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2010年01月23日
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カテゴリ: 映画感想
内容

すると馬車が引っ張っていた大きなモノが開きだし、現れた大きな舞台。
そこには座長パルナサス博士とその娘・ヴァレンティナ
そして、彼女を想うアントンに、口うるさい小人パーシーが現れる。
鏡に入れば、入った者の願望が表れると言うが、誰ひとり寄りつこうとしない。
酔っぱらい達に絡まれ、警官隊に追われてばかり。。。。
が、、団員達の表情とは裏腹に、ひとりパルナサスは悩んでいた。。。
“その時”が迫っていると。


ある日彼の前に現れた“悪魔”が、囁いたことですべてが変わった。
そのとき、賭けをして負け、、不死の体になってしまった。。。
そして、人里離れた場所から街に出て出会った美女。。
一目惚れだった。
すべての欲望を捨てたはずなのに。。。彼女を自分のモノにしたい。。。。
が、老いさらばえた体。。。
再び落ち込む彼の前に現れた“悪魔”は囁く。
“若さ”を与える代わりに、生まれてくる子が16となった時、、もらいうける。
パルナサスの決断は早く、、恋に落ち、、、娘が生まれた。
それがヴァレンティナだった。

その“約束の日”まで、あと3日に迫っていたのだ。

どうにもならない。。。。
そんなとき、一座は、橋につり下げられた男・トニーを助ける。

そして、約束の日の前に現れる“悪魔”
再び賭けが始まるのだった。。。。。。



↑かなり省略していますが、ま、、、こんなところだ。




そのひと言に尽きるだろう。

正直なところ、今回のテーマは重く。。そして難しい。
かといって、わからないと言う事ではなく、
逆に、結果的に話題となってしまった“遺作”と言う事で、
若干、一部方向にブレが見えている感じもある。

そこが、かなり難解にしている部分だろう。


お話自体は、単純明快なのだ。

娘を悪魔に取られたくないという元聖職者が、
必死になって悪魔と戦うお話である。

、、、きっと、そのはずだったと思います。


その“ハズ”なのだ。
実を言うと、明らかにゲストの脇役だったはずの。。。トニーが、
若干前に出た印象となっているため、
本来の物語が、わずかだが、薄くなっている。

そのため、、どうしても“ハズ”という言葉しか出ず、
大きな意味で、、、転換が行われたのだと思われます。

主人公の事件と言う事ではなく、
もっともっと、大きなところで捉える
、、、ヒューマンドラマとしての。。。人間の選択。。。

と言う感じに。

そしてその流れから、一気に、パルナサスとトニーのふたりが、、
“選択”の、あっちとこっちに分ける演出となっている感じなのである。

だから、比較が出来て、面白いといえば面白いんだよね。

ホントは“元”聖職者という部分が、本来の目的だったんでしょうけどね。


さて、お話は元に戻して。

基本的に、神だとか悪魔だとか、
そういうのがタブー視されるところがありますので

そこを突破し、心の中を具現化した世界、人間の葛藤を描いているのが今作。

その方法論の1つが“鏡の中”であったのだ。


そんな風に考えていけば、
人間というモノをある時は面白く、あるときは厳しく描ききった
ヒューマンドラマだと言えるだろう。

人間の本質における“選択”なのだ。

聖職者の現在と過去。現在の聖職者とトニー
これらの部分の“選択”こそが意味があり、

人間というものを描く監督らしさ、、、

かなり奥深く、面白いお話だったと思います。

俳優さん達の素晴らしい演技と、
ヒース・レジャーの盟友達の、、名演技。。。ホント良いです。

演出的にも、かなりはまっていた印象ですしね。



最終的な結末部分も、
明らかに暗示しているモノがありますので、
このあたりも、監督らしさ。。。というところだろう





ただ、そのタブー視というモノから描かれる“選択の世界”が、
少し分かり難すぎるのは、、、、サスガに、辛いんですけどね。。。
ここだけが、“らしさ”で片付けることも出来るが、

わたし的には、もう少し“差”が見たかったかな。。。。






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最終更新日  2010年01月23日 18時14分25秒


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