側にも座れるスペースを取るということも可能ですから、子供やご主人の顔を見ながら楽しく食事をすることも可能です。子供たちが寝てしまった夜には、ワイン・バーに早変わり。照明を落としてジャズを聴きながらおしゃべりするなんていい感じでしょ。お酒がダメな人だって、お茶するくらいでも楽しいじゃないですか。そういうイメージをすることが、家づくりの成功につながるのです。どんどん楽しいことを想像して、制約ある空間を素敵なスペースに変身させようじゃありませんか。
2013年07月09日
コメント(0)
東京にお住まいで、今回愛知県豊川市で家づくりをされるご家族のベース・プランニングがほぼ完了しました。おうちの中心をダイニング・キッチンにして、そこから全てがスタートするというデザインです。ですから、ダイニング・キッチンは、リビングよりも広いスペースとなりました。写真は、そのダイニング・キッチンをイメージしたものなんですが、明るい南面の壁にキッチン・キャビネットがズラッと並ぶスタイルなんです。そして、もしかしたら、その一部にバーチェアを置ける場所を作って奥さんや子供さんが本を読んだり、勉強したり出来るようにするかも知れません。大きなキッチンは、きっと料理好きの奥様の憧れですよね。そうそう、ダイニング・テーブルの続きという感覚でアイランドのシンク・キャビネットもデザインしています。また、このダイニング・キッチンは、高さ5mもの吹き抜けにもなっています。えっ?こうやって言葉でお話ししても、イメージが湧かない?じゃあ、絵に描いた餅が本物になったら、お見せしますね。それまで少々お待ち下さいな。それとも、皆さんのおうちをプランニングしましょうか?素敵な輸入住宅にするには、このように住み手の個性を引き出すことが、私たちビルダーに求められています。
2013年06月20日
コメント(0)
先日、割引通販サイトで、キッチン・シンクの水はね防止のプラスチック・パネルが販売されているのを見つけた。シンクの手前側に吸盤で取り付けるというものだが、私には時代の変化を感じさせてくれた商品でした。国産のシステム・キッチンの高さは、30年前は80cmしかなかった。それが現在の標準の高さは、85cm。きっと、それでも高さが足りないという人が増えてきたんだと思う。実際に、アメリカやカナダのキッチンと言えば、高さは91cm程度が一般的。85cmという高さはあり得ない。勿論、最近は、国産のキッチンでも90cmという高さのものも選べるようになってきているが、それが標準という訳ではない。だから、住宅メーカーの営業マンが、気を利かせて高さのことをお客さんに聞かない限り、この標準サイズが自動で適用されてしまう。それでこんな商品が登場しているんじゃないかと推測している私です。確かに日本女性でも背の低い人はまだまだいますが、そんな人でも90cmの高さに慣れてしまうと、腰の負担も少なく、意外と使えることに気付きます。当然、シンクの深い位置で洗い物をすれば、水が跳ねることも少なくて済みますから、こんなパネルが登場する機会も少なくなります。もうそろそろ、私たちが施工する輸入キッチンのような使い勝手に換える時期ではないでしょうかねぇ。デザインや耐久性など、輸入キッチンに学ぶことは多いはずです。
2013年06月13日
コメント(0)
ダークブラウンのキャビネット・ドアをもつ輸入キッチン。重厚でクラシックな雰囲気は、まさに王道と言えるかも知れません。こうしたキャビネットを引き立たせるかのように、床や壁は真っ白を基調とし、照明器具やイス、キャビネット・ノブなどはいぶし銀のニッケルカラー。こうして少しモダンなテイストを入れることで、キャビネットのクラシックさを際立たせていると言えます。北米でも水回りの床には、クッション・フロアをよく使いますがこれだけカッコいいキッチンでしたら、豪華なタイル張りの床かも知れませんね。北米の最近の流行は、アイランドにシンクを設置して、その前にゲストが座れるようなデザインです。見せるキッチンからもてなすキッチンに変化してきているのかも知れませんね。(以前のアメリカ人は、料理はオーブンや電子レンジでするものでコンロなどは使わないというディスプレー・キッチンでした)汚れる恐れがある換気扇まわりも家具調にしてしまっているところは、ディスプレー・キッチンの名残かも知れませんね(笑)
2013年06月03日
コメント(0)
国産キッチンの扉は、塩ビ仕上げやMDFが主流なので、時間が経つとどうしても見栄えがくたびれてしまいます。そんな時、システムキッチンを丸ごと交換しなくても、キッチンを素敵にリフォーム出来る方法を考えました。題して、「キッチンのプチ・リフォーム」それは、キャビネットの扉だけを本物の木製輸入ドアに交換するというリフォームです。木の種類やドアのデザイン・色もこんなに豊富にあります。勿論、ここに紹介したもの以外にもたくさんあるんですよ。一つひとつのドアのサイズやドア・ヒンジを取り付ける穴などの位置等をお知らせ頂ければ、1ヵ月半程度で製作出来ます。それが届いたら自分で取付けするだけで、本格的な輸入キッチンに早変わり。採寸や取付けまでご希望であれば、出張費を頂きますが手間いらずでリフォームも可能です。例えば、幅2,550mmのI型キッチンでパインの輸入ドアに代えるなら、110,000円~(消費税・送料・採寸費・取付け費は別途)です。これって、結構すごくないですかぁ?必要あれば、輸入のドアノブもご用意出来ます。新築時に国産システムキッチンをこの輸入ドアに交換するなら、大手キッチンメーカーの最高級バージョンと見間違えるかも知れませんね。こんなお洒落な輸入キッチン・ドアでご自宅を素敵にリノベーションしてみませんか?同様に、国産の洗面化粧台も輸入洗面に出来ますよ。詳しくは、お問い合わせ下さい。
2012年12月23日
コメント(0)
全94件 (94件中 1-50件目)