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歩きながらも複数の携帯を使いこなすプロデュ-サ-?が主役なのに「今時?」な公衆電話ボックスが舞台なのは、訳がある。(携帯ではまずい理由ね) 不倫を扱ったアメリカ映画って多いけれど、これが一般的なパタ-ンなんだろうか。できた妻を愛しながらも、自分の世界を壊さない程度のスリルは楽しみたい、みたいな。日米共通ですか?もらい泣きしながらも、「男ってなっさけね-」と思って観ていたのは私だけでしょうか。観た男性陣はぜひ、素直に感情移入できたかどうか(できるんならふっ通の男なんでしょう)ぜひ教えてください。 それはともかく限られた空間設定でコリン・ファレルが熱演しているわりに観客の方は冷めてしまうのはなぜだろう?それなりに芸達者が選ばれたのだろうし、実際がんばってるね、とは思うのだけど・・・。むしろラストに顔を出すだけの犯人役キーファー・サザーランドの方が妙に存在感があったような。コワイ。 - 2004年1月記 - (現在の私より)「ふっ通の」ってなに力んでるんだろ。「普通」の打ち間違いなのかなんなのか妙に気になる。
2007.05.31
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何年か前の自分自身が書いた「パイレ-ツ・オブ・カリビアン」の感想を見てこんな事書いてたのか!と仰天した私。過去の掘り返しも面白そうなので時々混ぜてみる事にした。まずはマイナ-なとこで。金髪娘=おバカは一般的なイメ-ジのようです。英語学習のためのメルマガも出している「アメリカンジョークに習え!」では「金髪ネタ」が1ジャンルにまでなっているくらい。和訳も付いているので関心のある方はどうぞ。(余談だけどこの笑いの感覚って日本人と外国人ではビミョ-に違うような気がしない?)主人公が金髪なのはそういうイメ-ジが背景にあるからだろうけど1作目を見逃した私は今ひとつ把握できてないのかも。だからなのかなんなのか「シンデレラスト-リ-」(はむしろ前作の方か)よりは「わらしべ長者」を連想してしまった。人間いい方に転がるのも悪い方にころがるのもあれよあれよという間だなあ、と。違うのはただ運と神頼みばかりじゃないってこと。人間考えるより行動だ、と思わせてくれる。こんな映画にまで泣いちゃって私という人間は・・・。追伸 サリ-・フィ-ルドはやっぱり巧い。 - 2004年1月記 - ・・・・過去の文章って何やら恥ずかしいもんだなあ。夜に書いた手紙を朝読み返した時の感じに似ている・・・・。
2007.05.30
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監督: 本木克英 原作: 水木しげる 脚本: 羽原大介(はばらだいすけ) ~『パッチギ』『フラガール』もこの人の脚本だったんだなあ 出演: ウエンツ瑛士 as ゲゲゲの鬼太郎 ~美しすぎるのが仇?陰もないしね。まあ美少年は万能の免罪符だから。 井上真央 as 三浦実花 ~見覚えがあると思ったら「花より男子」の主人公牧野つくし役。 ずばり「真っ当」な印象 内田流果 as 三浦健太 ~地元で撮影した『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』に平八役で出演。 田中麗奈 as 猫娘 ~あのね。超ミニはともかく。なんでね、毛がね、あんな風にね・・・・。 大泉洋 as ねずみ男 ~一番気炎を吐いていたと思われる人物。観客の幼児にもバカウケだった。 間寛平 as 子泣き爺 ~特殊メイクいりませんでしょう・・・・。 室井滋 as 砂かけ婆 ~猫娘・子泣き爺・砂かけ婆は桃太郎における犬・雉・猿。はまり役だ。 小雪 as 天狐 ~そろそろ目いっぱい「女優」で見たい 中村獅童 as 大天狗裁判長 西田敏行 as 輪入道 橋本さとし as 空狐 YOU as ろくろ首 目玉おやじ as 田の中勇 原作は妖怪博士水木しげるの漫画。親子二代にわたってTVアニメを見ている作品が増えたなあ。「サザエさん」「ドラえもん」少し下がって「クレヨンしんちゃん」あたりか。子ども向けのアニメになっている以上、原作のおどろおどろしさが薄まっているのはやむを得ないが、幼少のみぎりテレビの前で鬼太郎を応援し、時に涙した私にとって、切なさ加減はずいぶん低かった。今回多少なりと切なさを感じさせてくれたのは猫娘の田中麗奈だ。私の記憶を探る限り、彼女はつねに「鬼太郎さん」と呼びかける。水木大先生時代の男女観がさりげなく出ているようにも思えるが、とにかく健気。彼女の恋心がいつか報われる日が来る事を祈る。漫画の方ではどうだったかな-。面白い画像がヒットしたので紹介。こ・この目玉親父、素敵すぎる。(作者にご了承いただいてこうして画像をご披露する事ができた。感謝感激!)親父も男。たまにこういう姿で出たくもあろう。でも、だしがしょっぱく出そうなのが玉に瑕かも。サンシャイン60展望台で開催された「ゲゲゲの鬼太郎妖怪村」のメニュ-には「目玉おやじゼリー」だの「一反もめんの牛乳かん」だのがあったそうな。食べるかどうかはともかく・・・見てみたい!
2007.05.29
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内容(「BOOK」データベースより)このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒涛の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり!! 私は大学に行ってない。だからキャンパスライフは永遠の憧れであったりする。しかし、「京大青竜会」の場合、いわゆる通常のキャンパスライフとは一線を画した内容だった・・・・。タイトルの「ホルモ-」は京都の地に密かに引き継がれてきた伝統の競技。どんな競技かについては、作品中前半の多くを割いて、作者が書き綴っているためここでは触れない。主人公の安倍は2年に一度代替わりする「京大青竜会」の第五百代目会長。単純計算して千年続いてきたわけだ。平安時代の最も有名な陰陽師、安倍晴明が没したのは1005年10月31日。この本が出発されたのは2006年4月。その前に執筆しているわけだから、最後に語られる、あるエピソ-ドと合わせて考えると、安倍晴明没後千年記念ともいえそう。京都・魑魅魍魎・オニ・陰陽五行説とまあ、私のツボを押しまくりなのだが、そしてキャラ揃えもなかなかいいのだが、期待が大きすぎたのか、いまひとつ一気に読めなかった。主人公の安倍か?こう・・・・悶々と自己嫌悪に陥りつつなんだか青春しちゃってて、知らぬ間にひと皮むけてちゃっかり幸せになっちゃう、という。少女漫画では許せるパタ-ンなのになあ。(『彼女』におさまるのは、たいていドジでいじけ虫のチンケな方、という一時代があったと思うのは私だけだろうか。当時は好きだったんだけどね、そういうの。)安倍も結構苦労してるし。この小説自体、設定がユニ-クで楽しい。筆致も軽妙でユ-モラスだが少し荒いか。魑魅魍魎の闊歩する京都の夜。実はとっても好きなんである。登場人物の名前から連想した、怨霊と噂された、もしくは不思議なオーラを持つ人物をあげてみよう♪ 主人公・安倍=安倍晴明は決まりね。・・・・なんでこう生き生きしちゃうんだか、私。 第499代目会長スガ氏=菅原道真 右大臣の地位を追われ九州の太宰府へ左遷された道真は失意のまま世を去る。その後、都では追放劇の黒幕、藤原時平が若くして死去。その縁者が次々に亡くなる。しまいには内裏に落雷。多数の死者が出て、道真は祟りを恐れて雷神に祭り上げられるんですね。 安倍のマドンナ 早良京子=早良親王(さわらしんのう) 桓武天皇の弟。藤原種継暗殺事件の容疑者にされ淡路島に流される途中、抗議の断食で絶命。その後、都(長岡京)では、不幸や異変が相次ぎ、桓武天皇は相当びびって無理やり平安京に遷都したらしい。 安倍の親友 高村=小野篁(おののたかむら) 遣隋使小野妹子の子孫。昼間は宮廷に仕え、夜は珍皇寺の井戸から地獄に通い閻魔大王の裁きを手伝ったとか。伝説の多い謎の人物。 凡ちゃんこと楠木ふみ=楠木正成 孤軍奮闘の末切腹して果てた天下の忠臣。見方を変えれば無能な上司(後醍醐帝と取り巻きの公家たち)のために悲劇の玉砕。それで太平記では怨霊に?
2007.05.28
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シリ-ズ最新作を観る前に一作目をやってくれるというTV番組の傾向を私は評価する。気が利いたサ-ビスで興行成績にもいい影響を与えるだろう。八方めでたい。相変わらず面白いなあ。でも冒頭のシ-ンはあっさり忘れてた。映画館で最初に観た時はどう感じたんだっけ。しばしごそごそ・・・・。2003年8月の感想メ-ルが残っていた。パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たちジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイジョニー・デップの映画でしたね。ただしそのイカレポンチぶりが目立ったのは「ロ-ド・オブ・ザ・リング」のご存知レゴラス様役、オーランド・ブルームの一見つまらない生真面目な演技の賜物でしょう。(どうしても贔屓目になる私だった)なんだかやけに評判がいいようなんですが・・・。決してつまらなくはないんだけど、「そんなに面白い映画だっけ?」が正直な感想です。いいんですけどね。いい男を二人も見ることができたし・・・・おいおい。ちょっと昔の私!何でまたこう気の抜けたコメントを書いてるんだ?面白かったじゃないの!キャストもいいし、アイディアたっぷりのアクションシ-ンもわくわくしたし。嗜好がそうそう変わるとも思えないんだけどなあ。自分という人間でも解り合えない不思議な存在だ、ヒトって。
2007.05.27
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少年リンツの住む国で富豪の家から金貨や宝石が盗まれる事件が多発。現場に残されているカードに書かれていた【GODIVA】の文字は泥棒の名前として国民に定着した。その怪盗ゴディバに挑戦する探偵ロイズは子どもたちのヒーローだ。ある日リンツは、父の形見の聖書の中から古びた手書きの地図を見つける。その後、新聞記者見習いマルコリーニから、「【GODIVA】カードの裏には風車小屋の絵がえがかれている。」という極秘情報を教えてもらったリンツは、自分が持っている地図が怪盗ゴディバ事件の鍵をにぎるものだと確信する。地図の裏にも風車小屋が描かれていたのだ。リンツは「怪盗の情報に懸賞金!」を出すという探偵ロイズに知らせるべく手紙を出したが……。 (出版社/著者からの内容紹介)体裁は確かに少年少女小説。ルビまでしっかりふってあるし。しかしこの作品、あえて少年少女小説という形式をとった大人向けではないのか。作者の狙いはどっちだ?と時に悶々しながら読み進めた私。奥付を見て納得。シリーズ「かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリ-ランド」の第10回配本、だそうである。なるほど。質の高さはそのままで、わかりやすい見事な収束。ひっくりかえった宝箱が、整然と元の姿にもどったすっきり感と満足感が読み終えた後に漂う。タイトルにあるチョコレ-トは、子どもたちの大好物。主人公のリンツ、名探偵ロイズ、怪盗ゴディバと名前を並べるだけで楽しい。銃も最高級のチョコレ-トも、非日常であり憧れ。スリル溢れる成長の旅を彩るのに不足なし。国民的英雄である名探偵ロイズが実は政府に作られた虚像であったり、悪者にされている怪盗ゴディバに理想があるのも情報操作されたり、子どもに嬉々として読ませたくない大人の実態がそこにはある。性善説と性悪説。どちらか、と問われても答える事はできない。しかし人間が現在、生態系のトップにたっているのは、未熟な幼生でこの世に生れ落ち、成体になるまで長い時間がかかるからだ、という説をいつかどこかで読んだ。(同じ哺乳類でもウマは誕生後間もなく自分の足で立つことができる。ヒトが二本足で立つまでにかかる時間と比べて欲しい。)未熟ゆえに進化の可能性を持ち、環境に対応できる時間を持つからだと。その代わり、経験と庇護が不可欠だろう。育ちの過程でどんな栄養を摂り、いかなる外敵に合い、どう養われたか。成体に変化するまでのエッセンスを、少年少女小説という形式は一冊で味わうことができる。お得である。実はあまり得意ではない(読むべき時に読まずに過ごしたからだろうな。反省)少年少女小説、人生の後半にして今が再注目の時か。
2007.05.26
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山田太一。一世を風靡した脚本家。「岸辺のアルバム」(これまた『旬』だった国広富之デビュー作)や「ふぞろいの林檎たち」シリーズ(サザンオールスターズ「いとしのエリー」が主題歌。中井貴一・時任三郎・柳沢慎吾・手塚理美に石原真理子・国広富之と当時の豪華キャスト)は中でも代表作だろう。・・・・・・だろう、と語尾がはっきりしないのは、私がトレンディドラマをほとんど観ていない人種だから。 でも雰囲気は好きだった、山田太一作品。唯一観た&読んだのは「異人たちとの夏」だった。 異色ファンタジ-という謳い文句だったと思う。リアルでドラマティックで怪談じみたファンタジ-。記憶に自信がないが、なるほど!と思ったのと最後の最後についていけなかったような記憶がかすかに。本と映画では違っていたのだろうか。印象に残っている程度に感じるところがあったのだと思うけれど。最後に見た山田作品は終戦60年特別企画「終りに見た街」(2005年12月)か。終末にかけての収束と結末が印象的だった。テレビ番組欄に「山田太一ドラマスペシャル」の文字を見つけた時、とにかく懐かしい気がした。『星ひとつの夜』出演:渡辺謙、玉木宏!・・・・笹野高史(『武士の一分』の下男役)。これは観るしかない。11年間の刑務所務めを終え出所したばかりの野々山廣治(渡辺謙)は保護司のもとへ定期的に顔を出す他、会話をする人間を持たなかった。コンサートホールの清掃員だった野々山はある日、47万円という大金が入ったコートを拾う。持ち主は近くのマンションに住む岩崎大樹(玉木宏)だとわかり届けるが、いきなり約半分(数えるのも面倒だ、と途中でやめてしまった)はお礼だと無造作に札束を手渡そうとする岩崎に「いらない」と一言告げ野々山は帰ってしまう(この時の渡辺謙の表情がまた渋い)。実はデイ・トレーダーとして十億単位の大金を毎日動かしている岩崎は、大金を持つゆえに孤独で心から他人を信じることができずにいた。礼金に見向きもせずに去ってしまった野々村を訪ね「貴方にはオ-ラがある」と珍しく自分からかかわろうとする。年齢も境遇もかけ離れた二人が、ともに孤独で不器用に交流していく様子を見守るのは新鮮だった。ドラマが進む中「冤罪」という背景もあったことを知るが、ドラマでは深く触れていない。真犯人が判明するわけでもない。「もう言わないつもりだった。・・・・本当はやってないんだ!」「どうにかしようなんて思わないでくれ。正義感でどうにかなる事じゃないんだ・・・・ほんとのほんとはやってないんだけどね」時に激して、時に静かに、そう語る野々村が、「そのうち自分がやったんじゃないかと思うようになった。神が自分を裁いたんだと」と話す場面では明るい川沿いのシ-ンだったせいもあってか、どこか清々しくさえ感じた。そんな野々村に岩崎が返した言葉のように、彼の中では「まだ終わってない」のだろう。向かい合っている途中なのだ。野々村も。岩崎も。結論はなく予感だけがある。山田太一のドラマは余韻が尾を引く。岩崎の母親役を演じたいしだあゆみも凛として粋だったなあ。
2007.05.25
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昨年情熱大陸に出演してからますます予約が難しくなった「アル・ケッチァーノ」。夕食に誘った友人が、「知人と予約してるから合席でよかったらどう?」と嬉しい事を言ってくれる。合席おおいに結構ですとも!お会いしてみれば相手の方もとても気さくな方。彼女も一人友人を招いていたので女同士の楽しい席になった。奥田シェフはお忙しいだろうに美女四人を前に相当気をよくされた模様。お料理を運びながら饒舌に解説してくれる。シェフ自らが目の前でバ-ナ-を取り出しマジックの披露をしてくれた。最初の一皿はワラサの刺身。何もつけずに味わってから、バ-ナ-で焼いた山菜、ショデコと塩を加えて味わう。焦げ目が胡椒の代わりになりスパイシ-に。「満月の塩」だけの味付けなのに、一口目とはまるで違った複雑な味。思わず「塩だけでもお料理できそう」と漏らすと、「そう!でもそれじゃお金をもらえないから他の料理もするけどね」と茶目っ気たっぷりの回答が返ってきた。でも表情は本気っぽい。シェフ・・・どこまで本気の発言ですか?このあたりまでは真面目にお話も聞いていたのだが、次々と現れる料理にもう本能が抑えられない!食べるのに集中。・・・・料理名も何もすっかり忘却のかなた。羅列するしかできませぬ。お料理はデザ-トも含め全部で12皿くらい出していただいたような気がする。とてもとても紹介しきれない。中でも私が驚いたのは、初めて生でいただいた筍。奥田シェフこだわりの産地(土)から採りたてのものでなければこの味は生まれないそうだ。甘くてフル-ティ。まるで梨を食べているみたい。香りまでする気になるのは夢か現かマジックか。筍の皮を左右にはがす。おやめください、お代官様~と悲鳴は上げなかった。ほっ。中からしずしずと顔を出したのは筍のリゾット。演出が楽しい。まさにマジックショ-。もう入らない!と悲鳴をあげる我ら(私?)の前に誘惑のデザ-ト。うううう。入っちゃうもんだなあ。マリ-アントワネットのような気分でいただく。そう言えばこの日のおまかせコ-スにはパンがなかったわ。
2007.05.24
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昨日は突然の消失劇に驚いたが地方紙の記事でも紹介されていたので耄碌したわけではないらしい。ほっ。今日は艶やかないつもの姿で悠々とお目見え。私の部屋の窓からも最高の眺めを誇っていたのだが、裏にあった田んぼが埋め立てられ、電柱が立ち並ぶうちにがっかりな眺めに変貌してしまった。残念。それでも記憶に刻まれたこの姿を前にするとなんとも言えず安心感と幸福感が湧いてくる。「故郷の山」という言い回しには、若い頃、どこか年寄りじみたイメ-ジが漂っていた。今にして思えば「故郷の山」はまさしく「故郷」そのものだとわかる。石川啄木 ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな こちらはもう一つの故郷の山。月山。
2007.05.23
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今日は久しぶりの青空。雲ひとつない日本晴れ。鳥海山も綺麗だ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・え? えええええ-っ?! 頂上がない?!目を凝らす。う~ん。空と同じ色の雲がかかっている、なんてことはあるまい。では濃い霧が?青く立ちこめて?・・・・・いやいや。気になりつつ過ごした一日の終わり。よし。今日は残業しない!朝の場所に向かう。途中列車が通った。車体と重なった奥に見えるのは霊峰月山。さて。鳥海山は。いたいた。イリュ-ジョンは終了した模様。いつも通りの姿にほっとする。ほのかに西側が赤らんできたせいか空気のせいか、春に霞むような淡い水色になっている。田んぼの緑が濃くなってきて、はっきりと初夏。
2007.05.22
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監督 : 井筒和幸 エグゼクティブプロデューサー:李鳳宇 脚本 : 羽原大介 撮影:山本英夫 編集:冨田伸子 原案 : 松山猛 『少年Mのイムジン河』 音楽 : 加藤和彦 出演 : 塩谷瞬 as 府立東高二年生 松山康介 ~目立たないが主人公 高岡蒼佑 as 朝鮮高校三年生 リ・アンソン ~火の玉男 沢尻エリカ as リ・キョンジャ アンソンの妹 ~「パッチギ!」を見ていなかった私がこの娘可愛い!と意識した のは「SHINOBI」(2005)の蛍火役の時だったが・・・・。 忍者としては幼く儚げだった彼女とは一味違う、血の通った愛らしさ。 多くの男性が「キョンジャ-っ!」と雄叫びをあげたことだろう。 楊原京子 as 桃子 ~アンソンの彼女。なるほど。これがチャンスの母ちゃんか-。 尾上寛之 as 朝鮮高校二年生 チェドキ ~アンソンの弟分。兄貴一筋の熱血漢が・・・・。 波岡一喜 as 朝鮮高校三年生 モトキ・バンホー ~アンソンの親友 真木よう子 as チョン・ガンジャ ~アンソンの友達ガンジャ 看護婦になったのは小さい弟々妹々たちを養うため? 小出恵介 as 府立東高二年生 吉田紀男~康介の同級生。 オダギリジョー as 酒屋の若主人、坂崎 ~康介に「イムジン河」を教えた後はフリ-セックスを求めてスェ-デンへ。 その後アメリカに渡ってヒッピ-に。時代の体現者か! (タカアンドトシの「欧米か!」 調でね)『帰って来たヨッパライ』(1967年)に続く第二弾が『イムジン河』の予定だったとは。ところが発売前に「政治的配慮」から発売中止になってしまったらしい。フォーク・クルセダーズやミカバンドの作詞を担当した松山猛の、中学時代の思い出が原案。親善サッカー試合を申し込みに朝鮮中級学校へ行った松山少年は、コーラス部が練習していた「イムジン河」に魅せられる。当時ブラスバンド部でトランペットを吹いていた彼は九条大橋で練習をしている時、サキソフォンの練習に来ていた朝鮮中学のM君に「イムジン河」を教えてもらったそうだ。『少年Mのイムジン河』のMは松山猛ではなくM君なのだろうか。 「イムジン河」イムジン河 水清く とうとうと流る 水鳥 自由にむらがり 飛び交うよ我が祖国 南の地 想いははるかイムジン河 水清く とうとうと流る北の大地から 南の空へ飛び行く鳥よ 自由の使者よ誰が祖国を 二つに分けてしまったの誰が祖国を 分けてしまったのイムジン河 空遠く 虹よかかっておくれ河よ 想いを伝えておくれふるさとを いつまでも忘れはしないイムジン河 水清く とうとうと流るイムジン河にかかる虹は、日本と朝鮮にもかかるだろうか。国会議事堂の大理石は誰が積み上げたのか。在日朝鮮人だと、私は知らなかった。
2007.05.21
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チ-ズケ-キが有名な「いづみや」は田んぼの中の一軒屋、に近い。この時期麗しの「薔薇彦さん」が登場する。「薔薇彦くん」でも「薔薇彦様」でもなくどうしても「薔薇彦さん」なのだ。右2つは菓子司いづみや(・・・と昔の包み紙に印刷してあったと思う。菓子司は宮中に納めたり、特別なお祝いのためにあつらえる「上菓子」を作る、江戸時代にあった官職らしい。藤上用饅頭を作ってるからかな)の頃からの定番。大好き。とっても人気のお店なだけに車が数珠つなぎで停まっている。残念ながら「いづみや」に広い駐車場はない。(そこがまた昔からのお店を守っている感じでいいのだが)お隣に民家があるのでこんな看板も立っていた。気をつけよう。この日、久しぶりに会えた若夫婦の記念撮影をして早速プリントしたのだが、なかなか渡せない。今夜カ-ドを添えて封筒に入れた。あれこれ書くのが不遜なくらいいい顔で写っている。彼女の好きなフランスの詩人の言葉を借りよう。『山 鳩』「二羽の山鳩が やさしい心で 愛し合いました その余は 申し上げかねまする」 ジャン・コクト- 堀口大学訳
2007.05.20
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監督:井筒和幸 助監督:式正晴エグゼクティブプロデューサー:李鳳宇 脚本:羽原大介 撮影:山本英夫 編集:冨田伸子 音楽:加藤和彦出演:井坂俊哉 as 李安成(アンソン) ~意志の強い瞳はさすが元ジュビロ磐田Jr.のゴールキーパー中村ゆり as 李慶子(キョンジャ) ~初々しくしなやかに強い 西島秀俊 as 野村健作 ~色男役が似合う いろんな意味で藤井隆 as 佐藤政之 ~ゴメン 生理的にダメなんだなあ 風間杜夫 as ビョンチャン ~群像モノと言えばこの人?今井悠貴 as 李燦秀(チャンス) ~いやあ・・・ラブリ-エンドロ-ルでチャンスが加藤和彦と(藤井隆も?)一緒に歌う「あの美しい愛をもう一度」はあどけない声がなんとも天使のようだ。大人たちの声と調和して不思議な一体感。「ファミリ-」の概念を歌にするとこんな感じ?2005年日本アカデミーで主演の塩谷瞬と沢尻エリカの二人が 新人賞を受賞した話題作「パッチギ!」。残念ながら見てないんだなあ。オダギリジョー(坂崎役・・・・ってどんな役だったんだろ)や小出恵介(吉田紀男役)も出演していたようなのに。 タイトルのパッチギは、ハングル語で“突き破る、乗り越える”そして“頭突き”の意味だそうだ。1968年の京都が舞台だった前作から1974年の東京へ舞台を移したのは、幼いのに酷な病名を宣告されたチャンスの治療のため。芸能界入りする妹のキョンジャを『さくらん』(これも見てない)の中村ゆり、アンソンを『GO』(これも!どちらも見たかったのに!)の井坂俊哉が演じる。駅でケンカを仲裁し、あげくクビになった元国鉄職員・佐藤(藤井隆)が一家に加わり、莫大な医療費を準備するため無謀な計画を実行する・・・・。韓流ブームとなった今からは想像もつかない世界が少し前の昭和の時代にはあった。一緒に試写会で観た友人からはその後こんなメ-ルが届いた。(実は無断転載。ゴメンナサイ)パッチギは本当に観て良かったと思いました。あの映画を観たら、私が悩んでることなんて、本当にちっぽけと思いました。戦争をのがれて命からがら逃げて来たお父さんの話。日本で差別を受ける家族達。私は彼らに比べたら本当に幸せです。でも、彼らは彼らで熱くて幸せそうでした。力道山も出てましたね。東京に住んでた時、ちょうど、あの映画の沿線の電車に乗るとチマ・チョゴリの制服を着た女子高生とかに良く会いました。日本の学生が、彼女たちの制服を嫌がらせで切ったり、東京、横浜あたりの話ですが、あの映画みたいに、在日の人としょっちゅうケンカしてたそうです。だから、何駅と何駅のガード下には行くな、あいつらにすぐやられるから(男は暴行、女はレイプだそう)とかあいつらの事は信じるなよ、とか(つう前に、会う機会が無いよと思ってましたが)そんな話を聞かされた事を思い出しました。藤井隆はどうも苦手。だけど真っ赤なセ-タ-を着て青空の下当時風のセットをバックに立つ姿はよかった。なんだろう。妙に「時代」を感じて。
2007.05.19
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『スパイダ-マン2』を観たのはほぼ3年前。(そんなにたっていたのか!)こんな感想を書いていた。 「スパイダーマン2」 原題:Spider-Man 2監督:サム・ライミ出演:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、アルフレッド・モリーナ製作:2004年、アメリカヒロインのキルスティン・ダンストは好き嫌いの票の分かれるところ。今回はもう、観に行く車の中でも友人とその話題に。先に観た映画好き二人の評価では「これからはじけると思う♀」「可愛くない、と同性の評判は悪いが見ているうちに可愛くなっっていくんだな、これが♂」とプラス2。最初に出てきたヒロインのポスタ-を見て、「なんだちゃんと綺麗にできる(?)んじゃん」と思ったのだけれど、同行の友人曰く「ええ---?!やっぱり可愛くない、と思った。」彼女はその上「なんか、グウィネス・パルトロ-をおかめにした感じ」と表現していたがこれには吹き出しながらなるほどの1票。たしかにそんな顔ではある。いつ可愛くなるのかな~と筋よりそっちが気になっていた私だけど・・・あれ?ウェディングドレス姿で「卒業」よろしく駆け出す時の笑顔が一番可愛かったかも。これにも先の友人は「ええ~?!?」とかなり語尾をあげていましたけどね(^^;)1作目よりおもしろい、という評価には納得。前作はなんでアメリカのヒ-ロ-物はこう暗いんだ?と溜息をついた分楽しみきれなかった気がするけど今回はヒ-ロ--ゆえの悩みと現実が、コミカルにもシリアスにも描かれていて、相変わらず重い状況であるわりには肩の力を抜いて観ることができた。救済シ-ンもあるし、見ててほっとできるのかも。3作目も当然あるよ、という終わり方。公開は来年かな?どうも意見の一致を見なかった友人と、帰りの車でお互い納得できたことが1つ。ヒロインの美醜はともかく、このカップル、なんだか合う。これで相手役にキアヌなんかもってきたら・・・全然×。ヒ-ロ-の方はそれなりに顔は2枚目とはいえ、毎度見ててイライラしてくる(私はね)ほどの優柔不断さと、一部の人間の母性本能を刺激するような情けなさが、限りなく3枚目に近いからOKなんだろうなあ。大体考えてみれば蜘蛛男なんだもん。蜘蛛男よ?蜘蛛女はエロティックで甘美な幻想もよし、だけど蜘蛛男じゃあね-。必殺技とかもないし。 - 2004年7月26日 - キルスティン・ダンストはソフィア・コッポラ監督の 『ヴァージン・スーサイズ』(気になりつつ見てない) にも出ている。最近は「マリー・アントワネット」にも。トビー・マグワイアは『シービスケット』(気になりつつ見てない,too)にも出てたんだなあ。
2007.05.18
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監督 脚本:サム・ライミ 原作:スタン・リー スティーヴ・ディッコ 撮影:ビル・ポープ 出演: トビー・マグワイア as ピーター・パーカー/スパイダーマン ~ヒーロ-に苦悩は付き物・・・・でも今回は天然? キルステン・ダンスト as メリー・ジェーン・ワトソン(MJ) ~3作目ともなるとすっかりお馴染みの顔に ジェームズ・フランコ as ハリー・オズボーン~私がMJなら迷わずこちらを選ぶ トーマス・ヘイデン・チャーチ as フリント・マルコ/サンドマン ~祖父の敵にも人生はあったわけだが。幸か不幸か、この男 トファー・グレイス as エディ ~どこにでもいそうなお調子者的小市民。哀れな役回りで気の毒 ブライス・ダラス・ハワード as グウェン ~育ちも性格もいい娘なんだよね、言動からして 今回もイントロの映像が凝っている。最終話だけにこれまでのスト-リ-の断片を文字通りピ-スにして魅せる。否応なしに期待が高まる。いいぞ。苦悩の多い英雄が、一転今回は万事順調?・・・・で終わらないのがこの種の物語の常である。しかしなるほど。今回は我が身の順調に酔って落とし穴にはまる設定なのね。うまい。 サンドマンには特に突っ込みどころ満載だし、あまりにご都合主義じゃないかと思える嫌いもあるけど、子どもの喧嘩に親が口を出すような大人気ない真似はすまい。隕石についてきた謎の生命体に乗っ取られて黒いスパイダ-マンに変貌していく様子も、説得力があるし見ごたえもある。楽しんでいるうちにはらはらさせられて、スト-リの展開に取り込まれる。命をとりとめ、記憶障害になったハリ-が「命さえあげられる(to him じゃなくてto them と聞こえたからMJとピータ-二人とも)」親友だ、とつぶやくが、あれは伏線だったんだなあ。それにしても。なぜピ-タ-を選ぶ?MJ。甘いマスクでもともと正義感が強く(ピ-タ-を高校時代かばっていたくらいだから)お金持ち。センスも性格もいい。どうしたって現実ならハリ-を選ぶ。悪役になったのも、尊敬していた父が評価していたのが、息子の彼よりも(ダサかろうが)頭脳優秀なピ-タ-だったこと、その父を殺したのがスパイダ-マン(=ピータ-)だと思い込んだことが原因なのだから。ナイ-ブな傷心の美青年。お父さんの呪縛から私が解放してまっとうな道に戻してあげるわ!と母性本能をばりばり刺激する役どころではないか。う~ん。でもヒ-ロ-物って一般男子に夢を与えるのが目的だろうし、となると当然の帰結か。くどいようだけど途中心が揺れたMJ、あなたは正しい、と私は思う。今回印象に残ったのはピ-タ-の育ての親、祖母の一言。もうどうしたらいいかわからない、と落ち込むピータ-へ。「一番難しいことから始めるのよ。」「自分を許すこと。」
2007.05.17
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昨日紹介したお店がある三川町では、ジャスコの中にある和風レストランでも花篭膳が食べられる。正確には「彩り花篭ご膳」1,344円。映画を見に最終回へ急ぐ日でもしっかり夕食は食べたい。でもバランスよく食べられて値段も味もそこそこ、となるとなかなか難しいのが現実。そんな中で最近定番になってきているのがこのお店。いつもは1000円くらいで食べられるお膳(「気まぐれ弁当」だったかなあ・・・・)を注文するのだが、映画の方は無料招待の試写会(「パッチギ!LOVE&PEACE」)なんだからもう少しリッチにいこう、と。これを選択。デザ-トに「信玄風餅黒蜜かけ」(だったか自信はない)を注文。ワラビ餅風味で仕事帰りの疲れが癒された。こちらのお膳は残念ながら旬の季節感が乏しいので画像で補足。四月末の玉川寺で撮ったもの。山菜の里(?)に嫁いだ友人によれば男ぜんまいと女ぜんまいがあるのだそうだ。どちらが男だったか・・・すでに忘れている。自然社会では女の気を引くために男が美々しく装う例が鳥類を見ても顕著なのでたぶんこっちが男!・・・・だと思われる。
2007.05.16
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この冬訪れてから何度か足を運んでいる和食屋さん。老舗のフランス風郷土料理「ルポットフ-」とは姉妹店なのか提携しているのか、詳細は不明。しかし盛り付けの美しさやあしらいに通じるものがあるような。嬉しいのは地元産の素材をお手頃に味わえる気軽さ。こちらは4月に味わったお膳。食後にコ-ヒ-とアイスクリ-ムが出る。旬の山菜が使われていて季節感がある。先週末に友人と訪れた折にいただいたのは花かごランチ。4月末までの期間限定で980円だったのが延長されてこの日も同じ値段で食べる事ができた。こちらも同じデザ-トセットがつくので、違いは季節の天ぷらと刺身の数かな。微妙に魚の切り身の大きさとか(笑)低価格で満足できる料理を工夫している心意気がいい。素材をとことん味わいたい、という方はもう少し予算をUPして味わうとより満足できるかもしれない。旬味 鼓やTEL 0235-66-5770「三川の自然米・新鮮野菜」「藤島の黒豚」(生産者である知人の写真を店内で発見して喝采)「庄内浜の旬の鮮魚」など地元の素材を活かした旬の味を 和風創作料理で味わう* * * * * * * * * * * * * * * *営業時間:11:30~14:30 18:00~22:30定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
2007.05.15
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昨日友人にいただいた行者にんにく。 今夜のメニュ-に加わっていただいた。 細切りのじゃがいもとさっぱり塩コショウ味のソテ-もいいな、と思っていたのに、バタバタと帰宅したので「冷蔵庫にあるものでなんとか」コ-スになってしまった。(っていうかこれ以外のコースは珍しいのだが) オ-プン・ザ・冷蔵庫!・・・・・・・・・・・・・・・ 深い沈黙 ・・・・・・・・・・・・ [ 材 料 ] = 冷蔵庫にある残り物肉味噌(甘味噌風味) 少々ピ-ラ-でスライスしたごぼう 少々 以上 [作り方] 行者にんにくを適当な幅に切る フライパンを熱してごま油を入れる ごぼうを炒め、行者にんにくを投入 しんなりしてきたら肉味噌を加える オイスタ-ソ-スを加えて味を調える 我が家の畑で採れたうるい(↑)を茹でて、マヨネ-ズで食べる。濃い緑と淡い緑のはんなりした調和でそれなりの食卓になった。 さてもう一題。同じ友人から先月いただいたドライトマト(だよね)。どんなふうに食べようか迷っていたが、その週末のテレビ番組で最近流行っているドライフル-ツの食べ方を紹介していた。これしかない!という簡単な食べ方。 上が使用前。色がとっても綺麗。 さて。取り出だしましたるはヨ-グルト。これにドライトマトを入れ、蜂蜜を加えて冷蔵庫で一晩寝かせると・・・・・・。 おいしいフル-ツヨ-グルトに。我が家はたっぷり一日置いたのだがドライな感触はしっかり残っていた。柔らかくしたいなら紅茶で煮るのも美味しそうだな、と思う。そのままゼリ-にしたりして。
2007.05.14
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田植えが始まり水を張った田が空を映す。今日は藤島の藤の花まつりに出かけるのにあいにくの曇天。藤の盆栽が展示されている会場ではフル-トが流れている。ほんのり漂う甘い香りとクラッシックがいい感じ。藤にもいろんな品種があり、花の色も枝ぶりも鉢によってずいぶん違う。定番の紫は品があるし白も清楚で凛とした美しさがあるが展示会で目を引いたのは桜色の藤の花。一口に桜色、といっても幾多の品種があるのだが、これは「昭和紅藤」。花も閉じているのと開いているのとで印象が違う。閉じている花はうつむきがちの清楚さがある。開いた花は華やかで爛熟、の印象。仲良しグル-プなのだろうか。音楽仲間はいいなあ。のだめカンタ-ビレを思い出してクスリ。会場では呈茶コ-ナ-もあった。抹茶に和菓子を添えてなんと100円!お隣にはコ-ヒ-とケ-キで300円のコ-ナ-も。はしごしたいのをこらえるのが大変。 ほどよく泡立った抹茶。袱紗に置かれて手渡される。緊張。ああ、やっぱり!ここに来る前、友人のお菓子屋さんに寄ってきたのだが藤の花まつりに行くといったら「まんじゅうやケ-キを運んでいる」と話していたのできっとこの「藤上用まんじゅう」が出ると思っていた。中に栗が入っていて上品な甘さ。季節の図柄が描かれているのも嬉しい。お菓子を運んできてくれたのは可愛らしい小さなレディたち。足元をパチリ。 お孫さんたちかな。 外に出てずらりと続く藤棚を綺麗に撮ろうと試行錯誤を繰り返すが曇り空のためか画像がどれも暗くなってしまう。わずかな晴れ間に撮った1枚。この藤の波の優美さと香りを伝えられないのが無念!会場では地震体験コ-ナ-やはしご車の試乗会も行われていた。先ほど優雅にクラッシックを奏でていたお嬢さんたちが最前列に並んでいる。やはり現代っ子だなあ、と微笑ましくなるのは年をとった証拠?もりだくさんの一日。美味しいケ-キやその後訪れたアトク先生のお屋敷の話はまた別の日にしよう。
2007.05.13
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監督:ピーター・ウェーバー 原作:トマス・ハリス 『ハンニバル・ライジング』脚本:トマス・ハリス 出演:ギャスパー・ウリエル as ハンニバル・レクター ~欧米人は若い頃は細身なんだね コン・リー as レディ・ムラサキ ~紫式部からの連想?現実にはありえないでしょ・・・ リス・エヴァンス as グルータス ~ノッティングヒルの恋人に登場した、いかれた同居人が彼に馴れ初めし記念の役 ドミニク・ウェスト as ポピール警視 ~トレンチコ-トの似合う男。 アーロン・トーマス as ハンニバル(子供時代) ヘレナ・リア・タコヴシュカ as ミーシャ 「羊たちの沈黙」 「ハンニバル」 「レッド・ドラゴン」 終戦間際、1944年のリトアニアで悲劇の幕があく。何不自由なく城に住んでいた一家が隠れ住んだ山小屋に兵隊がくる。突然の爆撃で両親を亡くしたハンニバル少年は、幼い妹ミーシャを守りながら命をつないでいた。(妹を毛布にくるんで暖める優しい兄が、この時妹に与えたものはなんだったのか、後で気になるのだが・・・・。)残忍な逃亡兵たちが押し入り、両親の財宝も、たった一人残された肉親、ミーシャの命さえ食糧難のために奪われてしまう。 生き残ったものの、ミーシャとともに心を殺されてしまったハンニバルは、もとは自宅だった城を改造した孤児院で育つが脱走し、古い写真を頼りにパリの叔父のもとへと向かい、未亡人となっていた叔父の妻、レディ・ムラサキに迎えられる。彼女は日本の武家出身らしく、先祖の霊を鎧や刀とともに祭り(これがちょっと面妖な部屋になっているのだが・・・・)、ハンニバルに剣道の手ほどきをする(これもちょっと打ち込み姿勢に問題ありなのだが・・・・)。彼女のもとで教育を受け、やがて医師を目指す彼だが、妹を殺した兵士たちへの復讐の念は、薄れるどころか強まるばかりだった。「レクター博士」はいかにして生まれたか。あどけない幼児期から青年期の出来事を追い、残忍で狡猾な殺人鬼へと変貌を遂げていく彼に焦点をあてる。青年期のハンニバル・レクター役を演じるのは「ロング・エンゲージメント」のギャスパー・ウリエル。 印象がずいぶん違う。あのチックのような頬の引き攣りはメイクだろうか。元祖「白い巨頭」を思い出すのはわたしだけではあるまい。巨匠アンソニ-・ホプキンスと比較しては気の毒なのだが、「羊たちの沈黙」以来彼のファンである身としてはいささか物足りない。 カリスマ的な叔母、日本人女性レディ・ムラサキを演じるコン・リーはさすが。しかし別に日本人の設定でなくてもいいのに、と思わせるところも。小道具が日本刀や鎧だったりしたためにやむを得ないのだな、と納得はするものの、早く世界に通用する日本人女優が現れてくれないかなあ。 トマス・ハリスの小説「ハンニバル・レクター」シリーズは天才的な精神科医でありながら人肉嗜好(ハンニバル)のレクター博士を主役にした三部作。レッド・ドラゴン(Red Dragon、1981)羊たちの沈黙(The Silence of the Lambs、1988)ハンニバル(Hannibal、1999)に今回書き下ろしのハンニバル・ライジング (Hannibal Rising、2006) が加わって4部作?唯一読んだ「羊たちの沈黙」は映画とラストが違っていたような。朧気に「え-コイツと?!」という相手とハッピ-エンドで博士に同情した記憶が。微かに。
2007.05.12
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5月5日の日記で訪れた湯田川温泉。旧白幡家のお雛様を訪れる途中、そして次の目的地に向かう途中でのハプニング。その1。白幡家は新しくできたらしい足湯の近く。レイモンド記者と二人、ここまで来たからには足湯に浸りたいね~と談笑しつつ散策していたのだが、行き過ぎただろう位置まで来ても見当たらない。「正面の湯(共同浴場200円で入れます)はあったのにね-」と首をかしげる珍道中二人組。その正面の湯まで戻ってきて足湯発見!見逃した原因も発見!なんと足湯「しらさぎの湯」は正面の湯の向かい側にできていたのだ。道路左側の正面の湯を見ながらのどかに通り過ぎた私たちは、右側にある足湯をそうと知らずに通り過ぎてしまっていたのだった・・・・。お間抜けである。レイモンドさん、おみ足。すっきりと撮影できたと思う。この角度でどないでっしゃろ?ご自身による撮影と比べてどうかな(笑)湯が流れ出しているところに置いてある赤いコップ、気になる。飲めるのだろうか。効能を確認してこなかったのが惜しまれる。結局冒険せず撮影にとどめたが・・・。(ここでストッキング脱いでもいいかな-とつぶやく私に強力な警告が出たので)さて。その2。この後、別働隊の友人&お母様と四人で奥にあるという滝と天然記念物にも指定されているらしい梨の巨木を目指して車を走らせた。案内人はレイモンドさん。しかし・・・・。なかなか目的地に着かない。道すがら看板を発見した「延命の滝」に気を引かれた私の運転ミス?とりあえず地元の方に訊ねてみる。路端でぜんまい干し(これがものすごくご立派な品揃いで驚いた!お見事)に精を出していらしたお母さん曰く「ああ、それだば(それなら)・・・・」要するにまた通り過ぎてきたようである。少し戻って今度こそ。どんどん山奥に入っていくが・・・・あ!これ?!勢いはあるが左手の山肌に白い筋を見せている、滝と言えば滝かな、てな風情なのだが・・・・。さらに進む。ここから先はさすがにちょっと怪しい、と思われる位置まで来た時に土地の調査にいらしたようにも思える二人の男性がいるのを確認。訊ねてみると、なんと滝は先刻通り過ぎた滝(のような水流)の下方20Mほどにあったそうなのだが、大きな木が二本も折れて塞いでしまい様子を変えたらしい。下りていけば見られるらしいが、私の格好(スカ-ト)を見て無理だろうとつぶやいていたそうだから(レイモンドさん言)かなり険しい道なのだろう。梨の木もその先にあるとわかったが気力がなく、次の機会を待つ事にした。帰り道に上から撮したその滝。運転する私に代わって助手席(滝側)のレイモンドさんが撮ってくれた。迷ガイドを恐縮してひたすら申し訳ない、と繰り返していたけど(もっとも私にではなく後ろから車で追いかけてくれた友人とそのお母様に対してだが)途中綺麗な紅梅やら少し早く来ればさぞ見事だったろう枝垂れ桜など、山のいい風景を見ることができて大収穫だった。いただいた橡もちに気を遣って言うのではありません(笑)
2007.05.11
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4月30日の日記で訪れた玉簾の滝に到着するまでには短いドラマがあった。何度も訪れている場所であるにもかかわらず生来の恩寵、ド方向音痴が発動して道を間違えてしばし彷徨ってしまった。お天気もいいし、ドライブだと思えばね-、と乗り合わせた友人が言うならともかく私自身が暢気な発言をかます。あれあれ?何やら知らないお寺がある。道路からは石段しか見えないが、手前の一角、小さな仏たちが石に混じって苔むす感じがとてもいい。幸い友人も古文書の読み方の講座を希望したお寺好き。降りてみよう!と早速話がまとまる。石段上の真ん中にでんと聳えるあの巨木はなんだろう。気になるなあ。 上りきって振り返るとほろほろと散った椿と桜の花びらが石段に。 門をくぐる。目の前にある巨木の迫力は素晴らしい。謂れがかいてある立て札か何かがあると思ったが見当たらない。右手の足元を見下ろすと別の木の洞の中に小さな仏がいらっしゃる。道路の立て札には「庄内三十三観音巡礼○番所」「庄内水子地蔵百三番所」と書いてあったように思う。この仏は水子地蔵さんだろうか。兄は生まれてきたものの産声をあげず逝ってしまった。不憫に思ったのか戒名はいただいたがそれ以外にこの世に生きた証はない。これもご縁とお賽銭をあげて手を合わせる。 裏手にまわったら何やらほのぼのした様子の童子がいた。鼠小僧次郎吉ってわけでもあるまいから、小僧時代に涙で鼠を描いたという雪舟にちなんだ像だろうか。それにしては牧歌的な雰囲気。謎である。このお寺さんはとても気さくなのだ。母屋から出てきて、地蔵尊に水をかけて手を合わせていた私たちに気づいたお嫁さんと思われる人物が「ご苦労さんです」と声をかけてくださった。お彼岸でもお盆でもない時期はずれの、見知らぬ訪問者に。調べようがなくてお手上げだが、お寺の名前は「興都寺」だったと思う。また行きたいが、二度と行けないような気がして残念。
2007.05.10
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「好きになってしまった人はいつかあたしを嫌いになる。だから嫌い」。本当の自分でいられるのは、メイド喫茶でアルバイトをしている時と、アニメやゲームキャラに自分を重ね合わせてイラストを描いている時だけ。エッチの相手にも、生身の自分は見せない。杏は、自分の感情をツギハギだらけにして、その場しのぎの"仮の自分"を繋ぎ合わせた日々を送っていた。だが、ある嵐の夕方、サーフボードを抱えた青年・陸と出会った時、杏の感情に変化が訪れる。やがて二人は奇妙な同居生活をはじめるが...。居場所を探している全ての人に捧げるラブストーリー。(「BOOK」データベースより)表紙が印象的。と思ったら「さくらん」で映画監督としてのデビュ-も飾った蜷川実花(にながわみか)が撮影した作品だった。いいなあ。この二次元から溢れ出そうな色彩感覚。作者の著書の多くは彼女が表紙を担当したらしい。よほど共感できる「何か」があるんだろうか。 主人公は10代の少女の設定が多いこと、いくつもの作品がドラマ化・映画化(「虹の女神」もそうだったのね)されていること、は読み終えてから知った。時代の寵児、的な作家だったのかな。但しこの「ツギハギ姫と波乗り王子」の主人公はどう考えても20代。お相手の青年リクは27歳だから、20代半ばかなあ。メイド喫茶のバイトに年齢制限はないだろうけど「ご主人様」の台詞が似合う年齢には限りがあるだろう。少女漫画で育った世代層が厚くなっている以上、それを髣髴とさせる小説が多くなっているのはむしろ自然かもしれない。しかし、手法が小説である以上、漫画では描けないプラスアルファが欲しい。・・・・念のため。漫画が一段下だなどとはまったく考えていない。漫画でなければ表現できない「何か」があるように、小説でなければ表現できない「何か」があるはずだし、あるべきだ、と思っているのだ。正直この作品を読んでよくできた漫画のようだ、と思った。ある種の漫画にあるよね、こういう雰囲気。こういう設定、って。特に若い世代の共感を呼びそうな。でもそれ以上の「何か」がない。小説でなければならない理由が見当たらない。水槽の熱帯魚を見ている感じ。手に伝わる熱や冷たさがない。それなりに切ないのに。その切なさは目の前の水槽に立つ波か泡のようだ。これまでの作品を調べてみたら、ずいぶんと数が多いし、内容も時代を映した衝撃的な題材が多い。『14(fourteen)』は、あの酒鬼薔薇聖斗を主人公にした作品?気になるが品切れで重版の予定がないのはどういう事?ますます気になるではないか。で、この表紙はやっぱり蜷川実花なんだろうな。になみかの作品は鮮烈でビ-トが効いてるけど、根を張った存在感がある。名前負けならぬ表紙負けじゃなかろうかと、これ1冊を読む限りでは思うのだけど。
2007.05.09
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監督 脚本: ナンシー・マイヤーズ 撮影: ディーン・カンディ 音楽: ハンス・ジマー 出演: キャメロン・ディアス as アマンダ ~う~ん。実際に身近にいたらお茶目といえばお茶目。 ある種の男性陣にとっては始めはキュ-ト中パッパ後は・・・・のタイプかなあ ケイト・ウィンスレット as アイリス ~いるよね、こういう「いい人」。見合いの相手へのコメントとしては 「(どうでも)いい人」としてよく使われがちな。 ジュード・ロウ as グラハム ~相変わらず端正な顔立ちにハスキ-な声が男前。 マイホ-ム○○とは思えない。 ジャック・ブラック as マイルズ ~「スクール・オブ・ロック」(2003) 「ナチョ・リブレ 覆面の神様」(2006) に出演して人気絶頂のようなんだけど私の美意識には反するっていうか。 ラブスト-リ-の相手には向かんでしょうに。そこがいいの?キャメロンとジュ-ド・ロウ。絵になる二人。だけど微妙に違和感があるのは、「ノッティングヒルの恋人」のジュリア・ロバーツとヒュー・グラントに共通した英国者(もの)とアメリカ者(もの)の匂いの違いだろうか。ジュリア・ロバーツが「英国映画に借りてきた猫」状態だったのには驚いたし。この作品では、舞台が英国の伝統的なコテ-ジとアメリカの豪邸、それぞれに準備されているので「違いがわかる」セッティングがまた乙女心を刺激するのかもしれない。乙女の夢。女性向き、だと思うのだけど、最近は少女漫画と少年漫画の境界線がなくなってきてるから、男性にも支持を受けるだろうか。ちなみに私が観にいった時は、若いカップルと30代後半と思われる夫婦と女性同士、が多かったが、一人で観ている男性もしっかりいた。男としてどういう感想を持ったか聞きたかったなあ。ケイト・ウィンスレットとジャック・ブラック。どう考えても、どうしても、私にはチキン肌なこの男と、なぜまた彼女が・・・・。作品を通して劇的に変わるのはケイト演じるアイリス。きちんと自分の考えを言える女性になる場面ではすっきりする。でもその前のいじけ虫状態には、共感を通り越してイライラするんだなあ。これは同族嫌悪なのか、敵愾心なのか。飛躍するが、この映画を観てイギリスに行きたい病がぶり返しそうな私。前回行けなかったコッツウォルズに行きた~いっ!
2007.05.08
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晴れた日、月山を眺めながら玉川寺のお庭を目指す。うん。枝垂れ桜が散る前に間に合ったようだ。このお庭には私の大好きなお方がいる。静かに座して桜の下の何を狙っているのやら。柳の下にはドジョウ。桜の下に二匹目のドジョウ狙い?欲などさっぱりとぬぐい捨てたいいお顔である。考えているのは「オレいつからここにいるんだっけ?」そんなことのように思えるなあ。 注:4月28日の日記番外編
2007.05.07
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監督: 大友克洋 原作: 漆原友紀 脚本: 大友克洋 村井さだゆき 出演: オダギリジョー as ギンコ ~ゲゲゲの鬼太郎かと思っちゃいました 江角マキコ as ぬい ~先日「ウチごはん」で作っていたロ-ルキャベツとコ-ルスロ-が美味しそうだった。 母親役がすっかり板について・・・・。 大森南朋 as 虹郎 ~この役名ってありそうで実は漫画でもなかなかない名前だと思う。 家早南友(「イヤハヤ南友」)は永井豪の漫画に出てくるけどね。 蒼井優 as 淡幽 ~「フラガ-ル」以来ジャスコカ-ドの宣伝を見てもいやに眩しい りりィ as 庄屋夫人 ~「SHINOBI」では忍者の隠れ里の長老だった? すっかり色つきキャラ・・・・。 李麗仙 as たま ~肝っ玉母さんの風情がぴったり。さすが個性派名女優。 名前からして実は化け猫かとおもったがそうではないらしい 守山玲愛 as 真火 ~この一重まぶたが選ばれた理由のすべてではないだろうけど。原作は漆原友紀の同名の漫画。すでにアニメ化され人気が出ているようだがまったく知らなかった。「AKIRA」の大友克洋監督が実写映画化したのも後で知った。漫画ファンもしくはアニメファン待望の一作だったんだろうか。オダギリジョ-の白髪姿と「蟲師」というおどろおどろしいタイトルに引かれて見に行った私としては、まあそれなり、の映画だったけど。生い立ちから登場人物の解説を上映時間内に収めるのは難しい。どう切り取るか。またはどう膨らませるか。脚本は練りに練ったんだろうな。これ以上はない仕上がりなのかもしれない。が。丁寧に描こうという情熱が災いしたのか、どのエピソ-ドも均等な重さでなにやらメリハリがないような気がする。いっそいろんな蟲が登場して賑々しく活劇仕立てにしてもらった方がエンタ-テイメントとしては面白かったのでは。いや、これ「ミステリ-・ファンタジ-」と銘打ってあったからなあ・・・・。
2007.05.06
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鶴岡市湯田川温泉にある旧白幡家を訪ねる。お雛様が一般公開されている、一見の価値あり、と教えてくれた友人と最終日の今日足を運んだ。黒塗りの塀でぐるりと囲まれた立派なお屋敷。ここで同行した友人の一人が歌い始める。「粋な黒塀 見越しのまぁつ(松)に」仇な姿の洗い髪~死んだ筈だよ お富さん~♪思わず私が「黒塀ってクロベエって人だと思ってた」と言うと「あたしも~」。類は友を呼ぶものである。旧白幡邸は、およそ百年を経ているらしいがしっかりとした造りで衰えを感じさせない。お雛様も由緒あるお品かと思われるが来歴等詳しい表示はないので、残念ながら素人の私にはよくわからない。友人との談話でさりげなく評するくらいしかできなかった。「この小野小町ブスだよね・・・・・・どっかで見たことある顔・・・・・・『ラブソングができるまで』のお姉さんだ!ほら!似てない?!」「ああ-っ!似てる!『オ-スティンパワ-ズデラックス』に出てた人だよね?!」ひときわ大きくて目立つのが「高砂」のご夫婦。お雛様カップルの行く末も一緒に展示されているようで目出度い。このお邸は台所もいい。使い込まれた鍋や道具、手を触れたくなるかまどがきちんと保存されていて、手入れのよさを感じる。5月3日から5日という限定わずか三日間の公開。声をかけてくれた友人に感謝!この後私たち一行は「長滝」の滝と天然記念物の梨の木を探す旅に出るのだがそれはまた別の日のお話にしよう。
2007.05.05
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目覚めたらアッパレ日本晴れ。これは海に行かねばなるまい。毎年この時期に訪れる鳥海山の麓、十六羅漢たちに挨拶。少し前まで冬服の整理ができなかったのが嘘のように暖かい。波の音が心地よく響いてこのまま昼寝を楽しみたくなる。(実は父が岩盤浴用に買ったゴザを勝手に持ち出してきた。が、さすがにGW、賑わう観光客の前でそれはできん・・・。)小さい子が「い-ち、にい、さあん」と像を数える声がする。昔私も数えたなあ。本当に十六体あるのかどうか。実際にここ、吹浦の海におわします羅漢さんは全部で22体らしい。お釈迦様の代表的な16人の弟子を十六羅漢と言うのだとか。風化が進みすでにお顔がよくわからなくなってしまわれた羅漢さんもいらっしゃる。1868年に完成してから、140年近い歳月を波に洗われていらしたのだから無理もない。駐車場付近にある食堂で飛び魚だしのラ-メンを注文する。今日は少し濃い目かな・・・・。このラ-メンにあおさが入ると100円高い名物「夕日ラ-メン」になる。海岸線をドライブしながらの帰り道。「海に来たらやっぱりこれだよね」と友人が流してくれたCD。う~ん。懐かしい。
2007.05.04
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監督 : 松岡錠司 原作 : リリー・フランキー 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 脚本 : 松尾スズキ 主題歌 : 福山雅治 『東京にもあったんだ』 出演 : オダギリジョー as ボク 中川雅也 冨浦智嗣 as 中学、高校時代のボク 田中祥平 as 小学校時代のボク 谷端奏人 as 幼少時代のボク 樹木希林 as オカン 中川栄子 内田也哉子 as 若い頃のオカン 小林薫 as オトン 松たか子 as ミズエ 勝地涼 as 平栗 平山広行 as 磯山 荒川良々(ヨシヨシ) as えのもと 辻修 as ホセ 小泉今日子 as 不動産屋の事務員 六角精児 as 編集長 宮崎あおい as アイドルDJ 2006年スペシャルドラマ版 見てないが友人の評では良かったらしい。"ボク" 大泉洋 (少年時代)神木隆之介 "オカン" 田中裕子 "オトン" 蟹江敬三 2007年連続ドラマ版 初回と最終回を15分くらい見た・・・・邪道。"ボク" 速水もこみち(少年時代)広田亮平 "オカン" 倍賞美津子 "オトン" 泉谷しげる東京タワ-人気が復活した話題のドラマをろくに見ていないけど断言。今回の映画が一番!原作の雰囲気そのまま、原作以上に映画版としてまあるく収めてくれた、脚本担当の松尾スズキって偉い。 これを機会に検索してみた。 松尾スズキ公式ブログ松尾スズキ公式HP「松尾ケ原」 この感じ。好き。物語の隠れた主人公、オカン(昭和の母だ)の若い頃を内田也哉子が、晩年を実母でもある樹木希林が演じている。親子キャストは大きく外れるか当たるかの確率が高いが、これは間違いなく後者の方。速水もこみちでは綺麗過ぎる気がしたドラマ版のボクを、オダギリジョーが演じる事で味わいが増している。(それでもリリ-・フランキ-にしてはスタイリッシュすぎる嫌いはあるが・・・・)下手をすると感傷的なマザコンスト-リ-に堕ちないでもない筋立てを、ほどよい甘さと苦さで、しかもすっきりとまとめてある。原作と映画、どちらもいいという作品は、持ち味や意図は同じでありながら、それぞれにオリジナリティがある場合が多いような気がする。この作品にとって幸いだったのは、ホンを書いた松尾スズキと作者のリリ-・フランキ-がほぼ同い年で(そして実は私と同世代で)時代の持つ匂いを共有できる近さだった事か。炭坑節の歌詞を久しぶりにじっくり聞いた。同僚が「娘にね、昭和生まれで今まだ生きてる人いるの?って聞かれたのよ-」と苦笑していた。生きてます。現役で。昭和の時代を背中にぶらさげて。
2007.05.03
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監督 : エドワード・ズウィック ~「ラスト サムライ」の。脚本 : チャールズ・リーヴィット 撮影 : エドゥアルド・セラ 出演 : レオナルド・ディカプリオ as ダニー・アーチャー ~一般の「アフリカの白人」は黒人の上に胡坐をかく人々だけだった わけではなく辛酸もなめている ジェニファー・コネリー as マディー・ボウエン ~元カレ5人のうち3人から「君は危険を好む」と言われた女 ジャイモン・フンスー as ソロモン・バンディー ~なんて瞳が綺麗なんだろ カギソ・クイパーズ as ディア・バンディー「風に舞い上がるビニ-ルシ-ト」by森絵都を思い出した。アフリカには暴力の嵐に乱れ飛ぶビニ-ルシ-トがいっぱいだ。その風は家族を散り散りに吹き飛ばし、心まで冷やす。1990年代後半のアフリカ奥地では、激しい内戦が続いている。戦いで犠牲になっているのは民間人。政府軍と反政府軍RUF双方の攻撃を受け国民全体がホ-ムレスになる惨状。反政府軍が調達する武器の資金源になっているのはダイヤモンド。元傭兵でダイヤの密売人アーチャーは家畜を使っての密輸に失敗。刑務所に投獄されている間に、RUFに村を襲われてダイヤモンド採掘場送りになった漁師ソロモンが、強制労働中に稀少な大粒のピンク・ダイヤを発見し隠した事を嗅ぎつける。アーチャーはピンク・ダイヤを手に入れアフリカから自由の地への切符を手に入れようとソロモンを釈放させ、彼の家族を探し出すと約束するのだが・・・・。アフリカの少年兵の現状は2・3年前だったろうか、テレビのドキュメンタリ-で見て衝撃を受けた。初めて知るのではない。だが、映像となって目の前で繰り広げられる惨い光景は強い痛みとショックをもたらす。映画館で見てよかった、と間違いなく言える作品。「白人がダイヤを欲しがるのはわかる。だがなぜアフリカ人同士で争わなければならない?」というソロモンの問いかけは素朴に正しい。息子が大きくなれば楽園になるという彼の目に映る現在の故郷は地獄だ。「NO HAND, NO VOTE」(手がなければ政府軍に投票できない)それだけのために笑って同胞の手を切り落とすRUFのメンバ-。拉致されて兵士にされ、親兄弟の住む村を襲う「英雄」に育て上げられる少年たち。あまりにもあっけなく無意味に命を奪われていく人々。今も。アフリカで。あるいはアフリカ以外の地でも。奇跡的に平和な隠れ家を維持している元教師がアーチャーに語るシ-ンがある。君は性善説か性悪説か。性善説を否定する彼に重ねて言う。善悪は決まっているのではない、行動が善悪を決めるのだ、と。悪人が一瞬でも愛を持って行動すれば善になる、と。反政府軍RUFをもじったのだろう「TIA(This is Africa)」という台詞。シニカルな意味合いで何度か出てくるがラストでアーチャーが赤土(冒頭で政府軍の大佐が「この土はアフリカが流した血を吸ってできた。お前もこの国から離れられないはず。」と彼に告げた土)を握り締めながら胸の中でつぶやいただろう言葉もまた「TIA」だったのではないか。アフリカの酷い状況を描きながらも、アフリカを愛し、家族を愛し、国の未来を信じる人々の想いも描かれていたと思うから。
2007.05.02
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「ラブソングができるまで MUSIC AND LYRICS 」 監督/脚本: マーク・ローレンス 音楽:アダム・シュレシンジャー 出演: ヒュー・グラント as アレックス・フレッチャー ~80年代を代表するバンド"PoP" の元ボーカル。 現在は元祖「腰フリ」で痛めた腰痛と闘いながらピチピチパンツを 営業用に着用。 ドリュー・バリモア as ソフィー・フィッシャー ~観葉植物を枯らす植物係&作家志望の作詞家 人間臭い脆さやコケティッシュな役どころを演じさせたら彼女ほど 可愛い女っていないんじゃないだろうか ブラッド・ギャレット as クリス・ライリー ~「忘れ去られた元アイドル」アレックスを支える長年の友&マネージャー クリステン・ジョンストン as ローンダ ~ソフィーの姉。アレックスの熱烈なファン。壮絶にパワフル。 姉妹ってこうも違うのが定番? ヘイリー・ベネット as コーラ・コーマン ~18歳とは思えないお色気。キュ-ティ-ハニ-の格好をさせてみたい! この人の存在が映画をさらに面白くしてくれました。ブラボ-。80年代を風靡したバンド"PoP" のツ-ボーカルの片割れアレックスは当時を知る元「ギャル」たちを相手に同窓会や遊園地などで興行する日々を送っている。その仕事もキャンセルが続くどん底状態に蜘蛛の糸をたらしてくれたブッダは、若者たちに絶大な人気を誇る歌姫コーラ・コーマン。新曲の作詞作曲を頼まれるアレックス。しかし候補者は他にもいて、おまけに彼は作詞ができない。マネ-ジャ-のクリスがつけてくれた作詞家とは馬が合わず難航する中、観葉植物の手入れに訪れたアルバイトのソフィーの才能を見出し共同制作を申し出る。ベストセラ-作家との辛い過去(をある理由で彼女は現在まで引きずっている)がトラウマになり創作はできない、と断るソフィーだが、熱烈なアレックスファンの姉にゴリ押しされ課題の「愛に戻る道」を二人で作り上げる・・・。原題の「MUSIC AND LYRICS」を訳すと「メロディ-と歌詞」だろうか。作詞に挑戦する事になり産みの苦しみを味わうソフィーが、大事なのはメロディ-なんだからもっと気楽に、というアレックスに猛然と反論する場面がある。「いいえ!メロディ-は外見よ。容貌やそれからセックス。歌詞こそがその人の本質を表わすんだわ!」タイトルがこのやり取りに起因しているのかどうかはわからない。邦題をつけるにあたって観客にアピ-ルするにはあまりにそっけない、と「ラブソングができるまで」になったのだろう。二人の初の共同作品「愛に戻る道(Way Back Into Love)」は実際にヒュー・グラントとヘイリー・ベネット(Hugh Grant and Haley Bennett)がレコ-ディングしている。なかなかいい。サントラ盤で80年代に戻るのも楽しそう。 その頃のニッポン・・・
2007.05.01
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