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2019.08.30
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香蜜沉沉烬如霜  Ashes of Love




錦覓(ジンミー)は廉晁(レンチョウ)上神に″玄穹(ゲンキュウ)の光″をもらえるなら自分の全てを差し出すと言った。
すると生来、色を識別できない廉晁は、錦覓のその能力と引き換えなら応じるという。
当然、月下(ゲッカ)仙人と彦佑(ゲンユウ)は反対した。
錦覓はいずれ花界をつかさどる可能性がある身、何より色のない生活など味気ない。
しかし錦覓は旭鳳(キョクホウ)のいない世界なら色鮮やかでも無意味だと話し、同意した。
廉晁は愛のためにこれほど大きな代償を払うことができる錦覓に感銘を受け、手のひらにまばゆい光を出現させる。
「これが玄穹の光だが誰も受容できぬ、霊力の高い上神でも三刻しか身が持たない」

それはあらゆる色が集まり、透明になった美しい玉…。 
すると廉晁は荼姚(タヨウ)との思い出を多彩な色の中に込める。
そして錦覓に託し、この玉を荼姚に渡して欲しいと頼んだ。

錦覓はついに″玄穹の光″を手に入れ、急いで下山することにした。
↓「保重!」

しかし山荘を出ると急に蛇(ジャ)山が消え始める。
蛇山は廉晁の元神が化した山、つまり廉晁が離散しているのだ。
月下仙人は玄穹の光を出しただけでなぜ兄の元神が離散してしまうのか分からない。
その時、廉晁の声が聞こえて来た。
実は廉晁はかつて荼姚から重傷の太微(タイビ)を救って欲しいと懇願され、太微を助けるために元神の半分を失ったという。
…これで絶命しても思い残すことはもう何もない…

ともかく山が消える前に脱出しなくてはならない。
霊力の制限も解かれ、直ちに飛び上がった月下仙人と彦佑、しかし毒蛇に噛まれた錦覓には飛べるだけの霊力がなかった。
すると突然、潤玉(ジュンギョク)が現れ、錦覓を連れて無事にふもとへ降り立つ。
月下仙人と彦佑は確執がある潤玉とは目も合わさず、錦覓にだけ別れを告げてさっさと帰って行った。

天界に戻った錦覓は兜率(トウスイ)宮を訪ねた。

実は潤玉は月下仙人から事情を聞いて来たという。
確かに廉晁のようにあれほど真剣に誰かを愛せれば、生きた甲斐があるというものだ。
「ミーアー、分かっているか?君のしたことを知ったら旭鳳は喜ばないぞ?」
「…これは償いだもの、それでもいい」
「なら私との婚約は?」
しかし錦覓の答えを聞く前に鄺露(コウロ)が駆けつけた。
「陛下、太巳(タイシ)仙人が前線の報告を…」
潤玉は仕方なく錦覓に先に戻ると言った。

錦覓は臨淵台(リンエンダイ)に監禁されている荼姚を訪ねた。
そこで廉晁から預かった色覚の玉を渡す。
「この玉を見て、何か悟られたあと元神が消失しました
 多彩な色を融合したこの玉が最高に美しい品だと仰せに…
 廉晁上神はこの玉のために自らを犠牲にしたのです」
「…バカね、真に受けるなんて」
荼姚はかつて廉晁に自分の寰諦鳳翎(カンテイホウレイ)が欲しければ最高に美しい品と交換だと言った。

錦覓が帰ると荼姚はゆっくり臨淵台に向かった。
すると目の前に廉晁の思いがその姿となって現れる。
…荼姚、私たちの美しい過去を見てくれたか?忘れようとしたが無理だった
…あらゆる色の集まりが透明だったのを見て気づいたのだ
…最高に美しいのは誰かを愛する純粋な心だと、ついに約束を果たせた
廉晁は思い残すことなく消散した。
荼姚は自分の今生での選択は間違いだったと悟り、ついに自ら身を投げてしまう。

固(コ)城王は魔界の勢力を強化し、兵馬を集結していた。
太巳仙人は魔軍が天界に攻め入ると警告し、先鋒を率いるのは卞(ベン)城公主・鎏英(リュウエイ)だと報告する。
潤玉は兵を集めて忘川の破軍(ハグン)星君と合流するよう命じ、不穏な動きがあれば攻撃するよう指示した。
すると太巳仙人は士気を高めるためにも天帝が前線で将兵を統率してはどうかと上奏する。
潤玉は分かったと言って鄺露と太巳仙人を下げ、ひとりで対応を考えることにした。
しかし九転金丹(キュウテンキンタン)が気がかりな鄺露はきびすを返し、旭鳳が復活するのではと口を滑らせてしまう。

天帝の顔色が一変したことに驚いた鄺露は慌てて口が過ぎたと謝罪したが、潤玉は黙ったままだった。
鄺露は気まずそうに下がると、そこへ衛兵が駆けつける。
実は廃天后が臨淵台から身投げしたというのだ。
潤玉はさして驚いた様子はなかったが、さらに水神が重傷を負って倒れたと聞くと動揺してしまう。

錦覓は自らの身体に″玄穹の光″を入れた影響で致命傷を負っていた。
太上老君の話では、恐らく強烈な光のせいで錦覓の真の姿・霜花が損傷を受けたのだという。
潤玉はどれほど霊力を送っても意味がないと知った。
そこで禁術を記した太古の書・夢陀経(ムタキョウ)を調べ、″血霊子(ケツレイシ)″という天命を覆せる方法があると知る。
潤玉は錦覓を救いたい一心でこの禁断の術を試すことにしたが、そこにちょうど鄺露が現れた。
「陛下!もうすぐ魔軍が侵犯して来ます!陛下が傷つけば天界に勝算はありません!」
「今、救わねば手遅れになる…」
「陛下っ!」
「下がれっ!」


一方、魔界では鎏英が旭鳳と魔界のために戦う決意を固めていた。
暮辞(ボジ)はあきらめるよう説得したが、鎏英は聞く耳を持たない。
鎏英は暮辞が行く必要はないと言ったが、暮辞は何があっても鎏英と生死を共にする覚悟だと言った。

鄺露は七政(シチセイ)殿に薬湯を届けにきた。
天帝の姿はなかったが、まだ机に広げたままになっている夢陀経に気づく。
そこへ血の気のない顔をした潤玉がふらふらと入って来た。
実は天帝が禁術を使ったと知った鄺露、すると潤玉は錦覓にも秘密にするよう厳命する。
「絶対に誰にも知られてはならぬ」

錦覓は無事に目を覚ました。
付き添っていた鄺露は天帝が霊力を送って治したと嘘をつき、お茶を勧める。
しかしどうしても天帝が不憫になり、秘密の話があると切り出した。
「仙上の心は氷でできているのですか?
 そうだとしても何度も陛下の優しさに触れれば氷の心も解けるはず…
 仙上、お願いです、陛下に情をお示しください、表面上でも構いません
 今のままでは陛下がお気の毒で見ていられません」
「陛下への情はあるわ、でも愛情じゃない
 もし私が愛しているふりをしたら、余計に陛下を傷つけることになるわ
 あなたはどう?頼まれたら陛下に対して情のないふりができる?」
鄺露は焦ってごまかそうとしたが、錦覓は責めているのではなく自分も同じだと言った。
愛する相手と一緒になれなくても自分の心は欺けないのだと…。

錦覓は不思議だった。
玄穹の光で受けた傷がこんなに早く回復するものなのか。
ともかく九転金丹が完成したのか確認するため兜率宮へ出向いた。
すると太上老君はもはやなす術がなかった水神の元気な姿に驚く。
もし治せるとしたら夢陀経に記された血霊子という禁術で天命を覆すしかないのだと…。
ただし血霊子は7本の血脈を裂いて霊力の半分を血に注ぎ込み、凝固させて造る。
そのせいでこの術を施した者は寿命の半分を失ってしまうのだ。

錦覓は寝殿にいた潤玉を見つけた。
潤玉の顔には血の気がなく、思った通り手首には傷が…。
錦覓は自分を救うために寿命を縮めたことを責めたが、潤玉は錦覓が死ぬよりは良いと言った。
すると錦覓は夢陀経に夢の玉の色を変える方法も載っていたことを思い出し、やはり知っていたのかと怪しむ。
潤玉は夢の玉に細工したのは洛霖(ラクリン)を殺めた犯人のはずだと訴え、血霊子は洞庭(ドウテイ)湖から持ち帰った母の法術の書にあったと釈明する。
「半信半疑だったが、危険を冒して効果を試すしかなかった…」
潤玉の話には筋が通っていた。
しかし錦覓はあまりに大きな恩を受けたことに困惑する。
「以前、助けてくれた撲哧君(ボクセキクン)には千年かけて恩返しした
 でも寿命を縮めたあなたにどう報いれば…」
「報いる必要はない、ミーアー、君のそばにいて顔が見られるだけで私は十分だ
 夜空を掌握しても寂しさは埋められなかった、今は君がいてくれてとても幸せだ」
すると潤玉は錦覓を抱きしめた。
「ミーアー、君には思い煩うことなく、ただ楽しく暮らして欲しい
 私たちが初めて出会った頃のように…いいかい?」
錦覓は潤玉の深い愛に応えられず、思わず潤玉を突き放してしまう。
「ごめんなさい、私の心には旭鳳しかいない
 恋しくて忘れられないの…彼を想うと髪の毛1本まで痛みを感じるわ
 もう私のために自分を傷つけないで…ごめんなさい」
錦覓はいたたまれなくなって帰ることにしたが、潤玉は振り返らずに聞いた。
「…私のことは命がけで救ってくれぬのか?」
「もちろん助ける、あなたには借りがあるから…」

つづく


(´⊙ω⊙`)ああ~言ってましたね、天后が天帝に私が助けてやったのよ~みたいな恨み節
それにしても…ジンミー、コイツッ!





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最終更新日  2019.08.30 16:20:15
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