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久しぶりに自分一人の時間をもらって山登りに行って来ました。とはいえこの時期、ハイキングでは物足りないし、日帰りでは冬山縦走なども厳しいし、岩登りはブランクあるのできついし、結局行けるとこ限られてるな~と思いつつ、この時期ならではジャンルということで八ヶ岳広河原沢にアイスクライミングに行って来ました。前夜に車を走らせて広河原沢の出発点となる舟山十字路まで入ります。久々の山に一人きりの夜に興奮してお酒がどんどんすすみます。しかしながら夜中にやってきた車がわざわざ人のお隣に駐車して、しかも山屋にあるまじき行為、エンジンかけたまま眠るという暴挙!せっかくひとり静かに山の夜を楽しみたかったのに残念至極寝不足のまま翌朝出発です。今回目指したのは広河原沢左俣。途中大きな滝が2つほどあるけど難しくないし、高巻きも可能なので今の僕にはちょうどよいレベルです。さて1時間半ほどのアプローチで左俣出会い。ここからまもなくでさっそく氷瀑地帯が始まります。最初の6m滝は下に水が流れている始末。そういや今日は気温がやや高い。ザックにつけた温度計は5℃くらい。なんだ寒いじゃんと思うのは大間違い。この時期の八ヶ岳はおおむねマイナス5~20℃くらいが普通だから、山にのぞむ身としてはそれくらいの寒さに耐えうる装備で望むのである。マイナス20℃のつもりで5℃というのはたとえば、今日は10℃くらいだから会社にコートきて行こうと思っていたのに実際の気温は35℃だったよといくらいに思い違いなことなのである。ともあれ水の流れた滝はアイスクライミングには適さないので大汗をかきながら高巻きです。まもなく10m前後の滝がいくつも登場! どれもがほどよい堅さに凍っており傾斜も強くないので、さくさくとアイスバイルをふるって直登です。まもなく谷が一時的に開けてさんさんとふりそそぐ陽光がまぶしい限り。振り返れば諏訪の盆地が眼下に遠く広がっています。しかしそんな素敵な眺めとは裏腹に体力はばてばて。そういや雪山登るの今年の3月以来だもんな。そんな体力に追い打ちをかけるようにまもなく下の大滝15m滝が現れます。単独だしはなから直登するつもりはないので左から高巻き。ついでにその先の6mチョックストン滝まで巻いたので大汗をかいた。さらに滝いくつかで上の大滝10m。陽光に照らされて美しい滝だが、内容はつららの集合みたいでみるからにいやいやという感じ。当然ここは右の草付きから高巻だが、すでに時間は13:30となっており、さらに谷を登って阿弥陀岳に登って御小屋尾根を下るには遅すぎる時間なので、高巻ついでに右岸の御小屋尾根に無理矢理あがってしまうことにした。右岸の岩場まじりに草付き帯を慎重に登り急な樹林帯へと入る。するとここでアクシデント。ガツン!という衝撃とともに右足のアイゼンがはずれてしまう。アイゼンがはずれる程度ならよくあることさと、樹にしがみつつ体勢をとりなおしてはずれたアイゼンを手にとると、なんとアイゼンの留め金が完全に壊れてはずれていた!今の登山界の主流はバンド式アイゼンなのでわからない人は多いかもしれないけれど、7~8年前までは金具で固定するタイプだったのである。さてそんなことより冬山登山の真っ最中、しかも先行き不明の急な斜面の最中でアイゼンが壊れるというのはなかなかシビアな状況です。しかし何とかするしかありません。さいわい左足のアイゼンは残っているので、やばそうな斜面は左足に踏ん張ってもらい、右足はすべらなさそうな安定した足場専門でがんばってもらいます。そんな風にして幸いその後の斜面で危険地帯出に出くわすこともなく、無事に御小屋尾根に到着です。すでに14:30。 ここから阿弥陀岳は1時間ほどの距離ですが、天気も崩れだしたし、アイゼンも壊れたし、時間も遅いし、それに阿弥陀岳なんてすでに何度も登っているし、登る理由が何一つなかったのでそのまま下山開始。思ったよりも長ったらしい御小屋尾根を2時間半で舟山十字路の帰着。時すでに陽が落ちた16:40でした。帰りは八ヶ岳美術館から茅野方面に10分ほど降りたところにある「もみの湯」へ。ここは夕方5時以降は入湯料300円でなかなかご機嫌になれる温泉です。久々のアイスクライミングにすでに筋肉痛となった両腕をさすりながら、ああ今年の山もこれでおしまいだろうか・・・と少々寂しい気分になってみるのでした。
2007年12月15日
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このブログは山のことをメインにしつつも日々の雑想、行った山の感想、山の技術や山の本、山への想いなどつづっていますが、カテゴリーが雑多だと読む人も何のブログだかわからないと思います。そういうわけでとりあえずまずはカテゴリーを分離しておすすめの山や旅の本やメディアを別ブログにて紹介さていただきたいと思います。おすすめ!山の本まだ開設間もないので中身は貧弱ですが、過去21年の登山歴のの中からおすすめできる書物を順次紹介していきたいと考えています。みなさまどうぞ遊びに来てくださいね
2007年12月06日
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