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2021.10.13
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第44話「祖国」

左丞相・昌平君(ショウヘイクン)が巡らせた諜報網が破られた。
秦の軍略は昌平君が密書に記して楚王宮に届けるため、咸陽(カンヨウ)から郢(エイ)まで幾人もの密使が連携して受け渡していたという。
しかしその密使が捕らえられ、厳しい拷問を受けていた。
昌平君はいずれ首謀者であることが分かれば殺されると怯え、楚(ソ)夫人に祖国のために助けて欲しいと涙ながらに訴える。
いつか楚も侵攻を受け戦火に包まれるだろう。
その時、自分には楚の公子として王族の血脈を受け継ぐ使命があるというのだ。
驚いた尚儀(ショウギ)はひざまずいて反対したが、楚夫人は昌平君の身代わりになると決める。

 でなければ怨霊となって枕元に立ち呪い殺してやる」

その日の朝、蓋蘭(コウラン)は部屋から出てこなかった。
荊軻(ケイカ)は秦舞陽(シンブヨウ)に自分がいなくなってからの蘭児を頼み、いよいよ2人は門を出る。
すると高漸離(コウゼンリ)が屋敷の前で待ち構えていた。
「聞いたぞ(←いや誰に?w)失望した、あの時の忠告を忘れて丹(タン)太子の言いなりとは…」
( ๑≧ꇴ≦)みんなに失望される師兄w
荊軻は誤解だと訴え、丹太子は情に厚く、国や民を思いやっているという。
( ๑≧ꇴ≦)前髪が!前髪が!

「目を覚ませ!前髪!まだ分からぬのか?それは偽善に過ぎぬ」
(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン…激しく同意!
高漸離は腐敗した燕王室に荊軻が命をかけてまで存続させる価値などないと諭した。

(  ̄꒳ ̄)顔でかいしね…でも遅かったよね~犠牲が多過ぎてね~
荊軻は利用されていると知っていた。
しかし荊軻にとって嬴政を自分の手で殺すことができる絶好の機会だと訴える。
「これは俺の意志だ!俺のっ!」
そこで高漸離は行くなら自分の屍を越えていけと言った。←言ってないw

( ;∀;)<高大哥っ!

果敢にも鵠落剣法に挑んだ高漸離、しかし奥義を極めた荊軻の敵ではなかった。
「もうやめるんだ、勝負はついた」
「諦めぬ、どれだけぶざまな姿をさらそうとお前を引き止める」
「なぜ分からぬ?秦王暗殺は俺の願いだ
 あいつが憎い…祖国を滅ぼし、師父を殺し、多くの民を苦しめたあいつが憎い!
 俺はこの恨みを晴らさずにおれぬ、止めても無駄だ!俺は必ずやる!」
荊軻はついに高漸離の剣を弾き飛ばし、丁重に拝礼して別れを告げた。

楚夫人は贈り物を持って麗姫を訪ねた。
「以前、私はひどいことをしたけど許してくれる?」
「姐姐、もう過ぎたことです、あの時、私に冷たくしたのは祖太后と楚のためだった
 本心でないことは分かっています」
「本当に?…ふふ、やっと心の荷が降りたわ」
楚夫人はお詫びの印に輿入れの時に持って来たという装飾品を贈ったが、麗姫は楚夫人の様子がおかしいと気づく。
「姐姐、何か悩み事なら遠慮なく言ってください」
すると楚夫人はしみじみ男に生まれていたら祖国の役に立てたと悔やんだ。
恐らく麗姫も男ならその知略と武勇で後世に名を残す大将軍になれただろう。
「麗児…聞いて、大王がどんなにあなたを寵愛しても全てを信じてはいけない
 どこかに逃げ道を残しておくのよ?
 大王は誰にも心を許したことがない、偉業を成し遂げ、天下の覇者となるために、
 少しでもその道を阻むものを容赦なく破滅に追い込もうとする、たとえ寵姫や寵臣、肉親でさえもね
 威風堂々たる君主の顔をしていても、その心の中では…人知れず深く大きな闇を抱えている」
「姐姐…」
すると楚夫人はそっと麗姫の腕をつかんだ。
「麗児…保重…」

丹太子は秦へ旅立つ荊軻たちを見送るため、易水(エキスイ)川のほとりに酒席を用意した。
咸陽までは念のため衛荘(エイソウ)を護衛につけるという。
すると秦舞陽は田光の姿がないと気づいた。
「田光先生は…旅に出た、荊少侠に伝言だ、″あちらで会おう″と…」
荊軻は丹太子の横に置かれていた箱の中に何が入っているのか察しがつき、愕然となる。
「太子殿下、私が秦王暗殺をお受けしたのは燕と太子とは関係ない
 ただ秦の暴政に苦しむ、あまたの民を救うためです
 丹太子は私怨から秦王を討つに過ぎない
 国や民のためと大義名分を唱えながら、心にあるのはご自身だけ…違いますか?」
丹太子は確かに私怨がきっかけだったと認めた。
しかし荊軻は動機が何であれ、自分に機会をくれたと感謝する。
「太子殿下、もう一杯、捧げます」
丹太子は荊軻が全て気づきながらも、もはや引き返すことができないと分かった。

一方、楚夫人は大王を訪ね、楚に軍略を漏らしていたと認めて死を願った。
嬴政は首謀者が楚夫人ではないことなど百も承知、真実を明かせば許すという。
「秦に嫁いだのは楚の国益のためでした、王后の座を求めたのも楚に利を図ることが目的です
 大王も私に嫌気が差したはず…
 それなら冷宮で孤独に老いて死にゆくより、いっそ死を賜りたく存じます」
すると嬴政は優しく楚夫人を抱きしめ、耳元で真実を語った。

「…若児(ジャクジ)すまない、入内以来そなたを大事にしてやれなかった
 余にとってそなたは祖太后の手足のような存在だった
 どれほど余に尽くしてくれようと信頼できなかった
 もう理解しておろう、余にはそなたより昌平君が必要だ…」
楚夫人は何か言おうとしたが、嬴政は耳を貸さずに背を向けた。
「若児、最後の温情だ、苦しまず逝くがよい
 楚を滅ぼした暁にはそなたの遺灰を故郷にまいてやろう」

易水川のほとりから白い虹が見えた。
ついに秦へ出発した荊軻はやがて川岸で見送る蘭児と高漸離の前を通りかかる。
山河には高漸離が打ち鳴らす筑(チク)の調べが悲しげに響き渡っていた。
すると荊軻は2人に別れを告げるように大きな声で句を詠む。
「風は蕭々として易水は寒し、壮士ひとたび去りて再び帰らず!
 虎穴を探して蛟(コウ)宫に入る、天にうそぶけば白き虹が立つ!
 駕(ジジァ)!」
丹太子は走り去って行く荊軻の背中を見守りながら、河原にひざまずき叩頭した。
( ;∀;)<師兄…あああ…

楚夫人は白綾を賜り、祖国のため犠牲になった。

清児(セイジ)は血相を変えて麗夫人に報告、驚いた麗姫は思わず持っていた茶碗を落とし割ってしまう。
「あの日、楚夫人が来たのは私に最期の別れを…嘘よ!楚夫人がそんな罪を犯すはずない!」
麗姫は寝宮を飛び出し、大王の書斎へ急いだ。

つづく


(  ̄꒳ ̄)<苦しまずに逝ってくれ…って苦しむに決まってるわ(`ω´ )
いよいよ出発してしまった師兄…(TㅅT)





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最終更新日  2021.10.13 16:57:42
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