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8時すぎの起床。 2013年1月が終わる。 新しい年となってひと月の時間が過ぎたということだが、実感がともなわない。 時間というのはとらえようのないものだなと思う。
2013.01.31
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6時20分に目が覚め、再び寝て8時過ぎに起き上がった。 このごろ似たようなことが続くのは風邪をひきかけているからかもしれない。 朝食は厚切りパンのトーストと目玉焼き。 全日本女子柔道パワハラ事件の報道に目を剥く。 ロンドン五輪女子代表選手が園田隆二監督(39)らから暴力やパワーハラスメントを受けたと日本オリンピック委員会(JOC)に告発文を提出。 園田監督らからの「ら」は誰々で何人なのか、メディアは地位をカサにきて暴力を振るう卑怯者どもについてはっきり書いて欲しい。 しかし退任させないのはなぜなのだ? 全日本女子柔道の実態はこんなものなのか。
2013.01.30
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5時のニュース。 トップ項目は政府が2013年度予算案92兆6115億円を発表。 第2項目が春闘情勢で経団連は「定期昇給維持 経済の悪化ゆえに上げない」という。 8時50分ごろに家を出て9時12分発のバスに乗る。 歩く途中でひとつ前のバスが出て行くのが見えるのだが、これをぼくは8時57分発だと思っていた。 今朝、あらためて停留所に貼ってある時刻表を見ると9時ちょうどに発車するバスがあり、いつも見ているのはそれなのだった。 新宿西口からの京王バスは10時25分発。 これで行くと中山歯科予約の10分前に着く。 治療を終えて新宿に戻る。 腹ペコだ。 京王デパート8階の太新樓で点心定食。 中華そばに点心が3つと杏仁豆腐のデザートがついて1365円だったかな。 値段相応というか可もなし不可もなしといった定食であった。 新宿を13時40分発準特急で出、14時45分帰宅というのは、ぼくにとっては最短新記録。 なにやらうれしい。 帰ったら陽くんが昼めしを食べていた。
2013.01.29
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快晴の陽射しがまぶしいが少し前には雪が降っていたらしい。 仕事が休みのかみさんとのんびりした午前中を過ごす。 目玉焼きを炊きたてご飯に乗せ、明太子や野沢菜とともに食べる。 すげぇ、うまい。 デザートはアイスクリームだ。 京王線から井の頭線と乗り継いで浜田山へ。 大坂間さんが知らせてくれた紅茶サロンを訪問。 夜、英国テレビ映画『女警部ヴェラ』を見る。 おもしろい!
2013.01.28
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寝坊した。 7時に目覚めたときに起きればよかったが二度寝をしてしまいつぎに起きたら8時半を過ぎていた。 サンデーモーニングの後半だけ見る。 田中優子さんと金子勝さんの発言がよかった。 報道ステーション・サンデーも部分的に見た。 桜宮高校の体罰事件をめぐり橋下大阪市長が出演。 体育部入試中止の必要性を訴える。 12時28分発のバスで出かける。 荻窪研究会へ出席。 いろいろと話が弾み、たいへんたのしい午後であった。 帰路は小川町から地下鉄。 うれしいことに橋本行きだ。 小川町で座ったまま調布まで行かれる。 あり得る話だとは思っていたが初めてだ。 ありがたい、じつにありがたい。 調布を出る。 8時45分ごろ小川町で、もう調布とは素晴らしい。 これからは都営新宿線をもっと利用するようにしよう。
2013.01.27
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目が覚めたら7時半近くになっている。 すぐに起き上がり、身支度。 きょうは朝から晩まで出かけっぱなしとなる。 予定通り9時12分発のバスに乗る。 停留所に着く少し手前で8時58分発が出て行ったが、それを見ながら家を出るのか2分ほど早かったなと思った。 このバスだと京王八王子で31分発準特急に乗れるはずで、じっさい駅に着いてみたら思った通りだった。 新宿では10時25分発佼正会聖堂前行きに間に合い、そうすると中山歯科の予約にちょうどよく到着するわけだ。 八王子に住んでいると外出にあたってそんなことばかり考える。 治療は40分ほどで終わった。 思ったより早く、助かった。 帰りのバスもすぐに来て、正午ぴたりに新宿着。 地下鉄丸ノ内線は12時4分発で、これなら本郷の東大までゆっくり行ける。 大江戸線を利用すればいいのだが時間がかかるだろうと避けてしまった。 しかしそれは間違いで丸ノ内線も大江戸線も大して違わないとあとで知り、シッパイだったと悟った。 東大でのドキュメンタリー上映会では大正6年製作の東京を撮った貴重な作品を始め、5本の記録映画を見た。
2013.01.26
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ヴァイオリンの諏訪内晶子さんが、若いころアメリカでアイザック・スターンさんに教わる時期があった。 忘れられないエピソードとして紹介してくれたのは、ある日スターンさんが「音楽家であるならば毎朝かならず新聞を隅から隅まで読むように」と言われたことだと話していた。 音楽家は世界で何が起きているかを知っていなければいけないからだといわれたそうだ。 いい話だな。 5時のニュース。 アルジェリアからの政府専用機による帰国便が7時に羽田空港到着予定。 かみさんを見送ったあとさらに2時間ほどねむり8時半に起きる。 『LAW & ORDER』を見る。 ある殺人事件の捜査からロシアンマフィアがらみの人身売買が発覚、マッコイ検事の闘いぶりに舌を巻く。
2013.01.25
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7時40分起床。 この時間のそらは曇っているが昼ごろには日射しが出てくるという。 アルジェリア事件について書かれた毎日新聞の社説がいい。
2013.01.24
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7時15分起床。 カーテンを開けるとよく晴れているが、この晴天は午前中だけのことらしい。 昼前には曇ってき、今夜は雨になるそうだ。 かみさんは休暇で仕事仲間と草津温泉へ。 8時のバスに乗る予定と出かけて行った。 ゆっくり休めるといいが、みんなといるからそうも行かないかも。 『刑事ジョン・ルーサー #4』を初めて見た。 ずいぶん異常心理に寄った内容だ。 毎回こうなのだろうか。 産業競争力会議が開かれたとニュースで大きめの扱い。 成長戦略のとりまとめ以前に行動を起こすというふれこみだが、この内閣、経済政策はどれも不透明な状態にとどまっている。 「成長戦略」ともっともらしいラベルを貼ったところで、しょせん安部首相お得意の口先言明に過ぎない。 午後、街へ。 2時28分発のバスをねらったが、無情にも乗降口まであと10歩ほどのところで出て行ってしまった。 やはりわずかながら急ぎ足になったのか息が上がり猛烈に苦しい、手近なコンクリート柱に寄りかかった。 つぎのバスは42分発。 JR八王子駅まで行き、まず買い物を済ませる。 次いで図書館。 手早く用事を済ませ、出ようとした入り口で携帯を確かめると蓮くんからメイルが届いている。 彼とは京王八王子駅で待ち合わせていたのだが10分ぐらい前に到着していたようだ。 図書館にきたよとあるが気づかなかった。 つぎのメイルには「いないので少しぶらぶらしてみる」とある。 電話をかけるとセレオにいるとのこと。 ではそこで会おう。 お茶でも飲もうと誘い、いちど入ってみようと思っていた地下の店に入る。 ストレートコーヒーのメニューがある店で、ぼくはいつも通りマンデリンを注文。 チーズケーキもたのんだ。 蓮くんが好きなのを知っているからだ。
2013.01.23
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目覚めると8時過ぎ、かみさんが出かけるところだった。 餅を焼かずに柔らかく蒸し上げ、朝めしとする。 きのう中山歯科であくまでも仮歯なので固いものは食べないようにといわれたのだ。 テレビニュースはアルジェリア事件でもちきりだ。 米国が対テロ戦争を開始してから10年、アラブ諸国の非戦闘市民と米国民を殺す10年である。 そのあげくテロ組織は増大するばかりだったという事実を安倍首相はどう考えるのか。 安倍政権は危機管理政策重視を訴え、アルジェリア事件では人命優先を連呼した。 が、そのために必要な体制づくりも何もせず毎度毎度の口先ばかり。 あげくアルジェリア政府並の強硬方針を主張し始めた。 いま自衛隊法改訂を唱えるなど本末転倒だ。 『LAW & ORDER season17 #14』を見る。 同性愛者ヘの差別を主題にした内容だが見ごたえがあった。 刑事たちの捜査活動と検事たちの法廷戦略を追及するこのテレビ映画はじつにおもしろい。 が、再放送のせいだろうが、いくつかのシーズンが並行的に放送され、シーズン・ナンバーをたしかめないまま見ると出演者が変っていたりする。 きょう見たのもそのケース。 「シーズン17」というのは、追いかけて見ている「10」のずいぶん先なので、一瞬戸惑った。
2013.01.22
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きょうの誕生日花はオンシジウム。 花ことばは「可憐」なのだそうである。 誕生日の花にせよ、花ことばにせよ、ぼくにはまったく縁のない範疇のことだった。 明け方のラジオ番組でこれを紹介するコーナーがあり、そういう時刻に目覚めていると聞くようになったけれど、聞くたびに「へぇえ!」と思うばかりなのである。 きょうの1句。 白鳥といふ一巨花を水に置く 中村草田男 やはりラジオ番組のコーナーで知った俳句コーナーだが、聞くほどに俳句のものすごさを感じる。 白鳥を花にしてしまったこの句もものすごい。 「水に置く」の語感が気に入っている。 つづいて早朝5時のラジオニュース。 トップ項目はアルジェリア事件の続報だ。 現場で人質25人の死体が見つかったという。 2番目の項目は金融緩和。 日銀と政府の共同声明を出すという。 これに伴って予算案や所得税率など経済ニュースが続いた。 世間の評判が高いアベノミクスだが、ぼくはここでも少数派。 愚かな日銀! と思う。 物価上昇率の「前年比2%」目標だの「デフレからの脱却や円高是正を政府と日銀が申し合わせる共同声明」だのと、安倍首相による口先ばかりの扇動に乗っかるとは情けない。 経団連・宮原耕治が「定期昇給の凍結」などと述べていることが報道されている。 浜田宏一とやらは内閣官房参与だけに政府方針を全面指示。 まるで笑顔ロボットの表情で信用できない。 経団連がベースアップを拒否する現実を知りながら「インフレターゲット、2%目標」とは、アベノミクスは愚かしさが過ぎるというものだ。 その後8時まで寝てしまい、歯科医の予約に間に合うかどうか気にしながら支度する。 9時29分発のバスで出発。 新宿からもバス。 歯科医院のすぐ近くに停留所があり、以前は知らなかったルートだが、2回目の利用にしてすでに慣れ親しんだ感がある。 帰宅すると、蓮くんがかえってきた。 食事のあと『CSIマイアミ season8 #17 ヘルエレベーター』を家族4人で見る。 ルネ・ドーセットという受付係が消防用斧で殺害される話。 マーク・ブロックがルネの花壇を壊す。 ルネはペイジ・ショアハムの墓に毎週花を供えている。 ペイジは前の会社でルネによってクビになった。 よる10時からは『報道ステーション』を見た。 アルジェリア事件に関し、ゲスト・コメンテイター宮田律さんの解説が明確で中身があり、とてもいい。 内通者の存在も話題に上った。 フランスはアルジェリア軍による掃討作戦の事前通告を得ていたらしい。 日本企業が「巻き添えになった」という見方は間違い、米国追従の構造に組み込まれているというのが宮田さんの見方。 そう考えるのがいちばん自然だ。
2013.01.21
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7時少し前に起き、洗顔のあとで洗濯機を回す。 その後、ゆうべ遅くにBBCサイトで知ったアルジェリア最新情報、武装集団に対する政府側の最終軍事攻撃のことが気になり、しばらくパソコンのニュースサイトを読んだ。 どうも政府軍は占拠グループも人質側も皆殺しにしたらしい。 いつも見るTBS『サンデーモーニング』にチャンネルを合わせる。 アルジェリア事件に関するトーク。 涌井雅之さんが「安倍首相は人命優先というが、人命を優先させる具体的な手順や施策が何もない」と訴えていた。 全面的に賛成する。
2013.01.20
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7時過ぎに目覚めたが起き上がる気にならない。 どうかしたのか? 風邪をひいたか? きのうの夕方、あぶないと思って入浴を控えたのになぁ。 それやこれや考えながら目を閉じ、しばらくラジオを聞いていた。 大宅映子が喋っている。 消費税率引き上げに際し食品などの税率を軽減するのはよくない、一律に引き上げるべきだと主張している。 相変わらずプラグマティックな発想をしているなぁ。 このひとはいつもそうだ。 社会の仕組みに関する根幹には触れず、実際的な合理性ばかりを優先する。 消費税率が上がるだけで生活ヘの圧迫が始まるひとがいる現実から考えるということをしない。 とてもついて行かれないね。 生活保護費引き下げという異様ないじわる政策の件。 与党内に、10%ではなく6~8%にしようという声が上がってきたそうだ。 「この程度の引き下げが妥当との判断」とある。 バカをいうな、低所得層より支給額が高いのが問題なら低所得層の収入を増やす政治を行うべきだ。 公明党はいつから富裕層傘下に入ったのか。 12時19分発のバスで街に出る。 京王八王子駅下車。 まぶしい程の陽光の中を図書館に向かう。 暮れ正月を隔て、今年初めてきた図書館。 本やCDを見ると棚の並びがきれいになっている。 ジョニー・グリフィン、アニタ・オデイのCDを借り出した。 夜、いま日本を代表する建築集団「SAANA」の活動ぶりを追うドキュメンタリー番組を見る。 世界の建築コンペにつぎつぎに挑戦し、数多く受賞。中心となる妹島和世さんと西沢立衛さんのふたりに希望を感じた。
2013.01.19
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明け方4時ごろに目が覚めてしまい、しばらくじいっとしていたが眠れないなとあきらめてラジオをつけた。 聞き流しながらiPod touchに手を伸ばし、Facebookを開く。 東京の夜明けどきは欧米の夜で、英語の投稿がいっぱいある。 オランダからメッセージが届いているので返信を書き送った。 早番のかみさんが支度を始める。 出かける際にはぼくも起き上がり、玄関で見送った。 東京新聞に「福島の作業員 線量知らずに除染 被ばく量も通知なし」という見出し。 見逃せない。 福島県田村市などで除染作業員たちに取材した記事だった。 「除染講習は受けていたものの、現場の線量などを適切に知らされていた人はほとんどいなかった」とある。 除染に当たる人たちに対し、人間とは思えないやり口が横行しているようだ。 公的機関は何をしている(!)。 新聞を読むうちになんとなく空腹を覚え、厚切りの食パンをトーストにする。 もうひとつ、見逃せない見出し。 「最大濃度の汚染魚捕獲」 福島第1原発東側の港で捕獲した魚ムラソイから「1キロ当たり25万4000ベクレルの放射性セシウム」を検出したという記事である。 何度もいってきたように、魚は放射能汚染された海を経て回遊する。 東電によって汚された海を泳ぎ回るだけではなく、日本列島周辺を泳ぎ、太平洋を泳ぎまわるのだ。 加えて食物連鎖による汚染集積から逃れられない。 だから、怖い。 風評ではない。報道にあるように事実なのだ。だから怖い。 『LAW & ORDER17 # 』を見る。 若い女子大生が遊び心でポルノビデオを撮らせてしまい、あげくの果てに関係者を殺してしまったり自殺に追い込まれたりする話。 ニューヨークの風俗状況を舞台に人間性を欠いた傲慢な男を裁く。 直接の犯人は犠牲者となった女子大生だが、女子大生の好奇心を煽って金儲けをしているポルノ会社の経営者こそが殺害事件の加害者であるとマッコイ検事は主張する。 そこには「連続性」があるという論理である。 であるならば経営者への訴追が可能で、陪審に訴えて罰することができるわけで、物語はそういう方向へ進む。 このシリーズの持ち味はこうした啓蒙性にある。 裁判のありようをエンターテインメントの手法で描くところがいかにもアメリカふうで、うまい。 午後、パソコン。
2013.01.18
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からだがだるく、6時に目覚めた後も起き上がる気にならない。 かみさんはがん検診を受けるため8時に出かけた。 横になって9時を過ぎ、宅配便の呼び鈴で起きた。 届いたのは3冊の本だった。 きのうの配達で受けとれず、帰宅してから電話連絡をしておいたのだ。 『LAW & ORDER17 #6』を見る。 「戦争成金」という副題をもつ1篇で、軍需産業のありようが問われる。 防弾衣メーカーが利益本位の経営方針ゆえに欠陥品の防弾衣(body armor)をイラクの実戦部隊に納入したのだ。 そのため死ななくてもよかった兵士が死亡、事件となる。 夕食後、かみさん・陽くん・ぼくの3人で映画『雨に唄えば』(SINGIN' IN THE RAIN 1952)を見る。 雨降るあの有名なシーン以外はほとんど忘れていたが、その分たのしく見た。 ぼくがこの映画を観たのは、たしか15歳(中学3年)の初夏だ。 1952年製作で日本封切りが翌年だから間違いうない。 忘れてはならないにもかかわらず忘れていたのが物語の年度や時代背景だった。 いや、こんなことを忘れるとは恥ずかしい。 物語の舞台となる年は映画『ジャズ・シンガー』公開の年だから、もちろん1927年だ。 重要なのは時代背景で、作中で何回も話題となるトーキング・ムーヴィー(トーキー)誕生期なのである。 むかし観たときはジーン・ケリーに感心し、デヴィ・レイノルズに見惚れるばかりで「トーキー誕生」の年のことなど注意していなかった。 ところで上の写真は、きのう新宿で撮った1枚。 路地の奥に映画館がある。 かなりなつかしい界隈で、あたりを回って歩いた。 むかし、この路地を行った左側、映画館に向かい合った角に「ヒカリ」という名のジャズ喫茶があった。 その店で、大学で知り合った同級生の川島保くんがアルバイトをしていた。 大学1年の夏だ。 彼が働いているので、この店には毎日のように行った。 この店は、毎日曜日にジャム・セッションを催していた。 店の名物だ。 立川あたりの米軍基地にいる米人ミュージシャンが演奏する。 すばらしいライヴであった。
2013.01.17
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6時半に出かけるかみさんを見送ったあと再び横になり、タブレットでバス路線を調べた。 バス路線の案内があるとかみさんが教えてくれたのだ。 きょうは中野の中山歯科クリニックへ行かなければならない。 この間ガキっとやってしまった歯の治療のため予約をとってあるからだが、それよりなにより触れると痛くてしょうがない。 せっかく届いたうまい煎餅が食えないし、炊きたてごはんをばくばく喰うというたのしみを味わえない。 歯医者さんにかかるとあれもこれも要治療と叱られると分かっているのでじつは我慢してしまいたいけれど、その限界を超えたので、こうなりゃしょうがない、断固行く。 これまでは地下鉄で行っていたのだが、いまは駅からの坂がきついと思えるのでバスを利用しようと決めたのだった。 しかし、クリニック近くに停留所があることは知っていても肝心の停留所名が分からない。 困ったなと思っていたところへ、かみさんがタブレットにあるよといってくれたのだ。 東京バス案内というそのサイトを、ぼくは初めて見る。 初めてだから当初は戸惑い、探りたいことを知るまでに小1時間もかかってしまったが、これ、じつに親切な案内サイトなのだ。 停留所名がわからないから目的地名を入力するわけにもいかず、まず地図から見ていった。 すると中山歯科クリニックの近くにバス停表示が2か所あるではないか。 「お!」と思った。 以前から知っていたのは中野駅~永福町駅を結ぶ路線で、ここの停留所名は知らないにしても路線自体はむかしからよく知っているものだ。 だから八王子から中野か永福町に出てバスに乗るかと考えていた。 いま見つけたもうひとつの停留所は新宿駅西口~佼成会聖堂普門館前という路線。 新宿西口からなら乗り換えにも便利、これで行こうと決めた。 初めに地図上で停留所表示を見てから乗り換え場所を決めるまで、じつはあれこれと試行錯誤を重ねたものだった。 予約時刻に間に合わせるための情報も探らねばならず、結論までの道のりは決して簡単ではなかった。 が、いずれ慣れればこれは使いやすい。 なんとなくうれしくなって支度を始めたよ。 9時半ごろのバスに乗るつもりでいたのだが、動きが続いたせいで出がけに靴を履いた直後に息が乱れ、休み休み歩いたせいで10時12分発となってしまった。 それでも10時32分発準特急に乗れた。 これが効果的で、新宿で目的のバス停に向かってエレベーターを降りると車体が見える。 降車する停留所をたしかめて座席につくとちょうど発車時刻となり、ゆるりと動き始めた。 待合室でコートを脱いでいると、うしろから「3年ぶり」と中山医師が声をかけてくれる。 3年ぶりでしたかと答えながらご無沙汰してしまい、とご挨拶。 どうしましたかと問われたので「いやぁ、まいった」というと、まいったって何だろう怖いなぁとおっしゃる。 中山医師はぼくの歯のめちゃめちゃ状態をよくご存知で、だから手がかかるにちがいないと読んだのだ。 口の中を見るなり「あああああ」とアタマを抱え、素早く麻酔を射つなり傷んだ歯を抜いてくれた。 それはきょう歯医者に行くと決めさせた下の歯。 問題は、予想した通りなのだが、以前からここで診てもらってきた上の歯なのだった。 八王子住まいと知っているからだろうが、時間的には1週間に何回ぐらい通院できるかを訊ねられる。 内心、こりゃけっこうたいへんなんだなと思いながら、どうにでもなりますと回答。 来週始めから1回2時間ほどの治療を始めることとなった。 同じ路線のバスに乗って新宿へ戻る。 昼めしを食べたいなと、ゆるゆる歩き出した。 いい機会だからそのあとで映画を見よう。 小田急百貨店を抜けて南口へ出、映画館シネマカリテを探してみる。 キャメラマンの大洞さんが教えてくれた新しい映画館で『サイド・バイ・サイド』を上映中。 ぼくがいま、いちばん見たい映画だ。 ところが何と、上映は夕方5時10分の回だけだという。 これだからイヤだなぁ、シネコンは。 経済情勢ゆえの変化で文句をいってもしかたがないのだが、映画を観る行為というのは映画館に近づくにつれて胸の中でワクワクが生じるところから始まっているのだ。 チケットを買い、少し暗いエントランス・ホールに入ると扉の向こうで上映されている映画の、そろそろエンディングにかかろうとする「たたみこみシーン」の音が聞こえてくる。 やがてその回の上映が終わり、観客がぞろぞろと出てくるのだが、ぼくはこのときの観客の表情を見るのが好きだった。 胸の中で起きていたワクワク感は破裂しそうなときめきに転じており、早くスクリーンに向かい合いたくてたまらないのだがホールに入る扉は出てくる客に占有され、なかなかなかには入れない。 映画を観るというのはそういうことだ。 シネコンではこういったすべてが追い払われ、ホール内には上映開始10分前までは入れないと事務的に告げられる。 それから、きわめて無機的に、黙然と、白々しく上映を待つわけだが、その状況はあたかも虐げられた羊が与えられる餌を待つかのよう。 きらいだなぁ、日本のシネコン。 でもまぁ、思わぬことから3時間ほど時間ができたと捉えることもできる。 少しゆっくりと街を見てみようと思い、いったんカリタを出て昼めしの店を探すことにした。 ステッキをつきながらシネマカリテのある通りを少し歩く。 いろいろと店があるのだが、どれも足を向ける気になれないのはどうしてだろう。 ぼくは完全に薄味好みになっているからなぁと、こういうときいつも感じる「濃い味を避ける感覚」をあらためてたしかめた。 知らない店に入るとしばしば「濃い味」に悩まされることになるので、つい腰が引けてしまうのだ。 結局、シネマカリテのあるビルの何階かにあった美々卯に入ることにする。 美々卯は薄い味だから大丈夫なのだ。 にしんうどんでも食べようかと思いながらテーブルにつくと、ランチメニューを示された。 うどんとかやくご飯を軸に天ぷらなど3品、デザートまでついているではないか。 これに決めた。 きのうまでは傷めた歯が気になって満足に食事をたのしめなかったが、抜いちゃったのでむしゃむしゃ食べられ、海老の揚げかたを気に入ったりしながらゆっくり食べる。 かやくご飯がうまい、おかわりした。 映画『サイド・バイ・サイド』(Side by Side 2012)は、いま映画がフィルムからデジタルへと映画表現の進展途上にあることをあらためて示す目下大評判のドキュメンタリーである。 映画がフィルムによる芸術表現であるというジョーシキがどのようにもたらされ、そのジョーシキはいま崩されてしまい、つぎの媒体であるデジタル表現に取って代わられようとしているかを、ものの見事に映像化した作品だ。 デジタル技術の実相を見せてくれるところがじつに興味深い。 製作、キアヌ・リーヴス。 監督、クリス・ケニーリー。 出演は「マーティン・スコセッシ、ジェームズ・キャメロン、デビッド・フィンチャーら大物監督や撮影監督、編集技師、特殊効果技師など映画制作者たち」(映画.com)。 キアヌ・リーヴス(Keanu Reeves)自身がインタヴューアーとなっている。 そうして上記のひとたちに加え、ジョージ・ルーカス、デビッド・リンチ、クリストファー・ノーラン、スティーブン・ソダーバーグ。 ラナ・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー、ラース・フォン・トリアー。 ダニー・ボイル、ロバート・ロドリゲス、リチャード・リンクレイター、ジョエル・シュマッカー、レナ・ダナム。 バリー・レビンソン、ビットリオ・ストラーロ、アンソニー・ドッド・マントル、ウォーリー・フィスター、リード・モラノ、ミヒャエル・バルハウス。 ヨスト・バカーノ、ビルモス・ジグモンド、ウォルター・マーチといったハリウッドのヴェテラン映画人たちへのインタヴューを重ねる。 撮影監督や編集スタッフ、カラリスト(色彩を調節する技術者)、さらには現像担当者にまでも映画作りの話を聞いていくところがすばらしい。 注目すべきはキアヌ・リーヴスのインタヴューアーぶりで、じつにいい。 見ているうちに身を乗り出し、いやぁこのひとはインタヴューがうまいなぁと感服させられた。 この作品がなかったら聞けない話がどんどん出てきて、映画好きにはたまらない魅力を湛える映画となっている。
2013.01.16
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写真はきのうの雪景色。 きょうはずいぶん溶けているけれど八王子ではまだけっこう残っている。 目が覚め、時刻をたしかめると4時45分なのでラジオをつけた。 「誕生日の花」コーナーが始まる。 仙洞草(セントウソウ)。 花ことばは「繊細な美しさ」。 きょうの一句は……。 芝居見に妻出してやる女正月 志摩芳次郎 女正月は「めしょうがつ」と読み、小正月のことだという。 小正月とは1月15日近辺をいう。 調べてみると「おんなしょうがつ」とも読むそうで、新年を迎えた当初は家事に追われて忙しい女のひとが年始に出かける1月15日を指すのだそうだ。 朝5時のニュース。 関東甲信および東北の太平洋側で積雪、とのこと。 都心でも8センチ積もり、事故が相次いでいるらしい。 転倒などで891人が負傷、スクーター転倒1人死亡などなど。 東名高速は大渋滞に陥り、航空機が欠航している。 『ORDER & ORDER17 #2』を見る。 主婦キャロライン・プレストンの他殺体写真がネットのSNSに載せられる。 次いで『ORDER & ORDER17 #3』と、つづけて2本見た。 しばしパソコン。 ふと、年末にネット購入した充電器が未着であることが気になり、販売会社に電話をかけた。 仕入れが遅れていて月末の送付になるという。 きょうの午後3時25分、大島渚さんが亡くなったそうだ。 夕方のテレビニュースで知った。 さまざま、浮かぶ。 すうっと見えてきたのは、モスクワ空港の待合席で、通路を隔てて座っている大島さんの姿だ。 1975年だったか76年だったか、あるいはその翌年だったかもしれない。 ひとりでじっと座っていた。 パリで『愛のコリーダ』を観たのはそのあとのことで、当時、そういえばこの映画の監督をモスクワ空港で見かけたなぁと思い出していた。 たぶん、この映画をカンヌ映画祭に持っていく途中だったのだろう、と。 その後、あるラジオ番組に出演してもらったことがあり、そのときは赤坂の事務所に訪ねたりしていろいろなお話をうかがったものだ。 が、大島渚逝去の報に接して、やはり観客として観た映画のことを考えていたい。 もっとも好きな1本は、むかしもいまも『太陽の墓場』だ。 たまに大阪の空襲にまつわる文章を読むことがある。 そういうとき、ぼくはいつも『太陽の墓場』の1シーン、夕陽にさらされた鉄骨をバックに立ち上がる炎加世子の姿を思い出す。 また、大島作品でもっとも好きだったシナリオは『日本の夜と霧』であることも書いておこう。 『日本に夜と霧』の脚本は本当にすごかった。 映画はひどいものだったがシナリオには惚れ込んだ。 あと、上に書いた時期のずっとあとのことだが、パリでお目にかかり、それこそ『日本の夜と霧』のことなどのお話を聞いたことを思い出すなぁ。
2013.01.15
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5時半、雨と風と雪の日になると報じている。 西から風雨が強まり広い地域で大雪になると気象情報。 四国近畿、東海関東も夜には吹雪く。 やがて、雪。 東京にしては「もうれつ」といいたくなる降りかただ。
2013.01.14
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きょう、小物入れ用に買った箪笥が届いた。 セットするための空間が生まれ、陽くんが隅っこに座りたがった。 で、照明が足りないけれど写真を撮ったのが上の1枚。 今朝起きたら何と8時半になっていた。 毎週、日曜日は遅くとも7時に起き、8時からテレビを見るのだが今朝はそうは行かなくなった。 かみさんは休み。 キッチンで何かやっている。 顔を洗うなど朝の身支度をしていると、長谷井のさつま揚げを食べるなら何にするかと聞かれた。 ぼくの好物だ。 「それなら海老入りの小さいのを」と答える。 長谷井のさつま揚げ。 すっかり気に入ってしまったが、わが家の財政規模からはやや遠い存在だ。 じっさいにはばくばく喰ってしまうが、日常的に買い置くわけにはいかない。 しかし、うまい。 東京新聞に「国支払いの除染事業 健診・講習費 作業員持ち」という見出し。 記事を読んで、あきれた。 国家予算の除染事業で、なんと「健康診断や安全講習の費用」まで作業員が負担させられているとある(!)。 福島県田村市で除染に従事している作業員らによると、採用の際に受けた健康診断や講習の費用を自分で支払ったり給料から天引きされた人が多くいたというのだ。 東電は相変わらず「下請けの実体はわからない」と傲慢にして怠慢な体質むき出しの対応をしているらしい。 こんな会社に電気代を支払うことが腹立たしいけれど、拒否しようにもダメ国家のダメ規則が立ちはだかって市民の思いを踏みにじる。
2013.01.13
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満開にして淋しさや寒櫻 高浜虚子 5時のニュース。 復興税を、2兆円増額。 男子生徒の自殺問題。 この間ガキっと根元から揺るがせてしまった歯の痛みがまだ消えない。 柔らかいものしか食べられず不便。 カステラとホットミルクという、14年前のがん手術後にしばらく続けていた朝めしセットを食べて朝食とする。 映画を2本、見た。 『パブリック・エネミーズ』(PUBLIC ENEMIES 2009)と『シャドー・アイランド・ミステリー 最後のクリスマス』(SHADOW ISLAND MYSTERIES: THE LAST CHRISTMAS 2010)の2本だ。 感想はあとで。 とにかく歯が痛い。
2013.01.12
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寝坊し、8時半まで寝ていた。 もしかすると新年最初の寝坊かな。 『刑事ヴァランダー season2 # 』を見た。 3人の男が殺される話だ。
2013.01.11
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7時に目が覚めた。 カーテンを引くと、いい天気だ。 きょうは休みのかみさんが何か読んでいる。 「おはよう、起きていたのか」 「うん、おはよう」 何時ごろ出ようかという話をしたのだが、しばらく長引いたのは午後に出向く予定の地下鉄・永田町駅がどうなっているか、ようすを思い出せなくなったからだ。 階段がムリなのでどこへ行くにもバリアフリー設備の状態をたしかめなければならない。 だいたいの駅については把握しているのだが、永田町駅はもう半年以上利用していない上にきょう用事がある参議院議員会館に近い出入り口については何も知らない。 で、かみさんはさっきからタブロイドで探ってくれていた。 関連ページが示されているタブロイドを受け取り、駅構内図などを見てみるが、もうひとつ不明確だ。 顔を洗うなど済ませたあとでパソコンを開く。 歩く距離がなるべく短いルートを探すと5番の出入り口がよさそうだということになった。 しかし、ここからだと目的地の議員会館までけっこう歩くことになる。 あとは着いてから決めようということにし、食事タイムとする。 かみさんは炊きたてごはん、ぼくはおかゆ。 自家製佃煮やら豆きんとんやら明太子やら白菜漬けやら、かみさんはたまご倶楽部の生卵をかけたいと用意している。 おかゆ1膳で終わるつもりでいたのだが、うまそうなので炊きたてご飯も少し食べた。 ニュースでは、7月21日が参院選投票日となる公算が強いことを最初に報じていた。 これからの政局がここに集中するであろうとはぼくでも見えることだ。 安倍首相は参院選を目指してデフレ脱却を訴え、景気回復を図ろうと必死だが、これもぼくのような者でも困難だろうと判る。 かみさんと2人で外出。 1時28分発のバスで永田町に向かう。 参議院議員会館の講堂で開催されるシンポジウムを聞きに行くのだ。 陽くんが加わっているシンクタンク「New Diplomacy Initiative」の催しで、正確には組織立ち上げを目指すプレ・シンポジウムである。
2013.01.10
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7時半に起きたとき、きょうも早番のかみさんはすでに出かけたあと。 卒論で今朝5時までパソコンに向かっていた陽くんは正体もなく眠り込んでいる。 何か食べたいのだが、おととい焼いた餅をかじる際にガキっと音がして傷めた歯が痛くてしょうがない。 試しにかみさんが用意しておいてくれた卵焼きを食べてみたら、こんなにやわらかいものなのにやはり痛い。 コーヒーが入っていて、ありがたく飲む。 合わせてチョコレートを口に入れてみた。 舌に乗せて動かさなければいいのだが、つい噛んでしまう。 歯が痛い。 ふと、ニューヨークの「ヘルズキッチン」についてネット検索したくなった。 ローレンス・ブロックのマット・スカダーものに必ず出てくるマンハッタンの地域呼称だ。 南北は 34th Street から 59th Street まで。 東西はハドソン・リバー~8番街までの界隈をいう。 ぼくの好きなチェルシー・ホテルがあるのは、33th Street だったな。
2013.01.09
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朝のニュース。 東電福島第1原発事故により東京に避難している家族の子が都立高校の受験を希望したところ、東京都は拒否したそうだ。 ぞっとするような冷酷な仕打ちだ。 きのう、猪瀬知事が受け入れるように指示したというがすでに遅く、生徒はようやく衝撃から立ち直り他校の受験を準備中とのこと(「吉田照美ソコダイジナトコ」で知った)。 6時20分、かみさんが出かけようとしている。 6時半に出るのだが、ぼくも毎朝、同じ時刻に出かけていたのだなぁと再び思う。 起き上がるにはだるさが取れない。 どうも風邪気味は間違いなさそうだ。 もう1時間ほど横になっていよう。 環境省に「除染適正化推進本部」設置。 くだらない。 除染が効果をもつのは保育園や小学校など子どもがいる処だけで、あとは道も畑も野原も林も森も除染効果はない。 放射能汚染物質を別の場所に移す移染ばかり。 政府はそれを除染といい換えて人々に幻想を押し付けている。 『LAW & ORDER 9 #13』を見る。 副題「行き過ぎた親切」。 バスケットボールをする少年たちを支援する団体をめぐる警察&法廷ミステリー。 このテレビ映画シリーズを見ていると、米国の司法界で何がどんなふうに行われているかがよく分かる。 むかし読んだE.S.ガードナーのペリー・メイスン・シリーズを思い出すよ。 あのころ、このシリーズを見ていられたらガードナーをさらにおもしろく読めただろうなぁ、とも思う。 しかし、新聞で知る昨今のできごとにはおどろくばかりだ。 たとえば、学校で教師の暴力にさらされ自殺に追い込まれるむごさ。 「(息子の)顔を見てやってください。体罰の痕が分かるでしょう。これは指導ですか。体罰ですか」と問う母親についての記事があった。 教育委員会ほか、制度に対する必死の抗議だ。 文科省や大阪市の行政自体には問題がないのだろうか。 夜、パソコン。 古いアカウントのサイトへのログインが必要となり、メモを引っ張り出してパスワードなど入力したら思わぬほど長い時間がかかった。
2013.01.08
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8時過ぎまで眠っていたから9時間ほども寝ていたことになる。 風邪を引きかけているのはまちがいないようだ。 9時半ごろ餅を焼き、醤油につけて食べた。 うまいのでいくつも食べたくなる。 が、きのうから腹がもたれ気味で、餅の数を3つに減らした。 『LAW & ORDER9 #11』を見ることにした。 マッコイ検事がカーマイケル検事の反対を押しきって裁判に臨み、警察の特殊任務(覆面警官)をめぐる不正に挑む。 同じシリーズの『LAW & ORDER9 #12』も見た。 副題「狩人たち HUNTERS」。 これも深刻な社会問題を扱った1篇で、保釈金保証業者と逃亡人捕獲の請負人たちの実態を明かす内容。 このところ見つづけている『LAW & ORDER』は中身が濃く、見応えがある。 途中、ニュース。 安倍政権による「日本経済再生本部」の発足を告げる。 本部室の入口に看板を掛ける安倍首相はニヤニヤと嬉しそうだが、画面を見ている側にしてみればバカバカしいかぎり。 一般市民の賃金が上がる展望が全くない経済政策なのだから中身への期待はゼロだ。 株価は上がるが勤労者の収入は上がらないというヘンテコリンな経済政策。 とてもじゃないが認められないよと思いながら見た。 なにしろ、2002年ごろから続いた好景気は戦後最大といわれながら、その報に接する一般市民は「景気がいいという実感はない」としか思えなかった。 それは自民公明両党による低賃金定着化政策が作り出した状況だった。 結果として「賃金をコストと見る愚かしい経営手法」が生まれ、いまも続いている。 人件費はコストではなく企業存続の大動脈と考えるべきだろうに。 日本経済再生本部などともっともらしい名称をつけているが、内実は従来通りの経済施策がつづくわけで、そういう虚飾政治にバカバカしさを感ずるのだ。 しかし報ずるメディアには安倍内閣の経済政策を称える気配が満ちている。 じつにウソ臭いにもかかわらず、好景気という錯覚に浮かれる気分がさらに拡がりそうだ。 夜、大坂間さんから紅茶サロン開店のお知らせ。 1月25日、浜田山に出向く予定。
2013.01.07
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5時台に目覚めたがベッドからは出ず、6時半ごろからラジオを聞いたりiPodでロックを聞いたりしていた。 7時半ごろ起床。 洗面を済ませ、ジャスミン茶を淹れるなどして8時からテレビをつける。 TBS「サンデーモーニング」が始まるからで、スウィッチを入れたときにちょうど始まった。 年末年始の1週間を振り返って談論素材とするようである。 今朝のコメンテイターは、浅井信雄・大崎麻子・萱野稔人・中西哲生・涌井雅之・岸井成格の各氏。 安倍内閣の経済政策が話題になり、涌井さんが「世間で景況感がよくなっているかのようにいわれるが、気分のものに過ぎない」という。 自民党総裁選で安倍首相がいい出したインフレターゲット政策について、ぼくはインチキだと思っているので涌井さんの話はよくわかるものだった。 なぜインチキかというと、あんなことを実施されたら物価だけは上がるだろうが収入が上がる見込みがないままとなり、投資家ばかりがよろこび生活者はひでぇ目にあるという状況に陥ることが目に見えているからだ。 外交については毎日新聞の岸井さんが「安倍内閣になってからの外交交渉はみんな特使を送ることによって行われている。特使外交が特色となった」と指摘。 それぞれの話が印象的だった。 総じて、今回のコメンテーターの中では涌井雅之さんに注目した。 原子力発電について「事故から2年が経とうとしているところで、原発の再稼働や新設なんてことまで取り沙汰される状況を変えていかねば」という意味の発言をし、説得力があった。 『CSI・NY season3 #9(通算#56) 死の天使に乾杯』を見る。 パーティーで酔っ払った若い女が車を運転、事故を起こし、ヘザー・ローリンズ(19歳)が死亡する。 顔と首と胸に裂傷、胸骨が骨折していた。 コード・ブルーで病院へ搬送されたニコール・ガーナー(19歳)は重傷ながら命をとりとめた。 が、その晩、ニコールの他殺体が発見され、飲酒事故は殺害事件となった。 点状出血があり死因は窒息と判断された。 ところが、のちに矛盾する証拠が出てきて、これが物語の主な軸をつくることとなる。 病院の廊下でニコールの母親エレンが泣いている。 ヘザーの母ジュリー・ローリンズがエレンを抱いている。 しばらく見ていたマック・テーラーが話を聞かせて欲しいと声をかける。 そこへ大きなわめき声がし、ニコールの父親であるフランク・ルッソが病床の娘を見て涙を流す。 フランクとエレンは離婚した元夫婦なのである。 何も抵抗ができない重傷の患者が殺されなければならなかったのはなぜか。 CSIの捜査が開始された。 興味深い場面に病室の石鹸からの指紋採取がある。 CSIスタッフのステラ・ボナセーラが石鹸に目を止め、採取可能と判断した石鹸をラボでたしかめるのだ。 検出された指紋から、ニコールの恋人マット・ハクスリーが病室に入ったことが判明。 追究されるが、つまるところニコールを見舞いたかったが彼を嫌っている母親が付き添っているあいだは近づけず、スキをみて忍び込んだのだった。 状況の急転は心電図の記録に対する疑問によって始まる。 「窒息死」を推定させ得る急激な変化が記録上のどこいも見当たらないのだ。 さらに、心電図を測定するためにからだに貼りつけるパッドが4つあった。 心電図につなぐコードは通常3本なのだそうで、従ってパッドは3つあればいい。 ところが証拠品としてのパッドは4つある。 そこから4つ目のパッドは犯人が自分に貼り付けたと推理された。 心電図に急激な変化を記録させないためだ。 さらに謎めくのがDNAの検査結果で、パッドのDNAはニコールのDNAと一致したのである。 ということは、ニコールの親子が被害者と犯人ということになってしまう。 ステラはこれを「犯人とニコールは親子関係にあるけれど、エレンとニコールではない」というセリフでいい表す。 ふむふむ、おもしろい。 これ以上書くとネタバレとなるのでやめるが、気がついた点をふたつ、書いておく。 上に書いた「石鹸についた指紋」のエピソードは、副流となる迂回エピソードの作りかたがうまいなというのがそのひとつ。 今回に限らずいつも感じるうまさだ。 ふたつ目は空撮ショットの用いかたについての感想で、このシリーズを見ているひとはご存知のように、CSIシリーズでは航空撮影ショットが頻発する。 CSI・NYではマンハッタンの空撮情景となるが、空撮ショットの効果は「見ている者に日常性を喚起させることにある」と気づいた。 本編でいえば、ニコールの母エレンが「破滅型の娘だった」とつぶやいた直後に空撮をつなぎ、見ている側は「世間はそれぞれふだん通りに生活を営んでいる」と感ずるわけだ。 このマンハッタンの情景を見せた手法はじつにみごとだった。 CSIシリーズは1時間番組としてじつに中身が濃いことがあらためて実感できる1篇であった。 その後、このごろ気に入っている『LAW & ORDER』をつづけて見た。 見終わって考えたことが少なくない。 それについてはあとでまた書こう。
2013.01.06
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今朝、6時すぎに目覚め7時からFM放送を聞き始めた。 ニュースでは安倍政権の最重要政策が始動、経済関連会議が開かれ始める話など。 ま、相変わらずの欺瞞的な景気浮揚パフォーマンスだな。 7時20分からFM放送でピーター・バラカンと亀淵昭信が英米ロック&ポップスの一大特集を放送。 1950年代からのミュージック・シーンを語り合う対談形式のDJぶりはまことに息が合い、多くを教えられる内容だった。 印象的だったのはローリー・ロンドン。 あとでこのひとの曲をいろいろ探ってみたくなった。 朝からからだの調子がよくない。 風邪をひくギリギリ。 横になる時間を増やす。 横になってラジオを聴いたり、iPod touchをいじったり。
2013.01.05
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ゆうべ遅く、午前0時半ごろラジオをつけると、NHK深夜便の「新春インタヴュー」という番組で秋吉久美子さんが自らの大学院体験について語っていた。 専攻は公共経営学で、それまで生きてきた場とは全く異なるフィールドだったためクラスメイトが助けてくれた、と語る。 恩師と弟子という関係を実感し、大学院での学問は自分を整理してくれるものかと知ったそうだなどなど、いい話だった。 最後にリクエスト曲、この人は何を、と思っていると『スカボロフェアー』だ。 似合うなと思った。 6時5分すぎに起きる。 早番のかみさんを見送るつもり。 6時半を少し回ったころ出かけた。 見送りがてら新聞をとってくる。 ざっと見てから再び横になった。 ラジオで「吉田照美ソコダイジナトコ」を聞く。 除染作業で放射線物質が検出された木の葉や汚染土壌などを川に投棄していた事実が報じられ、ラジオ番組では朝からこの問題で持ちきりだった。 文化放送「くにまるジャパン」では佐藤優さんが「環境省では解決できない。地検特捜部が動くべきだ。税金を使っている上、構造的な問題もあるのだから」と断言。 なるほどなと思いながら聞いた。 除染を請負っている業者は、地検特捜部の手で徹底的に調べられるのは怖いが、たとえ逮捕・拘留されてもなお儲けが得られると踏んだ場合は怖がらず、したがって不法投棄はなくならない可能性が高いというわけだ。 新しい蒲鉾を開け、数の子を皿に分け、煮物類に火を通し、餅を焼いて雑煮を食べた。 きのう、かみさんが2回目の「究極のだし」を作ってくれたのだ。 丸元淑生さんのレシピによる「だし」。 とてつもなく、うまい。 その後『CSI・NY season3 #8 波紋』を見る。 ニューヨークの廃車置き場で、市街戦めいたペイントボール・ゲームが行われている。 と、選手のひとり、キム・タナカが実弾で撃たれてしまった。 もうひとり、サイラスはあろうことか熊を狩る罠にかかってしまい、這って逃げたらしい。 CSIスタッフは現場の血痕と証拠品から、まずそこまでのことを推理した。 背景に麻薬売買をめぐる壮烈な抗争事件がひそんだ話だった。 今回の特徴は、CSIリーダーのマック・テイラーが仲間であるドン・フラック(エディ・ケイヒル)に証拠として捜査メモの提出を求めるエピソードにある。 捜査官仲間との信頼性を軸に、テイラーと鋭く対立するフラックのようすが忘れられないシーンをつくっていた。 さらに『LAW & ORDER season9』を2本見た。 ともに内容が深くおもしろかったが、きょうここに書くのはやめておく。 このところ続けて見ている『LAW & ORDER』は問題提起が重要なテーマとなっており、もう何本か見ていきたいからだ。
2013.01.04
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新年3日目。 いい天気がつづいている。 きょうは遅くまで寝ていた。 8時にも起きず、8時半には目が覚めたがラジオをつけて再び目を閉じた。 からだがだるく、もしかするとゆうべ湯冷めをして風邪をひいてしまったかと不安になった。 9時の時報を聞いて起き上がる。 年末12月30日に休んで以来ようやく休暇の日を迎えたかみさんは、ゆっくり雑誌を読んだりパソコン画面を見つめたりしている。 起き上がってしばらく経ち、ふと、このごろはあまり感じることがない朝の空腹感を覚えた。 雑煮を食おうと餅を焼き始めた。 じんわり焼きながらゆっくり食う。 うまいうまいと食ううちにいつのまにか4つ食べている。 東京新聞第1面に「ベアテ・ゴードンさん死去 日本国憲法 22歳で男女平等起草」の見出し。 もちろんこの記事をまっ先に読んだ。 憲法を改訂するなどと愚かなことを述べる首相がいることをじつに不幸なことだと思うが、現行憲法は旧帝国憲法と大きくちがって人権擁護を大々的にうたっている。 ベアテ・ゴードンさんはそうした条項を起草したたいせつなひと。 以下の2行をtweet。 ベアテ・ゴードンさんの訃報。 だれもが読んでおくべき訃報。 夕刻のニュースで映し出され、インタヴューに答えて「アメリカからの押し付けという見方があるが間違いです。時刻の憲法よりもいい内容の憲法を創るのに『押し付け』とはいわないでしょ」とにこやかに述べるゴードンさんが忘れられない。 からだはやはり本調子ではない。 シャワーや風呂は夜にまわそう。 座り込んだままテレビをつけ、以前録画した『CSI・NY season3 #3(通算 #50)』を見ることにした。 副題「愛の冷める時」。 ……思うに、海外テレビ映画の邦題はひどすぎる。 どういう者が日本版制作に当たりどのあたりの段階で邦題をつけているのか、中身を知ってつけているのか、海外テレビ映画自体を好きなのかどうなのか、知りたいものだ。 氷をさまざまに用いた会場で盛大なパーティーが催されている。 バーリ・ウォッカという新製品らしい酒を飲むグラスも氷。 大騒ぎの中で「氷の女王」が紹介される場面となる。 ところが、現れたのは女王、トーニャ・ネトルズの死体だった。 腹部に刺し傷、衣装は鮮血に染まっていた。 CSIスタッフが捜査を始めて間もなく、凶器は「氷」であったと判明する。 証拠となった羽根が釣りのフライに用いられる素材とわかる。 当夜、キャツヒルにマス釣りに行っていたと述べるボーイフレンドが疑われるが、無実が証明された。 この日はニューヨーク・シティ・マラソンの開催日でもあった。 短いショットを3カットほどつないだだけで3万数千人といわれる大群衆ランナーの迫力をつたえる描写が秀逸。 橋のシーンが殊によかった。 参加者のひとり、オーウェン・リードがセントラルパークで殺される。 レース中のできごとという着想におどろいた。 どんな殺害方法なのか、という興味だ。 検屍の結果、シアン化物とか一酸化炭素のような「ヘモグロビン阻止物」による死亡と判明する。 トーニャの事件同様、捜査は難航する……。 CSIのニューヨーク篇は事件の様相がものすごく多岐にわたり、いろいろなひとが暮らす大都市が舞台となっていることを考えさせる。 このシリーズはそこがおもしろい。
2013.01.03
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6時20分ごろ起きた。 かみさんはきょうも早番で出かける支度中だ。 見送るつもりで待っていたが、あまりに寒いのでベッドに逆戻り。 彼女の出際に大声で「行ってらっしゃあ~い、気をつけてぇえ」と叫ぶ。 少しウトウトし、7時すぎにラジオをつけた。 元旦は休みだった吉田照美さんと唐橋ユミさんが、きょうはいつも通りに出演中である。 正月三が日もふだんのままというのは気に入った。 新聞は休刊日。 8時ごろにはテーブルにつき、テレビを見る。 駅伝の「鶴見~戸塚」あたりを見ながら餅を焼く。 焼き餅で2個、雑煮で2個、うまいうまいと喰う。 その間だけ駅伝を見ていたが、餅を食べ終わりとともに消す。 餅を焼いたり雑煮を食べたりしたので思い出した。 きのう、かみさんが戻ってからのご馳走のことを書いておきたい。 とにかく驚くほどうまいおせちだったのだ。 以下、元旦の分だけど……。 卓上に置かれた最初の器には豆金団(まめきんとん)が入っていた。 つい箸が出る。 小皿にとり3粒ほどを口に入れた。 甘味がうんわりと拡がった。 煮〆の大皿には京都の金時人参、大分の椎茸、それに蒟蒻(こんにゃく)と里芋が盛られている。 海老の旨煮(うまに)も同じ器だ。 となりの皿に蛸の刺身と雲丹と帆立の刺身が入っている。 雲丹をまず、ひと口。 うまい。 とろとろし、雲丹の香りが甲虫に拡がって、まことにうまい。 びっくりたまげるのは札幌の灰谷さんが送ってくれた帆立貝の刺身で、いやぁ、これは東京で買い求めることはできないぞといい合いながらいただいた。 大きくて、ぷりんとした歯ごたえがあるが品よく柔らかい。 なにより帆立の味がしっかりつたわり、いいようもなくうまい。 蛸もうまい。 これも札幌からのプレゼントだ。 鮮度がそのままつたわる風味におどろいた。 ただ、立派な蛸刺身すぎるのか、ぼくの歯はこれを噛みきれないのだ。 ナイフで小さく切って食べた。 むかし熱海の寿司屋で喰った生だこの刺身を思い出す。 あれも絶品だったが、大きさといい厚みといい、この蛸はそれをぐんと超える。 かみさんはシャンパンを開けている。 シャンパン・グラスは卓上にひとつというのは寂しそうですまないが、ぼくはCOPDによる肺と心臓の乱れが気になるから呑まない。 陽くんは呑めば呑めるのだが、卒論執筆中のまっ盛りとあって呑まない。 そうと分かっているかみさんは別に寂しいともいわずシャンパン・グラスに注いでいる。 たしかにローストビーフと合いそうだ。 蒲鉾(かまぼこ)。 我が家はむかしから籠清の製品を愛用している。 それにしても、この蒲鉾はいつにも増してうまい、とびきりうまい。 黒豆は深めの小鉢に一杯、かみさん、陽くん、ぼく、とそれぞれに配られてある。 黒豆を汁ごと飲むのが好きなので、ひと鉢に入れると不都合だかたとひとりづつ配るように決めたと陽くんがいう。 それでいい、たくさんいただくからちょうどいい。 海南鰤(かいなぶり)の照り焼きを皿にとり、ひと口食べた。 これがまた、びっくりするうまさだった。 これとは別に長崎の鰤を買ってあるのだが、それを待つまでもなくこの正月の鰤には満足だ。 数の子と小肌、卵焼き、 ローストビーフがある。 かみさんが「ローストビーフ、大成功!」という。 それを聞いて陽くんが取り皿にふた切れとって、かいわれを包むように乗せて食べる。 うまいっ! と叫び声。 どれどれと同じように皿にとり、そのままひと切れ喰う。 ホントだ。 牛肉のうま味がローストによって閉じ込められてある感じ。 味付けもみごとで、いやぁうまい。 別皿にローストポークもある。 椎茸を噛みしめ、雑煮の鉢を口元に持ち上げた。 神業によるともいえる究極の出汁(だし)、蒲鉾、三つ葉、小松菜、それに2個の餅。 毎年、大鍋にいっぱいつくるが、それがすぐになくなる。 なくなるのが心配でしょうがないのだが、雑煮好きのワクワク感は抑えきれず、おかわりをしてしまう。 再び、鰤。 うまいなぁ、やっぱり。 このあたりで数の子をぼりぼりと喰う。 果てしなくつづくおせちの宴会。 気がつくと日がとっぷりと暮れていた。 しばらく後、陽くんがパソコンを開くがネットに接続できない状態になっていることが判明。 かみさんも同じように接続不能という。 ふたりのパソコンはラップトップで、接続は無線ランによる。 ぼくのパソコンはデスクトップなので有線で繋いであるのだが、試してみるとやはり接続不能だった。 おいおい正月早々インターネット未接続かい、と困惑。 パソコン本体に問題があるとは思えず、ルーターに原因があるだろうと見当をつけたものの、そこでどうする? さまざまに探り、いくつかのこと済ませ、ほかに方途がないと考えたところでルーターの電源を引っこ抜いた。 それが正解で作業完了。 ネットへの接続が回復するまで1時間ぐらいかかってしまった。
2013.01.02
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新年最初のブログだ。 5時半に目覚め、早番で6時半に出かける予定のかみさんに声をかける。 ここで時刻をいいまちがえてしまい、6時半だよといったものだから彼女はびっくりして「ええっ?」と叫びながら目を覚ますという騒ぎになった。 ごめんごめんまちがえた、5時半だといい直す。 明けましておめでとうと述べ合い、ぼくは起き上がってコーヒーを淹れた。 かみさん用にはミルクコーヒーである。 もち焼き網やら、卓上コンロやらを用意する。 かみさんが午後まで仕事なので、ぼくはおせちや雑煮はそのあとにしようと思っているけれど、彼女は陽くんと食べていてくれという。 ま、適当にやるよ。 元旦の天候は晴れ。 ラジオをつけると、朝の名物番組、文化放送「吉田照美のソコダイジナトコ」のパーソナリティが内田誠さんに代わっている。 吉田照美さんが休暇中ゆえのショート・リリーフらしいが、もの静かで謙虚な語り口がわるくない。 4月の番組改変ではこのひとをメイン・パーソナリティーにしなさい。 10時ごろ陽くんが起きてきた。 「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と軽く頭を下げるのを見て、口にはしなかったが「なかなかよろしい」と思った。 と、すぐに戻ってきて「おせちはママが帰ってきてから食べるつもり?」と訊ねられる。 「うん、そうだ」と答える。 出がけに陽くんと先に食べててと雑煮の用意はしていってくれたけど、それも帰ってきてからにすると付け加えた。 すると陽くんは「じゃあシリアル(グラノーラ)にするからいいよ」という。 それも可愛そうだなと思い、チャーハンを作るんじゃないのかと注文をつけたら「作っておくれ」という返答。 「味付けにうるさいんだから」と、きのうの陽くん製チャーハンが辛かったので文句をいったことを混ぜっ返してきた。 「わかった、手本を見せよう」と応じ、卵チャーハンを作ることにした。 むかしから卵チャーハンを作ると紅茶を添えることにしている。 戸棚を見るとフォートナム・メイソンの四角い缶(ロイヤル・ティー)がある、これを淹れよう。 ほどなく出来上り、ふたりで喰う。 いかにもふだん通りの朝昼兼用食。 なんとなく愉快な正月だ。 これだけで今年はいいことがありそうだと勝手な想いが浮かぶ。 食後、陽くんが録画済みリストを見ながら「美輪明宏……」と口にした。 え? 紅白歌合戦の美輪明宏をとってあるのか? 「美輪明宏のところだけを録画した」という。 「それはうれしい、見よう。さっきTwitterで紅白の美輪明宏を見た感想を読んで、しまった見たかったなと思っていたんだ。よく録画しておいてくれたね」 ぼくが『ヨイトマケの唄』を聴いたのは、そうだな、ラストタイムを25歳のときだったとして45年ぶりということになるか。 ラストではなく、初めて聴いたのはその6年前ぐらいだから50年以上の年月を隔てたころに聴いたことになる。 というようなことを書くのは、驚くことに、冒頭のエンヤコラを終えてメロディーとともに「今も聞こえる……」の歌詞が始まる歌い出しの部分の声や調子、表現法などが、初めて聴いたころとほとんど変わっていないからだ。 少年ふうの髪型と黒っぽい衣装のせいもあっただろうが、歌い出された瞬間、ぼくは50年前の銀巴里で聞いていた丸山明宏さんの姿を見ているような気分になったものだ。 銀巴里にはほぼ毎週のように行っていた。 生まれて初めてあの店に連れて行ってもらったのは12歳の秋で、雨が降っていたことを覚えているが、これはまぁ、それだけのことだ。 自分の小遣いを使って銀巴里に出入りするようになったのは17歳のころだった。 高校時代だな。 さまざま懐かしい、昭和30年代初頭の高校時代……。 録画の『ヨイトマケの唄』を見ていて銀巴里のステージを思い浮かべる場面がまだあった。 歌うアクションだ。 いじめられた日々をつたえるところで、身をかばうように両腕をひたいの前で組み合わせる動きがあるが、あれは50年前にこの歌を歌うときにも同じかたちで表現していたアクションなのだ。 なつかしい。 銀巴里に行って丸山明宏さん(どうしても「さん」づけになる。よく座席にきてくれて、それはそれはたくさんの話を聞かせてくれたのだ)の歌を聴くとき、ぼくは第1回目のステージか、遅くとも第2回目のステージから聴き始め、いつも最終ステージまでいた。 ピアノ伴奏はかならず結城久さんだった。 丸山明宏さんの絶対的な希望であったらしい。 ぼくはそのころ、丸山明宏さんの歌のなかで『ボン・ヴォヤージュ』が大好きだった。 少しあとで『ミロール』を歌うようになり、丸山明宏さんが歌うこの曲も好きだったなぁ。 結城さんと丸山明宏さんの組み合わせがそれらの歌を創造したのだと考えていた。 いま、書きながら「結城さんはどうしていらっしゃるかな」と思い、探ってみた。 あった! お元気なのだと知り、何やらうれしくなった。 ある晩、その結城さんが、最終ステージの丸山明宏さんは本当の本意気になるという話を聞かせてくれた。 結城さんはピアノを弾いているから、演奏中は丸山明宏さんの背中を見ることになる。 で、最後のステージで『ボン・ヴォヤージュ』を歌うときは「涙がしたたり落ちるのを見る」というのだ。 ぼくはたいがい前のほうで聞いていたから演奏メンバーひとりひとりの表情まで見えていた。 客席から見ると、ピアノは舞台下手(左)側にある。 そこで弾いている結城さんが丸山明宏さんをちらっと見ることは頻繁にあった。 歌い手には当然スポットライトの光が当たっている。 結城さんから見ると丸山明宏さんの姿はシルエットになっているわけだ。 逆光の中で、結城さんは丸山明宏さんが涙を流しながら歌う姿をよく見るというのである。 「ピアノのところからだからライトの逆光でよく見える」といっていた結城さんの話かたをいまも思い出す。 「頬づたいにしたたり落ちるの」ともいった。 客席からは、それは汗のようにしか見えていなかった。 結城さんの話を聞いたぼくは、目から頬までの数センチを一瞬のうちに流れる涙をいっているのだなと思った。 汗とはちがって飛び散ったりはせず、真っ直ぐにきらきらとしたたり落ちるのが見えるのだろうと思って結城さんの話を聞いていた。 そういう席で、いま聞いた『ヨイトマケの唄』を聞くことは毎回のようだった。 丸山明宏さんは「シンギング・アーティスト」といわれていたが、それはじっさいに歌う姿を前にして聴かないと「よさ」がつたわらないという意味がこめられている。 ぼくは目の前で丸山明宏さんを見ながら『ヨイトマケの唄』を聞くとき、道路工事でヨイトマケの綱を引く作業の場面が、生まれ育った家の近所にある道に重なるのだった。 きょう、久しぶりにそういう感覚を味わった。 何をするでもなくときが過ぎていく午後、まことにのんびりした元旦だ。 さっき、ずうっと気になりながら連絡しないでいた寺崎くんに電話をかけたら道子さんが出た。 ああ病院から正月帰宅の許可をもらえたのだなと思い、うれしかった。 よかったよ、本当に。 午後3時すぎにかみさんが仕事から帰り、おせちが食卓を埋める。 しかし、きょうはもう、充分書いちゃった。 それについては、ま、あしたにでも書こう。
2013.01.01
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