PR

カレンダー

バックナンバー

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

生き物観察が趣味の者です@東京@ Re:コマユバチ(繭と成虫)(11/12) 初めまして。 ハギの枝に黄色い毛玉の様な…
先生へ@ Re:ハナアブの幼虫(オナガウジ:尾長蛆)(05/21) ためていた水に生息していて、生まれて初…
srpfly@ Re:ショウジョウバエの1種(07/28) it is not a Drosophilidae (ショウジョウ…
蓼科委員@ Re:スミレの閉鎖花(11/17) 閉鎖花としてアップされている画像はすで…
蓼科委員@ Re:スミレの閉鎖花(11/17) 閉鎖花としてアップされている画像はすで…
飛ぶ本@ Re:クサギカメムシの幼虫(初齢)(07/31) 初めまして。 とても分かりやすく勉強に…
おかんー子どもの頃は虫好き@ Re:エゾギクキンウワバ(蛹と成虫)(12/01) 生協で届いたモロヘイヤについていた5mmほ…
2007.12.13
XML




 体長3mm弱、肉眼的には蠅だか蚊だかハッキリしない。しかし、良く見てみると、今年の春に紹介した「 クロバネキノコバエの1種 」の仲間の様である。


クロバネキノコバエの1種
枯れたギボウシの葉に逆さに止まるクロバネキノコバエの1種(2007/12/07)



 この虫、以前書いた様に「ハエ」と付いてもハエの仲間ではない。ハエやアブは基本的に触角が3節しかない(短角亜目)。しかし、この「ハエ」は糸状の長い触角を持っている。糸角亜目、即ち、蚊の仲間である。

 以前紹介した「クロバネキノコバエの1種」は、触角が比較的短く体はかなり太っていたが、この虫の方は触角がそれよりも長く体は細長い。しかし、翅脈の走り方は同じである。別のクロバネキノコバエの1種と考えて良いであろう。

クロバネキノコバエの1種
まだ緑色のギボウシの上で動かないクロバネキノコバエの1種(2007/12/07)



 このクロバネキノコバエ、日陰の半分朽ち果てたギボウシに集っていた。このまま越冬するのであろうか。

 蚊の仲間の越冬形態はどうなっているのかInternetで調べてみると、吸血性の蚊でも、成虫、卵、幼虫と様々である。クロバネキノコバエの場合はどうかと言うと、前蛹で越冬するものがあると言うことは分かったが、それ以外には参考になる情報は見つからなかった。

 何時もなら、どうでもよい様な虫である。しかし、冬の苦手な私としては、この虫達が冬をどう過ごすのか、何となく気になってしまうのであった。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.12.13 16:56:45 コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: