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いえ、ね・・・ こちらの被告の意見陳述も、興味深いのです。 こちらも、とっても長いので、 ところどころ、省いてみましたが、 それでも、ながいです~。 興味深いのは・・・「無敵の人」の、存在です。 失うものが何もないから罪を犯すことに心理的抵抗のない人間を 「無敵の人」と、呼ぶそうです。 秋葉原の無差別殺人もそうだし、 先日のAKBの握手会の事件もそうですが・・・ 自殺の為の犯罪でしょ~。 この方の言うように・・・ 日本社会はこの「無敵の人」と どう向き合うべきかを真剣に考えるべき・・・ この被告の意見に、私も、同感です。 また、被告同様・・・ 日本中の前途ある少年たちがいじけず、妬まず、僻まず、嫉まず、 前向きで明るくてかっこいいイケメンに育つこと・・・を、 祈らずにはいられません。 私・・・思うのですよ~。 この被告の、 どこまでも、自分を卑下した人生を、悲しく思います。 そして、 逮捕後の、被告の人間らしい人とのふれあいや、生きる為に当たり前の条件。 「こんなにかわいい弟がいれば」・・・ 「こんなに明るくて、カッコ良くて、 ノリの良い友人が子供の頃にいたら」・・・と、おっしゃる被告の言葉に、 涙が止まりません。 それと・・・ご飯。 全文はこちら( ↓ )で検索すると、読めると思います。 「黒子のバスケ」脅迫事件の被告人意見陳述全文公開 ( 篠田博之 | 月刊『創』編集長 ) **** **** **** 「黒子のバスケ」脅迫事件の被告人意見陳述文公開(抜粋記載させて頂きました。) 「黒子のバスケ」脅迫事件の犯人の渡邊博史と申します。(略)全ての責任は自分にあります。(略)刑期満了まで服役することをこの場で宣言を致します。 (略) 動機について申し上げます。(略)痛みに苦しむ回復の見込みのない病人を苦痛から解放させるために死なせることを安楽死と言います。自分に当てはめますと、人生の駄目さに苦しみ挽回する見込みのない負け組の底辺が、苦痛から解放されたくて自殺しようとしていたという(略)自分はこれを「社会的安楽死」と命名していました。 (略)「手に入れたくて手に入れられなかったもの」を全て持っている(略)、この巨大な相手にせめてもの一太刀を浴びせてやりたいと(略)自分はこの事件の犯罪類型を「人生格差犯罪」と命名していました。 (略) 自分の人生と犯行動機を(略)客観的に表現しますと「10代20代をろくに努力もせず怠けて過ごして生きて来たバカが、30代にして『人生オワタ』状態になっていることに気がついて(略)成功者を(略)自殺の道連れにしてやろうと浅はかな考えから暴れた」ということになります。(略) しかし自分の主観ではそれは違うのです。以前、(略)元政治家の獄中体験記を読み(略)その中に身体障害者の受刑者仲間から「俺たち障害者はね、生まれたときから罰を受けているようなもんなんだよ」と言われたという記述があり(略)自分には身体障害者の苦悩は想像もつきません。しかし「生まれたときから罰を受けている」という感覚はとてもよく分かるのです。自分としてはその罰として誰かを愛することも、努力することも、好きなものを好きになることも、自由に生きることも、自立して生きることも許されなかったという感覚なのです。(略)自分に対して理不尽な罰を科した「何か」に復讐を遂げて、その後に自分の人生を終わらせたいと無意識に考えていたのです。ただ「何か」の正体が見当もつかず、仕方なく自殺だけをしようと考えていた時に、その「何か」の代わりになるものが見つかってしまったのです。それが「黒子のバスケ」の作者の藤巻氏だったのです。(略) (略)小学校に入学して間もなく自殺することを考えました。原因は学校でのいじめです。(略) 自分は昨年の12月15日に逮捕されて、生まれて初めて手錠をされました。(略)「いじめっ子と両親によってはめられていた見えない手錠が具現化しただけだ」という印象でした。 (略)「黒子のバスケ」が自分の人生の駄目さを自分に突きつけて来る存在でしたので、それに自分が満足出来るダメージを与えることで自分を罰する「何か」に一矢報いたかのような気分になりたかったのです。(略)いじめられっ子である自分が、いじめっ子の「黒子のバスケ」の暴力から必死になって逃れようとしていたというのが、自分の主観的な意識です。 (略)自分はこの事件を決してゲーム感覚などでは起こしておりません。(略) (略) (略)反省はありません。反省するくらいでしたら、初めからやりません。また謝罪も致しません。もし謝罪するのでしたら、それこそ尾てい骨の奥から罪悪感がとめどもなくあふれ出て来て、全身から力が抜け、目の前が真っ暗になって、前後不覚に陥るような状態にならなければ、謝罪しても意味がないと考えます。(略)ただ責任は取りたいと思っているのです。反省・謝罪と責任は違います。(略)自分が起こした事件により生じた金銭的な被害を弁済するということです。(略) (略)被害総額はいくらになるか想像がつきません。自分のこれまでの人生での総収入額は1000万円に満たないです。年収が200万円を超えたことは一度もありません。月収が20万円を超えたことも数回しかないです。自分には金銭的な責任を取ることができません。 (略) 自殺についてですが、自分は自己中心的な動機でも自殺したいのです。(略)動機も男として最もカッコ悪い種類の動機ですし、それが露見してしまったので、もう恥ずかしくて生きていたくないのです。それに自分は「負けました」と言って(略)つまり自分の人生は終わったのです。(略) 取り調べで刑事さんや検事さんから「社会復帰」という言葉が出て来たことがあります。自分は(略)出所後にすぐ自殺しますので、社会復帰はしません。(略)取り調べで刑事さんから冗談めかして、「出所したら物書きにでもなったら? 喪服の死神の前歴を生かすならそれしかないよ」と言われました。自分は「冗談じゃない! 自分はもう物を言ったり書いたりする資格のない人間なんだよ」と叫びたくなりましたが、黙っていました。 (略)自分は国家権力や、それを背景にした特殊な圧力団体の構成員でもありません。仮に言論の自由に挑戦する主体が私人だったとして、その私人からの自由という意味で「言論の自由」という概念があるとしましょう。それでも自分は「言論の自由」に挑戦したとは思いません。(略)これは「言論の自由」の問題ではなく、危機管理のあり方の問題なのです。(略)これは頭がおかしい人間への対応を巡る危機管理の問題なのです。(略) (略)単行本の撤去は日本の出版の歴史に残る事件だと思います。(略)(2)つづく・・・
2014年05月29日
・・・つづき。 量刑につきましては、(略)自分が望む刑罰は死刑です。自分に対する刑罰が最高で懲役4年6ヶ月というのはおかしいと思います。自分は大学構内という公共空間で毒ガスをばらまき、コンビニの商品棚という不特定多数の人間が手を伸ばす場所に毒入りの食べ物を置いたのです。これは公共危険罪です。(略)明け透けに申し上げますと「こんなキモい奴は死刑でいいじゃないですか!」という気持ちです。 いわゆる「負け組」に属する人間が、成功者に対する妬みを動機に犯罪に走るという類型の事件は、ひょっとしたら今後の日本で頻発するかもしれません。(略)一億総中流の意識が崩壊し、国民の間の格差が明確化して久しい昨今 (略)格差が開こうとも底辺がネトウヨ化しようとも、ネオリベ的な経済・社会政策は次々と施行されるのです。現在の刑事裁判で最も悪質な動機とされるのは利欲目的です。自分と致しましては、この裁判で(略)「不幸の道連れという動機は利欲目的と同等かそれ以上に悪質」という判例を作って頂いて、(略)せっかくですから、この事件の判決を「国策判決」として利用して頂きたいのです。(略)これからの日本社会のためにも「不幸の道連れ型犯罪は絶対に許さない」という司法の意志を判決で表明して下さい。せめて社会に役に立つような形で自分は罰されたいのです。そうでないと自分は心穏やかに刑務所で服役できませんし、出所後に心安らかに首も吊れません。 (略)自分は現在は留置所で寝泊まりしております。他の被留置者と仲良く話をしたりもできました。自分が人とまともに長く会話をしたのは本当に久しぶりです。少なくとも過去10年にはありません。若い被留置者と話していて「こんなにかわいい弟がいれば、自分はやらかしていなかったろうな」とか「こんなに明るくて、カッコ良くて、ノリの良い友人が子供の頃にいたら、自分の人生も違っていたろうな」などと感じました。自分の人間関係は逮捕前より充実しています。食事も砂糖・塩・油脂が控えめなとてもヘルシーなものを三食きちんと頂いております。自分が三食まともに食べる生活をするのは20年ぶりくらいです。 また、刑務所での服役も全く恐くありません。少なくとも娑婆よりは、人生の格差を自分に突きつけて来る存在に出会うことはないでしょう。いじめがあっても刑務官さんたちは、自分の両親や小学校の担任教師よりはきちんと対応して下さるでしょう。刑務所の生活には自由や尊厳がないと言いますが、自分には、それは娑婆でも同じことですから、何も恐くありません。また今回の逮捕を巡る報道により、自分は全ての日本人から見下される存在になり果てましたが、自分の主観では、それは逮捕前も同じで、それが単に顕在化したに過ぎませんから、特に改めて苦痛を感じません。 (略) そもそもまともに就職したことがなく、逮捕前の仕事も日雇い派遣でした。自分には失くして惜しい社会的地位がありません。 また、家族もいません。(略)親族とも疎遠で全くつき合いはありません。もちろん友人は全くいません。 (略)愛する人が初めからいないのです。ここ15年くらい殺人事件や交通事故の被害者遺族(略)をよく見かけますが、(略)その遺族たちは自分よりずっと幸せです。遺族たちは不幸にも愛する人を失ってしまいましたが、失う前には愛する人が存在したではありませんか。(略)つまり自分には失って惜しい人間関係もありません。(略) (略)死刑は大歓迎です。自分のように人間関係も社会的地位もなく、失うものが何もないから罪を犯すことに心理的抵抗のない人間を「無敵の人」とネットスラングでは表現します。これからの日本社会はこの「無敵の人」が増えこそすれ減りはしません。日本社会はこの「無敵の人」とどう向き合うべきかを真剣に考えるべきです。また「無敵の人」の犯罪者に対する効果的な処罰方法を刑事司法行政は真剣に考えるべきです。 (略) 留置所で同室になった自分と同世代の男性が、「人生が終わりかどうかは自分次第でしょ」とよく言ってました。自分がいかに自己愛が強くて、怠け者で、他者への甘えと依存心に満ち、逆境に立ち向かう心の強さが皆無で、被害者意識だけは強く、規範意識が欠如したどうしようもない人間であることは、自分自身が誰よりもよく分かっています。それでも自分は両親や生育環境に責任転嫁して、心の平衡を保つ精神的勝利法をやめる気はありませんし、やめられません。(略) 自分にはもうこれからはありません、自分に更生の可能性は全くありません。自分には「死もまた社会奉仕」ならぬ「死のみが社会奉仕」という言葉がぴったりと当てはまります。 ここまで書き上げて原稿を読み直しました。(略)自分は高校は元首相やノーベル受賞者を輩出している地元一番の進学校(略)母校の恥となったことにつきまして、(略)むしろ心地がいいです。 (略) そして最後になりますが、自分の今の率直な心境を申し上げます。 「こんなクソみたいな人生やってられるか! とっとと死なせろ!」 日本中の前途ある少年たちがいじけず、妬まず、僻まず、嫉まず、前向きで明るくてかっこいいイケメンに育つことを願って終わりにしたいと思います。 本日は意見陳述の機会を頂きまして、本当にありがとうございました。 「喪服の死神」「怪人801面相」「黒報隊」こと渡邊博史 **** **** ****
2014年05月29日
いえ、ね・・・ 本当は、仕事もしなくちゃいけなかったのですが・・・ ちょっと、この判決文を、記載しておきたくって、 でも、長いから・・・ 少し、短くならないかなぁ~?と、 省略していたのですが・・・うぅ~ん(こ)。 アハハ、ちっとも、短くできなくて、時間ばっかりかかってしまいました。 こんな事なら、そのまま載せた方が、よかったくらいで・・・ (2ページにすら、収まらな~い!) こちらから、本文が読めると思いま~す。 http://www.news-pj.net/diary/1001 **** **** ****NPJ訟廷日誌 【速報】大飯原発運転差止請求事件判決要旨全文を掲載します (2014年5月21日) (抜粋記載。)大飯原発3、4号機運転差止請求事件判決要旨主文1 被告は、別紙原告目録1記載の各原告(大飯原発から250キロメートル圏内に居住する166名)に対する関係で、福井県大飯郡おおい町大島1字吉見1-1において、大飯発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない。2 別紙原告目録2記載の各原告(大飯原発から250キロメートル圏外に居住する23名)の請求をいずれも棄却する。3 訴訟費用は、第2項の各原告について生じたものを同原告らの負担とし、その余を被告の負担とする。理由1 はじめに ひとたび深刻な事故が起これば多くの人の生命、身体やその生活基盤に重大な被害を及ぼす事業に関わる組織には、その被害の大きさ、程度に応じた安全性と高度の信頼性が求められて然るべきである。このことは、当然の社会的要請であるとともに、生存を基礎とする人格権が公法、私法を間わず、すべての法分野において、最高の価値を持つとされている以上、本件訴訟においてもよって立つべき解釈上の指針である。 個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、各人の人格に本質的なものであって、その総体が人格権であるということができる。人格権は憲法上の権利であり(13条、25条)、また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、我が国の法制下においてはこれを超える価値を他に見出すことはできない。したがって、この人格権とりわけ生命を守り生活を維持するという人格権の根幹部分に対する具体的侵害のおそれがあるときは、人格権そのものに基づいて侵害行為の差止めを請求できる(略)その侵害形態が多数人の人格権を同時に侵害する性質を有するとき、その差止めの要請が強く働くのは理の当然である。2 福島原発事故について (略)15万人もの住民が避難生活を余儀なくされ、この避難の過程で少なくとも入院患者等60名がその命を失っている。家族の離散という状況や劣悪な避難生活の中でこの人数を遥かに超える人が命を縮めたことは想像に難くない。さらに、原子力委員会委員長が福島第一原発から250キロメートル圏内に居住する住民に避難を勧告する可能性を検討したのであって、チェルノブイリ事故の場合の住民の避難区域も同様の規模に及んでいる。 年間何ミリシーベルト以上の放射線がどの程度の健康被害を及ぼすかについてはさまざまな見解があり、(略)避難区域の広さも変わってくることになるが、既に20年以上にわたりこの問題に直面し続けてきたウクライナ共和国、ベラルーシ共和国は、今なお広範囲にわたって避難区域を定めている。(略)両共和国が上記の対応をとらざるを得ないという事実は、放射性物質のもたらす健康被害について楽観的な見方をした上で避難区域は最小限のもので足りるとする見解の正当性に重大な疑問を投げかけるもの(略)。3 本件原発に求められるべき安全性(1) 原子力発電所に求められるべき安全性 1、2に摘示したところによれば、原子力発電所に求められるべき安全性、信頼性は(略)危険から国民を守るべく万全の措置がとられなければならない。 (略)原子力の利用は平和目的に限られているから(原子力基本法2条)、原子力発電所の稼動は法的には電気を生み出すための一手段たる経済活動の自由(憲法22条1項)に属するものであって、憲法上は人格権の中核部分よりも劣位に置かれるべきものである。しかるところ、大きな自然災害や戦争以外で、(略)原子力発電所の事故のほかは想定し難い。(略)かような事態を招く具体的危険性が万が一でもあれば、その差止めが認められるのは当然である。このことは、土地所有権に基づく妨害排除請求権や妨害予防請求権においてすら、侵害の事実や侵害の具体的危険性が認められれば、(略)請求が認められていることと対比しても明らかである。 新しい技術が潜在的に有する(略)危険性の性質やそのもたらす被害の大きさが判明している場合には、(略)この安全性が保持されているかの判断をすればよいだけであり、(略)社会の発展が妨げられるのではないかといった葛藤が生じることはない。原子力発電技術の危険性の本質及びそのもたらす被害の大きさは、福島原発事故を通じて十分に明らかになったといえ(略)本件原発において、かような事態を招く具体的危険性が万が一でもあるのかが判断の対象とされるべきであり、福島原発事故の後において、この判断を避けることは裁判所に課された最も重要な責務を放棄するに等しいものと考えられる。(2) 原子炉規制法に基づく審査との関係 (1)の理は、上記のように人格権の我が国の法制における地位や条理等によって導かれるものであって、(略)改正原子炉規制法に基づく新規制基準が原子力発電所の安全性に関わる問題(略)についても裁判所の判断が及ぼされるべきであるし、新規制基準の対象となっている事項に関しても(略)(1)の理に基づく裁判所の判断が及ぼされるべきこととなる。4 原子力発電所の特性 原子力発電技術は次のような特性を持つ。すなわち、(略)運転停止後においても電気と水で原子炉の冷却を継続しなければならず、その間に何時間か電源が失われるだけで事故につながり、(略)事故は時の経過に従って拡大して行くという性質を持つ。このことは、他の技術(略)とは異なる原子力発電に内在する本質的な危険である。 したがって、施設の損傷(略)が起きた場合、速やかに運転を停止し、(略)電気を利用して水によって核燃料を冷却し続け、万が一に(略)も放射性物質が発電所敷地外部に漏れ出すことのないようにしなければならず、この止める、冷やす、閉じ込めるという要請はこの3つがそろって初めて原子力発電所の安全性が保たれる(略)我が国においては核燃料は、五重の壁に閉じ込められているという構造によって初めてその安全性が担保されているとされ、その中でも重要な壁が堅固な構造を持つ原子炉格納容器であるとされている。しかるに、本件原発には地震の際の冷やすという機能と閉じ込めるという構造において次のような欠陥がある。・・・つづく。
2014年05月25日
つづき・・・5 冷却機能の維持について(1) 1260ガルを超える地震について (略)冷却機能について外部からの交流電流によって水を循環させるという基本的なシステムをとっている。1260ガルを超える地震によってこのシステムは崩壊し、(略)メルトダウンに結びつく。この規模の地震が起きた場合には打つべき有効な手段がほとんどない(略)。 しかるに、(略)このような規模の地震の発生を一度も予知できていない(略)その発生の機序の分析は仮説や推測に依拠せざるを得ないのであって、(略)大飯原発には1260ガルを超える地震は来ないとの確実な科学的根拠に基づく想定は本来的に不可能である。むしろ、1)我が国において記録された既往最大の震度は岩手宮城内陸地震における4022ガルであり、1260ガルという数値(略)、2)岩手宮城内陸地震は大飯でも発生する可能性があるとされる内陸地殻内地震であること、3)この地震が起きた東北地方と大飯原発の位置する北陸地方ないし隣接する近畿地方とでは地震の発生頻度において有意的な違いは認められず、若狭地方の既知の活断層に限っても陸海を問わず多数存在すること、4)この既往最大という概念自体が、有史以来世界最大というものではなく近時の我が国において最大というものにすぎないことからすると、1260ガルを超える地震は大飯原発に到来する危険がある。(2) 700ガルを超えるが1260ガルに至らない地震についてア 被告の主張するイベントツリーについて 被告は、700ガルを超える地震が到来した場合の事象を想定し、それに応じた対応策があると主張し、これらの事象と対策を記載したイベントツリーを策定し、これらに記載された対策を順次とっていけば、1260ガルを超える地震が来ない限り、(略)大事故に至ることはないと主張する。 しかし、これらのイベントツリー記載の対策が真に有効な対策であるためには、第1に地震や津波のもたらす事故原因につながる事象を余すことなくとりあげること、第2にこれらの事象に対して技術的に有効な対策を講じること、第3にこれらの技術的に有効な対策を地震や津波の際に実施できるという3つがそろわなければならない。イ イベントツリー記載の事象について 深刻な事故においては(略)事象が重なって起きたりするものであるから、第1の事故原因につながる事象のすべてを取り上げること自体が極めて困難であるといえる。ウ イベントツリー記載の対策の実効性について また、事象に対するイベントツリー記載の対策が技術的に有効な措置であるかどうかはさておくとしても、いったんことが起きれば、(略)、混乱と焦燥の中で適切かつ迅速にこれらの措置をとることを原子力発電所の従業員に求めることはできない。特に、次の各事実に照らすとその困難性は一層明らかである。 第1に地震はその性質上従業員が少なくなる夜間も昼間と同じ確率で起こる。突発的な危機的状況に直ちに対応できる人員がいかほどか、あるいは現場において指揮命令系統の中心となる所長が不在か否かは、実際上は、大きな意味を持つことは明らかである。 第2に上記イベントツリーにおける対応策をとるためにはいかなる事象が起きているのか(略)この把握自体が極めて困難である。国会事故調査委員会は(略)地震がいかなる箇所にどのような損傷をもたらしそれがいかなる事象をもたらしたかの確定には至っていない。(略)原子力発電技術においてはいったん大事故が起これば、その事故現場に立ち入ることができないため事故原因を確定できないままになって(略)、その原因を将来確定できるという保証はない。それと同様又はそれ以上に、(略)事故の進行中にいかなる箇所にどのような損傷が起きて(略)いるのかを把握することは困難である。 第3に、仮に、(略)把握できたとしても、地震により外部電源が断たれ(略)多数箇所に損傷が生じるなど(略)が想定できるのに対し、全交流電源喪失から炉心損傷開始までの時間は5時間余であり、炉心損傷の開始からメルトダウンの開始に至るまでの時間も2時間もないなど残された時間は限られている。 第4にとるべきとされる手段のうちいくつかは(略)訓練や試運転にはなじまない。運転停止中の原子炉の冷却は外部電源が担い、非常事態に備えて水冷式非常用ディーゼル発電機のほか空冷式非常用発電装置、電源車が備えられているとされるが、(略)実際に原子炉を冷却できるかどうかをテストするというようなことは危険すぎてできようはずがない。 第5にとるべきとされる防御手段に係るシステム自体が地震によって破損されることも予想できる。大飯原発の何百メートルにも及ぶ非常用取水路が一部でも700ガルを超える地震によって破損されれば、非常用取水路にその機能を依存しているすべての水冷式の非常用ディーゼル発電機が稼動できなくなる(略)また、埋戻土部分において地震によって段差ができ、最終の冷却手段ともいうべき電源車を動かすことが(略)困難となることも想定できる。(略)地震によって複数の設備が同時にあるいは相前後して使えなくなったり故障したりすることは機械というものの性質上当然考えられることであって、防御のための設備が複数備えられていることは地震の際の安全性を大きく高めるものではないといえる。 第6に実際に放射性物質が一部でも漏れればその場所には近寄ることさえできなくなる。 第7に、大飯原発に通ずる道路は限られており施設外部からの支援も期待できない。エ 基準地震動の信頼性について 被告は、大飯原発の周辺の活断層の調査結果に基づき活断層の状況等を勘案した場合の地震学の理論上導かれるガル数の最大数値が700であり、そもそも、700ガルを超える地震が到来することはまず考えられないと主張する。しかし、(略)現に、全国で20箇所にも満たない原発のうち4つの原発に5回にわたり想定した地震動を超える地震が平成17年以後10年足らずの問に到来しているという事実を重視すべきは当然である。地震の想定に関しこのような誤りが重ねられてしまった理由については、今後学術的に解決すべきもの(略)本件原発の地震想定が基本的には上記4つの原発におけるのと同様、過去における地震の記録と周辺の活断層の調査分析という手法に基づきなされたにもかかわらず、被告の本件原発の地震想定だけが信頼に値するという根拠は見い出せない。オ 安全余裕について 被告は本件5例の地震によって原発の安全上重要な施設に損傷が生じなかったことを前提に、原発の施設には安全余裕ないし安全裕度があり、たとえ基準地震動を超える地震が到来しても直ちに安全上重要な施設の損傷の危険性が生じることはないと主張している。 弁論の全趣旨によると、一般的に設備の設計に当たって、(略)求められるべき(略)基準値の何倍かの余裕を持たせた設計がなされることが認められる。このように設計した場合でも、(略)この基準を超える負荷がかかっても設備が損傷しないことも当然あるが(略)、安全が確保されていたからではない。(略)今後、基準地震動を超える地震が大飯原発に到来しても施設が損傷しないということをなんら根拠づけるものではない。(3) 700ガルに至らない地震についてア 施設損壊の危険 (略)700ガルを下回る地震によって外部電源が断たれ、(略)主給水が断たれるおそれがあると認められる。イ 施設損壊の影響 (略)外部電源が断たれれば非常用ディーゼル発電機に頼らざるを得なくなる(略)非常事態で(略)ある。(略)主給水は冷却機能維持のための命綱であり、これが断たれた場合にはその名が示すとおり補助的な手段にすぎない補助給水設備に頼らざるを得ない。(略)原子炉の緊急停止の際、この冷却機能の主たる役割を担うべき外部電源と主給水の双方がともに700ガルを下回る地震によっても同時に失われるおそれがある。そして、その場合には(2)で摘示したように実際にはとるのが困難であろう(略)手段が効を奏さない限り大事故となる。ウ 補助給水設備の限界 (略)緊急停止後において非常用ディーゼル発電機が正常に機能し、補助給水設備による蒸気発生器への給水が行われたとしても、1)主蒸気逃がし弁による熱放出、2)充てん系によるほう酸の添加、3)余熱除去系による冷却のうち、いずれか一つに失敗しただけで、補助給水設備による蒸気発生器への給水ができないのと同様の事態に進展(略)、補助給水設備の実効性は補助的手毅にすぎない(略)。また、上記事態の回避措置として、イベントツリーも用意されてはいるが、各手順のいずれか一つに失敗しただけでも、加速度的に深刻な事態に進展し、未経験の手作業による手順が増えていき、不確実性も増していく。事態の把握の困難性や時間的な制約のなかでその実現に困難が伴うことは(2)において摘示したとおりである。エ 被告の主張について 被告は、主給水ポンプは(略)安全確保の上で不可欠な役割を第1次的に担う設備はこれを安全上重要な設備であるとして、それにふさわしい耐震性を求めるのが健全な社会通念であると考えられる。このような設備を安全上重要な設備ではないとするのは理解に苦しむ主張であるといわざるを得ない。・・・つづく。
2014年05月25日
つづき・・・(4) 小括 日本列島は太平洋プレート、オホーツクプレート、ユーラシアプレート及びフィリピンプレートの4つのプレートの境目に位置しており、全世界の地震の1割が狭い我が国の国土で発生する。この地震大国日本において、基準地震動を超える地震が大飯原発に到来しないというのは根拠のない楽観的見通しにしかすぎない上、基準地震動に満たない地震によっても冷却機能喪失による重大な事故が生じ得るというのであれば、そこでの危険は、万が一の危険という領域をはるかに超える現実的で切迫した危険と評価できる。このような施設のあり方は原子力発電所が有する前記の本質的な危険性についてあまりにも楽観的といわざるを得ない。6 閉じ込めるという構造について(使用済み核燃料の危険性)(1) 使用済み核燃料の現在の保管状況 原子力発電所は、いったん内部で事故があったとしても放射性物質が原子力発電所敷地外部に出ることのないようにする必要があることから、その構造は堅固なものでなければならない。 そのため、本件原発においても核燃料部分は堅固な構造をもつ原子炉格納容器の中に存する。他方、使用済み核燃料は本件原発においては原子炉格納容器の外の建屋内の使用済み核燃料プールと呼ばれる水槽内に置かれており、その本数は1000本を超えるが、使用済み核燃料プールから放射性物質が漏れたときこれが原子力発電所敷地外部に放出されることを防御する原子炉格納容器のような堅固な設備は存在しない。(2) 使用済み核燃料の危険性 福島原発事故においては、4号機の使用済み核燃料プールに納められた使用済み核燃料が危機的状況に陥り、この危険性ゆえに前記の避難計画が検討された。原子力委員会委員長が想定した被害想定のうち、最も重大な被害を及ぼすと想定されたのは使用済み核燃料プールからの放射能汚染であり、他の号機の使用済み核燃料プールからの汚染も考えると、強制移転を求めるべき地域が170キロメートル以遠にも生じる可能性や、住民が移転を希望する場合にこれを認めるべき地域が東京都のほぼ全域や横浜市の一部を含む250キロメートル以遠にも発生する可能性があり、これらの範囲は自然に任せておくならば、数十年は続くとされた。(3) 被告の主張について 被告は、使用済み核燃料は通常40度以下に保たれた水により(略)冠水状態を保てばよいだけであるから堅固な施設で囲い込む必要はないとするが、以下のとおり失当である。ア 冷却水喪失事故について 使用済み核燃料において(略)危険性は(略)外部からの不測の事態に対して堅固な施設によって防御を固められてこそ初めて万全の措置をとられているということができる。イ 電源喪失事故について 本件使用済み核燃料プールにおいては(略)我が国の存続に関わるほどの被害を及ぼすにもかかわらず、全交流電源喪失から3日を経ずして危機的状態に陥いる。そのようなものが、(略)いわばむき出しに近い状態になっているのである。(4) 小括 (略)本件原発の稼動によって日々生み出されていく(略)使用済み核燃料を閉じ込めておくための堅固な設備を設けるためには膨大な費用を要するということに加え、国民の安全が何よりも優先されるべきであるとの見識に立つのではなく、深刻な事故はめったに起きないだろうという見通しのもとにかような対応が成り立っているといわざるを得ない。7 本件原発の現在の安全性 以上にみたように、国民の生存を基礎とする人格権を放射性物質の危険から守るという観点から(略)安全技術及び設備は、万全ではないのではないかという疑いが残るというにとどまらず、むしろ、確たる根拠のない楽観的な見通しのもとに初めて成り立ち得る脆弱なものである(略)8 原告らのその余の主張について 原告らは、地震が起きた場合において止めるという機能においても本件原発には欠陥があると主張する等さまざまな要因による(略)これらの危険性の主張は選択的な主張と解されるので、その判断の必要はないし、環境権に基づく請求も選択的なものであるから同請求の可否についても判断する必要はない。 原告らは、上記各諸点に加え、高レベル核廃棄物の処分先(略)同廃棄物の(略)危険性が消えるまでに数万年もの年月を要することから(略)将来の世代に重いつけを負わせることを差止めの理由としている。幾世代(略)後の人々に対する我々世代の責任という道義的(略)問題について、現在の国民の法的権利に基づく差止訴訟を担当する裁判所に、この問題を判断する資格が与えられているかについては疑問があるが、7に説示したところによるとこの判断の必要もないこととなる。9 被告のその余の主張について 他方、被告は本件原発の稼動が電力供給の安定性、コストの低減につながると主張するが、当裁判所は、極めて多数の人の生存そのものに関わる権利と電気代の高い低いの問題等とを並べて論じるような議論に加わったり、その議論の当否を判断すること自体、法的には許されないことであると考えている。このコストの問題に関連して国富の流出や喪失の議論があるが、たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている。 また、被告は、原子力発電所の稼動がCO2排出削減に資するもので環境面で優れている旨主張するが、原子力発電所でひとたび深刻事故が起こった場合の環境汚染はすさまじいものであって、福島原発事故は我が国始まって以来最大の公害、環境汚染であることに照らすと、環境問題を原子力発電所の運転継続の根拠とすることは甚だしい筋違いである。10 結論 (略)本件原発の運転によって直接的にその人格権が侵害される具体的な危険があると認められるから、これらの原告らの請求を認容すべきである。福井地方裁判所民事第2部 裁判長裁判官 樋口英明 裁判官 石田明彦 裁判官 三宅由子 **** **** **** 個人的には・・・この判決文に、感動しています! ヒトによっては、 「判決文とはとても思えない感情的な内容」 「また技術的な問題について理解していない、と思われる部分も散見される」 ・・・と、おっしゃっている方もいらっしゃるようで。 でも、今日、午前中からず~っと、 この判決文を読みながら、 技術的な問題・・・これで十分です! ・・・と、思いました。 裁判官も、勿論、私たちも、学者ではありませんから~! これだけ、現状が把握できていれば、充分でしょ~! なんて・・・思いました。 決して、偏った、感情的な受け止め方では、決して、ありませんでした。 そして、「1 はじめに」にある・・・ 「個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、 各人の人格に本質的なものであって、その総体が人格権であるということができる。 人格権は憲法上の権利であり(13条、25条)、 また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、 我が国の法制下においてはこれを超える価値を他に見出すことはできない」・・・と。 これに基づいた、立派な判決だったと、思います。
2014年05月25日
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(季節がら、バラの花を・・・) いえ、ね・・・ 今朝、正論だと思う、ネットで新聞記事を発見したのです。 そんなことで、ちょっと、記載させて頂きますねぇ~。 **** **** **** 美味しんぼ「鼻血、医学的根拠ある」 専門家ら反論会見 (朝日新聞デジタル 5月24日) 人気漫画「美味しんぼ」で東京電力福島第一原発事故後の鼻血の頻発などが描かれたことをめぐり、専門家や健康被害を訴える当事者が23日、国会内で記者会見を開いた。政府や福島県が「風評被害を助長する」などとして事故と鼻血の関連を否定していることに対し、「因果関係は否定できない」と反論した。 住民の自主的な甲状腺検査に協力してきた北海道がんセンターの西尾正道名誉院長は「高線量被曝(ひばく)による急性障害に論理をすり替え、鼻血(との因果関係)を否定する『専門家』がいる」と批判。「放射性物質が付着した微粒子が鼻腔(びくう)内に入って低線量でも鼻血が出る現象はあり、医学的根拠がある」と指摘した。 記者会見に電話で参加した福島県内の母親は「漫画全体を読み、福島への愛情を感じた。子どもに鼻血が出ても、話を聞く前から因果関係を否定するような人たちに私たちは本当のことは言わない。国の責任で鼻血を含めた健康調査をしてほしい」と訴えた。 崎山比早子・元国会事故調査委員会委員(がん生物学)は「汚染地域は広範にあり、健康障害への懸念は鼻血どころでない。正確な情報を」と説いた。主催の市民団体代表は「鼻血の表現ばかりに焦点を当てて攻撃し、健康障害を訴える声を抑えつけている」と非難した。 **** **** **** 低線量でも鼻血が出る現象はあり、医学的根拠がある・・・ ・・・とおっしゃる西尾名誉院長の発言は、学者として、正しい行為だと思います。 そして・・・ 子どもに鼻血が出ても、話を聞く前から因果関係を否定するような人たちに 私たちは本当のことは言わない。 国の責任で鼻血を含めた健康調査をしてほしい・・・ ・・・そう思うお母さんの意見は、ごもっともです。 汚染地域は広範にあり、健康障害への懸念は鼻血どころでない。 正確な情報を・・・ ・・・そうおっしゃる崎山さんの意見も、当然です。 鼻血の表現ばかりに焦点を当てて攻撃し、 健康障害を訴える声を抑えつけている・・・ ・・・そうおっしゃる市民団体代表さんの意見も、注目すべきです。 個人的には、 「漫画全体を読み、福島への愛情を感じた。」・・・ ・・・そうおっしゃるお母さんの言葉に、涙が止まりません。
2014年05月24日
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(歌の二中坊辞典より――記事には、直接関係はありませ~ん!) 昨日(5月20日)の東京新聞の朝刊なのですが・・・ ちょっと、気になるニュースが載っていたので、記載させて頂きますねぇ~。 **** **** **** 「アべ アジアで最も危険」 首相「日米」強調もメディア厳しい論調 (東京新聞 5月20日) 集団的自衛権の行使容認にひた走る安倍晋三首相は、米国との一体感を訴え続けている。だが、米国内の論調は首相に厳しい。有力紙には、「日本のシンゾー・アベは、アジアで最も危ない人物だ」という見出しも躍った。「日米同盟」をめぐる両国の温度差は広がるばかりだ。 「超国家主義者である安倍首相は中国の指導者よりも、周辺諸国との政治的軍事的バランスを不安定化させる」 十六日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ電子版)などは、米国のヘッジファンド業界で著名なジム・チャノス氏が同日、米ラスベガスでの投資関連の会議でこう発言したと伝えた。見出しには、「最も危ない人物」という言葉が付いた。 チャノス氏はエネルギー会社エンロンの経営危機の際、利益を上げて名声を高めた。中国嫌いで知られる人物だがそれにも増して、名指しで首相を批判した。 これに先立ち、米紙ニューヨーク・タイムス(NYT、電子版)は今月八日、「解釈改憲は、民主主義のプロセスを完全に傷つける行為。憲法は権力をチェックする物であることを安倍首相は知るべきだ。日本は民主主義の試練に直面している」とする社説を掲載。解釈改憲を目指す首相を痛烈に批判した。 立憲主義分かっていない 一週間後、佐々江賢一郎駐米大使が同紙に「社説は日本の現実と伝統を全く考慮していない。日本には言論の自由があり、議会制民主主義の手続きで結論を出す」と反論を掲載。が、社説が立憲主義を強調しているのに、第一党が容易に憲法を変え得るような反論は立憲主義への無理解を示しただけのように読めた。 安倍首相が解釈改憲の必要性を訴えた十五日の会見内容も、米国側が首をかしげた可能性が濃い。「邦人を救助した米艦船が攻撃されても、自衛隊は助けることができない」との発言だが、この内容をある元自衛官はこう反論する。 艦船は客船ではなく、多くの邦人を乗せるケースは考えにくい。緊急時であれば、邦人ではなく米国人の救助を優先するはずだ。そもそも、軍事的緊張下で、戦艦は民間人の救出には適していない。戦艦は攻撃対象になる恐れがあり、救助にはむしろ逆効果だ」 蜜月ムードを演出したい首相周辺だが、米国なメディアを通じ、批判のシグナルを送り続けている。 昨年末の首相の靖国神社参拝について、WSJ紙は「自国の権益拡大の口実に使いたい中国への贈り物」と批判。米国務省の報道官も「失望」を名言した。 NYT紙は、三月にも「安倍首相の危険な修正主義」と題した社説で「安倍首相のナショナリズム的性質が、日米関係にこれまでにない脅威になっている」と懸念を示した。米国の外交専門誌フォーリン・ポリシーは四月に「オバマ政権が安倍氏を信用しがたい人物とみているのは、公然の秘密だ」と指摘している。 こうした状況のついて、経済ジャーナリストの町田徹さんは「安倍首相の性急で乱暴なやり方が原因」と分析する。「両国の軍事協力は手堅い手段で『実』をとれるのに、解釈改憲という派手な手柄を求めている。そんな姿が好戦的で物事を分かっていないおぼっちゃん、というイメージを浮き彫りにしている」 靖国参拝についても、米国は「日本は戦後秩序を無視し、戦前回帰を図っている」というメッセージとして受け止めたという。 「米国はこのまま日本が付き進んで行くと、やがて日本の戦争に米国が巻き込まれかねない、という危機感すら抱いている」 **** **** **** 何が言いたいかって・・・ 客観的に見て・・・ 対外国(米国に限らず・・・)での、その場しのぎ的な発言と、 国内向けのその場しのぎ的な発言と、 安倍首相ご自身のおぼっちゃん的なナショナリズムの衝動で・・・ 日本は、国内外を問わず、不安な爆弾を抱えた国に、なってしまったような、気がします。
2014年05月21日
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(上記図と記事は、まったく関係ありませ~ん!) いえ、ね・・・ 「美味しんぼ」の鼻血のニュースを見るにつけ、思うのです。 個人的には、こちらの出版社の意見が、正当な気がします。 そこで、関連記事を、記載させて頂きますねぇ~。 **** **** ****「美味しんぼ」掲載に至ったワケ「雁屋氏の考え 世に問う意義ある」 (スポニチアネックス 5月19日) 主人公らが東京電力福島第1原発を訪問した後に鼻血を出すなど、健康影響の描写が議論を呼んでいる漫画「美味しんぼ」(雁屋哲・作、花咲アキラ・画)を連載する「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)最新25号(19日発売)は「編集部の見解」を掲載。同誌の村山広編集長が掲載に至った理由を明らかにした。 村山編集長は「健康に不安を抱えていても『気のせい』と片付けられて自身の症状を口に出すことさえできなっている方々、自主避難に際し『福島の風評被害をあおる、無神経な人たち』というレッテルを貼られてバッシングを受けている方々の声を聞きます」とした上で「その状況を鑑みるにつけ『少数の声だから』『因果関係がないとされているから』『他人を不安にさせるのはよくないから』といって、取材対象者の声を取り上げないのは誤りであるという雁屋哲氏の考え方は、世に問う意義があると編集責任者として考えました」と説明。 さらに「『福島産』であることを理由に検査で安全とされた食材を買ってもらえない風評被害を、小誌で繰り返し批判してきた雁屋氏にしか、この声は上げられないだろうと思い、掲載すべきと考えました。事故直後に盛んになされた残留放射性物質や低線量被曝の影響についての論議や報道が激減しているなか、あらためて問題提起をしたいという思いもありました」と踏み切った。 福島県の自治体や有識者の賛否両論を10ページにわたり特集。掲載への“信念”を表明するとともに「識者の方々、自治体の皆様、読者の皆様から頂いたご批判、お叱りは真摯に受け止め、表現の在り方について、いま一度見直して参ります」との姿勢も示した。 **** **** **** 『少数の声だから』 『因果関係がないとされているから』 『他人を不安にさせるのはよくないから』といって、 取材対象者の声を取り上げないのは誤り・・・ ・・・とおっしゃる村山広編集長のご意見。 私も、同感です。 影響力のある立場の方だから・・・ 影響力のある立場だからこそ・・・ 今、この描写になったのだと思います。 そして、出版社の信念にも、感動です! 影響力にある出版社だからこそ・・・ 今、この掲載になったのだと思います。 この“信念”は・・・ 心から福島の方々を、日本国民を、大切に思う「志」に、思えるのです。
2014年05月19日
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今朝、ちょっと、ネットのニュースを見ていて・・・これは!と、思いました。 経済評論家の内橋克人さんのお話しなのですが・・・これ、同感です。 この記事も、チラッと記載させて頂きますねぇ~。 **** **** **** 「戦争知らぬ軍国少年」 内橋氏が安倍政権批判 (琉球新報 5月15日) 会員制の講演会組織「琉球フォーラム」(主宰・富田詢一琉球新報社社長)の5月例会が14日、那覇市のザ・ナハテラスで開かれた。経済評論家の内橋克人氏が「日本経済のこれから―安倍・経済政策への警鐘」と題して講演。自身が経験した神戸空襲と経済評論家の視点から、安倍政権は「戦争を知らない軍国少年だ」と指摘し、政権運営に警鐘を鳴らした。 内橋氏は、安倍晋三首相の政権運営について、三つのM(メディア・マネー・マインド)でコントロールしていると分析。メディアトップと頻繁に酒食を共にする安倍首相の手法や、政権の意向に沿う人物を登用した日銀総裁、内閣法制局長官、NHK会長のトップ人事などに触れ、安倍政権の統治手法を批判した。 その上で、日本人は、頂点に立った人の心理に無意識に同調し、異議を唱える者を排除する「頂点同調主義」だと指摘。「トップの首をすげ替えれば、後は放っておいても全員が『頂点同調』をしてしまう」と危機感を募らせた。 アベノミクスの評価についても、日銀の大規模な金融緩和策で、世の中に出回るお金を約74兆円増やしたが、「70兆円が日銀の当座預金口座に塩漬けになっている」と効果を否定。貿易収支の大幅な赤字にも触れ「燃料輸入の増加ではなく、生産の空洞化が進んでいる」と指摘。「(政権が駆使する)たくさんのトリック、レトリックに惑わされてはならない」と強調した。 **** **** **** これ、本当・・・同感です! 頂点に立った人の心理に無意識に同調・・・って、これっ! 特に注意してもらいたい、日本人の特徴です~! アハハ・・・自分も、ねっ!(ハイッ。)
2014年05月18日
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いえ、ね・・・昨日(5月15日)は、沖縄の「日本復帰」から42年目を、迎えたそうです。 私は小学生だったと思うのですが・・・ 一番初めに覚えた総理大臣は、佐藤栄作でした。 「本土復帰」と、繰り返す、テレビの声に・・・ 漠然と・・・よかった!と、思いました。 当時・・・「戦後は終わった」なんて言葉も、聞いた気がします。 関連記事を、二つばかり、記載させて頂きますねぇ~。 **** **** **** 【復帰42年「平和とは」沖縄の22歳、本土に問う旅】 (沖縄タイムス 2014年5月15日) 「沖縄の犠牲の上にあなたの生活がある。平和とは何ですか」。那覇市の知念優幸さん(22)は、本土の人々に問い掛ける旅に出た。復帰から42年の5月15日は、米軍基地のない岡山県にいる。 沖縄キリスト教学院大学を休学し、3月に鹿児島からスタートした。自分の軽自動車を運転し、1年間かけて本土をくまなく回る計画だ。出会った人のつてをたどり、大学の講義や市民団体の集会で講演する。1カ月余りで、およそ千人に会った。 講演では、最初と最後に「あなたにとって平和とは何ですか」と聞く。沖縄戦、米軍支配、復帰、今も続く基地被害を語る。「日本人が基地を押し付け、容認することで犠牲は増え続けている。それを知った上で同じ生活をするなら、沖縄の人の命と尊厳を踏みにじっていると考えてください」 「加害者」という言葉を使うこともある。泣きながら聞く人、「今まで平和に生きてきた。これからどうすればいいか分からない」と戸惑う人。「沖縄に基地は必要だ」と主張する人とも、粘り強く対話している。 学生グループ「チーム琉球」を立ち上げ、平和ガイドや本土学生と交流するうちに、沖縄の歴史と現状があまりにも知られていないことに驚いた。「1人の学生が政治や教育を変えることは難しくても、沖縄の痛みとともに歩む人を増やすことはできる」と旅を思い立った。 費用は主にカンパ。キリスト教徒ではないが、大学の縁で各地の教会などを泊まり歩いている。「大好きな沖縄を守るため。たくさんの出会いがあり、自分の勉強にもなっている」と話した。(阿部岳) □ □ 大学の沖縄キリスト教平和研究所は、知念さんの旅を支えるカンパを募っている。問い合わせは電話098(946)1279。 ++++ ++++ ++++ 【日本復帰42年 民意分断の修復を 「捨て石」から平和の要石へ】(琉球新報 2014年5月15日) 沖縄の「日本復帰」から42年の節目を迎えた。基地の問題や生活格差など課題が山積しており、とても祝う気分にはなれない。 こうした中で、安倍晋三首相はきょう記者会見し、憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認に向けた見解を表明する。戦後日本の平和主義の大転換を図る決意を示す日が、沖縄の復帰の日と重なるのは非常に皮肉だ。 なぜなら、沖縄の日本復帰は屈辱的な米軍統治を脱し、国民主権、平和主義、基本的人権尊重を原則とする日本国憲法の下に参加することを意味していたからだ。 <憲法の輝き> 憲法の輝きはまさに沖縄の「道(しる)標(べ)」であった。しかし今、その道標は安倍政権によって葬られ、墓標が立とうとしている。 再び戦争への道を開きかねない集団的自衛権行使容認の見解表明は、沖縄が再び戦場にならないかという恐怖を呼び起こす。 本紙で連載中の「道標求めて 琉米条約160年 主権を問う」は、琉球王国末期にフランスが琉球を占領するという情報を得た水戸藩の徳川斉昭が、江戸幕府に書簡を送り対応を促す場面を紹介している(5月6日付)。 「琉球がフランスに奪われても、日本から援軍を送って決戦することで」「小さな琉球を占領するのにさえこれだけの血を流さなければならないのだから、日本を占領するには何十倍もの犠牲を覚悟しなければならないと考え、日本攻撃を当分差し控えるだろう」 フランスの軍事的脅威から日本を守るために琉球を「捨て石」にする作戦。こうした発想や考え方は、沖縄戦を経て今日まで、過重な基地を沖縄に押し付けることで日本を守ろうという政治、国民意識に通底しているのではないか。 復帰の日の「5・15」に重なった安倍首相の決意表明は「沖縄の事情に構わず何でもやりますよ」という意思表示にも見える。 実際、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた海底ボーリング調査で、安倍政権は反対派住民らの抗議活動を排除するためブイや柵を設置して制限し、進入者は刑事特別法を適用して逮捕する方針という。 政権与党に「捨て石」の発想がなければ、およそあり得ない露骨で強引なやり方だ。 政府の強権姿勢は沖縄社会に亀裂と分断を生んでいる。普天間問題では「県外移設」のオール沖縄の結束が崩れ、自民党県連や仲井真弘多知事が事実上、辺野古移設容認に転じた。八重山教科書問題や与那国自衛隊配備など、沖縄を狙い撃ちするかのような分断の構図が次々と持ち込まれている。 <「アメとムチ」の罪> 国土面積の0・6%に、在日米軍専用施設の74%が集中する沖縄は「軍事植民地状態」とも指摘されている。民意を分断し植民地統治に協力する者を増長させることが、支配する側の常套(じょうとう)手段であることを忘れてはなるまい。 社会的一体感が損なわれた地域では政策効果が低いということを、米国の政治学者ロバート・パットナムはソーシャル・キャピタル(社会関係資本)に関する研究で証明した。それに照らせば、基地負担と引き替えの「アメとムチ」の復帰後の沖縄振興策体制が、いかに沖縄の社会を破壊したか。その罪は大きい。 政治的、経済的な亀裂や分断を乗り越えて政策効果を高めるためには、浸食された沖縄の社会関係資本を修復し、地域の課題は地域の責任で解決できる仕組み、言い換えれば自己決定権を確立するしかない。その際大切なのは「捨て石」ではなく、沖縄を平和の「要石」とすることだ。それが新たな道標となるべきだと確信する。 復帰後生まれの人口が県全体の5割を超え、「5・15」は遠い存在になっている。こうした中、次の世代にどのような沖縄を残すべきか。沖縄の歴史を振り返りながら現在の政治社会の動きを見つめ、真剣に考える機会にしたい。 **** **** **** 私たちは・・・ 沖縄に戦後を押し付けて・・・ 自分たちは、平和ボケ、してしまったのではないでしょうか? どうして70年近く、戦争をしないでいられたのか? 安倍政権が・・・ 今、何故、憲法の改憲を諦めて、解釈の変更に方針を切り替えたのか? これって・・・何としても、戦争のできる国を目指す!ってことに思えて、仕方ありません。 何時、誰が作ったって、いいモノはいいモノです! でも・・・ 使う人の品性で、いいモノも、廃れます。
2014年05月16日
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いえ、ね・・・ 今朝(5月15日)の東京新聞の記事を見て、不安を感じました。 その記事を、記載させて頂きますね。 (ちょっと長いのですが、書いておきたいので・・・アハハ。) **** **** **** 「秘密法」の次は「盗聴法」改悪「共謀罪」再び (東京新聞 5月15日 こちら特報部) 【集団的自衛権行使容認と一体】 安倍政権は改憲による集団的自衛権の行使容認へ一直線だ。この動きと並行して、市民の異議申し立てを封じる「治安維持」体制づくりも着々と進んでいる。昨年末に成立した特定秘密保護法に続いて、通信傍受(盗聴)法の改正や共謀罪の新設、資産凍結法(仮称)の検討も浮上している。いずれも、早ければ、今春の臨時国会に提出される可能性がある。【現代の「治安維持」体制着々と】 「最悪」のケースを想定すると、次のようなシュミレーションが成り立つ。 二〇☓☓年。集団的自衛権が容認され、中東で展開する米軍の作戦に自衛隊の参加が決まった。ある市民団体はそれに抗議する方法を討議していた。あるメンバーが冗談交じりに「国会近くの壁に『戦争はイヤだ!』ってペンキで書いたら、国会議員がびっくりするかもね」と話した。美大を卒業したメンバーが「絵もつけるよ」といい始め、盛り上がった。 言いだしっぺのメンバーは、会合に来られなかった仲間に電話して「こんなやりとりがあってさ」と話した。すると翌日、会合の出席者の元に警察が来た。「国会近くの壁に落書きする計画を立てた、建造物損壊罪の共謀容疑です」 共謀罪が施行され、懲役四年以上の刑罰がある六百以上ある犯罪に適用されることになっていた。通信傍受法改正で、盗聴可能な犯罪の範囲が広がり、手続きも簡略化されていたため、メンバー同士の会話を警察に盗聴・録音されていた。 二〇☓☓年。ある週刊誌の編集会議で、原発への侵入ルポ企画が話し合われていた。部員の一人が作業員として侵入し、「テロ対策がどう徹底されているか調べよう」と提案した。他の作業員からも情報を集めることで一致した。 すぐさま、警察がやって来て「秘密保護法違反容疑がかけられている」と、編集者に告げた。秘密保護法では「テロ防止のための原発関係施設に関わる情報」も、特定秘密に指定されうる。だが、警察は「何の特定秘密に触れるのかは具体的に言えない」と繰り返した。通信傍受法の改正で、会議室には、盗聴器が仕掛けられていた。【併せて市民を監視 資産凍結法も検討】「戦争ができる国を目指す安倍政権は、政府批判を抑え込むために秘密保護法を成立させた。さらに自民党が長年もくろんできた共謀罪法案が再浮上。盗聴範囲の拡大と、その実施の簡略化を目指す警察も相乗りしようとしている」 日本弁護士連合会の共謀罪法案対策本部事務局長を務める山下幸夫弁護士は、現状をこう解説する。 犯罪を計画を話し合っただけで罪とするのが、共謀罪だ。これに通信傍受法改正(盗聴法改悪)が加わり、部屋に盗聴器を仕掛ける室内傍受が可能になれば、捜査機関が秘密保護法違反や共謀罪違反で、市民を取締りやすくなる。 見逃せないのは秘密保護法には、未成立の共謀罪を先取りする項目が含まれている点だ。公務員らが特定秘密を他人に漏らしたり、メディアなどが公務員らに働き掛けて特定秘密を得ようとした場合、実際に情報を聴く前の「共謀」段階で取り締まれるようになっている。 恣意(しい)的運用物言えぬ社会【外圧を口実に密告も奨励】 先のシュミレーションを現実にしかねない三つの法律(法案)の現状はどうなっているのか。 秘密保護法は昨年十二月、強制採決で成立した。今年十二月まで一年以内の施行が決まっているが、問題は山積している。 まず、法が適正に運用されているかを監視する組織づくりが進んでいない。情報保全諮問会議、保全監視委員会、独立公文書管理監、情報保全観察室の四機関のうち、できているのは外部の有識者でつくる情報保全諮問会議だけだ。 他の三機関は官僚中心になるとみられており、チェック機能や中立性については大いに疑問だ。秘密の対象になる防衛、外交、スパイ防止、テロ防止の四分野で具体的に何が秘密になるかなど、運用基準の策定もこれからだ。 共謀罪については、政府は二〇〇三年以降、三回にわたって新設を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案を国会に提出したが、最終的に廃案となっている。 日本の刑事法は、実際に犯罪が実行されて初めて処罰されることが原則。ところが共謀罪は、実行前に話し合いをしただけで処罰される可能性がある。 法案提出の動きは、現在もくすぶっている。政府は昨夏、来日した「金融活動作業部会」(FATF)の使節団に共謀罪を含めたテロ対策の法整備を進めると伝えた。FATFは経済協力開発機構(OECD)加盟国を中心に構成し、テロ資金の根絶を目指す組織だが、この「外圧」を口実に導入が図られかねない。【民主主義と真逆の方向】 「共謀」という実行行為がなく、物的証拠も存在しない行為を含む秘密保護法や共謀罪(法案)をどう機能させるのか。ここで想定されるのが、通信傍受(盗聴)の大幅な拡大だ。 現行では、〇〇年に施行された通信傍受法で電話やファクス、電子メールの傍受が認められるのは、(1)薬物犯罪(2)銃器犯罪(3)組織的殺人(4)集団密航――の四種類に限られる。NTTなどの通信事業者が立ち合い、通信内容は記録して、裁裁判官に提出しなくてはならない。 しかし、法制審議会の特別部会法務省が先月示した試案は、対象犯罪に放火や詐欺、窃盗、組織性が疑われる殺人などを追加して十四年まで増加。しかも通信事業者の立ち合いは不要としている。組織性の有無を判断する権限を捜査側が握り、第三者の目もなくまるとなれば、恣意的に運用される危険性は大きい。 取り締りのためにもう一つ欠かせないのが、密告の奨励だ。共謀罪を一部先取りした秘密法の二六条には、「行為の遂行を共謀したものが自首したときは、その刑を軽減し、または免除する」との規定がある。 気になる動きはそれだけではない。政府はテロリストと指定した人物の資産を凍結できる資産凍結法(仮称)の検討を進めている。二〇年の東京五輪開催に伴うテロ対策をお題目としているが、「テロリストの定義によっては、政府の方針に反対する市民団体や労働組合が標的にされる恐れもある」(山下弁護士)。 治安維持に向けた法整備の進行は、安倍政権の集団的自衛権の行使容認と表裏関係だ。山口大の纐纈(こうけつ)厚副学長(政治学)は「戦後の日本社会が求めてきた民主主義国家とは真逆の方向に進みかねない」と懸念する。 「国際社会から信頼されることを軽視し、戦後レジーム(体制)からの脱却を掲げる安倍政権は、日本の国家システムを根本から変えようとしている。高度な国防国家をつくるために、共謀罪や通信傍受法改正が不可欠だと考えている」 **** **** **** 石破さんが・・・ 「報道の自由、知る権利というが、我々には知らせない権利がある」 ・・・と、2005年に出版した著書で、発言されているそうな。 国民は・・・ これ以上、何も知らされないどころか・・・ 言いたいことも言えない! そんな社会が直ぐそこまで来ているような・・・ 本当に、安倍政権に不安を感じます。
2014年05月15日
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『美味しんぼ』の鼻血の記事を読みながら、ちょっと、気になることがあって。 『美味しんぼ』の内容や、それに対する反論や抗議については・・・ 個人的には、何も言えない感じなのですが。 ただ、いろいろな関連記事を読んでいて、気になったことが、あるのです。**** **** **** 双葉町の・・・ 「原因不明の鼻血などの症状を訴える町民が大勢いるという事実はない。 町民だけでなく、福島県民への差別を助長させる」 ・・・という、一文が。 原発事故直後、避難所を転々とした方は・・・ 「子供はもちろん、大人でも福島出身と打ち明けるのに勇気がいる。 いろいろな考えや意見の人がいてもかまわないが、 今回の件で福島県や出身者への偏見が助長されることにならないか心配だ」 ・・・と、おっしゃっています。 **** **** **** 何が気になっているかと言えば・・・ どうして、福島県民が、偏見や差別を、受けなければならないのでしょうか? どうして、被害者である方々が、偏見や差別を、感じなければ、ならないのでしょうか!? 「助長される」・・・ということは、「現在もある」と、いうことでしょ~! そこからしてが、おかしいでしょ~!( ← 面白いという意味じゃ、ありませんよ~!) ・・・大間違えでしょ~! そもそも・・・ 何をどう差別するのか?私には、分かりません! 偏見に至っては・・・ いじめで起こる【集団の心理行動】に、似ている気がします。 【集団の中で、いじめが原因でひとりが自殺した際、 自殺した被害者(の家族)を加害者扱いする集団心理】・・・と、よく似ている気がします。 「福島出身と打ち明けるのに勇気がいる」・・・なんて、辛いことでしょう。 これを機会に・・・ 日本国民は、この現実に、目を向けなければ、ならないのではないでしょうか。
2014年05月13日
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「いちえふ―福島第一原子力発電所労働記―」第1話より 先に、『美味しんぼ』の話題について、感想を書かせて頂きましたが・・・ こちらの漫画も、注目されているようで・・・ せっかくなので、関連記事を、記載させて頂きますねぇ~。 **** **** ****【3.11】「被災地で働きたかった」福島第一原発で働く作業員 ルポ漫画「いちえふ」が伝える真実 (The Huffington Post | 執筆者: 笹川かおり) http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/09/311-1f-tatsuta-kazuto_n_4932299.html2014年3月11日、東日本大震災から3年。今なお福島第一原子力発電所の収束作業は続けられている。収束・廃炉作業には、東電や大手建設会社をはじめ800の企業が従事し、毎日約3000人もの原発作業員が働いているという。しかし、廃炉には30年かかるとされ、慢性的に原発作業員が不足する問題も懸念されている。原発作業員として働くとは、どういうことか——。漫画家の竜田一人(たつた・かずと)さんは、「モーニング」でルポ漫画「いちえふ―福島第一原子力発電所労働記―」を発表。震災後の2012年に福島第一原発の作業員として働いた経験を描き、国内外で大きな反響を呼んだ作品は、4月23日に単行本が発売されるという。今回は竜田さんに、原発で働くことになった経緯や、実際の作業、下請け雇用の実態などを聞いた。——福島第一原発(以下、1F:いちえふ)で働くことになった経緯を教えてください。震災のときは、首都圏で働いていました。漫画とも建設業とも関係のない仕事をしましたね。そのときの仕事は、自分に向いていないと思っていたところで震災があって……せっかくだから被災地で働いてみようと思ったんです。被災地で働けるなら、原発じゃなくてもよかったんですよ。福島県じゃなくても、宮城県でも岩手県でも、千葉県でも茨城県でもよくて……。最初は、東北の瓦礫の撤去とか、そういう仕事があればいいなと思っていました。そんななかで、たまたま最終的に採用されたのが、1Fだったんです。——漫画では、実際にハローワークに仕事を探す様子が描かれていました。ハローワークでは、震災関連の仕事を探しました。それで、岩手から順に求人を全部見ていったら、その当時は福島の仕事が多かったんです。あと、他の岩手や宮城などの仕事は、基本的に「通い」が条件でした。僕は、向こうに泊まるところがなかったので「通い」は無理だなと。当時は、福島の求人だと、割と「宿舎有り」が多かったので……。結局、福島を選んだのは、宿舎の存在が大きかったですね。1Fの仕事は、「宿舎有り」のケースが多かったです。個人的には「どうせ行くなら、できればいい条件で……」という現実的な思いもありました。漫画では、月給50万円の求人票を描きましたが、70万円で求人を出しているところもありましたね。もちろん、1Fで働くことに安全面の不安が無かったわけではないですが、自分なりに放射線についても学び、調べた上で「行ってみよう」と。——漫画には「紆余曲折あって、1Fで働けるようになったのは、2012年の初夏」とあります。仕事を探しはじめてから働くまでに、どんなことがありましたか?仕事を見つけて福島県に行くまで1年以上かかりましたね。震災のあった2011年の夏頃から本格的に探し始めて、最初に福島に入ったのが翌年の5月でしたから、震災から1年以上経ってようやくです。その間はバイトしながら、作業の役に立つかもしれないと、溶接や重機などの資格を取ったりしていました。漫画にも描きましたが、一度仕事が決まって「じゃあ、何日から来て」っていわれて、前日に電話したら「この電話は現在使われておりません」ということもありました。そのときはもう、仕事を辞めてバイトをしていたので、そこも辞めて。バイト先の親方に「では、行ってきます」と報告していたので、そのバイトにも戻れなかったです(笑)。今思うと、働きたい意欲はあるのに働けなくて……その頃が一番辛かったかもしれないですね。——最初の会社は、どんな会社でしたか?最初に入ったのは、6次下請けの会社でした。ようやく仕事が見つかって、福島県の郡山市に行ったものの、実際は「まだ仕事がない」といわれて。何もしていないのに、寮費や弁当代で毎日1700円天引きされる日が続きました。1ヵ月以上お金だけ取られるという……。精神的に余裕もなくなって、地元に帰った人たちもいましたね。あのときは「ふざけるな」と思いましたけど、日雇いもある建設業界では普通のことだったのかもしれないです。建設業の場合、寝泊りするところがあって、寮費や弁当代が毎月の給料から天引きされるケースは、よくあることなのかなと思います。——1Fで、どんな仕事をされたんですか?漫画に描きましたが、最初は週6日、作業員の人たちの休憩所の管理業務をしました。6次下請けなので日給8000円でした。弁当代が引かれるので、みんな弁当は食べなくなりましたね。「自分で買って食べたほうがいい」って。1Fに入れば、いろんな企業から来ている作業員の人たちがいっぱいいるので、「うち来ない?」って声をかけてくれる人もいて。そんなご縁もあって、4ヵ月くらい休憩所の仕事をした後は、別の会社で働くことになりました。——会社が変わったことで、収入は変わりましたか?次は、建屋の中で配管作業をする3次の下請け会社に移ったんですが、建屋の中は線量が高い場所もあるので、基本給は日給2万円くらいになりました。そこで、ようやく普通の生活ができるようになったかなと感じましたね。6次の下請けから、5次になるだけでも収入は変わってきます。1次変わるくらいだと、1日500〜1000円の違いかもしれないですが、それでも月給になると大きな差になります。休憩所の管理の仕事でも、何次か上の下請けの人たちは、同じ仕事をしているのに僕らよりも給料がよかったですね。何次の下請け会社に属しているかで、作業員の給料は変わってきます。もし東電さんが「作業員に手当を」などと考えるようなことがあれば、「サーベイゲート(放射線量を検査するゲート)の出口で現金で配ってくれ」と伝えたいですね。——原発作業員として建屋などで作業をされて、感じたことは何ですか?実際に作業してみてわかったのは、ベテランの職人さんたちの重要さです。建屋では、配管系の作業など職人にしかできない仕事がいっぱいあって、そういう仕事は、結局その人たちに行ってもらうしかないので……。1F全体で、僕のような経験のない原発作業員の頭数を整えることは、ちゃんと労働条件を整備すれば、それほど大変な問題ではないと思うんです。それよりも、原発の現場で経験を積んだ職人たちを、ちゃんとケアして確保していくことが大事だと思います。1Fでは、作業員の被爆量の上限は「年間50ミリシーベルト超、5年で100ミリシーベルト超」。これを超えて働くことは禁止されています。線量は厳しく管理されているので、年間を通じて建屋などで作業できる期間は数ヶ月だと思います。収束作業の進捗にも影響しますから、企業側も職人たちのローテーションを組んだりして、なんとか調整しているみたいですが……汚染水の問題が発覚した昨夏から、作業環境が悪化している部分もあるようです。10年、20年と続く作業ですし、手抜きや事故などを防ぐためにも、職人さんの技術が必要なんだと感じました。 ~つづく~ 長くて、文字数の関係で、下( ↓ )というか、次ぎに、続きを、記載させて頂きます。
2014年05月12日
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「いちえふ―福島第一原子力発電所労働記―」第1話より【3.11】「被災地で働きたかった」福島第一原発で働く作業員 ルポ漫画「いちえふ」が伝える真実 (The Huffington Post | 執筆者: 笹川かおり) http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/09/311-1f-tatsuta-kazuto_n_4932299.html **** つづき ****——福島の方たちとの交流する機会はありましたか?僕は飲み屋などにはあまり行かなかったですが、職場を通じて、地元の人たちと知り合う機会がありました。大熊町とか富岡町に住んでいて、事故に遭われて、家族全員でいわき市に出て仮設住宅で暮らしている人や、元々いわき市に住んでいて、今1Fに働きに来ている人とか……本当にいろんな人がいましたね。1F内での標準語は福島弁、というよりも浜通り弁です。ちゃんと作業員の統計を取ったわけではないですが、僕の印象では、9割はいい過ぎかもしれませんが、地元の人たちがかなりの割合なのかなと感じました。もちろん震災前からもともと原発で働いてた人も一定数いますし、家や職場が地震や津波の被害に遭われた方や、立ち入り禁止区域に職場があった方もいるでしょう。1Fは、以前から発電施設として地域の職場として、重要なところだったと思いますが、震災後も、やることは大きく変わったけれど、今も重要な産業拠点のひとつであることは変わっていないのだと思います。——実際に漫画を描こうと思ったのは、いつですか?お伝えしたように、最初は「大震災の被災地であれば別にどこでもいい、向こうに行けば、何か仕事があるだろう」くらいの気持ちで、食い詰めてたから行ったんですね。ただ、どうせ行くんだったら、何か震災に役立てるものがあればいいなと思ってはいました。そのなかで最終的に残ったのが1Fだった、という感じですね。自分が行って見てきたことを、何か記録に残しておけたらいいなあと思って、1Fのことを漫画で残している人は、まだ誰もいなかったので描いてみることにしたんです。昔、副業程度に漫画を描いていたことがあったので。でも実際に描き上げるのには、3ヵ月以上かかりましたね。最初の回は、どこを描くのか、どういうふうに描くのか、すごく悩みました。自分の体験したことそのまんまを描いていますが、やっぱり最低限の仁義として、今あそこで働いてる人、今あそこの仕事を受けてる会社……そういうところに迷惑がかからないようにしたいというのは、一番気を遣っています。——読者から反響はいかがでしたか?いつもは漫画を読まない人にも、読んでもらっているみたいで「何十年ぶりに漫画を買った」という方もいらっしゃるようです。描き上げたら「モーニング」に掲載する、という不定期連載をしているんですが、掲載が遅れたときには、編集部宛にお叱りの電話をいただいたそうです。80歳くらいのおばあさんが「いちえふを読むためだけに買ってるのに、載ってなかった」と。その節は申し訳ありませんでしたが、楽しみにしていただけて嬉しいです。ありがとうございます。作業員が使う道具の説明も、絵で描いてしまえば一発なので、そういうところは漫画だからこそ、わかりやすいかなと。記録として説明として「いちえふ」を描いていきたなと思っています。——また、1Fに行きたいですか?また行きたいですよ。今はさすがに、漫画の仕事がありますけど、本当はもう、今にも行きたいです。 **** **** **** 「はだしのゲン」の作者・中沢啓治さんも、そうですが・・・ その場、その時、見たモノを、見たままに伝えたい、残したいという姿勢・・・ そこに、表現者としての、漫画家としての、高い志を感じずにはいられません。 何故ならば・・・ その場、その時のことは・・・何も残っていないからです。 でも、残さなければならない「現実」・・・ ・・・「事実」であることは、確かだと思います。
2014年05月12日
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(上記の図と記事は、何の関係もありませ~ん!) いえ、ね・・・ 最近、『美味しんぼ』の鼻血が、話題になっているでしょ~。 それについて、一応、ウキぺディアから、経過解説を、記載させて頂きますねぇ~。福島第一原発取材後の疲労感と鼻血 (ウキぺディア 2014.5.12 現在)『ビッグコミックスピリッツ』2014年22・23合併号に掲載された「美味しんぼ 第604話 福島の真実その22」で、山岡や海原ら登場人物が福島第一原発に取材に行った後、疲労感をおぼえたり原因不明の鼻血を出したりするなど、体調の異変を訴え、実在の前福島県双葉町長の井戸川克隆が「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです」と言う場面が描かれた。これに対して読者から「風評被害を助長する内容ではないか」との批判が寄せられ[15][16][17]、スピリッツ編集部は「雁屋の実体験に基づいた表現を尊重したが、風評被害を助長するような意図はない」との声明を出した[18]。 これ以前にも雁屋は自身のブログ上で同様の投稿をしており、この件に関して「私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分からない」と語っている[19]。後に「責任は全て私にあり、スピリッツ編集部に抗議するのはお門違い」とした。 [20]一方、双葉町は2014年5月7日に小学館に対して抗議文を提出し、抗議文中において、双葉町に対する公的な取材は全くなかった旨を示している他、同町に一部の読者から「福島の農産物は買わない」「福島に住めない」などといった苦情のメールが寄せられ、「県民や町民への差別を助長させかねない」と述べている[21]。 また、環境省が8日付でこの件に関する見解をホームページに掲載したほか[22]、石原伸晃環境大臣は翌9日の記者会見で鼻血と原発事故の因果関係を否定した上で、『美味しんぼ』の描写によって風評被害を呼ぶことはあってはならないと述べた[23]。 さらにこの続き(5月12日発売号)で、井戸川が主人公らに対しこの鼻血について「(福島第一原発が)被爆したからですよ」と説明する件があるほか、福島大学の准教授の荒木田岳が除染作業の経験を基にして「福島を広域に除染して、人が住めるようにするだなんてできないと思います」と述べる件があることがわかった[24] 【この記事は最新の出来事を記載しています。情報は出来事の進行によって急速に変更される可能性があります。(2014年5月)】 **** **** **** 作者の雁屋さんは・・・ 「私は自分が福島を2年かけて取材をして、 しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことが どうして批判されなければならないのか分からない」 ・・・と、おっしゃっています。 私は、雁屋さんが、どんな方かも知りません。 「美味しんぼ」も、チラッとしか、読んだことは、ありません。 でも、この記事を読んで・・・ 自分の立場を危うくしてまで、訴えようとする表現・・・ そこには、嘘は無いような、気がします。 少なくとも・・・ 2年間の取材は、ひとりの作家の心に、そう働きかけたことは、確かでしょ~。 差別や風評被害・・・ それは、現実を直視することとは、本来は、別の話でしょ~。 「差別」も「風評被害」も・・・ しっかりとした情報提供が、最善の予防方法だと、思うのです。 (因みに・・・私は、放射能検査済である福島のお米を、食べさせて頂いています。 アハハ、おいしいです!) そして、もしも、本当に危険な状態なら・・・ できるだけ安全な方法で、生活を続けなければならないと、思います。 決して、現実は、隠してはいけないのです。 例え、厳しい現実だったとしても、隠してはいけないのだと、思います。
2014年05月12日
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(上記図は記事とは、関係ありませ~ん!) いえ、ね・・・ 理研の「特定国立研究開発法人」の指定が、秋頃(?)まで、延期になった~? ・・・って、ニュースも、気になるところなのですが。 「特定国立研究開発法人」に指定されると・・・なんと! 政府支援100億円の補助金が出るのですって~! もともと・・・ 「運営費交付金」と「科学研究補助金」で、成り立っている法人のようですが。 (国と外部からの交付金で運営~?) 何だか・・・ 時期尚早に、小保方さんチームの研究を、必要以上(?)公に、祭り上げて・・・ 理研が・・・ 「特定国立研究開発法人」の肩書を貰うべく、動いたように思えて仕方ありません。 本来は、もっと時間をかけて、研究論文を発表するつもりだったのではないでしょうか。 リーダーとはいえ、若い女性研究者ひとりを、トカゲの尻尾のように、切り捨てて・・・ 残った一流(?)の科学者の方々は・・・ (秋には、指定されるであろう?)「特定国立研究開発法人」で・・・ のうのうと、お仕事をされるということですねぇ~!? 何だか、企業に握り潰される、個人の構図で・・・憤りを感じます。 あっ、こんな事を書くつもりではなかったのですが・・・ そうそう・・・こちらの記事を、記載させて頂きますねぇ~。 **** **** **** 野田聖子氏、政権を批判「安全保障と少子化はリンク」(朝日新聞デジタル2014年5月8日) 自民党の野田聖子総務会長は月刊誌「世界」(岩波書店)6月号のインタビューで、安倍晋三首相が目指す集団的自衛権の行使容認について「安全保障も少子化とリンクしてくる。本当に安全保障を考えるなら、50年もつものを考えなければならない」と述べ、日本の現実に即した議論が出来ていないと批判した。 野田氏はインタビューで「日本は急速に少子化が進んでいる。自衛隊は基本的に若い男性で構成されているが、安全保障政策でリスクを取ろうとしても、担い手がいなくなろうとしている」と強調。「ところが、国防の専門家はそのことを別次元で考えている」と問題点を指摘した。 また、野田氏は「限定容認論」について「具体的に何であるのかよくわからない」としたうえで、「軍事的な役割を果たすことと引き換えに何がもたらされるのか、首相はもっと提示すべきだ」と注文を付けた。 さらに「限定容認論だけでなく、人を殺す、人が殺されるかもしれないというリアリズムを語るべきだ」と訴えている。(上地一姫) **** **** **** 1月の衆議院予算委員会をチラ見していて・・・ 何だか、珍しく・・・そうだよねぇ~、なんて、思う意見を言っている議員がいて。 誰~?なんて、思ったら・・・ なんと!・・・野田聖子議員だったのです。 勿論、どうかなぁ~、とも、思うところもありますが・・・ 女性の社会進出や女性議員の参画。 少子化対策、教育にかける公費の少なさ。 議員削減の約束・・・ 弱者(障害者や高齢者)の100年後の未来・・・など、提起されていました。 アハハ、安倍政権には、同意できない部分ばかりですが・・・ 野田議員の方向性には、共感できる部分もありました。
2014年05月10日
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今日(5月5日)は、子どもの日です~! 今年は、五月人形も飾らなかったから・・・ アハハ、横着してしまいました。 多分、菖蒲湯も・・・割愛させて頂きま~す! そして、柏餅だけは、食べる予定(?)です~♪ 子どもの日なので・・・子どもの貧困について、考えていて。 こんな本の紹介文を読みました。 感想文の一部を、ご紹介させて頂きますねぇ~。 **** **** **** 脱・「子どもの貧困」への処方箋 (著者:浅井春夫、出版社:新日本出版社)略―― 子どもの貧困は、現代日本の政策によって緩和されるどころか、つくり出され深刻化している。子どもを養育する大人が複数から一人親になることで、生活の貧困化が急激にすすむ現実がある。「子どもの貧困」は、個人・家族の責任だけに帰する問題ではなく、社会が生み出す問題として考えなければならない。 今の日本の現実の一例。○ 給食がないので、夏休み明けに10キロも痩せてくる中学生がいる。○ ほとんど給食だけで暮らしている子どもがいる。○ コンビニ弁当、カップラーメン、冷凍食品、お菓子など、まったく手づくりの食事をとったことのない子どもがいる。○ カッパや傘がなく、雨が降ったら無断欠席する子どもがいる。 うへーっ、これが金持ちニッポンで子どもたちの置かれている現実なのですね・・・。 子どもを虐待する親の特徴。 第一に、自己評価の低下サイクルに陥っている。 第二に、親は自らの行為を虐待であると思わないか、認めようとしない。 第三に、社会的に孤立している。 第四に、ストレス解消法を知らない。 第五に、子育ての間違いに気がついておらず、「体罰」を「しつけ」と考えている。 そうなんですか・・・。 1990年から2008年までの18年間で、高校三年生の性交経験率は、5分の1から半数へ急増した。性被害・加害経験の多さも、「生徒の性」を考えるうえで避けて通れない。 民主党政権の子育て支援政策は、現金給付に力点を置くという特徴がある。しかし、現金給付は、子どものために、そのお金が使われるという保障はない。親の生活費の補填に回る可能性は高い。 いまの日本の現実に対して、政府は、「子どもの貧困」との戦争について「宣戦布告」する決意が問われている。 子どもの貧困率14.2%を半分に削減する目標と、達成年度を明確にして提示すべきである。 食生活の貧困は、食事内容の貧しさとなって現れる。それは子どもに必要な栄養価を満たすことなく、身体的な発達への影響や病気へとつながりやすい。 食生活の貧困は、家庭だんらんを奪うことと同じである。子ども期には、食べたいものが食べられる権利の保障がなくては、安心・安全の生活とはいえない。 すべての子どもがおなかを空かして悲しんでいることのない社会を今の日本で実現できないはずはない。すべての子どもたちが腹一杯に食べることができ、きちんと学校で勉強ができて、いじめにもあわない。そんな社会になったら、安全な社会を維持する経費が、今よりもずっとずっと安くなる。 物事は、すべて視点を変えてみる必要がありますよね。日本の現実を知るうえで、いい本でした。ぜひ、あなたも、ご一読ください。 (2010年8月刊。1700円+税) **** **** **** http://www.fben.jp/bookcolumn/2010/11/post_2717.html 全文は、こちら ↑ のサイト (福岡弁護士会 弁護士の読書 2010年11月16日) を、ご覧ください。 見られなかったら、ごめんなさ~い! 全国の子ども達が、安心した生活ができる社会になって、欲しいです。 追伸 ―― 今朝、東京に震度5弱の地震がありました。 恐いですねぇ~!
2014年05月05日
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昨日(5月3日)が、憲法記念日だったでしょ~。 NHKの経営委員のひとりの百田尚樹さんが、また、「護憲派は大バカ者だ」って・・・ 発言されたそうですが。 ちょっと・・・「岐路に立つ憲法」ということで、記事を記載させて、頂きますねぇ~。 **** **** **** 社説[岐路に立つ憲法]戦争の足音が聞こえる(沖縄タイムス 2014年5月3日) 日本国憲法は1947年5月3日に施行された。憲法前文は「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることがないようにすることを決意し」と宣言した。二度と戦争をしないという国民の強い思いを反映した文言だ。施行から67年たった今、この前文が逆の現実味を帯びて生々しく浮かび上がってきた。 安倍政権は昨年、国家安全保障会議(日本版NSC)を創設、特定秘密保護法を成立させた。当面の集大成ともいえるのが集団的自衛権の行使容認である。 首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」は、大型連休明けに首相の意向に沿った報告書を提出する予定だ。首相はこれを受けて「政府方針」を策定するなど、動きが一気に加速する。 日本の安保政策の大転換となるものである。国会議論もないまま、首相がこれほど前のめりになるのはなぜか。安倍政権は自衛隊と米軍の役割分担を定める日米防衛協力指針(ガイドライン)の改定をセットで考えている。 首相が目指すのは「軍事同盟というのは“血の同盟”です」という言葉が示している。米軍が攻撃されたときに自衛隊が血を流すことができなければ「完全なイコールパートナーと言えるでしょうか」(『この国を守る決意』、2004年1月発行)。 集団的自衛権は「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利」とされている。 歴代の内閣は「権利は保有しているが、憲法9条の関係で行使することはできない」との憲法解釈を維持してきた。9条は戦争の放棄、戦力の不保持、国の交戦権の否認を定めているのである。 首相は、解釈の変更によって集団的自衛権の行使容認を実現しようとしている。その理論的支柱となっているのが安保法制懇である。長年にわたり積み重ねてきた政府答弁を、何の法的根拠もない私的懇談会の報告書を基に内閣の解釈変更で覆すことができるなら立憲主義、民主主義の否定につながり、9条の法規範としての意味が失われる。 ベトナム戦争の際、集団的自衛権の行使で韓国軍が派遣され多数の死者が出た。イラク戦争に英国は集団的自衛権を行使して兵士を送り込み、米国に次ぐ死者を出した。日本は、戦争終結後に人道復興支援で陸自を派遣したが、一人の犠牲者もなく民間人を傷つけることもなかった。9条が歯止めとして機能したからだ。あの時日本が集団的自衛権の行使が可能だったら、米国からの戦闘派遣要請を断れなかっただろう。 ■ ■ 「ウセーラットーン(ばかにされている)という屈辱感を感じる」。詩人の中里友豪さん(77)=那覇市=は、政権の動きをこう批判した。沖縄戦のころ9歳だった。やんばるに避難。飢えに苦しみ、悪臭を放つ死体をいくつも見た。戦後の59年6月、石川市(当時)の宮森小学校に米軍の戦闘機が墜落し、児童ら17人が犠牲になった。琉大生だった中里さんは、現場に駆けつけ規制線をくぐり、黒こげになった遺体を見た。 「琉大文学」に掲載したルポルタージュで「操縦士にはパラシュートがあったが、子どもたちにはパラシュートはなかった」と書いた。 沖縄戦と米軍統治下の記憶は強烈に脳裏に焼き付いている。米軍によって文章の発表の自由は制限された。「僕らは閉塞(へいそく)感の中で青春を過ごした。世界的遺産ともいえる平和憲法をないがしろにすることは許せない」 ■ ■ 中里さんは、米軍普天間飛行場の移設に伴う辺野古へのV字形滑走路計画について警鐘を鳴らした。「沖縄はアジアに向かう日本という軍艦の舳先(へさき)にされようとしている。そのための橋頭堡(ほ)が新たに強化されようとしている」(文芸誌『前夜』、2006年秋号)。 当時の市長は基地建設に合意した。中里さんはこうつづっている。 「この屈辱は堪え難い。ぼく(たち)は合意しない。忘れ難い記憶があるからだ。記憶は未来の先導者である」 **** **** **** ベトナム戦争の際・・・ 集団的自衛権の行使で、韓国軍が派遣され、多数の死者が出たそうだし。 イラク戦争でも・・・ 英国は集団的自衛権を行使して兵士を送り込み、米国に次ぐ死者を出したそうです。 軍事同盟なら、当然でしょ~。 殺されるし・・・殺すでしょ~!? 先のイラク戦争の際・・・ 一人の犠牲者もなく、民間人を傷つけることもなかった・・・って、それって、恥でしょうか? (戦争を回避させる力はなかったにせよ・・・) それは・・・恥でしょうか? 現在の憲法にも、問題もあるかも知れません。 しかしながら・・・ 今現在、改憲することが、本当に、大切な事なのでしょうか? もっと言えば・・・ 必要なことなのか!? 個人的には・・・ 若者を、殺されたくないし、 若者に、殺させたくないです。 憲法の・・・その部分を変えたい政府のやり方には、同意できません。
2014年05月04日
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(上記図は、記事とは、なんら関係はありませ~ん!) 憲法記念日(5月3日)を前に・・・こんな社説を読みました~! 記載させて頂きますねぇ~。 **** **** ****日仏の武器開発 合意なき政権の「暴走」だ (琉球新報 社説 2014年5月1日) 政府はフランスと無人潜水機の共同研究を開始する方針を固めた。日本側の武器輸出三原則見直しに伴う禁輸政策撤廃に基づく動きだ。国民的合意もないまま、既成事実を積み重ねようとする安倍政権の姿勢に強い危機感を覚える。 両政府は水中での警戒監視ができる無人潜水ロボットの燃料電池などの関連技術を想定し、安倍晋三首相とオランド仏大統領の5日の首脳会談で合意する方向で調整している。 両国の安全保障関係は従来それほど強いものではなかった。今回の共同開発の背景には、日中関係の悪化を踏まえ、対中包囲網の形成に向けて欧州連合(EU)の有力国フランスと関係強化を図りたい日本側の思惑がある。 中国もフランスとの経済連携の拡大を打ち出すなど接近を図っている。安倍首相としては武器の共同開発でフランスと関係を深め、中国に対抗する考えのようだが、連携の方向が間違っていないか。これでは中国を刺激するだけだ。 日本政府は先にオーストラリアとも防衛装備品の共同開発協力を加速させることで一致した。潜水艦技術を念頭に置いており、今後、その他の安全保障協力や共同訓練の拡充も図る方針だ。 安倍政権は4月に武器や関連技術の輸出を基本的に禁じてきた三原則を見直し、新たな輸出ルール「防衛装備移転三原則」を閣議決定したが、多くの国民は武器禁輸政策の撤廃を支持してはいない。 共同通信社が4月中旬に実施した全国世論調査では、防衛装備移転三原則への賛成は36・2%で、反対が50・4%に上る。閣議決定後も依然国民の過半数が反対している事実を重く受け止めるべきだ。 安倍政権は憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認を目指している。武器輸出禁止の撤廃と併せて、戦後日本が守り続けてきた平和国家の国是をかなぐり捨てるその姿勢は到底納得できない。 禁輸政策の大転換に当たり政府は「死の商人にはならない」(小野寺五典防衛相)と説明するが、空証文にすぎない。技術の流出防止を確認するというが、過去の輸出国の事例を見ても、第三国への武器流出に歯止めがかかる保証などないのは明らかだ。 「武器」を「防衛装備品」と耳当たりの良い言葉に置き換え、なし崩し的に輸出拡大を推し進める動きは断じて容認できない。 **** **** **** 武器(=防衛装備品)を輸出するなら、それって・・・ 「死の商人」に、他ならないでしょ~! 既成事実でゴリ押しですか~!? そんな政府の姿勢そのものが、日本国民ひとりひとりの誇りを ・・・汚して! 誇りがホコリ(埃~?)のようになって・・・ でも・・・ チリ(塵~?)も積もれば・・・って、言うくらいですから。 本当の意味での誇りを、取り戻していけたら・・・と、祈らずにはいられません。
2014年05月01日
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