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2007.05.30
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カテゴリ: 植物(草本)




 実際、葉っぱは薄くてペラペラ、茎も細くて直立出来ず、斜上、或いは、匍匐するという、頼りない草ではある。


ペラペラヨメナ
ペラペラヨメナ.花柄が非常に長い(2007/04/26)



 花の直径は2cm前後なのに、花柄は長く10cmにもなる。花と植物体との調和を欠いており、一見するだけで日本の植物ではないことが知れる。


ペラペラヨメナの花1
開き始めたペラペラヨメナの花.直径5mm位(2007/04/24)



 昭和51年刊行の保育社「原色日本帰化植物図鑑」には、ニュージーランド原産で学名は Vittadinia triloba と書かれているが、最近の書物では、中米原産で学名は Erigeron karvinskianus となっている。新しい方が正しいであろう。

Erigeron 属には、ヒメムカシヨモギ、ヒメジョオン、ハルジョオンなど典型的な「雑草」が属す。しかし、ペラペラヨメナは、これらよりずっと繊細な感じのする植物である。

ペラペラヨメナの花2
開花する前に舌状花は桃色を帯びる(2007/04/14)



 我が家には、1平方メートル程度の「寺の裏庭」と称するの色々な草が入り交じって生えている個所があり、ペラペラヨメナも其処に生えている。今までは、かなり大人しくしていたのだが、今年は妙に元気で沢山咲いている。

 実は、ペラペラヨメナの花は既に ヤマトシジミ を紹介したときに写っている。これは去年の9月である。今年は4月から咲いているが、このまま秋まで咲き続けるのだろうか。花期が長いので、ムキュウギク(無休菊)の名称もあるとのこと。

 こう言うキク科の花にはアブやハチが必ずやって来る。花期が長いのは大歓迎である。今はキタヒメヒラタアブが殆ど「常駐」している。

ペラペラヨメナの花3
開花したペラペラヨメナの花.舌状花もペラペラ(2007/04/20)



 最近咲く花は白ではなく、桃色になってきた。これについては、また別の機会に紹介しよう。







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最終更新日  2007.05.30 09:16:04
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