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なんてこと!サルヴァトーレ・リチートラ(43)が交通事故です。27日(土)の夜、シチリアでバイク事故。現在カターニアで入院中。深刻な状態。悪夢だ。コリエーレ・デラ・セラIncidente stradale, grave il tenore LicitraGi? operato per la riduzione di vasti edemi, l'artista 43enne ? ora ricoverato a Catania2011年8月28日14:16 (現地時間)La RepubblicaRagusa, tenore Licitragrave dopo un incidenteGrave il tenore Licitraferito in un incidenteRAIIncidente stradale, tenore Licitra in gravi condizioniRelated LinksSalvatore Licitra as Ernani : Lyric Opera of Chicago, November 23, 2009
2011年08月28日
Richard Wagner : LohengrinPaul Frey, Cheryl Studer Ekkehard Wlaschiha, Manfred Schenck, Gabriele Schnaut, Conductor: Peter Schneider Bayreuth Festival OrchestraBayreuth Festival Chorus Recorded in Festspielhaus Bayreuth, 24 June - 1 July 19901990年のバイロイト音楽祭のヴァーグナーのローエングリンシェリル・スチューダーがすばらしい。Aさんありがとうございます。***Bayerische Staatsoper Japan Tour 2011Richard Wagner : LOHENGRINSunday,25 September 3:00 pmThursday,29 September 4:00 pmSunday,2 October 3:00 pm NHK Hall, Shibuya, Tokyo Conductor:Kent Nagano Production:Richard JonesLohengrin : Johan Botha (replacing Jonas Kaufmann)Elsa von Brabant : Emily Magee Ortrud : Waltraud Meier Heinrich der Vogler : Kristinn Sigmundsson Friedrich von Telramund : Falk Struckmann (replacing Evgeny Nikitin)Heerrufer des K?nigs : Evgeny Nikitin (replacing Markus Eiche)Bayerisches StaatsorchesterChor der Bayerischen Staatsoper *Jonas Kaufmann, who was originally casted has had to withdraw from the stage due to medical reason. The withdrawal of Mr. Kaufmann was announced officially 24 August 2011.*Cast information updated 3 Sep. 2011 ***ヨナス・カウフマンが秋の来日を取りやめるという情報は8月19日に公式に発表された。6月のMETの玉突き人事(笑)の時のように我われオペラ・ファンの間では大騒ぎとなった。結局のところ彼の降板の本当の理由は誰にもわからないし、きっと何を聞かされても信用できないだろう。まるで疑惑を刷り込まれたエルザのように。私たちの白鳥の騎士は永遠に去っていった。そういうことだ。彼に限らず、原発(来日)の踏み絵を踏まされる歌手が気の毒でならない。踏み絵を踏んでも踏まなくても苦痛が伴う。そして踏み絵を踏ませる立場の私たちだって同じだ。彼は踏み絵を踏まない勇気があったがそれだからといって糾弾されるべきではない。ただ言えることは、カウフマンは日本だけではなく世界各地でキャンセル魔であることは事実であり、それは他のスター歌手も同様のことである。よくあることなのである。彼に当たったらラッキー!ぐらいなもんで(笑)。だから彼に関してだけ特に深刻には考えたくない。あと何年なのか、20年なのか30年なのか、私たちが脅えて生きていく事実は変わらないし、世界の若手のスター歌手が来日をためらうであろうことは事実なのだ。受け入れなくてはいけない。私たちは日本に住んでいる日本人なのだから。ヨハン・ボータが演じるローエングリン、世界に冠たるヘルデンテノール、ROHでもシカゴでも、それはそれはすばらしかったです。マルセロ・アルヴァレスも紛れもなく舞台を席巻するスター・テノール。それらはそれらとして楽しみにしたい。今度はMETのドン・カルロの時のようにはならないと信じている。(ただNHKホールなので拍手禁止令を出してほしいですね。)
2011年08月28日

Johannes Klama ヨハネス・クラマ!日本にも来るんだ~ロベルト・デヴェリューとアリアドネに出演するようです。His official schedule「ロベルト・デヴェリュー」の歌わない役(Giacomo, K?nig von Schottland)なんだけど一番イメージ強いの~過去記事私、にわかに戦闘モードです~(笑)だってガヴァネッリとガナッシのPLAY では多分燃えないから…Bayerische Staatsoper Japan Tour 2011Gaetano Donizetti : ROBERTO DEVEREUXTuesday, 27 SeptemberSaturday, 01 OctoberTokyo Bunka KaikanConductor:Friedrich Haider Production:Christof LoyElisabetta:Edita Gruberova Roberto Devereux:Jos? Bros Sara: Sonia Ganassi Herzog von Nottingham:Paolo Gavanelli Lord Cecil :Francesco Petrozzi Sir Gualtiero Raleigh:Steven Humes Un paggio + Un famigilare :John Chest Giacomo:Johannes Klama Bayerisches StaatsorchesterChor der Bayerischen Staatsoper Related Links ウィーン国立歌劇場2008日本公演「ロベルト・デヴェリュー」
2011年08月27日
Bayerische Staatsoper Japan Tour 2011Richard Strauss : ARIADNE AUF NAXOSWednesday, 5 OctoberSaturday, 8 OctoberMonday, 10 October Tokyo Bunka Kaikan, Ueno, Tokyo Conductor:Kent Nagano Production:Robert CarsenAriadne/Primadonna:Adrianne Pieczonka Bacchus/Der Tenor:Robert Dean Smith Zerbinetta:Daniela Fally Haushofmeister:Johannes Klama Ein Musiklehrer:Martin Gantner Der Komponist :Alice Coote Ein Offizier: Francesco Petrozzi Ein Tanzmeister:Thomas Blondelle (replacing Guy de Mey) Ein Per?ckenmacher:Peter Mazal?n Ein Lakai:Tareq Nazmi (replacing Christian Tieger)Haushofmeister Johannes KlamaEin Musiklehrer Martin GantnerDer Komponist Alice CooteBacchus/Der Tenor Robert Dean SmithEin Offizier Kenneth RobersonEin Tanzmeister Thomas BlondelleEin Per?ckenmacher Peter Mazal?nEin Lakai Tareq NazmiZerbinetta Daniela FallyAriadne/Primadonna Adrianne PieczonkaHarlekin Nikolay BorchevScaramuccio Ulrich Re?Truffaldin Steven HumesBrighella Jeffrey BehrensNajade Eri NakamuraDryade Okka von der DamerauEcho Anna Virovlansky Bayerisches StaatsorchesterChor der Bayerischen Staatsoper Related LinksBesetzung : M?nchner Opernfestspiele 2011 Besetzung : January 2011
2011年08月26日
MET NabuccoTuesday, September 27, 2011, 7:30 pm Conductor: Paolo Carignani Abigaille: Maria Guleghina Fenena: Ren?e Tatum Ismaele: Yonghoon Lee Nabucco: ?eljko Lucic Zaccaria: Carlo Colombara MET ナブッコにロックオン! 予習用にDVD購入しました~(ウィーン、ヌッチ、グレギーナ)。ムーティの音源もあるしだね。漫画も読んだよ~(はは) Free Audio Stream の予定が記載されていないのが気になる。 またLucic にふられちゃうのかな。まあいいけど。平日は厳しかろう。 ついでに対訳のためだけに、アリアドネとエルナーニのCDまで購入。散財だ。 音源はあるのに、しょうがないなあ~ どっちみちもう予習は間に合わないと思われ…。 こういう場合は優先順位をつける。プライオリティートップがイ・プリターニなんだけどCDが売ってなかったんだよ。はああ~また「なんちゃって予習」になっちゃうな~ ローエングリンはもちろんW Koch ので予習するよ! でもローエングリンは死ぬほど素材があるんだ。ありとあらゆるローエングリンがソロっとる(Aさまありがとうございます)*** きょうたまたまCDショップで下記のスーパーキャスト清教徒CD発見!対訳目当てで購入~めちゃいい声!カプッチルリ~ さて仕事をどう片付けるか…悩みどころだ…Sigh-- あの1幕のアリアを聴けんかったら意味ないもんね~ガザーレだけど… それにしてもやっぱフロンターリ聴くべきかしら?(私の辞書には今バリトンしかないらしい…それはチェロが好きなのと似てるのよ。***ナブッコの Listen Live 、10月5日と発表されました。初日ではありません~でも楽しみ~METさん、感謝~しかし平日なので無理かもね。
2011年08月25日
I Puritani Florez Machaidze Viviani D'Arcangelo Cond. M.Mariotti Bologna ボローニャ歌劇場2009『清教徒』 クラシカ・ジャパンで放送中! フアン・ディエゴ・フローレス(アルトゥーロ/テノール) ニノ・マチャイゼ(エルヴィーラ/ソプラノ) イルデブランド・ダルカンジェロ(ジョルジョ/バス) ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ(リッカルド/バリトン) ウーゴ・グァリアルド(グァルティエーロ・ヴァルトン卿/バス) ナディア・ピラッツィーニ(エンリケッタ/メゾ・ソプラノ) ジャンルーカ・フローリス(ブルーノ/テノール)演出・装置・衣裳]ピエラッリ指揮]ミケーレ・マリオッティ演奏]ボローニャ歌劇場管弦楽団及び同合唱団合唱指揮]パオロ・ヴェロ収録]2009年1月8日テアトロ・コムナーレ(ボローニャ 昨年トリノ歌劇場と来日したヴィヴィアーニがすごくかっこいいです~ ダルカンジェロもすごくかっこよくて姪にメロメロなの~ Related Links パヴァロッティ「清教徒」キャスト こちらはスーパーキャスト! MET清教徒 2007 MET清教徒2 2007 April 2010 in der Wiener Staatsoper D?sir?e Rancatore 検索
2011年08月23日

Antonio PoliTenorアントニオ・ポーリBio201117 Mar. NABUCCO IsmaeleRalated Links Der Standard Interview Am Mittwoch deb?tiert Antonio Poli in Verdis "Macbeth" - Der junge Tenor ?ber seine Karriere und seine Vorbilder Interview Antonio Poli: il giovane tenore viterbese protagonista del Concerto di Capodanno *** Der Standard - Salzburger Festspiele今さらでなんですけどローマ歌劇場のムーティ指揮ナブッコ、イズマエーレ役だったのね!
2011年08月23日
「影のない女」鑑賞2回目Part2第2幕録音助手と出演者が仲良くなっている。乳母役と録音助手と妻役の歌手はうちとけている。一方新人歌手はそのような輪には入れていない。録音助手の助手はしもての床に這いつくばって配線を直している。録音助手は実はお世話係のナースの一人に気がある。相手もまんざらではない。何日も缶詰で一日に何十時間もいっしょにいるんだから誰もが情が移ってくる。よくあるよくある。また幻想の若者が現われるシーン。この軽い歌手は妻役の歌手の袖をそーっとさわる。妻は若者に抱きつきキスする。廊下に座っていた皇后役の歌手が叫ぶ。泥棒と主人が鉢合わせするわ!バラク役の男がカーテンを開けて入ってくる瞬間に妻と浮気相手は離れる。児童合唱団もいっしょで皆で食事をする。ディレクターも食べ物を差し入れてナースに配るよう指示する。妻だけが機嫌が悪い。靴を投げつけられきれるが大人のバラクは皆に食事を続けるように言う。しかし休憩時間は短く、ディレクターにせかされて、人々は壇上に登る。合唱。妻は靴を履きながら夫をにらみつける。解散。人々はいっせいに出ていく。次は皇帝のシーンの撮りだ。新人歌手はスター歌手にラブレターを書いた。それは美しい言葉を書き連ねた子供っぽいもの。新人歌手はそれをスター歌手の譜面台に挟んで、部屋の隅から様子を見ている。スター歌手は鼻先で笑い飛ばし、録音助手に見せる。「なんだ、これは?」子供っぽいことをするな。なぜだか出て行った女優の妻のことを思い出して機嫌が悪くなり、暴れながら歌うスター歌手。椅子を放り投げるとすごい音がするので、困ったように録音助手は調整室を見上げる。プロデューサーも相当頭にきて見ている。「なにさまだ…!」スター歌手は女性の下っ端歌手の胸ぐらをつかむ。慌てて間に入る録音助手。プロデューサーが下に下りてきて文句を言う。出ていくスター歌手。バラク役の男が控室から出てきてしもての椅子に座る。「飲み物をくれ」「召使がいるでしょ」「君はくれないのか?」乳母役の歌手がお茶を渡す。乳母役の歌手はなれなれしくバラクの袖の埃を払うしぐさ。ここでティーカップのスプーンを落とすシーンが映像には入っているけど初日以外の日がどうだったか記憶にないが。男はカップを乳母役の歌手に返す。妻は夫に毒づく「早く市場に行きなさいよ!」行く行くっていかないんだから! ああ行くとも。あとで。眠い。控室に戻るバラク。「眠り薬を入れたわ」「なんてことするのよ!」ミュージカルシーン。叫び出す妻。「バラク、泥棒よ!起きて!」男はだらしないかっこうで出てくると手斧をつかんで舞台の壇上に座る。ぶつぶつとつぶやくバラクに毒づく妻。妻は自分は家を出ていくと示唆する。男は本気にしていなかったが次第に真剣になる。妻は先ほどの踊り子が忘れていったファンであおぎながら踊り出す。「やめなさい、みっともない…」回りを見回すバラク妻の腕をつかんで連れて行こうとする。いや!妻は手を振りほどき手斧をバラクに振り上げる。よせ!妻は酔ったように手斧の重さにふら付きステップを踏みながら手斧を落とすと壇の下に飛び降りる。帰っていく。男は茫然…。「誰だ!」見ている新人歌手に気付く。不快な気分でスタジオを後にするバラク役の男。新人歌手はバラクの不幸に同情してしまい、お話に引き込まれてしまう。突如スタッフが全員小さな子供になる。子供に囲まれている。上の調整室から皇帝が見ている。皇帝が石になっているという幻想は、スター歌手が上からじっと見ているその視線とイコールのものである。スター歌手はだんだん新人歌手が気になり始めている。バラク役の男。「暗いな。目が見えないので仕事もできないな」「私は出ていくわ。実はあんたがこないだ乳鉢を割った時、あたしは男の腕に抱かれてたの」頭を抱えるバラク。初めて取り乱す。妻の体をはがいじめに抱く。妻は負けずにその手を自分の子宮に押しつける。「あたしは誰の子も産まない!あんたの子も!」兄弟は叫ぶ。「影がない!」バラクは壇上にずかずかと上がり、狂ったように譜面台でどなる。「妻が狂った!明かりを持ってこい!顔が見たいんだ!」そして妻に近寄る。「石を持ってこい!川に沈めてやる!」乳母は男に手斧を握らせる。兄弟たちは止める。「殺しちゃだめだ!追い出せばいい。」控え室の前まで逃げる妻。「バラク!」叫ぶ。バラクは斧を振り上げるがその声で止まる。「まだしてないの!」バラクは思わず薄笑いを浮かべて斧を下ろす。「またいつもの…」「バラク、あなた今までに見たことないほどすてきだわ。殺して。私は心の中ではもう浮気しちゃったんだから!」妻は床に這いつくばる。新人歌手は妻の体をかばうように覆いかぶさる。バラクはまた斧を握るが兄弟たちにひきずられ、壇上で倒れ斧を床に置く。乳母役が歌う。第2幕了。2幕後の拍手が大喝采に変化するのも11日や初日と同じだった。3幕世界が崩壊し、地獄に落ちたはずのバラクとその妻。しかし現実はまだ仕事を続けている。あんな修羅場を演じても仕事は続けなくてはいけない。妻は「黙って!」と叫ぶ。そして夫への愛を歌う。「どうしてもあんたの顔が浮かんできてあたしはできなかったのよ…」夫は背を向けている。自分の番になるとわざと妻の目を見ないように大回りして舞台に上がる。バラクが妻への大きな愛を歌うこのオペラのハイライトシーン。ぎくしゃくした夫婦関係の中でそれが歌われる。お互いに目があうが何も起きない。2人は出ていく。乳母役を激しく叱責する霊界の使者。乳母役は脅えている。レコーディングは中座し、皆帰りスタジオが暗くなる。新人歌手はもう一人の自分との対話を始める。倒れて歌う。苦しみを歌う。自分が石になれば良かったのよ!お父様、カイコバット!あたしはあなたの娘です。あたしは命の水は飲みません!スター歌手が現れて新人歌手の書いたラブレターの歌詞を歌い出す。いつの間にかレコーディングが再開され、プロデューサーも感心して彼女の歌を聴いている。新人歌手は思いが通じ恋の喜びにとまどい舞台から去っていく。カーテンが閉まり、クリスマスコンサートの日になる。正装したバラクと妻の役の歌手が和解し合う。遅れてきたクリスマスコンサートで喜びを歌ううまくいった2組のカップル。客席にはプロデューサーとバラクの3人の兄弟、録音助手とその恋人になったナース。妻の浮気相手の若い男性とその恋人。家族連れとその子ども。かみてに立って見ている乳母役の元歌手。妻役は舞台を下りて浮気相手の歌手をちら見して出ていく。バラク役は怪訝そうに男を見て出てく。2人は控室の前で抱き合う。お互いに優しく抱擁し合う。ここの芝居が濃厚すぎて中央部が見れないぞ!ぽっ!一人残った新人歌手はとまどっている。人々の歓声、拍手。プロデューサーに手を差し出す。プロデューサは恭しくその手にキスする。厚かましい兄弟たちの喝采。そしてとまどいながら出ていく新人歌手。全幕了。カーテンコール。会場中の大喝采。割れんばかりの歓声に、床を踏み鳴らすどかどかという音のすさまじさ。ティーレマン登場でそれはピークに達する。何度も何度もカーテンコールが繰り返される。これが現実。そしてさっきの新人歌手のアプローズ、そしてお話の中の大団円。何重もの入れ子構造にくらくらきてこっちまで現実感がなくなっていく。しかも異国の地だし。これは現実なのか、とても現実には思えない。これは夢だ。現実じゃない。ここはドイツ語の世界で、日本語の世界じゃない。まさに私にとっても仮想空間だった。隣のドイツ人とは英語で会話したが…
2011年08月21日
ねずみさんのローエングリンを見た。ノイエンフェルス演出。ドイツ国民はねずみでしかも実験動物。頭は頭蓋骨を外されている。ねずみを集団で戦闘用に訓練すればどんな隣国でも倒せる。そういう風刺。人間をねずみに置き換えて揶揄している。実験室にいるねずみたちにもいろいろ徒党とかがあってテルラムントねずみの軍団もいる。ねずみのお姫様、エルザ。とても美しいねずみ。王様は結局ねずみたちに裏切られる。ねずみたちは最後には「L」の一派となる。よそ者の「L」はキリスト教の体現者。洗脳されたのだ。それは2幕の最後に示される。しかし「L」はしょせんよそ者。去っていく運命。最後に「L」が愚かしいねずみたちに投げ与えたのは考えられないほど醜悪な物体。これこそが悪の権化。もしかしてヒトラーの胎児じゃないの?以上演出に関して。他はあとで。
2011年08月21日

Wolfgang Koch Now - BarakSalzburger FestspieleOe1 broadcasts Richard Strauss: "Die Frau ohne Schatten" Freitag 29. Juli 2011 19:30 Mit Stephen Gould (Der Kaiser), Anne Schwanewilms (Die Kaiserin), Michaela Schuster (Die Amme), Wolfgang Koch (Barak, der F?rber), Evelyn Herlitzius (Sein Weib), Markus Br?ck (Der Ein?ugige), Andreas Conrad (Der Bucklige), Thomas Johannes Mayer (Der Geisterbote) u. a.; Konzertvereinigung Wiener Staatsopernchor; Salzburger Festspiele Kinderchor; Wiener Philharmoniker, Dirigent: Christian Thieleman (zeitversetzte ?bertragung aus dem Gro?en Festspielhaus in Salzburg im Rahmen der Salzburger Festspiele 2011Wolfgang Koch als Barak, Evelyn Herlitzius als sein Weib, 11 Aug.2011Wolfgang Koch bass-baritone IndexPhotos,Videos, ReviewsSalzburger Festspiele 2011My Tour IndexDay110 Aug.Arriving dayDay211 Aug. Die Frau ohne Schatten Part 1 Part 2 Part 3Day312 Aug. Arcadi Volodos plays Liszt H-Moll SonataDay413 Aug. Le nozze di Figaro V?c Makropulos Day514 Aug. VERDI : Messa di Requiem Die Frau ohne Schatten Part 1 Part 2 Day615 Aug. Iolanta / Le Rossignol Cos? fan tutte Day716 Aug. Macbeth Part 1 Part 2 Day817 Aug.Coming home
2011年08月18日

Zeljko Lucic as Macbeth Tatiana Serjan as Lady Macbeth 20110816Dmitry Belosselsky as Banco 20110816Antonio Poli as Malcolm 20110816「マクベス」Part2第3幕普通は演奏されない、非常に長い間奏曲。圧巻でした~舞台で何も演じられることはない。ただムーティのオケを聞かせるためだけの時間まじすばらしかった帝王降臨すぐに第3幕の音楽に突入する。魔女たちが(実際には森の木たちの女声合唱が)歌うマクベスがかみてに伴と現れる。下がるように言う。マクベスはさらなる予言を求める大釜から鎧を着て鋼鉄の兜をかぶった男が現れるマクダフに注意しろ今度は血まみれの子供女から生まれたものにお前は殺せないそして小枝をかざし、王冠をかぶったこども。バーナムの森が押し寄せない限りお前はやぶれない俺は絶対敗れない!マクベスは喜んで歌うしかし気になるのはバンクォーの子孫が王につくのかどうか?禁断の問いで今度は舞台前方に細長い奈落が現れる覗き込むマクベス次々にいろんな王の亡霊が現れる最後にバンクォーが鏡を持って現れるするとフェルゼンライトシューレの舞台背後の岩に次々に王の肖像画が映し出される。最後のはエリザベス女王で客席がざわつき、笑っている。マクベスが苦悶を歌っているシーンで客はこのジョークに気を取られている。ちょっとこの演出ありなの?マクベスは気を失う。すると精霊たちがマクベスを癒しにやってくる。しかし舞台上に現れたのは大量の子供で白い服を着ていて舞台を走り回る。彼らはマクベスを覗き込む。マクベスは倒れたまま。最後に小さな少女が乱暴に彼を揺り起こす。しかしマクベスがおきたら少女はもう消えている。ここはどこだ?弱弱しくつぶやくが次に立ち上がると力強く歌う。マクベス夫人が現れ予言の内容を聞きたがる2人はマクダフと家族への死と復讐を誓う。第4幕舞台下の通路に現れる大量の難民。舞台下で歌う。マクダフと部下が妻と子供の死体を抱えて現れる舞台中央に並べるフィリアノーティは万感をこめて歌う。ムーティは音楽をとめず、拍手は起きない。マルコム率いる軍勢が現れる二重唱と合唱。ここもすごく良かったです!さすが帝王ムーティ。第3景回廊を歩く人影。ゾ、ゾ~~~~~発狂したマクベス夫人がさまよい歩いている怖いよ~だんだん怖さマックスなんですけど。医者と侍女の見ている前でマクベス夫人は犯行を語りだす大拍手もうここは次のマクベスアリアに集中するために私は必死な気分だった。マクベス。ペルフィディ! アロアングロコントロ…のところ長く伸ばします。ルチッチはすごく集中している。最後の難関の高音部分もクリアー。ムーティがオケを指揮する手を止めてルチッチの歌を待っている。大拍手。一転して軍隊を集め戦いを宣言するマクベスここも難しそうな音程。かっこいい。そしてちゃんばらになる。音楽とカンカンカンという剣の当たる音が混ざり合う。マクダフとマクベスの一騎打ち。けっこう刀を合わせて戦ってましたよ~マクベスはマクダフを蹴り倒すが腹を切られる倒れるすかさず一団が槍を周囲に突き刺して動けなくする。ここがスピーディなので危ないな~と思いながら見るマクベスが瀕死の状態で起き上がり歌うと槍から身を乗り出すようにして息絶える。その前に立ったマルコムとマクダフ人々はマルコムの王位を宣言する全幕了。カーテンコールは大熱狂。合唱団が左右に別れて中央の花道からソリストたちが出てくる。ベロセルスキー、セルジャン、ルチッチに大ブラボー。ルチッチはカーテンコール時、タイトルロールでないときはいつも理性的に控えている感があるが、今回はタイトルロール。うれしさをこらえきれない表情でカーテンコールに登場するが、舞台中央に来ると笑顔を引っ込め、表情を引き締める。後ろを向いて合唱団に向かって何度もガッツポーズ。こんなにカーテンコールでワイルドにはじけているのは初めて見る。やりきった満足感にあふれている。そしてやはりムーティさま。カーテンコールでばれる時もまるでオケをばらすかのように指示し手を振って帰っていった。お疲れさまでした!
2011年08月17日

Giuseppe Filianoti as Macduff, Zeljko Lucic as Macbeth and Tatiana Serjan as Lady Macbeth 20110816Salzburger Festspiele 2011Day7Verdi : MacbethNeuinszenierung 16 Aug 2011Riccardo Muti, Musikalische LeitungPeter Stein, Regie?eljko Lu?i?, MacbethDmitry Belosselsky, BancoTatiana Serjan, Lady MacbethGiuseppe Filianoti, MacduffAntonio Poli, Malcolm, K?nig Duncans SohnWiener PhilharmonikerKonzertvereinigung Wiener Staatsopernchorザルツブルク音楽祭2011新演出「マクベス」Sell-out production 切符が入手困難だったほどの「マクベス」期待が過剰に大きすぎたのか、ピーター・シュタインの新演出マクベスはあまりにもベタでミニマム。考えつくされた凝った演出作品をザルツブルクで4作品も連続してみた後のトリとしてはとってもフツーだった。ムーティの牽引する壮大なゴージャスなすばらしいテンポとキレの音楽とは裏腹に演出はミニマムでないに等しい。好みがあるのでしょうがないのだが、私としてはそういうことだった。歌手はよかった。タイトルロールのジェリコ・ルチッチ、MET日本公演のときよりやつれたかな?と思ってしまった。しかしパワーは健在で、弱音から強音まで美しく自在に声を出していた。Pieta, rispetto, amoreではやはり amore ではなく、onore と歌っていた。彼のアリアの最後の伸ばすところでムーティが手を止めて待つ。それが印象的だった。アリアへの集中力はすさまじく、満場の喝采を浴びていた。しかしアリアだけではなくマクベスの歌唱部分は全編にわたって聴きどころのこの作品。聴かせてくれました!宝石のように美しい歌唱、堪能しました~マクベス夫人のセルジャンはがんばっていたとは思う。まだまだこれからキャリアを積んでいくのだと思う。マクダフのフィリアノーティはよかったです!感情をこめていたし全編にわたって遜色なく歌えていました。きのうからおなじみのマルコム役のアントニオ・ポーリよかったです!色男で感情も激入る人。これから人気が出るでしょう。バンクォーのベロセルスキーもいい声ですばらしかったです。しかしなんといっても主役は…ムーティ様とウィーンフィルでした。3幕の前の間奏曲がすばらしくって。まるでオーケストラコンサートを聴きに来ているような…ものすごい緊張感の珠玉の演奏!おつかれさまでした。***フェルゼンライトシューレは「岩の乗馬学校」という意味で、バックステージツアーのガイドがRock Riding Schoolと直訳していたのがなんともおかしかったが、とにかく古いもの。しかしステージの上方にはすでに屋根がついていて、完璧なシアターになっていた。形も左にびよんと長くて、シンメトリカルではない。見物人用だった無数の窓がある回廊のようなものがステージの背後にあって実に不気味だ。マクベスでなくたってお化けが出てきそうなのだ。客席は狭くて、非常に見やすい。オケと歌手がそこにいる感じで、グローセスフェストシュピールハウス(大劇場)の巨大さと対象的だ。最前列の前の通路もステージとして用いられていたし、役者の出入りは、左右の客席から舞台にあがる階段を利用したりする。オーケストラピットも客席から丸見えで、カリスマティックなムーティの指揮ぶりが堪能できる。それでいて舞台装置はハイテクでせり上がりの仕掛けをいくつも作っていた。何もないだけに何がどこから出てくるのか?怖い!という恐怖感がたっぷり味わえる。オケピへの入り口を係員が開け、ムーティが入っていく。序曲。拍手を許さずすぐに1幕に突入する。わさわさ林が動いている。木の着ぐるみを着た人間たちが動き回る。彼らは女声合唱でもある。魔女役は3人の男性が演じていて、彼らは口パクしているが歌わない。老婆のオールヌードの肉襦袢をつけていて非常にキモイ彼らが大釜の周りにいるマクベスがくる!マクベス、そしてバンクォー(英語表記でいきます)頭にすっぽりと鎖帷子をかぶっている。2人は魔女に驚きながらも大胆に近づく予言がなされるとぎょっとした顔はするがまだ信じてはいない。そこにマクベスをコーダーの領主と呼ぶ一団が現れる。マクベスがその瞬間予言を信じてしまった。そしてその禍禍しい予言どおりに自らの手を血で染めていくのだ。しかしこのときはまだ勝手に転がり込んでくる王座を待ってようと歌うだけだ。ルチッチは舞台中央に立ち頭の覆いを取る。ルチッチの銀髪が現われる。有名な二重唱を歌う。すばらしい独特のLucic voice。はああ~ベロセルスキーもすばらしい。しもてに退場し、舞台中央やや上手に大きな黒い扉が現れる。室内のイメージをすべてそこで表現される。マクベス夫人手紙を読む最初の重要な歌。あふれるパワー。ムーティが牽引する。オーケストラ押さえて押さえて押さえてというしぐさから大きな美しい円を描く指揮のムーティスタイル。見ているだけで虜になる音楽のテンポが非常に心地よいのだ。拍手。アリアは二段階になっているがもちろん客はちゃんと最後まで待っているマクベスが帰還する帰ったぞ!王もいらっしゃるあしたはないわねなんだって?おわかりでしょう?わかった…わかったぞ!ここで声をマックスに張り上げるあ~Power みなぎってる~でも失敗したら?あなたが怖気づかなかったら大丈夫出て行くしもてからダンカン王の一行が入ってくる。ダンカンの後ろにマルコムが続く。アントニオ・ポーリ、とっても可愛い。王の一団はすごい人数。最後に楽団が歩いてくる。この楽団楽器だけが現代のものなのでちょっと笑っちゃう。金ぴかなんだもん。マクベスは王を黒い扉の中にお連れするマクベスは白い寝巻き姿、寝酒を用意させ、短剣を持って登場する。剣の束を見る幻影。彼は恐れている。豪胆ではない。怖くて仕方がない。部屋に入っていくマクベス夫人が首尾を見にやってくるマクベスが出てくる。胸と手が血だらけだ。マクベスは怖くてもう殺害現場に戻れない。夫人は剣を奪おうとするがマクベスがあまりにも強く握っているために取れないという芝居があった。夫人は殺しの罪を側近になすりつけたドンドンドン!ドアを叩く音に異様におびえるマクベス。マクダフがやってくる。王の死が発覚し、マクベスと夫人も何食わぬ顔で出てくる。黒いローブをはおっている。王の遺骸が運ばれてくる。裸の上半身が血だらけ。この芝居は見るに耐えぬ死体のオンパレードです。おつきが赤い王のローブを着せ掛ける悲しみを歌う一同。ここです!帝王ムーティさま降臨!合唱のすばらしいこと、すばらしいこと。美しく圧倒的。ムーティの本領発揮。人々はものすごい集中力でムーティを見ている。このとき彼は神だった。これで幕切れに突入する。1回目の休憩。第2幕マクベスと夫人は赤い王の衣装になり王冠をかぶっている。スコットランドの王になったのだ。彼らは予言を気にしている。バンクォーの子孫が王になる…彼らはバンクォーと息子の殺害を決めるまた森が出現するが今度は黒い影のような姿(実は男性合唱)殺し屋が4人、森に隠れている。バンクォーが息子を連れてくるバンクォーは嫌な予感を拭えない息子を胸に抱きしめてアリアを歌う。すばらしい。殺し屋に気づく。彼は息子を逃がし自分も剣を抜く。息子は走って逃げていくが殺し屋が一人追っかけていった。バンクォーは2人は殺すが背中から斬られ倒れる。影のような男たちが取り囲み風のようにバンコーの遺体を運び去る。宮殿宴会の用意横に長いテーブル。王と王妃用の金の椅子がセットされるマクダフとその妻もいる。笑顔だ。楽しみましょう!レディマクベスの歌しもてに殺し屋が現れるマクベスが立ち上がる。マクベスは客に愛想笑いをしながらしもてに進む血がついてるぞ。バンコーの血です。じゃあ息子は?逃げました。なんと。バンコーは?死にました。マクベスは男を去らせると自分についた血を拭う宴席に戻るマクベス夫人の上手側の席がバンコーの席なのだが、そこに頭をかち割られた真っ白なバンコーの亡霊が現れる。マクベスの狂乱に人々は席をたって後じさりする。あなた!消えた…マクベス夫人がまた歌いだす。テーブルの上を歩く。しかし今度は自分の席のすぐ前、客席に背を向けた形でバンコーの亡霊が現れ、自分を指差す。マクベスはテーブルを乗り越えて近づく。人々いっせいに引く。俺はライオンだ、恐れはしない上等だかかってこい!また魔女のところに行かなくては!あなた、恥ずかしい人ね亡霊が消えるとああ生気が蘇ってきたマクダフはマクベスの犯罪を確信し、にらみつけて去っていく。また圧巻の合唱で2回目の休憩Part2に続く。
2011年08月17日

Salzburger FestspieleDay615 Aug. 2011Haus f?r MozartWolfgang A. Mozart:Cos? fan tutte ossia La scuola degli amantiDramma giocoso in zwei Akten KV 588 NeueinstudierungMarc Minkowski, Musikalische LeitungClaus Guth, RegieChristian Schmidt, B?hnenbildAnna Sofie Tuma, Kost?meOlaf Winter, LichtAndri Hardmeier, DramaturgieRamses Sigl, ChoreographieAndi A. M?ller, VideoJ?rn H. Andresen, ChoreinstudierungBESETZUNGMaria Bengtsson, FiordiligiMich?le Losier, DorabellaAlek Shrader, FerrandoChristopher Maltman, GuglielmoBo Skovhus, Don AlfonsoAnna Prohaska, DespinaLes Musiciens du Louvre ? GrenobleKonzertvereinigung Wiener Staatsopernchorコジについては語る資格がまったくない。不覚にも前半後半通して爆睡してしまったからだ。あ~なさけない!イオランタの強力な音のシャワーに最初難聴気味になっていた。ハウス・フュア・モーツァルトは新しい建物のためか、いすがよく、トイレの数も多い。背もたれも高いので、それに美しいモーツァルトの音楽が加わったらもう~おやすみくださいませ!と言われているようなもの。さらに言い訳しておくと、私の前に背の高い男性が座ったため、舞台の中央部がまったく見えない状態だったのと、字幕が高い位置にあるが、字が小さく遠いので、しかも情報量が多いので、字幕も満足に読めず状態。モーツァルトは繰り返しが多いのに、繰り返し部分の歌詞のフォローはまったく行わない(他の公演も同様)。いきおいこちらの集中力が途切れていく…私は歌詞がついているオペラなら意味を理解しないで入り込んではまったくいけないんで。語る資格がないが一応書いておくと、まずこのプロダクション、2年前のプレミエのものからまったく様変わりしている。"Neueinstudierung" ということでグート本人による「改訂演出」版である。何が変わったかというとすごく現実的演出から象徴的な演出に変わったところ。プレミエではドン・アルフォンソもデスピーナも人間として描かれていた。しかしこの作品では黒い羽をつけた黒天使として出てくる。スピリットとして出てくるわけです。「フィガロ」におけるケルビムのように。登場人物たちは「フィガロ」のときと同じように天使に翻弄される人物として出てくるわけです。森が家の中にはいってきたり、土砂が入ってくるといった、「ドン・ジョヴァンニ」への橋渡し的演出はそのままで、非常に象徴的で美しいのですよ。プレミエのときは金持ちの坊ちゃんたちのサマーハウスみたいだった家が、単なる白い空間になっていて、「フィガロ」に橋渡しするかのような、白い階段があるだけ。視覚的にはやはり非常に美しい。歌手はグリエルモのマルトマンがやはりすばらしかった。すばらしい声。声量もたっぷり。他の歌手から抜きん出ていた。ボー・スコウフスは背が高いので黒天使のかっこうが似合いすぎでかっこよかった。演技も迫力の不気味さで、そういうプレゼンスはすごいのだが、肝心な歌唱が、最初はあまり声が出ていなかった。他は残念ながら若手尽くしで、強烈なオーラを感じさせる歌手はいなかった。プレミエがレナール、ペルションという超美形姉妹だっただけに。はっきり言えば、あなた方が浮気するのは最初から自明でしょ?というような今の若いもんたちだったんで。うん、勝手にしてよって感じで。だからフィオルデイリージの苦悶は苦悶じゃなくてむしろ悦びなわけで。フィオルディリージのアリアの背後で本当の恋人のグリエルモの幻影が現れる演出は新国立のミキエレット・コジと似ていた。グートはこの作品を貞操が大切ですよ、と描きたいわけではまったくないので、むしろ、欲望のままに生きて森の中でセックスするような方が当たり前の姿ですよ、と言ってるのです。おもしろかったのは、デスピーナのアリアの途中で音が切れるところでフライング拍手があったのだが、他の客が「シィーーッ!」といっせいに注意したこと。こちらの客は本当に能動的でのめりこんで聴いているのだ。終了後の拍手も歓声もすごかったです。
2011年08月16日

Piotr Beczala as Vaud?mont,Anna Netrebko as Iolanta and John Relyea as Ren? 20110815Alexei Markov as Robert in IOLANTA 20110815Antonio Poli as Alm?ric and Evgeny Nikitin as Ibn-Hakia 20110815Salzburger FestspieleDay615 Aug. 2011Grosses FestspielhausIolanta / Le RossignolConcert styleKonzertante Auff?hrungenIgor Strawinsky : Le RossignolBESETZUNGJulia Novikova, Die NachtigallJulia Lezhneva, Die K?chinAntonio Poli, Der FischerAndrei Bondarenko, Der Kaiser von ChinaAndr? Schuen, Der KammerherrYuri Vorobiev, Der BonzeMaria Radner, Der TodClaudia Galli, Sopran soloTheresa Holzhauser, Alt soloAndrew Owens, Derek Welton, Elliot Madore, Drei Japanische GesandteAdrian Kelly, KlavierRachel Andrist, CelestaOliver Str?msdorfer, GitarreTschaikowski : IOLANTAAnna Netrebko, Iolanta, K?nig Ren?s blinde TochterPiotr Beczala, Graf Vaud?mont, ein burgundischer RitterJohn Relyea, Ren?, K?nig der ProvenceEvgeny Nikitin, Ibn-Hakia, ein maurischer ArztAlexey Markov, Robert, Herzog von BurgundAntonio Poli, Alm?ric, K?nig Ren?s Waffentr?gerYuri Vorobiev, Bertrand, Pf?rtner des SchlossesMaria Radner, Martha, Bertrands Frau, Iolantas AmmeJulia Lezhneva, Brigitta, Freundin IolantasRachel Frenkel, Laura, Freundin IolantasMozarteumorchester SalzburgKonzertvereinigung Wiener StaatsopernchorJ?rn H. Andresen, ChoreinstudierungIvor Bolton, Musikalische Leitungやはりネトレプコはすばらしかったです。全部暗譜していて、楽譜なしで歌いました。演技も多少つけていました。ネトレプコの次に拍手をもらっていたのはロベール役のアレクセイ・マルコフ、Alexei Markov まじすばらしかったです~彼はセルゲイ・レイフェルクス・タイプの強靭なバリトンです。客を熱狂させたマチルデへの愛を歌い上げるアリア、すごかったです。イオランタの歌手はすべてがすばらしく、会場はものすごい大喝采でした。ベチャワ、レイリエ、二キーチン、ポーリ、ヴォロビエフ、ラドナー、レジネワ、フレンケルどこをとってもすばらしいソリストたちでした。圧倒的にすごかったのはやはりネトレプコ。まさにディーヴァ降臨でした。***イオランタの前に、前座のように演奏されたストラヴィンスキーの「ロシニョール」。ナイチンゲールの話で演奏はすごく幻想的で良かったのだが、肝心の主役のナイチンゲールだけが素人歌手みたいだった。容姿は非常に美しいのだが。他の歌手はイオランタにも登場する歌手たちで、皆すごくよかった。中国の皇帝役のボンダレンコと猟師役のポーリが良かった。***いよいよイオランタ!興奮気味だ。豪華な歌手たちが出てくる。大きくふくらんだ白いドレスのネトレプコ。スカートに銀の「V」の形のわっぺんが無数に貼ってあるデザイン。その隣のラドナー。マルタ役。そのしもてにブリギッタ役のレジネワ。この人はさきほどのロシニョールでもすばらしかった。盲目の娘イオランタ。ルネ王の娘のイオランタは自分が目が不自由なことを認識しないで育てられている。しかし何かが足りないことに彼女は気付いている。楽譜を見ずに、本当に目が不自由なように演技してくれるネトレプコに感動する。興奮したイオランタは昼寝の床につく。ルネ王はレイリエ。彼は名医であるイブン・ハキア(ニキーチン)を連れてくる。レイリエさんがマジすばらしかった。楽譜を見ていないで暗譜しているのは彼とネトレプコだけ。感情豊かにアリアを歌いあげる。拍手がなかったのが残念。拍手するとこのはずだが。イブン・ハキアのニキーチンもすてきな声なんですよねえ~体がぶっといのに繊細な美しい声なんですよね~バイエルンの日本公演のテルラムント、どんなんだか今から楽しみです。彼はMETのボリス・ゴドノフの時はランゴーニ役だったんです。彼の歌はすごく繊細なんだよね。なんというか。パワーで圧倒するタイプではない。イオランタの住む庭園に迷いこんだヴォーデモンとロベール。ヴォーデモンは世界屈指のテノール、ベチャワ。ロベールは今大売り出し中のアレクセイ・マルコフ。いやほんとうにすばらしい2人。ロベールはイオランタのいいなずけだが顔を知らない。マチルデという女性に熱烈に恋している。マルコフがものすごく歌いあげて会場中熱狂。初めて拍手が出た。ベチャワも今から訪れる恋の予感をすばらしく歌いあげる。独特のベチャワ節なのです。彼も繊細なテノールなのです。イオランタが人の気配に目覚める。お客さんに飲み物を出す。ロベールはやばそうな雰囲気を感じ取って退散する。指揮者のすぐ後ろにばらの花瓶が置いてある。花瓶には一輪だけ赤いバラが入っている。他は全部白いバラ。イオランタは赤いバラを渡すように言われるが、白薔薇しか渡せない。イオランタが盲目なのに気付き、ヴォーデモンは沈黙してしまう。イオランタには解せない。私の何があなたに嫌な思いをさせたのか?あなたの仰せのとおりに私はいたします。ヴォーデモンに魅せられたイオランタは悲痛に歌う。ヴォーデモンはついに口を開く。彼はためらうことなくイオランタに見えることがどういうことなのか説明する。ここで大喝采!!すばらし~!そこに王の一行がやってくる。一行はついにイオランタが自分が盲目なのを知ってしまったことに気づき、王の怒りを思って脅える。王はヴォーデモンに死を宣告する。医者はこれはいいことだ。自分の状態を認識することで治る見込みが生まれると語る。イオランタは自分が治らない限り、ヴォーデモンが処刑されると思い、必死で治療を受ける。王はヴォーデモンに告げる。もう立ち去っていい。あなたを死刑する気は毛頭ない。ただイオランタを本気にさせたかったのだ。優しい名君ルネ王。イオランタは努力の末視力を得る。最初は脅えるが医者が教え導く。全員喜びの合唱で、終了。大喝采!!ディーヴァ、ネトレプコはやはり世界最高のプリマドンナだった!!こんなに熱狂する会場を見たことは今までにない。他の歌手も全員すばらしかった。
2011年08月16日

Stephen Gould as Kaiser Thomas Johannes Mayer as Geisterbote 20110814Salzburger FestspieleDay514 Aug. 2011Grosses FestspielhausDie Frau ohne Schatten影のない女鑑賞2回目。きょうもすごかったウィーンフィル。朝から夜までお疲れ様です。朝演奏した一軍が入っていた。3幕後の拍手のすごいこと!客までオケ張りに足を踏み鳴らす。地響き。ティーレマンへの賛辞。先日は持ち直したかと思ったカイザリンのシュヴァンネヴィルムス、きょうはまた不調だった。イヴリンは相変わらず圧倒的。この夫婦の芝居に引き込まれちゃって、こっちまで新人歌手のように入り込んじゃった。グールドはヘルデンテノールで飛びぬけてポテンシャルが高い。きょうもすごかった。それも彼はすごく歌おうとまったく思わずになにげに歌う声がすごいんだよね~やっぱりヘルデンテノールって口を開いただけで違う。日本のトリスタンでもものすごかったけどあのときは相手がテオリンだったから強力だったけど今回は違ったので。彼もやりにくいだろうね。オケを突き抜けるぐらい強力な声はやはりシュスター、イヴリン、グールドだったもんね。流れは初回見たときの感想とだいぶ違っていたのでこのあといろいろ修正していきます。1幕レコーディングスタジオ。かみてに入り口。入り口の脇に守衛のおじさん。彼は出入りの人をチェックする。スタジオとはカーテンで仕切られている。しもてには3つドアがあり、歌手の控室になっている。やはりスタジオとは仕切られている。しもて側には机といすがあってそこにナース姿の女性が2人いて歌手の世話を焼く。軽食も準備してある。かみてのカーテン脇にはタイムキーパーのような女性が座っている。その奥には録音助手のまた助手の男の子が2人。録音助手は舞台上に作られた「舞台」上で指示を出している。舞台にはひな壇が作ってあって合唱団はそこに上って歌うようになる。ステージの背後の上方しもてには調整室があってディレクターがそこで音を聴いている。その上手側にはバルコニーがあって暗くなっている。霊界の使者と乳母の場面のレコーディング。霊界の使者役の歌手は歌い終わるとひな壇に座るが寒そうに身を固くしている。このシーンの音録りが終わるまで帰れない。かみての椅子。係員の女性(タイムキーパー?)のそばの椅子に座っていた皇帝役のスター歌手が舞台に上がる。出番が終わったので帰ろうとするがまだ帰らないでとスタッフに言われてむかついている。椅子に座り直す。皇后役の新人歌手が歌い始める。新人歌手はこのオペラ全編を通じての一人称的存在として描かれる。このオペラは彼女が初めて見た業界の真実、レコーディングの初体験をどう受け止めるか、が描かれている。少し難しいがすべてが彼女の視点から見たものが描かれている。彼女が怖がったり悲しんだり同情したりすることがすべて彼女目線で描かれている。だからこれは客観的描写ではまったくない。乳母と皇后が影を得るために人間界に下りていくシーンでレコーディングがストップする。しかし音楽は一番盛り上がるところで、そこで舞台上はばたばたしているので音楽に集中したい方には邪魔な演出だと思う。ようやく録音が止まったので帰れることになった皇帝役のスター歌手。プロデューサーのはげ頭の男性が丁重にあいさつする。「よろしく頼みますよ、新人歌手のこともご迷惑をおかけしていますが…」スター歌手はじろりと新人歌手を見るが何も言わない。「では失礼。」出ていくスター歌手とマネージャー。これらはすべて豊饒な音の洪水の中で行われる芝居なのだ。録音助手のメガネの青年が片手を差し上げ「2」の数字を示す。これはスタンバイという意味なのか。遅れてやってきたバラクの兄弟役の2人の歌手に文句を言う。しもてでスタンバイするとすぐに舞台上で歌い出す3人。すかさずかみてのカーテンを開けて入ってくるバラクとその妻役の歌手。バラク役の歌手はいろいろ妻の世話を焼こうとするが相手にされない。バラク役の男は分厚いメガネをかけていて自分のクラッチバッグから「影のない女」の楽譜を取り出すと譜面台に置く。「そういうなよ。あいつらだって若いころはまともだったんだ…」妻と男はうまくいってない。男は舞台を下りるとしもての椅子の上に座り、楽譜を読む。妻が、「もう2年半夫婦をやっているけど、子供ができなかった。今度はあんたがあきらめる番よ!」とひどい言葉を投げつける。とてもオペラの歌詞とは思えない。「若い妻はひどいことも言ったりするがまだ若いせいだ。」男は舞台上で妻に近づき唇が触れんとするが、急にあきらめたように顔を背けて去っていく。舞台を下りて入り口に向かう。妻「このうちには誰もやってこないわ!」背中で聴いている男。そのまま出ていくが呼び止められ廊下のマイクスタンドで歌う。「荷物を自分で運べばロバいらず…」出ていく。舞台上に皇后役と乳母役の歌手。「誰?」バラクの妻をおだてて影を手放させようとうする乳母。妻に妻が道端で出会って憧れていた男性の幻影を呼び出して見せる、というのが原作のストーリー。女声合唱団が入ってきてコンパクトを取り出して顔を眺める。コンパクトのガラスがいくつもセットの壁に当たって幻想的。幻想の中の若い男役の歌手はとても軽い男で若い女性の人気者。男は上のバルコニーから歌いかける。バラクが帰ってくる。夕食の支度をしてないと慌てる妻に乳母が魔法で魚料理をするというのが原作のストーリー。乳母役の歌手は舞台下のマイクスタンドでそのシーンを歌う。実際の舞台上には登場しない「生まれざる子供の声」の合唱。耐えきれなくなったバラクの妻は水をかける、というのが原作のストーリー「寒い!かあさんひどいよ!」バラクが帰ってくる。バラク役の男が戻ってくる。「なんでベッドがここに?」「きょうから手伝いが2人ここで寝るから。」「そう決めたんだから!」いい捨てる妻の迫力に、言い返せない男。「女房の言動がおかしくなったら我慢しろって言われたけど(これはつわりのことを指していると思われる)めしがまずい…」レコーディングは終了帰り支度をするバラク。夜警の声が響く「夫婦が睦み合うのは自分たちのためでなく尊い命のため…」帰っていく妻の背中に「おい聴いてるか?」妻は出ていく。「だったらいいんだけどな…」帰り支度をして出ていく男。第1幕了。終わった後シーンとしてしばらくしてから当惑気味の拍手。11日と同じだ。2幕以降、Part2 に続く。***うちに帰って映像を見てわかったのですが、石にされた皇帝が甦って最初に歌う歌、あの歌詞は、皇后役の新人歌手が書いて、スター歌手に捧げた歌詞たったのです。スター歌手はその歌を新人歌手のために歌い、新人歌手は自分の書いた詞を同じく口ずさむ。というますます解釈に苦しむ演出になっているのです。皇帝が暴れ狂うのはもしかして彼も最近恋人もしくは妻に捨てられて気分が悪かったのかも?と思ってしまった。ディレクターに厳重注意を受けるほど椅子を放り投げたりする怒り、鷹の声の女性の胸ぐらをつかむほどの怒りはどうもその理由が解せないんだよねえ…薬とか酒でらりってでもいれば別だけど。できの悪い歌手相手の怒りではあそこまで怒らないよね?新人歌手の書いた手紙はある種ラブレターだったんだと思う。だから最後にその愛を受け入れるんだ。***バラク役のコッホの演技の細かさにはもう脱帽するしかないですね。いや~すごかったわ~。Wolfgang Koch as Barak 20110814
2011年08月15日
Salzburger Festspiele 2011Day5Wiener Philharmoniker 3GIUSEPPE VERDI : Messa di Requiem f?r Soli, Chor und Orchester14 Aug. 2011Grosses FestspielhausKrassimira Stoyanova, SopranOlga Borodina, MezzosopranSaimir Pirgu, TenorIldar Abdrazakov, BassKonzertvereinigung Wiener StaatsopernchorThomas Lang, EinstudierungWiener PhilharmonikerRiccardo Muti, Dirigent ムーティ指揮ウィーンフィルヴェルディ:レクイエム2011年8月14日11時~現地時間ソリストストヤノヴァボロディナピルグアブドラザコフコンマスライナー・ホーネックムーティのレクイエムはまるでオペラだった。テンポがオペラのようにゆっくりになるし。間を取る。ムーティが歌手たちと50センチの近さまで顔を近づけてコンダクトする。ボロディナは圧巻。ものすごくすばらしかった。パワー。表現力、声量。そのほかすべてを睥睨させるがごとき圧倒的パフォーマンス。なんかまるでアイーダの「アムネリス」みたい~と感じた。これが本当のオペラ歌手だと思った。しかしソプラノと合わせるところではちゃんと合わせているプロです!ストヤノヴァもすばらしい!圧倒的パワーと表現力。ソプラノの声の美しさ。この2人のリコルダーレ筆舌に尽くしがたくすばらしかったインジェミコはいまひとつ。ピルグはいいテノールなのだが、ほかの歌手がすごすぎた。イルダールは相変わらずいい声です!美しい声で低い。まさに神様の声ってこんなんかな?というノーブルで威厳のある声。ウィーンフィルも一軍登場ですばらしかったです。Requiem et Kyrie)Kyrie eleison(キリエ)Dies Ir?(怒りの日)Tuba mirumMors stupebitLiber scriptus(書き記されし書物は)Quid sum miser(哀れなる我)Rex tremend?(御稜威の大王)Recordare(思い給え)Ingemisco(我は嘆く)Confutatis maledictis(判決を受けた呪われし者)Lacrymosa(涙の日)Off?rtorium(奉献唱) Sanctus(聖なるかな) Agnus Dei(神の子羊) Lux ?terna(絶えざる光を) Libera Me(我を救い給え)Dies ir?Requiem ?ternamLibera me(我を救い給え)
2011年08月14日

Angela Denoke in ORF Live broadcast open studio12 Aug 2011, Salzburg Salzburger Festspiele 2011Leo? Jan??ek : V?c Makropulos (Die Sache Makropulos)NeuinszenierungKoproduktion mit dem Teatr Wielki, Polnische Nationaloper13 August 2011Grosses FestspielhausEsa-Pekka Salonen, Musikalische LeitungChristoph Marthaler, RegieAnna Viebrock, B?hnenbild und Kost?meOlaf Winter, LichtJoachim Rathke, Mitarbeit RegieMalte Ubenauf, DramaturgieJ?rn H. Andresen, ChoreinstudierungAngela Denoke, Emilia MartyRaymond Very, Albert GregorPeter Hoare, V?tek, RechtsanwaltsgehilfeJurgita Adamonyt?, Krista, seine TochterJohan Reuter, Jaroslav PrusAle? Briscein, Janek, sein SohnJochen Schmeckenbecher, Dr. Kolenat?, RechtsanwaltLinda Ormiston, Eine schottische Hausangestellte (Ukl?ze?ka /Komorn?)Peter Lobert, Ein Zivildienstleistender (Strojn?k/L?kar)Ryland Davies, Hauk-?endorfSasha Rau, Jin LingSilvia Fenz, Mary LongAnita Stadler, Anita StadlerWiener PhilharmonikerKonzertvereinigung Wiener Staatsopernchor土曜日マクロプロス事件この作品もまさにザルツブルク音楽祭だなというでき。演出、音楽、主演すべてが並外れた美しさ。マルターラーの演出は原作にないコミカルな部分を追加し悲劇が悲喜劇になっている。おもしろくて客は受けまくりだった。しかもどう考えても悪夢を繰り返し見ているようなクエスチョン・マークの飛び交うおもしろさなのだ。サロネンの作り出す音楽もすばらしかった。なんという音楽だろう!ヤナーチェクがこんなにすばらしいと、初めてわかった。やはり天才ですね~アンゲラ・デノケのカリスマ性たるやすばらしい。美しく、残酷で、お話と同じで舞台を支配していた。それでいていやな女ではなく美しい声の魔力に知らないうちに取り付かれている。まさに魔性の女。今回これまで演出に関してはクリストフ・ロイ、クラウス・グート、マルターラーときたけど、どれもすごい才能!病み付きになりそうだ。ピーターシュタインがずっこけなくてはいいのだがという気がするが…たばこ部屋の女性の会話で始まる人間の人生って短いわよね50年子供で50年で一人前になって100年社会のために働いて100年は使命を果たすのよ最後の100年は社会保障の恩恵で暮らすんじゃないの?笑その選ばれた人間って誰がどんな基準で選ぶのさ?スウェーデンのアカデミー?笑心配しなくてもあんたは入ってないから。あたしオペラ見に行くの。エミリア・マーティがすごいのよ。オペラ?あんなさっぱりわけわかんない言葉をわめいているもの、あたしは見たくないね。(客笑)だって数日前にシノプシスを勉強しなかったらさ、永遠にストーリーについていけないもの。(客ますます笑う)弁護士事務所神経症的なVitekデノケコートを脱がすと黒い十字のような模様の片側の上の面だけ赤くなっているワンピース髪も赤い髪のボブで化粧もけばい。デノケ本人には見えないぐらい違う女。裁判に勝つために書類をプリュスの家で捜せと言う。主演の男性は代役。彼女に完璧に魅せられてしまい終始おずおずとした行動になっているそこにあると言われて気も狂わんばかりに興奮するVitekなんでわかるんだ?嘘つきだ。デノケは上手の台の上に座って脚を伸ばして見せる。バーテル。シーンチェンジというかシーンチェンジはまったくないのに静寂の間がとられて芝居がえんえん続く。大胆な演出たばこ部屋のおばあちゃんを連れ出す警備の男性。何べん連れていってもいつの間にか戻ってきている。本来は劇場のスタッフのおばちゃんと警備の男性がここ事務所で勤める2人になっている。エミリア・マーティを絶賛するおばちゃん2人で向き合って見詰め合うのか邪魔しあうのか意味不明な行動に客笑。劇場のシーンのはずだが弁護士事務所なのか裁判所なのか?プリュスの息子は神経質に彼女に取り付かれているデノケは今度は上品なツーピース。あんたはYesしか言えないの?Yesプリュス、あんたの息子はおばかさんだわ。今度はプリュスを誘惑してする代償は…足を見せる。笑いを浮かべながら見つめるプリュス。シーンチェンジ裁判所に人々が入廷するがやがて去っていく。これが3回繰り返される。2回目に人々が何かを笑う3回目、人々の見ている前で情事の後のお着替えをしているプリュスとデノケ手を震わせて書類を要求する。死人と寝たみたいだ男物のシャツをはおったデノケ。スタッフの女性が告げる執事が来てあわてていました息子の自殺を知るプリュス意に介さないエミリア。男たちが4人揃って彼女を問い詰めるすると50年前に彼女と友達だったという男性が現れるスペインの踊り子だった50年前に君と別れてから僕はずっと「馬鹿」になっちゃったんだ。少々頭のおかしい男警備員の男がこの不法侵入者を連れ出すプリュスの息子が死んだというのにこの男と楽しく歌うエミリア4人の男プリュスアルバート・グレゴール弁護士ヴィテクこの4人の前で糾弾されて秘密を語りだす。その異様なストーリーに男たちは全員貧乏ゆすりをしながら耐え難い不快感を表しながら聞いているVitekは常に自分の足を痒いのか掻きまくっている。あたしは337歳。ついに男たちはその話を信じて謎が解けて解放される。あたしはエレーナ・マクロプロス!神々しいものすごい音楽。しかしエミリアは秘密の古文書をVitekの娘に渡す娘は笑顔を浮かべながら焼き捨てるエミリアはしもてからゆっくり歩き去っていく全幕了。
2011年08月14日

Marlis Peterson as Susanna Uli Kirsch as Cherubimat the party after the final performanceLe Nozze di FigaroSalzburger Festspiele 2011Day4 MatineeWolfgang A. Mozart : Le nozze di FigaroNeueinstudierungSamstag 13 August 2011Haus fur MozartRobin Ticciati, Musikalische LeitungClaus Guth, RegieChristian Schmidt, B?hnenbild und Kost?meOlaf Winter, LichtRonny Dietrich, DramaturgieRamses Sigl, ChoreographieAndi A. M?ller, VideoJ?rn H. Andresen, ChoreinstudierungSimon Keenlyside, Il Conte AlmavivaGenia K?hmeier, La Contessa AlmavivaMarlis Petersen, SusannaErwin Schrott, FigaroKatija Dragojevic, CherubinoMarie McLaughlin, MarcellinaFranz-Josef Selig, BartoloPatrick Henckens, BasilioMalin Christensson, BarbarinaOliver Ringelhahn, Don CurzioAdam Plachetka, AntonioUli Kirsch, CherubimOrchestra of the Age of EnlightenmentKonzertvereinigung Wiener Staatsopernchor下書きfigaroバルコニーでの打ち上げパーティ。シュロット。ORFのENGカメラが取材に来ていた。人物相関図鼻血床に落ちる踊り天使の自転車めくれたスカートを直すサイモン(笑パントマイムのように測るフィガロ平手打ちコンテッサが伯爵を平手打ちからすを嫌そうに捨てる天使が操作するがさせないフィガロコミカルで楽しい味付けに変わっている。コンテッサいい声いちばんの拍手は伯爵のアリア。登場人物のストップモーションで始まる。天使が入ってきてりんごを受け取る。3個。3個目は落とす。そのりんごを各カップルの足元に置く。天使が合図すると呪縛が解け動き出す。床の羽落ち葉家具はなく床と階段だけ。この階段が何パターンも使われていく測るフィガロいつの間にかスザンナは伯爵の部屋に連れ込まれる。不審な顔のフィガロケルビーノ伯爵が来たので隠れる。階段の下の物置のような小部屋に隠れる。バジリオが来たので伯爵がそこに隠れる伯爵はしもてのドアから出ようとするが鍵がかかっている。(笑)壁の角に向こうを向いてうなだれて立っている。それじゃあばれるって!(笑我慢できす姿を見せる伯爵今度はケルビーノを隠すために気を失う振りをするスザンナ。これ幸いとスザンナの胸をさわっている伯爵ケルビーノは伯爵がテーブルクロスをめくってと歌いながら布を引きずっていくところで見つかってしまうもう飛ぶまいぞこの蝶々伯爵とフィガロは残酷にケルビーノをいじめる伯爵はケルビーノを軍隊に放逐するために紙幣を10枚ぐらいすばやく数えるとフィガロに渡す。フィガロはそれをゆっくり数えているさっさと渡せ!と気が気でない伯爵伯爵はケルビーノに軍服を反対向きに着せて手を後ろ手に拘束し、口を開けさせてその中に丸めた紙幣を押し込む。まさにいじめ。というか虐待の域に達している。伯爵はスザンナを押し倒す。スカートが股までめくりあがり、美しい足が見える。終わると伯爵はあわててスカートをきれいに伸ばす(客笑)お祝いの人々。花を捧げる子供たち。子供は嫌いなのか花をすべて「捨てるが階段の上まで追いかけられて花を投げつけられる伯爵が怒ると子供たちは階段を駆け下りて逃げる女声合唱は軍隊のように整然と出て行く場面転換伯爵夫人の部屋。ロジーナの部屋も何もなく枯葉が落ちているだけ窓には鳥(カラス)が3羽留まっている裏地がすべて毛皮になっている豪華なロングコートを何度スザンナが着せ掛けても床に落とす。ケルビーノと3Pする女性たち先ほどのコートを床に敷く。伯爵夫人にズボンを脱がされ、股間を隠すケルビーノ。恋とはどんなものかしら。こんなもんだよ!はは…コンテッサがキスするとスザンナもケルビーノの唇を奪うそこに伯爵の声。奥の衣裳部屋に隠れるケルビーノ伯爵夫人は服を調えドアをあけるなぜ鍵をかけたんだ?新しい展開だな。まあ…男が隠れてるんだろう?まさか!じゃあ人を呼ぼうお~~い来てくれ!やめて。あなた私に下々の前で恥をかかせるおつもり?そうだな。じゃあ鍵を取りにいこう。コンテッサに腕を差し出すその間にスザンヌと入れ替わるケルビーノはしもての窓から飛び降りる。伯爵が持って帰ってきたのは手斧(客笑う)ついにコンテッサは告白するケルビーノなのよ!伯爵は怒りのあまりか小姓に聞かせるためかコンテッサにお仕置きをするためか、コンテッサを床に押し倒し、ことに及ぶ。しかしケルビーノでなくスザンナが出てくると驚愕して起き直る。客大笑い。伯爵はまったく感情が入っていない表情でコンテッサに誤る。膝立ちでそのままにじり寄りわびる。伯爵はスザンナにも色目を使いつつコンテッサも庭師。男が落ちてきました伯爵はやはりあれはケルビーノだったと確信するフィガロはそれは自分だ、飛び降りたときに足をねじったと主張する。じゃあこの書類は?その男が脱兎のように逃げていくときに落としていったんだ。困ったフィガロ。ついにないんです!判子が!逆襲。苦々しい伯爵。一輪車で人々の間を猛スピードで走り回るケルビム。人間関係が複雑に絡み合う誰と誰が本当はできているのか…天使が壁に書き出す。その驚きの相関図で客大うけ。2幕終了休憩後半スタート伯爵の一人のシーンから。スザンナ伯爵はスザンナと逢引の約束をする。せつない歌詞とメロディー。フィガロ訴訟に勝ったわ!訴訟に勝っただと?天使が現れて階段の手すりに立ち、伯爵に肩車する。伯爵が手で支えるわけではなくまるで曲芸のようにバランスをとっている。伯爵は怒りに満ちてケルビーノを振り落とすケルビーノは今度は後ろから伯爵のネクタイをほどき、シャツのボタンを引きちぎりなぜか上半身をはだけさせる。大拍手。一番の。スアマードレおもしろくない伯爵人々が伯爵を称え、処女権を放棄させようとする。伯爵は煮え切らないがバルバリーナが脅迫しいいなりになる。バルバリーナはケルビーノとの結婚を認めないと伯爵と自分の関係をばらすと匂わせる。ついにフィガロの結婚を認める。コンテッサの圧巻のアリア。大拍手スザンナとの柳の下の二重唱バルバリーナが伯爵の部屋から出てくる。フィガロヤギの歌はなし。フィガロのアリア。伯爵フィガロの自殺をやめさせようとする天使。天使は奈落に頭からダイビングしたりして客受ける。このシーン重要なのは伯爵とフィガロがまったく同じ服、コンテッサとスザンナがまったく同じ服を着ていることだ。彼らはお互いにまるでスワッピングをしているのを楽しんでいるのか、それともボディダブルなのか。相手は誰でもいいんだ。伯爵が最後にコンテッサをこらしめようと物陰から引き出すが出てきたのはケルビーノほか。実はコンテッサに化けていたのはスザンナで、何もかもわかると伯爵はまた謝るはめになる。しかしなぜだがそれが終わると伯爵は心底の笑顔ではじけまくる。人々は元のさやにおさまる。紆余曲折でもう天使の愛欲コントロールは受けない。はねつける。しかしケルビーノだけは天使によってこの世から連れて行かれる。愛の天使は心の弱いケルビーノだけを結局罰したのかな。とにかくなんだかそういう話のようですが。これもすんなりわかる作品ではなかったですが大ブラボー!Erwin Schrott as Figaro in Salzburg 13 Aug.2011
2011年08月14日
Salzburger FestspieleDay3SolistenkonzertArcadi Volodos plays Liszt H-Moll SonataFreitag 12 August 2011Grosses FestspielhausSolistenkonzert 4FRANZ SCHUBERT Klaviersonate G-Dur D 894FRANZ LISZT Klaviersonate h-MollEncore超絶技巧ピアニスト、アルカディ・ヴォロドスのコンサート。お客さん大熱狂のロ短調ソナタ。すごかった~アンコールも4曲やってくれて3曲目でスタンディングオベイションでした。1曲目のシューベルトでは非常に繊細なタッチで美しい音を出す。演奏に非常に間をとり、自分でも音を良く聴いて楽しんでいる感じ。客が演奏中に咳き込んだり鼻水をすすったりといった音が頻繁で、信じられないぐらいひどかった。しかし拍手のフライングはゼロで、客は最後まで集中して聴いている。会場内にはアンコール曲の掲示もなく、ほとんどの客は彼が何をアンコールで弾いたのかはまったく気にしていないようだった。終演後はサイン会が開かれていた。***本日夜はフェルゼンライトシューレでは「マクベス」の公演があり、フランツ・ヴェルザー=メストも姿を見せていました。昼間はオープンスタジオでORFの番組を中継していて、「マクロプロス事件」主役のアンゲラ・デノケが出演していました。
2011年08月13日
ザルツブルク音楽祭「影のない女」 Part3※内容に触れますのでご注意ください。私の勝手なスペキュレイションが入っています。第3幕ティーレマン登場。ものすごい大歓声。音楽はどんどんすごくなるは演出もどんどんすごくなるはどうすりゃいいの?という中。バラクはかみてのいすに座って舞台に背を向けている。背を丸めて楽譜を読んでいる妻とはもうだめだ。口もききたくないし顔も見たくない。でも仕事だから仕方なく、妻は舞台上で歌っている。バラクのことを本当は愛していたという告白の歌だがそらぞらしい。あくまでも仕事なのだ。表情のないつかれきったバラクの妻はバラクを忘れられないとバラクの前で歌っているがそれは本心でないしもうバラクもそんなにお人よしではいられない。とことんコケにされた夫の心は氷のようになっている。すたすたと舞台の後ろを回ってしもてから壇上に上がる俺のやるべきことはあいつを抱きしめることだ…もっともバラクの歌唱で美しい部分、バラク楽譜がん見の棒読み。心の中では「ふざけんな」と思っている。こういう展開になろうとは誰が予想しただろう?バルコニーから声がする2人ともオールアップです~お疲れさん!帰っていいよ!バラクはさっさと出て行く。妻もさっさと出て行く。霊界の使者(レコード会社の使者)登場。新人歌手を指導できなかった乳母役のベテラン歌手を首にする。契約は打ち切りだ!新人歌手はもうあんたはいらないわ。あたしの問題なのよ覚醒する。舞台のかみてとしもてで超離れた位置にマイクスタンドを2つ立て、バラクと妻がお互いを呼ぶ歌を歌っている(棒読み)ADがしもてのバラクに壇上に上がるよう指示。乳母とバラクの会話乳母役の歌手は言ってはいけない社長の名前を叫んでしまう「カイコバット!レコード会社の使者は怒り狂うその名前を出すなって言っただろ!おまえはこの業界から追放だ!ここからが皇后役女性一人の見せ場になります。レコーディングは中断し皆いなくなる。スタジオは暗くなり誰もいない。新人歌手は一人で練習するもう一人の自分が現れるこの水を飲めば助かるのに石にされた皇帝ではなく皇帝役のスター歌手は音声調整室からじっと見ている新人歌手を実は認め始めていた。新人歌手が倒れながら歌う。いつのまにか舞台袖にスター歌手が来ている。スター歌手が歌う歌詞皇后は口パクしている2人の心が通じ合ういきなり新人歌手が走って逃げ出すびっくりするスター歌手幕が閉まる幕前に現れるバラクと妻。コンサートの衣装になっている。厳しい時間を乗り越えた夫婦。バラクと妻は抱き合ってキスする。「おい!時間だぞ!」突然バラクが時計を指して慌てる。いなくなる。幕が開くとそこはクリスマスコンサートの会場。客が見ている。壇上には児童合唱団と皇帝役皇后役の歌手。そこに遅れてやってきたバラク。いきなり歌いだす。喜びの歌皇帝役が歌う。バラクは妻を壇上に引き上げる。乳母役の歌手も会場に来ていて、客席の端に立って悔しげに見ている。彼らが歌っている間に、じっとしていない子供をどついている(受けてました歌が終わるといきなりスロウモーションになる。(映画か?その客の喝采の前をはけていく歌手たち。バラクの妻の想像上の恋人の若い歌手も来ていて、脳天気に熱狂的に喝采を送っている。そんな彼を怪訝な顔で見つめながら去っていくバラクの妻(客笑。ここはコミカル。)皇后役の新人歌手だけが残り、とまどいながら降りていく。客は彼女にも握手を求める。スター誕生だ。照れたように足を早める新人歌手全幕了。おつかれさまでした~
2011年08月12日
ザルツブルク音楽祭「影のない女」 Part2※内容に触れますのでご注意ください。私の勝手なスペキュレイションが入っています。第2幕1回目の休憩終了。幕が開いても装置は1幕といっしょ。偉そうにふんぞりかえって座っている乳母役の歌手。乳母役の歌手はとても意地悪で、壊れかかっている夫婦の中を割くのを楽しんでいる。あくまでもレコーディングなのだが、バラクの妻役の歌手は明らかに実際の生活観を侵食され始めている。また若い脳天気な青年が現れる。青年は乳母役の歌手の指示でバラクの妻役の歌手を誘惑しようと本心はいやなのだが抱きつきキスする。バラクは息抜きをしようと酒や食べ物を買ってきて少年合唱団に大盤振る舞いする。そんな夫の自腹を切った行動に切れまくる妻。バラクは酒瓶をらっぱ呑みしている。青年は酒ビンのケースを運んだりしている。バラク「みんな気にしないでくれ!皇后役の新人歌手にチョコレート(らしきもの)を渡す。「これは君にだよ。「妻に聞いてくれないか、何がいいか。ほかにシナモンの菓子があるんだよ」妻は自分の靴をバラクに投げつける。「馬鹿!そんなもんいらないわよ!」バラクさすがに切れる。兄弟が止める。すぐに仕事の時間になり合唱団とバラクたち皆一生懸命お仕事する(レコーディング)妻は自分の片方の靴を拾って履きながらバラクをにらみつける。兄弟たちは千鳥足で出て行く。皆がいなくなりスター歌手のレコーディングタイムになる上手側の入り口のカーテンが閉じられる皇后役の駆け出し歌手は「もうやってられません、降ります」という手紙をスター歌手の譜面台に置いて出て行く。それを読みながらスター歌手は鼻で笑う。マネージャに手紙を示す。「何馬鹿なこと言ってんの、これだから最近の若いもんは駄目なんだ。「3日も留守にするって俺のスケジュールがなくなるじゃないかどうなってんだ!鷹の声役の女性(AD)につかみかかる男性のADがあわてて引き離す。バラクはしもてのいすに腰掛けている。「飲み物をくれないか?」「女中がいるでしょ!バラクは「眠くなった」といいながらしもてから出て行く。まるでカージュオフォーリーみたいなピンクの羽うちわを持った5人の女性が出てきてミュージカルのように踊る。中心にいるのはあの青年。当時のハリウッド映画は映画の創世記で、すばらしいミュージカル映画がたくさん出て来た頃。バラクの妻役の歌手はミュージカルに色気がある。しんきくさいクラシックの歌手なんて、やってられっか!あのタバコばっかり吸っているいけてない男の妻で終わるのはいやだわ!私もスターになりたいの!バラクが下手から出てくるネクタイを緩め気分が悪そう。もうろうとしながら妻に手斧を渡されるここでまた妻と夫の夫婦喧嘩が始まる。妻は出て行く。バラクはどなる誰だ!誰もいないと思っていたのだが、ものかげで皇后役の歌手が聞いていた。「なんでこいつが…」苦々しい表情を浮かべかみてに立ち去るバラク。若い歌手は罪の意識を感じている。あまりにもあの夫婦に感情移入しすぎている。自分でも無関心になれない。自分もみじめだがバラクもみじめだ。新人歌手の幻想なのか、レコーディング・スタッフが皆10歳ぐらいの子供に変わっている。ガキンチョのくせにいっちょまえにキューを出したり立ち居地を指示したりするので笑える。コミカル。しもてのいすに座っているバラクバラクの妻はバラクへの罵りをヒートアップさせている。何を言われても妻をまあまあととりなしたり首を振っているだけの男に飽き飽きした。妻は落ちていた先ほどの手斧を振り上げる「よせ…頼むから!バラクが驚愕する。ここはコミカル。妻は手斧の重さにふらふらしながら斧を投げ捨てる妻は浮気したことを夫に匂わせる。するとびっくり。ここでしゃべりで「妻が狂った!」とバラクが叫ぶところ、現実ではなく仕事として楽譜をがん見しながら叫んだのです。もっともバラクの感情が激するシーンの表現は仕事であって現実ではないのです。しかし現実のバラクも興奮しだし、ステージを降りると妻につかみかかろうとします。必死に止める兄弟。乳母役の女性はバラクに手斧を手渡します。殺されまいと必死に逃げる妻。妻は下手の廊下まで逃げる。手斧を振り上げるバラク。その瞬間妻が叫ぶ、「実は浮気してないのよ。」バラクは一気にテンションが下がり、薄笑いを浮かべながら事態を収拾しようとします。「…だよ、はは。」バラクのテンションダウンに逆にヒートアップする妻。でもしなかったけど心の中ではしちゃったのよだから殺してバラク!バラク、驚愕。第2幕了第1幕では当惑の拍手だったが、2幕終了時はものすごい喝采!なかなか鳴り止まず。Part3に続く
2011年08月12日
Salzburger FestspieleDay2Die Frau ohne Schatten11 Aug. 2011Grosses FestspielhausSalzburger Festspiele 2011Richard Strauss : Die Frau ohne SchattenNeuinszenierungChristian Thielemann, Musikalische LeitungChristof Loy, RegieJohannes Leiacker, B?hnenbildUrsula Renzenbrink, Kost?meStefan Bolliger, LichtThomas Jonigk, DramaturgieThomas Wilhelm, Choreografische MitarbeitThomas Lang, ChoreinstudierungStephen Gould, Der KaiserAnne Schwanewilms, Die KaiserinMichaela Schuster, Die AmmeWolfgang Koch, Barak, der F?rberEvelyn Herlitzius, Sein WeibMarkus Br?ck, Der Ein?ugigeSteven Humes, Der EinarmigeAndreas Conrad, Der BuckligeThomas Johannes Mayer, Der GeisterboteRachel Frenkel, Die Stimme des FalkenPeter Sonn, Erscheinung eines J?nglingsChristina Landshamer, Ein H?ter der Schwelle des TempelsMaria Radner, Eine Stimme von obenChristina Landshamer, Erste DienerinLenneke Ruiten, Zweite DienerinMartina Mikeli?, Dritte DienerinHanna Herfurtner, Solostimmen / Stimmen der UngeborenenChristina Landshamer, Solostimmen / Stimmen der UngeborenenLenneke Ruiten, Solostimmen / Stimmen der UngeborenenRachel Frenkel, Solostimmen / Stimmen der UngeborenenMartina Mikeli?, Solostimmen / Stimmen der UngeborenenMaria Radner, Solostimmen / Stimmen der UngeborenenAlbin Frahamer, Daniel Heck, Christina Kantsel, Philipp Kranjc, Paul Krook, Vivien L?schner, Liliya Markina, Sabine Muhar, Christoph Quest, Julia Rath, Andrea Schalk, Hans Dylan Schneeweiss, Barbara Spitz, Marena Weller, Peter Wurzer, SchauspielerWiener PhilharmonikerKonzertvereinigung Wiener StaatsopernchorSalzburger Festspiele Kinderchor現在ザルツブルクは11日の24時。さきほど、ティーレマン指揮の「影のない女」、大歓声とアプローズがなかなかなりやまない状況で終演した。歌手は初日より断然良かったです。グールドもシュヴァンネヴィルムスもすばらしかった。しかしイヴリンが本当にすばらしくて満場の大喝采をさらった。ティーレマンを除いて歌手の中で一番。ティーレマンへの客の熱狂振りはすさまじく、本場はこうなのか!と驚嘆した。ティーレマンの創り出す音楽はそれはそれはすごかった。それが幕切れに向かうにつれ高まってくるものだから、もうすごい。ウィーンフィルすごかった。ウィーンフィルの金管のものすごいこと!こんなすごいものは今まで味わったことがない。彼のヴァーグナーに人々が熱狂するはずだ。演出に関してわかったことはこれは「影のない女」ではなく、「影のない女」の音楽を使用したまったくの別物だということだ。しかししかし深層の深いところでは見事につながっている。私の思っていたことはかなり裏切られた。そんな安直な演出家じゃない。危惧していたが、これはこれで、すばらしい。演技も達者な歌手だけではなく、演技を苦手にしている歌手もものすごく入り込んでいて、伝わってきた。※内容に触れますのでご注意ください。私の勝手なスペキュレイションが入っています。この舞台設定は前にも書いたが1955年のカール・ベームによる「影のない女」の初レコーディングにインスパイアされたもの。レコーディングスタジオは氷の中のように寒く、歌手たちはコートを着込んでいる。まずガイスターボーテ(霊界の使者)と乳母の会話。トマス・ヨハネス・マイヤーが演じるガイスターボーテはK?というイニシャルのバッジをしている。カイコバットというレコード会社の人間。彼は社長カイコバットから無理難題を押し付けられた。ど素人の女を主役のカイザリンに使えというのだ。ガイスターボーテは乳母役の歌手に彼女の面倒を見て一人前にするように言う。「期限は3日だ!」3日で皇帝を歌うスター歌手のスケジュールが切れる。その間にものにならなければレコーディングは失敗だ。スター歌手はいらいらしながらかみてで待っている。ガイスターボーテは歌い終わると背後のひな壇に腰掛けてむかつきながら様子を見守っている。皇帝は自分のパートを歌い終え、またかみてで待っている。スティーブン・グールド、すばらしい声!カイザリン役の駆け出しの歌手はずっといすに座って待たされている。生意気そうな20ぐらいのADに立ち居地をいちいち指示される。鷹の声役の女性は非常に若い歌手でADみたい。歌い終わると背後のひな壇の鉄柵につかまる。皇后と乳母役は人間界に降りていくパートを歌う。かみてからあわただしくやってくるバラクとその妻役の歌手。この2人は実際に夫婦だが最近うまくいっていない。妻がやたらヒステリックになっていて(オペラの中と同じ)バラクの手に負えないのだ。バラクは魔法瓶に入れてきた飲み物を妻に差し出すが拒否されるバラクの兄弟役は、すぐに出番が終わるので出て行くときに嫌がらせで足をひきずったり目を押さえたりしながら出て行く。(そういう役なのだ)イヴリンはすばらしい声。コッホはまろやかで暖かい人間味あふれる声。どんなに妻に悪態を疲れても我慢している今のところは…バラクの例のロバがいないという部分をどうするのかと思ったらマイクスタンドをかみての端の入り口の横に立ててそこで収録していた。楽譜をカバンに入れたバラクは悄然と出て行く。舞台には皇后と乳母役が登場する。合唱の女たちがぞろぞろ現れる。彼女たちはコンパクトを取り出し顔を覗き込む。皇后役の女性はコンパクトをバラクの妻に渡す。バラクの妻は鏡の中の自分の姿に魅せられる。浮気相手の青年役も若くて軽い男。レコーディングスタジオの調整室の上手側にもうけられたバルコニーから歌いかける。バラクが帰ってくる。子供たちの声。バラクに寝床を別にすると通告する妻の場面のレコーディング。夜警たちの声が響く。姿は現さない。バラクはさっさとかみてにいなくなった妻に向かって歌う。おい聞こえるか?バラクは帰るために荷物を片付けだす楽譜をしまい、魔法瓶をしまいいすの上においてある見慣れないコンパクトに気づくこれはカイザリン役の女性がバラクの妻に渡したもの。「うちのやつはこんなの持っていない…」椅子の上に戻す。夜警の声。「だったらいいんだけどな…」あきらめたようにまだ希望を持っているようにつぶやくバラク。もう胸キュンですわ(すみません。ここで1幕終了。客のとまどい。拍手はまばらな感じ。これが変化していくんだからね。ものすごいテンションに。Part2に続く
2011年08月11日

Salzburger FestspieleArriving Day10 Aug. 2011Guten morgen おはようございます。きのうからザルツブルクにいます。現在11日の朝の5時。まだ外は真っ暗。日が昇っていない。昨日、ザルツブルクは非常に寒かったです。夜になったらもう日本の10月ぐらいの気候でコートが必要なぐらい。昨夜はマクロプロスのプレミアだったようで、会場の前にはセレブらしき着飾った人々が参集していました。マスコミのカメラマンも来ていた。チケット売り場でその日の時点であるチケットを一覧表にしておいてあった。マ***はもちろんない。昨夜はボストリッジと内田光子の室内楽もあったようだ。Ekaterina Gubanova さんと遭遇。ただ見にいらしただけなのでしょうかね。今回も旅馴れた**さんに何から何までお世話になっています。いつも他力本願の私。本当に申し訳ありません。ありがとうございます!旅の準備は面倒くさがりでだらしない私にとっていつもアノイングなことです。いつも適当なので後で困る。…さっそく困っている。主に服装。前回NYのときに海外のホテルにはスリッパが絶対必要!と認識したのでそれには一応対応しているんだが…成田行きのバスは1本早い便に乗れたおかげで予定通りの時間に到着できた。高速がめちゃくちゃ渋滞していたのだ。荷物を預けて、両替をすまして。今回の旅からは iPhone がご同伴なので強い味方になるだろう。前回からはLenoboのモバイルパソコン君が参加している。iPhone を機内モードにする。機内はお盆の時期にも関わらずとても静かで静寂が支配していた。ドイツ人という人種はどうも日本人と似ているらしくすごく静かにしている。ぶっとんだのは黙々と編み物しているドイツ人の女性。堅実!という言葉が頭に浮かぶ。若いドイツ人の青年もまったく「言葉を発しない。逆側のアメリカ人がさっそく日本人に話しかけていたのと対照的。離陸が30分遅れたもののほぼ定刻に到着。ミュンヘンの空港は閑散としている。着いた飛行機が私たちのものぐらいだったのか、ほかにあまり人がいない。ドイツ語の世界にようこそ!新鮮だ。ドイツ語圏に来たのは生まれて初めて。ミュンヘンから乗り合いのワゴンでザルツブルクへ。おじさんたちは英語を解すのでまったく問題ない。電車でも1時間半の距離。車でも同じくらいの時間で到着。車窓に広がる風景はまさにヨーロッパアルプス。湖を通過して。観光地ザルツブルク。観光客だらけ。オペラを見に来た正装の熟年カップルたちと若いカジュアルなかっこうをした観光客と2極分化している。夕食にサラダのつもりで頼んだら出てきたのはオリーブ、たまねぎ、が丸まま。しいたけ、生ハム、&チーズのダイナミックな「サラダ」でもおいしい。パスタもおいしかった!オーストリアはとても食事には期待できそう。ホテルにはシャワーはあるがバスタブがない。ヨーロッパはたいがいそうですよね。インターネットがWIFI無料でありがたい。アメニティは日本のホテルにあるものはほぼないので買いにいかなくてはいけない。とてもこ綺麗で冷蔵庫も完備、いろいろ普通に備わっている便利なホテルです。ツインのシングルユースになっているようだ。ツインといっても部屋の広さはシングル感覚。料金はシングルだよね?クレジットカードの提示もしなかったしそのへんはわりとゆるい素敵なホテルです。iPhone はよくわからないのだが勝手にSoftbankから海外パケ放題のメールが来てオレンジなんちゃらに接続しているがいいんだろうか?ちょっと心配だがメールががんがん来るのでメールだけOFFにする方法もよくわかならいのでそのままにしている。メール以外はモバイルPCを利用するようにしないといけない。FACEBOOKのセキュリティチェックはなかなかおもしろくオーストリアからログインしたら入れなくなった。そしたらメールが来て、「今まで入ったことがないところからログインされてますよ。一応ロックしときましたから」て言う。ロックを解除するためにドイツ語を翻訳しながら「友達」の写真を確認するという作業。それも何人も。それでやっと本人だと認識してもらえた。面白いこと考えるよな~メイクしている人の写真を「この「人誰!?」と考えながら認証するのがすごく楽しい。とりあえずだらだら書いていてすみません。自分の記録用でもあるので許してください。一応オペラネタも。ネトレプコとベチャワの出るイオランタ、日本の東日本大震災で被害を受けたミューザ川崎の修復のチャリティーのためにゲネラル・プローベ(ドレスリハーサル)を開放するようですね。そのポスターがでかでか貼ってあります。ありがたいことです。13日。値段も安いよ。Netrebko und Beczala singen f?r Japan
2011年08月11日
Alex の新しい記事です。噂の義足登場です~!びっくり。Cupcakes & Conversation with Alexander Campbell, Soloist, The Royal Ballet
2011年08月09日
バイロイト続報!Wagneroperanetによるとタンホイザー、まず新演出の評価に終始。歌手でよかったのはギュンター・グロイスベックとミヒャエル・ナジ。ナジの写真(ヴォルフラム役)はめっちゃかっこいいよ~ROHのタンホイザーと比べて書いている。あのゲルハーヘルを払しょくさせるに足る歌唱だと大絶賛。ある情報筋によるとバイロイトの新ローエングリン、フォークトがすばらしい!と大絶賛なんだそうです。いやそりゃそうだろ。
2011年08月07日

Johannes Martin Kr?nzle(Born 1962 in Augsburg) deutscher Baritonヨハネス・マルティン・クレンツルドイツ人。2011年のお誕生日で49歳。つい先日生放送されたグラインドボーン・フェスティバルのベックメッサー。私的にはものすごくツボだったんだけど…この方、ザルツブルク2009の「テオドーラ」にも出演しています。Theodora (Handel) Salzburg Festival July 2009 (broadcasted by Japanese Pay TV 'Classica Japan' recently)Valens バレンス役。すごい演技なんですよね。これが。(ちなみに演出は今「影のない女」で話題のクリストフ・ロイです。)いかんいかん、また 低音歌手+演技がうまい=大好きというパターンに完全にはまっちゃった。ちなみにスカラとベルリンの最新のバレンボイム「ラインの黄金」のアルベリヒです。2009Jan.27 - Feb 1 New National Theatre, Tokyo Die Fledermaus Gabriel von Eisenstein July Salzburg Festival Theodora (Handel) Valens20102010年5月29日DAS RHEINGOLD Teatro alla Scala20112011 Glyndebourne Die Meistersinger von N?rnbergOfficial Site
2011年08月06日
Salzburger Festspiele 2011Giuseppe Verdi : MacbethNeuinszenierung First nightMittwoch 03. August 2011 broadcasted LIVE on Oe1 (webradioRiccardo Muti, Musikalische LeitungPeter Stein, Regie?eljko Lu?i?, MacbethDmitry Belosselsky, BancoTatiana Serjan, Lady MacbethGiuseppe Filianoti, MacduffAntonio Poli, Malcolm, K?nig Duncans SohnWiener PhilharmonikerKonzertvereinigung Wiener StaatsopernchorZeljko Lucic sang the title role unter der Leitung von Riccardo Muti.Lucic is gaining the power day by day.He has completely gained the power which is always demanded for so to speak "Verdi Baritone". Verdi Baritone at the same time must have the God given beautiful voice which Lucic has since he was born.His voice is Special, his slightly hazy amber colouring unique voice which gives us the feeling of being warmhearted and humane.日本時間6時22分(30分のディレイ放送)ザルツの中継が終わった。ウスタライヒアインツ。Zeljko Lucic すばらしかった~METの時と歌い方が全然違う!お疲れ様無事終わって良かった。***批評は絶賛です!とにもかくにも帝王ムーティ!コリエーレ・デラ・セラの絶賛ぶりはすごいらしい。確かにムーティの作りだす音楽、この緊張感にあふれるテンポがすごい!そして美しい。恐怖のストーリーに天国のような音楽がついているのがこの作品。KURIER では、歌手ではセルジャンが一番アプローズを受けていたと。主要歌手4人 ルチッチ ベロセルスキー フィリアノーティ に賛辞。あなはないらしい。***After the first night performance, Rossignol twittered -- Lucic is always singing "onore" instead of "amore" in "Piet?, rispetto, amore"I heard it exactly the same as her, Rossignol replied --- Maybe Lucic is using a different libretto version. "Onore" is not basically wrong in that context.It's mysterious.He sang 'amore', in MET Macbeth 2007.***Related LinksPhotosKURIERBroadway world comReviewsDer StandardEdelsound im K?nigreich der Konventionen こちらは辛口のようだ。Die Presse によるとORFはこの中継を望んでいたが、ムーティが拒んだそうです。"Macbeth" nicht im Fernsehen, ORF "verbittert"Die Welt Peter Stein bleibt reaktion?r statt radikal zu sein ピーター・シュタインのことに終始しているようだ。Salzburger Nachrichten ?Macbeth“: Gut gef?llter HexenkesselFrankfurter Allgemeine Zeitung Heulen? Uns war eher zum Lachen zumute セルジャンとシュタイン。
2011年08月04日
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