全2640件 (2640件中 1-50件目)
苦痛は「自分の存在を確かめる」快楽であり、自己実現だったダイヤモンド・オンラインの記事である。これを読んで、まさにそれ!と思った。登山については、それによって生きていることを実感できるのが大きい。毎日、街で仕事をしていても、生物として生きていることを実感できる感覚が乏しい。シビアな山行をすることで、生物として生きていることを、強く実感することができる。具体的には、クライミングとか沢登りとかしている時。ミスったら人生が暗転するような内容の山行の時。では、飲酒は?痛飲することで、翌日の活動に影響が出る。具体的には二日酔いということになるが、その辛さが、自分がこの瞬間に生きていることを確認できる瞬間なのだ。さくっと飲んでさくっと寝て、気持ちよく起床していたら、飲む意味がない。飲酒はあくまで辛いものでないと、自分の存在を確かめられない(それどうなの?)。あえて辛いことを感じる。それで生を感じる。ダイヤモンド・オンラインの記事では、辛いことの例として筋トレを挙げていた。飲酒でも同じような苦痛は感じられる。飲酒で生を感じることは、身体にはマイナスでしかない。リストカットと同じ。筋トレとか登山とか辛くても身体にプラスになる活動をして、生を感じられるようにしないとならん。とりあえず週末は焚き火をして、自分が生きていることと向き合います。
2024/11/22
実践する人から、支える人になる。もう自分が率先して山行する年齢ではなくなった。やる気がないとか枯れたとかではない。山への思いはまだあるのだ。付き合い方を変えていこうということ。20代の頃と同じことをやろうとするのは難しくなった。その分、知識と経験は増えた。それを後輩に伝えていく立場になったということ(仕事も山岳会も)。仕事ではちっとも偉くならないので、技術的なノウハウを伝授して、存在感をアピールするか。ノウハウはかなり忘れたが、伝えないともったいないからなあ。やまやろうは、自ら身体を動かして、ゴリゴリに試作して評価していた最後の年代なのだ。今は分業制。山岳会では現役代表は長かったし、それなりの活動をしていたつもり。会長になった時はコロナ禍と重複してメタメタだった(評価できない)。富山県内で、雪山と沢登りと山スキーにそれなりの爪痕を残した者として、後輩に伝えられるものがあれば伝授したい。余計なお世話か?遠回りして時間がかかるとか、自分と同じ失敗をするとかして欲しくないだけなのだ。そのためのアドバイスだけど、言うかどうかは悩ましい、老害として一蹴されるかもしれないからねー。やまやろう御用達のウェルシア(ドラッグストア)〇〇店。今日行ってみたら、アルコール置き場の陳列が変わっていた。イオンのプライベートブランドの缶チューハイが冷蔵陳列棚に何種類も並んでいた。これまではレモン味とドライ味の2種しか置いていなかったのに(常温棚には何種類も置いてある)、今日はレモン、ドライに加えてグレープ味やライム味などが置いてあって新鮮!!思わず手に取ってしまった。それ以外の缶チューハイもこれまでと陳列が変わっていることに気付く。写真左のグレフルサワー7%も、〇〇店にはこれまで冷蔵陳列棚になかったのだ。いずれにしても、やまやろうにとって選択肢が広がったので有難い。ますます足繁くウェルシアに通ってしまいそうだ。店が変わることで客も変わる(来店頻度が上がる効果)一例。自分も変わることで、周囲の人に良い変化を与えてみたい。
2024/11/20
若いうちに、やりたいことをやっておけ!例会山行にどんどん希望を出せ!個人山行も入れろ!心技体を維持して登山活動できる期間は短いぞ!(以下は、読まなくてもよろしいです)アラフィフになると、若い時と時間の経過感覚が変わるのだ。早くなる実感。一日の経過が早い。大したことをしていないのに、夜になってしまっている。仕事がそんなに進んでいないのに、週末になってしまう。土日休んでまたあっという間に過ぎていく。これの繰り返しに陥っている。山にしても、先日登ったかと思ったら、もうはや週末がやってくる感覚なのだ。気持ちの中ではちょっと待ってと思ってしまう。20代は一時期、毎週のように山に登っていた。今は月に1、2回がちょうどいいかなと思うようになったかも(レベルが低いwww)。登山もしたいがキャンプもしたい。趣味が増えれば登山の頻度も下がりますな。毎週末に家にいなかったら、それはそれで問題なので、ガンガン個人活動をすることもできない。歳を取ると、登りたくても登る機会が限られることを知る。家庭も仕事も打ち捨てれば、ガンガン山行に参加できるだろう。そこまでの覚悟があれば。現在は覚悟も体力もモチベもなくなり、山岳会に寄生する存在。数年前まで会をけん引していたのが嘘のような凋落ぶりである。メンタル治療中なので、愚痴は多めに見てちょ。2015年の11月は、異常に雪が少なかった。今年も似ている。一日目 二日目2015年は雪が少なくても、浄土山北面で雪山訓練していたのだねー。2024年は12月になりそう。そうなると、立山も早月尾根も入れなくなる。雪を求めてなるべく高い山を探すことになる。富山県内ではそれほどないのよ。筆頭は鍬崎山で、あとは僧ヶ岳か毛勝山(アプローチ長い)になる。標高が低くなれば訓練でできることも限られてくる(歩くだけになる)。白馬方面のスキー場斜面も検討すべきでしょう。
2024/11/19
うほー、富山県は寒くなった。社服の上着を忘れてきたからロッカーにあったドカジャンを今期初めて着ましたよ(あったかー)。昼は雨が降っているし寒いから、食堂には向かわずに事務所でカップ焼きそばを食べた。節約術でもある。炭水化物をガッツリ摂ることになるから、ダイエットにはならないが。3年前の今頃は、正月の例会山行に向けて、荷揚げして早月小屋付近にデポしていた。一日目 二日目OD缶10個、アルファ米6個、竹竿、50mクライミングロープをダケカンバの幹に雪に埋まらないような高さに置いておいた。正月山行で使うことはなかった。そのまま冬を越す。翌春、デポ品がごっそり盗難に遭って、大変ショックを受けたと共に憤りを覚えた。これ以来、早月尾根でデポはしていない。2024年の晩秋は雪がない。立山でのスキーなんて考えられないし、雪山訓練もいつできるのか(12月頭に予定しているが)。季節は確実に冬に向かってはいるが、その厳しさが緩い。街での初雪はいつになるのか?(昨年は12月17日)そして、やまやろうは、年末年始に山にいるのだろうか?現時点で全く分からない。
2024/11/18
5年日記(2025~2029年)を買った。高橋の5年日記は、これで4冊目だ。5年横線当用新日記(イエロー) 2025年1月始まり No.16【3000円以上送料無料】価格:3,080円(税込、送料無料) (2024/11/17時点)楽天で購入日記は中学三年生の元日から書き始めたから、35年間くらいは書いていることになる。そういう下地もあって、ブログは19年間ほぼ毎日更新し続けている。日記を書くのと同じくらい、当たり前の日課になっているのだ。ついでに、1月始まりのスケジュール帳も購入した。こちらも高橋書店だったわ。2025年 手帳 1月始まり No.376 クレール インデックス グラン 1 高橋書店 A5判 マンスリー (クレールインデックス グラン)価格:1,430円(税込、送料無料) (2024/11/17時点)楽天で購入次の5年間でどれくらい山行ができるであろうか。今はメンタルが不調かつ体力低下で、G会の例会山行に参加できていない。2024年の前半は雪山とかクライミングとか行っていたのだが、8月のチンネ偵察での体たらくから会山行がご無沙汰である。登れないからと退会はしないで、会の存続、運営に関わっていくことになりそう。ここで逃げ出していたら、お世話になった会の先輩方に申し訳ない。散々遊ばせてもらったのだから、何らかの恩返しをしないといかんわなあ。
2024/11/17
本日11月8日に立山初冠雪。平年より27日、昨年より31日遅い。1939年の観測開始以降、1977年の11月9日に次ぐ2番目の遅さ。初冠雪の遅さに、シーズンの積雪量がどうなるか気になるところであるが、関係ないみたい。積もるかもしれないし積もらないかもしれない。山に積もって欲しい(特にスキー場)。立山のライブカメラを見ると、山頂は閉山しているとある。それでも雪の上に足跡はあるが。まあ雪山経験者は登れる程度の積雪だ。当会にしても雪山訓練を11月の立山で実施したことは何度もある。富山県内で11月に雪山訓練ができるところは、現在では立山か剱岳くらいしかない。ひと昔だったら、僧ヶ岳とか毛勝山とか鍬崎山でもできたが、今は温暖化なので標高を上げないと無理だ。そもそも、何のための雪山訓練なのか?年末年始に雪山に入るためだ。雪上の歩き方、ワカンの使い方やラッセルのやり方のおさらい、冬期山道具の状態確認、雪上テント泊での生活技術のおらさい、耐寒訓練など、雪上訓練は結構重要なのだ。年末年始の山行は一年の総仕上げ的な、一番気合いの入る山行になる。まあ最近のG会はクライミングに力が入っているので、夏場の岩場がピークかもしれない。クライミングがヘボなやまやろうとしては、雪山が合っている。ワカンでのラッセル技術はそれなりに持っている。そういうものを後輩に伝えていけたらいいのだが、この冬の例会山行に、やまやろうは参加できる? 2隊出る予定であるが、自分は登山条例に引っかからない山の方にしたいな。
2024/11/08
今朝の魚津は寒かった(朝8時で7.6℃)。ドライビンググローブが欲しくなったほど。出勤時には車内暖房とした(今年初)。立山ライブカメラでは、室堂に積雪がある。ようやく積もったのだ。富山地方気象台から立山が見えて初冠雪となるが、気象庁のページでも、県内ガリバー新聞社記事でも、Xでも、2024年の初冠雪ネタがなかった。雲があって目視確認ができなかったのだろう。明日以降に期待する。一番気になるのは、今シーズンのスキー場に雪がどれだけ積もるのかだ。例年より多くなる予報となっている。それは里山型なのが山雪型なのか(参考)。実際の気圧配置を見ないと分からないな。やまやろうはスキー場にそれほど滑りに行かないので、シーズン券は不要かなと思っている。逆に、シーズン券を買うことで、滑走回数が増える可能性はある。テレマークスキーはもっと上達したい。それには練習が必要だ。Yたさんのシーズン滑走回数を見ても、滑らないことには上達はあり得ない話。あとは誰に教えを乞うか(Yたさんしかいないわな)。我流のクセある滑りを如何に美しくするかだなー。2023年は、11月に滑ることができた。取り回しのし易い短板だから楽しめたかもしれない。今シーズンも長い板の出番は無いような気がする。好みだから。
2024/11/07
9:20 馬場島を出発。有糖ミルクティーと水を担ぐ。合わせて700mlくらい。背中に当たる日差しが暖かい。9:28 登山口。人が並んでいる!駐車場は満車で、対岸の駐車場にも車多数。ぐいぐい標高を上げる。がペースダウンしていく。ミルクティーを飲む頻度が上がる。ひたひたと後方から近づく人物。自分より年長の登山者に抜かれる日が来るとは。10:14 稜線で小休憩。10:29 中山山頂。登山者で一杯。晴天の下、紅葉に彩られた剱岳が正面に大きい。来てよかった。赤谷山、赤ハゲ、白ハゲと並ぶ。2017年のGW山行三日目に歩いたなあ。一日目 二日目 三日目東芦見尾根と重なるようにして、猫又山がそびえる。山頂の猫岩が見えた。写真を撮ったら三角点側の乾いた草むらに腰を下ろす。若い時の登高ペースはどこに行ったのか?10:54 下山。東小糸谷に向けて軽快に飛ばしていく。ブナグラ谷の中も、色鮮やか。11:15 東小糸谷に出る。水をすくって飲む。大猫山方面の美しさに脚が停まる。手を振る人がいる。G会に在籍していたnちゃんとその家族だ。やまやろうの車を見て入山を知ったとか。ベビーキャリアでお子ちゃん(9ヶ月)も登山。11:25 登山口。立山川の清冽な流れと山肌の紅葉が映える。11:37 馬場島着。適度な運動であった。距離:4.7km記録時間:2:18累計高度:599m消費カロリー:835kcal
2024/11/04
モンベルヴィレッジ立山で、クラッシャブルランタンシェードを買った。ヘッドランプに被せることで、光を拡散させて周囲を優しく明るくするもの。帰宅してから試してみたが、なかなかにランタン調の光の拡散である。ヘッドランプを置いて使うことも、カラビナで吊り下げて使うこともできる。ただカラビナはどこにでも使えるわけではないので、細引きを追加してみた。細引きをフックに引っ掛けたり、棒状部分に巻き付けたりすることで、カラビナを掛けられるようにしてみた。すぐにでも使える状況は、車中泊である。これまではヘッドランプを長時間頭に付けていたが、それから解放されるかもしれない。(゚∀゚)買い物ついでに併設のカフェで有機コーヒーを飲む。フリーWi-Fiがあるのがありがたい。結構長居した。モンベルに訪れたのは午後。午前中はマリエとやまで成分献血(144回目)。血小板よりも間隔が短い2週間でできる血漿献血とした。献血のし過ぎで、血小板献血は2週間より間隔が開くようになった。献血が終わったら、キャンパルショップに向かう。閉店セールをしているくせに、新たに入荷したりしているので、放っておけない。だいぶ商品は減ってきている。気になるものはあるが、購入までには至らず。既に持っているからねえ。それから同じ通りにある、小屋のじかんに行ってみた。富山情報誌タクトに掲載されていた雑貨店。女性店主がひとり、気さくに声を掛けてくる。何も買わずには出られないプレッシャーwお手頃なのがあった。タイルのコースター。PC机の飲み物置き場に使ってみる。缶の露垂れに強い点が気に入った。週末の一日、何もない退屈なものにはならなくて満足。
2024/11/02
登山に必要な水分摂取量=体重(kg)×行動時間(hr)×5ml富山県警山岳警備隊のX(旧ツイッター)からの情報(既出)。ザイル祭りの奉納山行では、63kg×4.17hr(4時間10分)×5ml≒1320mlの計算になる。持参したのは600mlの紅茶と800mlの水。下山時はそれが僅かに余った。計算通りではないか。気温や湿度(と二日酔い具合www)によっては、必要な水分量は増減するであろうが、参考にしてみてはどうか。やまやろうは心配性だから、つい多めに水を担ぐ。困ることはないが辛いことはある。行動終了時にほぼ空になっているのが理想だな(日帰り登山では)。夏場は水が不足すると脱水症の危険があるので、気温の低い今なら検証するには最適な季節だ。まずは低山での長時間山行で試してみたい。
2024/10/30
ザイル祭り2024・立山山麓家族旅行村ザイル祭りの奉納山行・大品山、瀬戸蔵山G会において一番大事な行事は3月の定期総会であるが、その次に大事なのは10月末のザイル祭りではないかな。登山の無事を感謝して、次の山行に身を引き締める日である。例年神事が行われる。ここ20年くらいは、言語のプロの920さんとか、ホンモノ神主Y本さんとか、その薫陶を受けたS竹さんが祝詞を奏上していた。今年は、やまやろうに打診があって困った。けれど色々調べて自分なりにやってみた。920さんは自分で祝詞を書いていたが、自分には無理だ。ネットで調べて祓詞と神棚拝詞のふたつを奏上した。祓詞だけだと短過ぎて、イベントとしては寂しかったから。ちゃんとエンターテインメント性も考えておりました。それなりの雰囲気にはなったのではないかと思う。翌日は奉納山行に参加した。日本酒を飲みまくって最悪な体調。パーティの最後尾で歩く。そもそも精神的に病んでいて、ここ2ヶ月くらい集会に行っていない。その状態での飛び込みザイル祭り参加と例会山行参加。G会員からしたら、「はぁー?」という思いでは。奉納山行は参加できる人だけが行くので、自分には参加ハードルが低かったのだ。会話の絡みは、ザイル祭りでも奉納山行でもほとんどなかったねえ。色々ついていくのがやっとだったので。炭火を熾したり、焚き火を燃やしたりしたことで、静かに存在感を示していた。
2024/10/29
6:30 スマホのアラームが鳴り、がっと起きる。朦朧とした頭で金ちゃんヌードルをすする。食後はテキパキとコテージの撤収作業。あわすのスキー場のマスコットであるヤギが、もしゃもしゃ草を食んでいる。7:54 あわすのスキー場の駐車場を出発、ザイル祭りの奉納山行に向かう。メンバーは5名。8:34 ゲレンデトップ。汗が出ない。歩みは遅い。水が飲みたい。オリエンテーリングしながら歩く。地図上のチェックポイントと実際の地形を照合していく。9:06 貯水池。結構水を消費した。何とか足りるか。グループの最後尾で遅れがちに歩く。変な汗が出て来た。毒が出ていくのを実感する。10:22 大品山山頂(三角点)で大休憩。ランチパックを食べる。水飲みまくり。10:43 下山。稜線を西に進み、瀬戸蔵山を目指す。山奥深くに有峰湖の湖面が光っている。毛勝三山(毛勝山、釜谷山、猫又山)の3つ並んだピーク。まあ一番左の毛勝山は、三角点のある本峰ではなく南峰が見えている。11:12 瀬戸蔵山山頂。大日岳から立山方面の展望がよろしい。11:31 百間滑に向けて下山。これまで人に出会わなかったが、ようやく人とすれ違う。このルートは急だ。下降路に選んで正解。登りだったら結構きついだろう。一本の倒木に数種類のキノコが生える。Dさんによれば食用だとか。立山杉の巨木がある。みんな並んで記念撮影する。12:16 龍神(たつがみ)の滝。3本くらい並んで滝があるので、どれがどれよ?12:30 百間滑。夏に来たら水遊びができそうだ。12:33 あわすのスキー場のゲレンデに出た。12:43 駐車場に帰ってきた。ここで解散。
2024/10/27
今年のザイル祭りは立山山麓家族旅行村で開催された。コテージ宿泊者は会費5000円。コテージではなくBBQ場を会場とした。必要なものが分かるたびに、離れたコテージに停めた車までテクテク歩いて取りに行ったこと数回(面倒だ)。祭壇となるテーブルを用意して、お供え物を置き、登攀具で飾り付ける(ザイル祭りではいつもやっている)。18時からのザイル祭りの始まりに際し、自分が祝詞を奏上した。過去のザイル祭りで聞いていた声の抑揚を覚えているので真似してみた。それなりに雰囲気は出たと思っている。そして自宅の庭で採れた大きなアケビを備え、庭に生えている榊を奉納した。お神酒を頂き神事は終了。ザイル祭りのメイン料理は鍋。魚系と肉系がある。頼まれていたコンロをすっかり忘れていた(ゴメンネ)。コンロ代わりに炭火に鉄板をかぶせ、鍋を乗せた。すぐに煮立つくらいの火力だ。それから刺身がたくさん出てくる。入善町のコスモ21内の、いずみ魚津鮮魚店のものだろう。ハマチ、サーモン、アオリイカや、カマスの刺身なる珍しいものも。別腹マシュマロを焼く。誰かさんは焦げてますよ。ザイル祭りを開催したBBQ場の全景。明かりがあるのが嬉しい(だからここでやった)。塩焼きそば。焼き肉用の豚肉が入っていて旨い。用意した酒は缶ビールの本数が少なく、日本酒を主に飲む。みんな八海山の味を口々に褒める。締めは、残った鍋で煮込んだラーメン。うどんもあったが、自分はラーメン派。21時にBBQ場が消灯になるので、コテージに移動して焚き火台で火を熾す。やまやろうはタキビストなので、テキパキと準備して一発着火。別所で焼かれた焼き芋と焼き栗がホコホコで、とても旨かった。コテージ前の焚き火を囲んで語り合う。二次会の最後まで焚き火の前にいた(気付いたら寝落ちしていて置いていかれていた)。コテージの二段ベッドは埋まっていたので、床に銀マットを敷いて着の身着のままで寝る。それが0時。
2024/10/26
白銀の世界である。バックカントリースキーの季節が近い。2023年は11月末に立山で滑ることができた。雪は少なくて、雪上訓練はやっとかっと日帰りでやった感じ。この秋の高温を見ていると、今年も降雪量は少ないのだろうなあ。ある程度の標高まで上がればそれなりに積もるとは思うが。スキー場くらいの標高は全然積もらなさそう。あと十数年したら「昔、スキーという冬の遊びがあってねぇ」という会話を孫とすることになるのかー。遊べる時に、雪と戯れておきたい。自分の体力の低下もあるし温暖化による少雪もある。いつまでもできる遊びではなくなってきた。そんな中でもテレマークスキーは、絶滅危惧種? 限られた山域に生息する生き物。やまやろうのテレマークブーツもだいぶ使い込んできているので、そろそろ割れる可能性がある。その次のスキー靴は何にするのか? 板はあるからテレ靴になるのか、山スキーに転向するのか。その時にならないと分からない。山スキーへ転向する積極的な動機はないけれど、山スキーツアーでの滑走安定性を考えると、気になる存在ではある。とにかく雪が積もってくれないと話にならない。魚津のぶどう原を眺めて、街に雪がやってくる時を今か今かと待つことにするか。
2024/10/25
X(旧ツイッター)から流れて来て気付いた。中越地震から20年なのだ。2004年10月23日17時56分に、M6.8、震源の深さ13kmの直下型地震が発生した。最大震度7を記録。あれから20年。今年は能登半島で地震。日本列島に活断層は多数。どこで地震が起きてもおかしくない状況である。自宅のそばには、魚津断層が走っている。標高40mなので津波は気にしていない。近くに川もないので土砂崩れや土石流のおそれのないところに住んでいる。しかし、断層地震だけは気がかりだ。自分とこどもが生きているうちに起きるか起きないか、だ。何事もないことを祈るしかない。能登半島地震があったものだから、寝室には小さなリュックに防災グッズを入れている(嫁さんセレクト)。懐中電灯、小型ラジオ、モバイルバッテリー、携帯トイレ、ビニール袋などが入っている。階段下の収納庫には食材のストック。飲料水もあったはずだ。庭には雨水タンクがあるので、トイレや洗濯に使えるだろう(いつも満水)。CB缶もストック多数。コメは30kg単位で持っているので、水と燃料があれば、ご飯が炊ける。庭には焚き火用の薪が置いてあるので、寒ければ暖が取れるし焚き火台で飯も炊けるだろう。登山道具もキャンプ道具も、サバイバルにはガチで使える。火を熾す方法として、OD缶バーナー、CB缶コンロ、焚き火とあるので、オール電化の我が家でも救援が来るまでの数日間は持ち堪えられるであろう。趣味も関係しているが、燃料と食料のストックはそれなりにあると思っている。みなさんもそういう気軽な気持ちで備蓄してみてはどうか。2004年の中越地震の当日は、G会のザイル祭りであった。この写真は、発災4分前のもの。魚津の片貝川・宗次郎谷出合いでの設営風景。揺れを感じたかは記憶にない。発災後に入山して来た人から地震発生を聞かされている。
2024/10/24
写真、であります。やまやろうは記憶力が乏しい。そのためにブログに山行記録をまとめたということもある。25年間も登山をやっていると、忘れているものもある。それをどうやって思い出すか。きっかけが必要だ。それに最適なアイテムが写真である。当時の写真を何枚か見ることで、何があったかを思い出すことができる。大抵は辛いことを思い出すが。フェイスブックから流れてきたので、調べてみた。8年前の2016年は、10月23日にザイル祭りの奉納山行を実施している。前夜のザイル祭りの様子はこちら。奉納山行は、新潟・頚城の烏帽子岳(1451m)であった。山ちゃんの選択かい?雨のため眺望は全くなかったが、燃えるような紅葉は凄かった。奉納山行の割には、ハードな内容だった。と言っているのも、写真とブログを見返したから言えるもの。記憶からは完全に飛んでいる。しかし、きっかけさえあれば思い出せるものなのだ。みなさんは山に登ったことを覚えていますか? 長年、覚えていられますか? 自分は無理なので、写真を撮ってパソコンに保存しておき、記憶を思い出すきっかけとしている。なので、低山でも何でも、写真はたくさん撮るようにしている。記憶の引き出しはたくさんあった方が良いから。記憶の引き出しとしては動画の方が優れているでしょ、と思われるかもしれない。それは正しい。が、ひとつ見るのにも時間がかかる。画像ならフォルダのサムネイルをぱっと見るだけでも、何となく理解が可能。貴重な山行ならば、動画は録画しておくべきだ。自分もたまには録る。通常は画像で十分でないかなあ。個人的には、山行というものは記録とセットだと思っている。文章で残せたら最高であるが、それが無理ならば写真だけでも残しておこう。後々きっと役に立つはずだ。
2024/10/23
本日2024年10月22日で、ブログ開設日数が7000日に達した。これまでの日記記入率は驚異の97.5%。これの何が凄いのか?毎回書き下ろし(新規作成)の文章、かつ自分で撮った写真を掲載している。過去の日記の文章を再掲したり、フリー素材を使ったりしたことがない。つまり7000日のほぼ毎日、新たな気持ちでブログを作成しているのだ。しかも登山ネタに留まらず、内容は多岐にわたる。ので、閲覧者のためになる? 自分にとっては、毎日書いているため、ブログが後半生19年間の生きた証となっている。世の中の情報源はYouTubeかTikTokの動画が華やかであるが、動画の閲覧にはデータ容量と時間がかかるでしょ。ブログならテキストと写真だけなのでデータが軽い。しかも、やまぶろぐは言いたいことを最初に書くようにしているので、余計な時間も使わせない。タイパ重視な世の中なら、動画よりもブログですよ。ガチな山行を続けてきたが、それから離れそうになっている。しかし登山ネタ以外でも毎日ブログを書ける自信がある。これからも何かしらかの役立つ情報を発信していきたい。(゚∀゚)やまぶろぐとは? 改めて紹介する。登山の活動記録を中心としたブログで、平仮名五文字なのがキモ。山のブログを最も端的に表すと同時に、他のブログとの差別化をはかっている。1999年から使っている屋号。管理人は富山県在住のやまやろう。「やまやろう」には山の男(山野郎)と、山をやろう(Let’s)の二つの意味が込められている。やまぶろぐを続けている理由は以下。(1)ブログを見て山の魅力を知ってもらうことで、山を愛し、登る人を増やすこと。(2)所属する山岳会への入会希望者を増やすこと。実際やまぶろぐを見て何人も入会している実績がある。現在も会員募集中。
2024/10/22
午前中は家族でミラージュランドで遊んできた。午後はフリー。次男坊を登山に誘ったが拒否された。独りで行こう。午後からの登山は行動時間が限られるので、お手軽な尖山(標高559m)に向かう。14:31 富山地鉄横江駅そばの駐車場から出発。トレランスタイルで歩く。ただの登山道往復ではつまらないので、コーヒーセットを担ぐ。14:47 登山口。小川の中には命をつなぐ生き物。登山道の足元は悪い(濡れ、ぬかるみ、滑りやすい石)。歩いて30分経たないのに、ランニングしたかのように汗だくだ。午後の遅い時間、少ないながらもすれ違う人、登っている人を見る。お、これイケる? 採らないけど。秋の訪れを感じさせる色づきの葉っぱもある。15:13 山頂。手拭いを絞ると滴るくらいに汗をかいた。残念ながら山の眺望は雲の中。お湯を沸かしてコーヒーをドリップしてみる。ビーパルの付録の初使用(赤いコーヒードリッパー)。ドリップコーヒーは、インスタントより段違いに旨いと感じた。山で飲むからか? これははまりそうだ。15:40 下山ではスリップに注意しながら走る。オヤマボクチの花が目立つ。15:53 登山口。カラハナソウ。ビールに使うホップの近縁。雌株の花穂を指ですり潰すと、爽やかな香りがする。16:08 駐車場着。家族へのお土産はサルナシの実。山で採れる果実の中で、一番美味しいのではないかと思っている。
2024/10/20
6:00 嫁さんに叩き起こされる。5時に目覚ましをセットしていたが二度寝していたw 総菜パンをかじりながらラパンSSを運転する。第二登山口の先の林道ゲートをよっこして、烏帽子尾根登山口に向かう。7:25 登山口を出発する。駐車車両が一台もないとは。トレイルポールで推進力を得ながら歩く。草露で足元はびちゃびちゃ。8:05 宇奈月尾根と合流する。結構疲れている。静かな山中だ、腰に付けたカウベルの音だけが響く。自分のイメージするペースよりも遅い。でも休むことなく歩き続ける。紅葉ぽいところもある。仏ヶ平。振り返って仏ヶ平。紅葉しているのか葉枯れしているのか分かりにくい。最終目的地までは長い。8:53 僧ヶ岳。あれ、誰もいない。こんなこともあるのか。ここまで1時間半ちゃ、意外と早かった?フェイスブックに投稿して水を飲む。じっくり休憩する。この時刻なら、駒ヶ岳に向かうしかない。9:02 駒ヶ岳に向けて出発する。振り返って衣尾根の山肌を見てみるが、紅葉はいまいちだ。でも進むしかない。北駒ヶ岳手前。撮ろうと思えば紅葉ぽいのが撮れる。9:38 北駒ヶ岳。10:00 駒ヶ岳に到着。貸し切りの山頂。回り込んだ草付きに腰を下ろす。後立山連峰の大パノラマが広がる。それを眺めながら大休憩。ちくわが旨い。暖かい陽光の下、どんだけでもいられるわー。僧ヶ岳方面。何か虚しい。物足りない。心躍る登攀や遡行が気になる。これからG会とどう向き合っていけばいいのだろう。昔はよくやっていたわ。10:43 引き返す。直下で女性とすれ違う。11:03 北駒ヶ岳。下部で男性とすれ違う。11:37 再び僧ヶ岳。男性がひとり食事を摂っている。自分はお湯を沸かしてカップヌードルを作る。衣尾根からひとりやって来た。宇奈月方面からもひとり。カップヌードルを汗だくになって平らげる。山ラーは最高です。12:12 下山。霧に包まれる。仏ヶ平手前で男性とすれ違う。12:45 宇奈月尾根と烏帽子尾根の分岐。男性が立ち止まっていた。軽く水を飲み先行する。霧が濃くなる。すぐ下で女性を追い抜く。13:00 三人組が登って来た。遅くない?13:14 登山口。距離:12.4km記録時間:5:50累計高度:1050m消費カロリー:1775kcal昨年同時期の記録
2024/10/12
気候がよろしく、天候もよろしい。なら、この三日間は、思い切り楽しむしかないではないくゎっ!テント泊も検討していたが、検討していたところは、朝に氷が張るくらい冷え込んでいる。すいません、今年は行けません。山屋の端くれとしては、登山をしないわけにはいかない。そんなことを書くくらい、山に行っていない。自分はもう山屋ではないのではー。岩も沢も全然やっていないし。(おそらく)いつかは復活するだろうが、レベルを戻すためのリハビリ期間が長そうだ。バリバリの会員についていけるかな。連休初日は登山。紅葉を愛でようと思っているが、YAMAPによれば微妙(色付きが遅れている)。今更転進はできないので、取り敢えず行ってみる。紅葉以外に、カップ麺のお楽しみを作ってみた。多少は荷物を担いで歩いてみたいから。要らないけれど、バーナーを置くテーブルなんぞザックに入れてみたり。自己満足の世界だ。印象的な写真をどれだけ撮れるかだなあ。持って行くカメラはGRIIにしたので、速写できるメリットからとにかく枚数を稼ぎたい。適当なショットも、後日ブログに使えるのだ(今回の写真もそう)。
2024/10/11
日帰りの、紅葉登山。ええっ、テント泊登山ではなかったのか?うーむ、最近山に登っておらず、体力が持つか分からないから逃げた。弱い(精神が)。買ったテントはまだ登山で使っていないねえ(キャンプ場のみ)。嫁さんからも言われた。いつになったら使うのだろうか。二日目、三日目は、車中泊の旅に出よう。長野県の南方が気になっている。詳細な目的地はこれから決める(行き当たりばっ旅)。ラパンSSのシフトノブを交換してから初めての遠出になる。使用感を確認したい。これまでのところ、良好な感触ではある。涼しくなったので、車中泊も快適であろう。晴れの予報なので、観光にも撮影にも注力したい。
2024/10/10
ちょっと前の9月21~22日で、車中泊の旅に出ていた。一日目 二日目新潟県に入ったら雨が酷かった。能登の被害が大きかった雨である。アウトドア店巡りな感じ。一日目は石井スポーツ新潟店と、その隣のモンベル。二日目はスノーピーク・ヘッドクォーターズとWEST三条店。遠出した甲斐があった。富山のアウトドア店にはない、刺激を受けることができた。やっぱり品揃えの質だよなあ。富山のどこかの店は、広いフロアにただ陳列してあるだけ、質問したくても店員がいない。ブランドも中途半端だし。食指が動かないのだ。ある程度、ブランドも絞って尖るものがないと購買意欲が湧かない(個人的な感想です)。石井スポーツは客と店員がお互いに意識できる範囲にいて好印象。うざくない距離感だった。でも声を掛けたら親身に対応してくれる感じ。WEST三条店は、逆に店員が近くにいない。石井スポーツとは客層が異なるからだ。WESTはキャンプ用具が多く、事前学習した客が多いのだろう。店員の説明なしでもじっくり考えて購入する客が多いと思う。旅の勢いで買い物をすることはなく、最小限に留めた。
2024/10/01
午前中は自宅の庭の草むしりを無心で約2時間。山服で実施。上半身は汗だくだ。着替えて午後は山に向かう。魚津から近くてサクッと登れる山として、千石城山(758m)を目指す。ふるさと剱親自然公園には、オートキャンパーが多数。いいなあ。14:47 登山口発。こんな時間なものだから、駐車スペースにはクルマなし。曇り空、無風。歩き出して10分で汗だらだら。キノコでっか。15:04 尾根に出る。クリのイガが道中無数に落ちている。誰か食べた?足元は、マンゾクで購入したトレランシューズであります。15:16 山頂。貸し切りだ!真っ白のガスの中におり、剱岳は見えない。寂しそうな赤とんぼ。ミニマムクッカーセットでお湯を沸かしてコーヒーを飲む。湯量は200mlを超えたが、粉コーヒーを多めに持ってきていたので、薄まることはなかった。たっぷりじっくりコーヒーを満喫した。15:42 下山開始。走って下る。優越感と若干の怖さが混ざりながらの移動。これまたデッカイきのこ。野生動物との遭遇は怖いが、ここなら大丈夫かなと。時折奇声を上げて警戒はした。15:53 登山口に到着。汗びっちゃの長袖シャツは脱ぎ捨て、Tシャツに着替える。さあ家の冷蔵庫には発泡酒が待っているぞ。登山ハイシーズンだが、1ヶ月山に登っていなかった。週末の天気が良くなかったというのが大きいが、気分が乗らなかったことも大きい。精神的にきつい。ストレスに潰されそうだ。ストレスを発散させる登山活動であるが、ストレスが余りに強いと、山に向かう気力も削がれるのだ。今回低山ながら山に行けたことは、一歩前進である。G会の例会山行に参加するのはまだ先であるが、そこに向かおうという気持ちを持つことができた。
2024/09/28
どれだけコンパクトなのかを示してみよう。オレンジ色の巾着袋は、ユニフレーム・ラーメンクッカー900のもの。そこに入っていたものは以下。SOTOの110缶(実際の充填量は105gらしいが)、エバニュー・チタン400FDカップ、ベルモント・チタンシェラカップ深型250FH、チタンマニア・カップ蓋L。そこにSOTO・アミカスと、100均で買ったゴトクを入れている。400FDと250FHは、シンデレラフィットすることが、250FH購入の決め手になった(WEST三条店で確認した)。エバニューだったらチタンデミタス220FHがあるじゃんとなるが、ベルモントの方がかなりお安いのだ。メーカーを揃えるとか気にしないタイプ。何ならエバニューの赤いシリコンチューブが不要なくらい(軽量化のために)。これまで、400FDに110缶を入れていたが、缶が微妙に収まらず、折角買った蓋が浮いていたのだ。今回、400FDに250FHをはめた。そうなると110缶が入らなくなるので、バーナーを入れた。これだと蓋もちゃんと乗せられる。当初のクッカーパッキングより、カップがひとつ増えたけれど、よりスッキリしたパッキングになった。満足だ。最小クッカーセットができたので、テント泊で試してみたい。OD缶にCB缶からガスを充填してみたので、準備は整った。山ではお湯を沸かして、コーヒーを飲んでみた。インスタントであるが、濃い目が疲れた身体に効いた。インスタントコーヒーでもこんなに美味しいのなら、山頂でドリップしたらもっと旨いのだろうな。近々に挑戦してみたい。山岳会の例会山行に、精神的に負けて参加できないものだから、個人山行をしている。山への意欲が減退している現在、低山であっても登れたことの意味は大きい。少しずつやる気を醸成して、例会山行に合流したい。EVERNEW(エバニュー) Ti 400FD Cup ECA530価格:2,420円(税込、送料別) (2024/9/28時点)楽天で購入belmont(ベルモント) チタンシェラカップ深型250フォールドハンドル(メモリ付き) BM-425価格:1,870円(税込、送料別) (2024/9/28時点)楽天で購入TITAN MANIA(チタンマニア) カップ 蓋 L チタン製 リッド チタンマグカップ ポット ソロキャンプ アウトドア 超軽量 頑丈 キャンプ用品価格:990円(税込、送料無料) (2024/9/28時点)楽天で購入
2024/09/28
てんきとくらすの登山指数がCだからと、早々にテント泊山行を諦めたのだが、それが変わっていて現時点ではA~Bである。行けたのでは?しかし気持ちは完全に切れている。土曜日の明日は自由時間があるが、低山すら登らない可能性がある。登山に、楽しみを見出せなくなっている。登ったとしても、単なる記録であり、そこに記憶に残るものがない。感動がない。そりゃあ登りたくなるわけがない。なんでそんなに登山に対する気持ちが枯れてしまったのだろうか。昨年の今頃はクライミングに明け暮れていた。山行に参加し、ギアを買い、雑穀谷に向かっていた。たった1年前のことであるが、他人の記憶のようだ。今はクライミングする気持ちが、1ミリもない。他の会員とのレベル差に嫌気が差したのか。岩登りにしても沢登りにしても。同じ山行に参加できることができないと、自分で設定してしまった。やらないからさらに差が広がるという悪循環。もう追いつけない絶望感。精神的余裕がない毎日、山のことを考えていない日々。登りたい山も思いつかなくなった。現在、精神的に不調なことは実感している。それにしてもひどすぎる。集会にも参加できない。個人山行もしたくない。大して欲しいものでもないのにネットで買い物したり、あれしたりこれしたり、余計なことばかりしている(ブログもか)。クスリは減らしたが、減らさない方が良かったのか?元々はストレス発散のための登山だったと思うが、登っていないから登らなければと思うストレス。登っていない自分を責めるストレス。山行レベルについていけないストレス。行かなければという重圧に潰されて、個人山行にも行けないというのが何度も続いている。ならばしばらく、スッパリ登山から離れるか?と思っている。登山を嫌いになりたくない。自分の人生を形成してきた登山を否定することは、自分の人生を否定するに等しいのだ。それは避けたい。ならば山から離れるしかない。山を嫌いにならないために山から離れる。混乱している中で見つけた結論。
2024/09/27
三連休の山行計画からは早々に離脱している。ナイショの個人山行のお誘いもあったが、それもパスした。年間山行計画の立案者が、山行直前に敵前逃亡したものだから、会員からの信頼は地に落ち自信もなくなった。会山行に復帰参加できるのかな?三連休は天気が悪い。計画があったとしても中止になるのでは(クライミングか沢登りなので)。例会山行に気が引けるやまやろうは、個人山行を計画していた。テント泊なのだが、あっさり諦めた。一泊あれば行けるところなので、普段の週末でも挑戦できるのだ。10月初旬の小屋閉めまで、あと2回チャンスが残されている(28日、5日)。天気次第だ。今週末の三連休は、車中泊の旅にした。魚津から新潟方面に向かいます。雨でも屋内施設なら過ごせるし、車の移動なら問題ないし。往訪地はアウトドア店が多いw モノはもう要らないはずだが、どうも気になるのだ。あとはグルメと温泉と道の駅での車中泊。今回は移動時間が長くなりそう。雨だからいいか。車中では音楽を聴いている。嫁さんがBUMP OF CHICKENのニューアルバム『Iris』を入手したので、ファイル形式を変換して車内で聴けるようにした。現在はヘビロテであります。
2024/09/20
目標は未達成ばかりで、やる気を失くしている。仕事も趣味も。仕事は給料が上がらなくてきついね。課題の目標達成は、今年度もかなり厳しい感じだ。登山の方は、一旦気持ちが切れてしまったので、例会山行に参加する気持ちが全く起こらない。登攀レベルも堕ちたねー。雑穀谷はAフェースから再練習でしょうか。今は何をするのも億劫だ。ランニングは細々と続けているが、ダイエット効果が見られない。一時期は4kgくらい落ちたが、今は3kgリバウンドしている。夕食の他に、つまみを食べているからねえ。週2回は走っているのに体重が減らないと、やる気が起こらなくなる。今日も夕方走ろうと思えばできたが(着替えは用意した)流してしまった。本心、食べたいわけではないが、つまみをつい買ってしまう。ストレスだ。酒量も多い、これまたストレス。そして布団に向かう時刻が遅い。翌朝の罪悪感。全てが悪い方向に回っている。今夜は飲むペースが早いわ。人生、何かどうでもよくなってきたので、適当にやります。
2024/09/18
中古で入手したCanon PowerShot G5Xにて、中秋の名月を撮る。しかし、カメラの設定をどんなにいじっても、月表面の模様が撮れない(真っ白になる)。昔はサクサク条件変更して撮れていたはずだが。撮影機材の扱いを忘れている。こんなオロオロになっていたら、シャッターチャンスを逃してしまう。撮れないものだから諦めて家に入ってしまった。撮れなくて悔しいとか何とかしようという気持ちが起こらない。加齢による好奇心の減退だと思う。体力の低下よりも厄介なのは、気持ちの減退である。山に向かう気持ちが起こらない。登る前から、登った場合の辛い場面ばかりが浮かんでしまう。ルートを登り切った達成感とか、山頂からの絶景に感動するとかは、最近あんまりなくて、辛いことばかりを記憶している。そりゃあ行きたくなくなるわな。山行に余裕がなくなってきて、登り下りの歩きばかりが記憶に残るのだろう。次回以降の山行の役に立つ情報としては、アプローチの所要時間が一番重要なわけで、なおさら記憶したくなっているはず。最近は心から登山を楽しめていない。若い時は未知の沢やルートばかりだったので、行くだけでワクワクしたものだ。自分が行ったことのない未踏のルートは、当然今でもいっぱいあるが、かつて登った類似のところに当てはめて、辛いことばかりを想像してしまう。諦めていたが、突然悔しくなって、また外に出て何とか月を撮影した。設定をいじりまくって、何とか撮れた。画像が粗いのはG5Xの撮影限界である(拡大、トリミングあり)。登山を完全に諦めたわけではない。気持ちが乗らない部分が大きい。何かのきっかけがあれば、また頑張れると思う。昨年はちょっと頑張ってクライミングにはまりかけていた。結局ヘッポコなレベルで終わったが。
2024/09/17
昨日はG会の集会であったが、おら行けなかった(ランニングしてた)。今日の夕方、会館に立ち寄って集会記録を見てみた。2ヶ月前の訪問者が入会したようだ。プライベートが落ち着いたのかな。山行記録にはすでに懸垂下降の練習を雑穀谷で実施したと書いてある。うちの鬼軍曹(誰)が付き添ったのかな。入会してくれるだけで有難い。新しい風が入り、会員の気分も変わるであろう。技術を教えることになるから、活動が活発になるはず。参加者も増えるだろう。よい傾向である。盛り上がってくれることを期待している。そこにやまやろうも参画するのか?会長でもないし現役代表でもないし技術担当でもないからなあ。そもそも技術がないから教えられることが何もない。現在バリバリ岩を登っている人から教わった方がいいでしょう。年齢関係なしで、次の世代に交代していく時かな。自分の登攀ピークはとっくに過ぎている。モチベーションも。それらがある人がG会をけん引していって欲しい。そもそも自分はG会の歴史の中で、ある時期でのひとつのピースに過ぎない。創会以降会員番号が付された百十数人のたかが一人。いつかは他の誰かが新しい歴史を作っていくことになる。ロートルはそれを見守りつつ、静かにいなくなるべきだと思う。もうひと頑張りして、G会でひと花咲かすとかは、もう考えられないな。
2024/09/06
こんなにダラダラ生きていていいのだろうか?仕事も山も成長が見られない。流されて生きていて挑戦しないからだ。仕事に関しては良きアウトプットが必要であるが、インプットがないのだからアウトプットが出てくるわけがない。インプットとは?勉強する、講習会に出る、人と会う、本を読む・・・。現状維持は退化と同じ。スピード感のある世の中で生き残れない。登山することが辛いな。体力の低下なのか、暑いからなのか。ランニングも長距離が辛い。テント泊もやれるのか分からなくなってきた。もう少し涼しくなってから挑戦するか。登山に対するワクワク感が減っている。予想ができないことをしてみないと面白くない。何しよう。気分を盛り上げるための解決法を自分なりに考えてみた。・未踏の県外登山・知らない土地でのキャンプ・新たな人脈構築(どうやって?)・飲みに出かける・新天地への車中泊の旅・やったことのない趣味に挑戦とりあえず、旅に出たい。もしくは飲みに出たい。
2024/09/03
やまやろうはアラフィフであるが、この後何年先まで登山ができるか。とっても自信がない。一番劣化しているのは、登山へのモチベーションである。若い時は例会山行は行くのが当たり前であったが、ここ数年は気分が乗らないのだ。山行経験をそれなりに積んでしまうと、同じところを歩く際は、登る前からコースタイムや辛いところが分かってしまう。分かっていてまた行くのかというと、かなり重たい腰を上げないと無理。今年の夏合宿では心が折れて参加しなかった。成功体験がないと、どうしても気持ちは後ろ向きになる。仕事も山行もうまくいかないことが続いており、やる気につながらない。挑戦することが大事だとは思うが、登山では無理したら遭難してしまうから、おいそれと挑戦はできないのだ。過去の山行の結果を振り返り、同じようなところは行けたからこれも行けるかなという、過去の自分の山行を参考にしてしまう。確実ではあるが、自分の殻を破ることはできない。挑戦がないから進歩がない。今はそういう気分にもならないくらい、気持ちは下がっている。今のところは、個人山行はちまちまこなせる状態だが、例会山行への参加は厳しい。もう自分なんて、という悲観的な思いに包まれている。個人山行も、ガッツリとしたものはなかなかできない。体力が落ちたから。テント泊山行を考えてはいるが、昔一泊二日のところ、今同じコースタイムで歩ける自信がない。自信がないと、計画の中身がどんどんシュリンクしていく。そうなると、大した活動ができなくなる。さらに自信がなくなって山に向かわなくなってしまう。今は登山への意欲が全然湧いてこない。登山以外の趣味もそうなのだが、これをやりたいっていう気持ちが湧かない。疲れているのだ。山に対してこんなヘタレにならないようにするには、どうしたらいいのか?登山以外の楽しみを持ってしまったら、迷いますよ。今日は現場作業中、頭上の配管に側頭部をぶつけた。仕事が終わってからも違和感がある。これで脳出血で倒れることもあるかもしれない。突然身体が不自由になっても、納得のいく人生を送ってきたであろうか?最近は不完全燃焼、または山行不参加が多い。何が何でもこの山行を成功させる、という気持ちが薄れたことが大きい。一度遭難を経験すると、突っ込めなくなる。加齢に伴う体力低下と自分の登れる意識との乖離が、あまりに大きいと絶望が生まれてくる。今まさにそれで、20年前と比較して余りにもヘッポコなので絶望している。もう無理だと思ってしまう。気持ちの中では例会山行なんてもう無理!なので、個人山行でワクワクすることをしてみて、登山へのモチベーションを上げていくしかないかな。あんまりないんだけれども。それくらい疲れている。
2024/09/02
小川山クライミングから、一年であります。一日目 二日目その間に、あの人とかあの人に、まさかあんなことがあろうとは、という出来事があったわ(詳細は割愛)。一年もあれば、予想もしなかった大事件が起きるのである。翻って、やまやろう。クライミングは1ミリも上達していないし、沢にも行っていない。一年前から何も変わらない(=退化)。成長もないが大きな退化もない。現状維持?すなわちアクセルを踏んだり離したりの状態か。成長がないからつまらないけど、遭難しなかったことを有難がるべき?HK氏やNK氏のように、アクセルを踏み続けて山に消える人生もあろう。自分はそこまでの覚悟がなかった。時々アクセルを踏んで、美味しいところをつまんでいた。今の自分はどうなのか。アクセルすら踏まないようになっている。法定速度で無難に個人山行をこなしている感じ。楽しい?かと言えば、正直心は躍らない。ワクワクすることをしたいが、情報収集能力不足で、山行計画の企画力がなくなった。若いもんの計画に乗っかってみるかな。
2024/08/29
山登りで一番大事な腰を、危うく壊すところ(ギックリ腰)であった。会社で、重量物の運搬作業を手伝う(非定常作業)。金属廃棄物なのだが重いので二人作業とする。設置場所から台車には、二人で載せることができた。しかし車に載せる際は、段差が大きく移動距離も長い。二人で持ち上げていたが、腰に違和感があって一旦下ろした(落とした)。腰にぴきっとした電気は走らなかったが、それに近い違和感があった。これは二人で車載するのは無理と判断し、増員を要請した。三名だったらかなり楽に運ぶことができた。初めからそうすれば良かったが人員不足なのよ。労災にならんでいかったわー。こういう作業で違和感のあったのは初めてではない。やまやろうもアラフィフになり、身体にガタが来ているのだ。昔からギックリ腰にはならないように細心の注意を払っていた。今回も気を付けてはいたが、体調が追いついていなかった。登山で大事な身体部位は腰だと思う。山では荷物を担ぐので。腰だけは故障しないように気を付けて生活していた。そうしていても、ちょっとしたことで痛める可能性があることが分かった。若いもんか、省力機械に任せるかしかないな。今回は人員がいなかったので自分が対応したが、もっと頑健な人に今後はお願いしたい。写真は全然関係ないですwww先日の大日岳登山でのベニバナイチゴの実。口に入れると酸っぱくて種が多くて、実は食べにくい。しかし甘酸っぱさが体力を回復させてくれたと思っている。少なくとも、味わって気分転換にはなった。栄養補給(ビタミンCとか)ができたかは分からない。プラセボ効果かもしれないが、元気になったので是非試して欲しい。洗えないので食中毒に関しては自己管理でお願い。やまやろうは胃腸が頑健なので、山の果実も沢水もガンガン摂取していても平気であるが、そこは自己判断で。
2024/08/28
ブログアクセス数がたまに急増することがある。最近上位表示した6記事を徹底分析して、今後のブログネタ作りの参考にしたい。平凡な一日だったが、色んなことが動いた。お盆に目指す長次郎谷の雪渓の状態が分かってきた。25年間の登山で見つけた「思わぬ罠」とは?登山しない山屋の意外なライフスタイルとは?大日岳日帰り登山が予想以上に時間がかかった理由とは?給水がこんなに簡単!登山で使える便利アイテム紹介 ブログの内容に共通するものがヒントになると思う。自分なりの分析を行ってみた。(1)全て登山関係:楽天ブログのテーマ「山登りは楽しい」に入っている。まあ、登山ブログだから、それを求めて閲覧する人が多いのだろう。看板通りの記事を書けってもんだ。(2)上級経験者にしか書けないこと:25年の登山経験を誇るやまやろう。そこから見える視点で書く記事が、何かの層(多分登山経験の浅い人)には受けているのだと思う。参考になるから。(3)本音のつぶやき:昔はもっと過激な文章もあった。今はコンプライアンスとか炎上とかを気にすると、毒は吐けない。掲載する写真も熟慮する。とは言うものの、何かを気にして抑えた発言をしているわけではない。日々感じたことをありのままに書いている。人間の本音が受けるのだと思っている。(4)オリジナリティ:山岳会での経験が長いゆえに、一般的な登山者が経験していないようなこともしている。それがオリジナリティであり、数ある登山ブログの中でもとんがった(目立つ)存在になる。(5)共感を呼ぶような内容:孤高の岳人ではない。週休二日のサラリーマン登山者である。そんな人でもこんな山行ができることを見せて、他の人にもモチベーションを持ってもらいたい。自分は失敗や挫折も隠さず記載している。人生の悩みなども。人間臭さが共感を呼んでいるのかもしれない。(6)ChatGPTによる人目を引き付けるタイトル:最近はブログタイトルを最重要視している。ChatGPTの出す候補を参考にしている。これは効果が大きくて、ブログアクセス数増加の立役者。生身の人間が、リアリティを持って、自分にしかできない山行を、ブログタイトル重視で、本音で面白おかしく書けば、アクセス数が爆上がりってことですね。これは肝に銘じておこう。
2024/08/27
モンベルのアジャスタブルボトルホルダー(#1123935)であります。例会山行で、岳友の松っつあんがPETボトルを出し入れしているのを見て、いいなあと思っていた。良いものは積極的に導入したい。こちらの商品は、ショルダーベルトに簡単に装着が可能。ボトルの脱落を防止するコードが付いている。使い勝手はこれから試してみよう。商品はいいんだけれど、ボトルホルダーで3520円はどうか。2000円台ならまだ分かるがちょっと高い気がする。どう思う?購入は、モンベルヴィレッジ立山。商品がたくさんあって、ウロウロするだけでも楽しい空間。時間調整のために、ハーベステラス(カフェ)で有機コーヒーを注文する。無料Wi-Fiがあるのがありがたい。美味しいコーヒーだったから、冷めないうちに飲んだ方が良かったな。テーブルを維持するために、ちびちび飲んでいたが、冷めてしまったら味わうものではなかった。カフェでの悩ましい選択である。場所を取るか味を取るか。心置きなく居続けるためには、コーヒーを追加注文するか、ケーキ類を頼むかだな。
2024/08/26
山頂で開栓するPETボトルコーラ!強炭酸が気持ちをスキッとさせてくれる。午後から雨の可能性があるので、午前中だけで終わる中山周回とする。群れるトンボをかき分けながら車を走らせる。馬場島荘前の駐車場は満車。上流に止める。10:18 馬場島を出発する。PETボトル2本とスマホだけを持つ。靴はトレランシューズ、ポール無し。雲が多いのでカメラ無し。10:24 中山登山口。軽装でグイグイ高度を上げるつもりが、暑さでペースダウン。自分でもびっくりするくらい足が出ない。11:02 稜線。突然の尿意。水分の摂り過ぎ?水平移動ではヘロヘロで走れない。11:14 中山に登頂。馬場島から一時間は切った。山頂は貸し切り。トンボが乱舞する。パンツまで汗でびしょびしょ。腰を下ろしたら動けない。コーラを飲んで生き返る。11:36 下山。十分休憩したのでテンポよく下れる。11:54 東小糸谷に出る。顔を洗ってサッパリ。沢水は飲まなかった。12:02 登山口。ゆるくランニングする。12:08 車に着く。芝生でキャンプしている人がいる。オロロもいなくなったし、自分も来てみるか。発泡酒を買ってから自宅で昼飯を食べる。食後に庭の剪定木をゴミ袋に詰めて、おみこし巡行に備える。Geographicaのデータ距離:4.5km記録時間:1:50:05累積高度:+570m消費カロリー:749kcal
2024/08/24
サクッと登ってくるつもりなので、余分な装備は持ちたくない。飲料としてPETボトルを2本と、スマホとメモ帳とカメラがあればいいので、トレランパックを担ぐことにした。最近愛用しているアタックザックを細引きで絞めてトレランパック仕様で使おうと思った。しかし大した荷物がないので、前者の方が使いやすい。カメラ(Canon G5X)はサコッシュで持つつもり。トレランシューズとトレランポールで行こうと思う。山登りは暑いだろうなあ。夕方は地区の納涼フェスティバルがあって、生ビールを飲むつもり(チケットを買った)。それを楽しみにトレーニングをしてみよう。
2024/08/23
平日の仕事のストレスから、休日の山行をじっくり考えることができない。夏合宿は、リーダーでありながら自分から不参加を表明した。お盆休みは9日間もあったが、最終日に日帰り登山をするだけだった。折角の長期休暇は、登山に対しては有意義に使うことができなかった。登山以外のことが、最近気になっているからかもしれない。山に向かうのに、面倒くさいと頻繁に思うようになった。昔からしたら考えられない心境の変化である。山屋が、山に向かうことを面倒くさがるなんて。登っても得られるものが少なくなってきたこともある。昔はどの山も初めて登るから新鮮で、写真もやっていたから登るだけでも価値はあった。県内の主要な山はあらかた登ってしまい、新鮮味がない。写真もブログ掲載を主に考えているので、メモ的なつまらない構図ばかり。登頂しても再訪だと感動が薄い。コースタイム短縮などの、純粋に山を楽しまない思いに向かってしまうことになる。ワクワクのない山行をしても、人様に登ってみたいと思わせるような記録を残せない。山行記録ネタが、単なるコースタイムの紹介に成り下がっている。やまぶろぐでは、山の魅力を伝えて、山好きを増やすというミッションを立てたはずであるが、やまやろう自身が山から気持ちが離れているので、そういう記録が書けていない。写真もいまいち。この荒んだ心を元に戻すのに、登山は役に立つだろうか。印象に残る山行をしたら、山登りは楽しいという気持ちは復活するだろうか。今はワクワクする山行計画を立てられていない。立てられるかも微妙。
2024/08/21
「やまぶろぐ」を開設したのが2005年の8月下旬。開設日数6938日、19年間で8000件のキリ番に到達した。計算上は一日一件以上、ブログを書いていることになる。8000件のネタの内訳を円グラフにしてみた。やっぱり登山(山登り)ネタが多くて全体の1/3を占める。登山関係(写真、沢登り、山スキー)を加えると、52.1%となる。内訳の経時変化を追っている。2016年頃から登山の割合が右肩上がりに増えている。山のブログなのだからそういうネタを増やそうと思った。それによって、こどもネタと食べ物ネタの割合が漸減。こういうつなぎのネタに頼らなくても、山ネタが書けるようになってきたのだ。加えて右肩上がりなのが、好きなことネタ。含まれるネタは、キャンプと焚き火とランニングと車中泊と献血だ。最近は登山よりも一生懸命かもしれない。8000件の中身は、全て書き下ろし(再掲載なし)、自分で撮影した写真を使用(再利用はほとんどない)、ほぼ毎日更新。自分に課したハードルはめちゃ高いが、日課なので苦痛なくこなしている。続けられるのは、閲覧者がいるから。最近はChatGPTで、人目を引き付けるタイトルを作成しており、アクセス数がかなり増えた。ブログ更新の励みになります、閲覧ありがとうございます。時代はYouTubeなどの動画投稿が盛んであるが、文章と写真で勝負しようと思って、敢えてのブログに特化している。それがいいかどうかは分からないが、アクセス数は伸びているので失敗ではないのだろう。もっと見てもらうためには、宣伝が必要なのかな。まあアクセス数が増えたところで、自分に課金されるわけでもメディアから取材を受けるわけでもないから、メリットは何もない。ブログは人生の備忘録。自分の生きた証を残すためだけに書いているようなものだ。楽天ブログがいつまで続くか分からないから、ワードプレスへの移管を試したことがある。ドメイン名まで買ってはみたが諦めた。データが膨大過ぎて移管が面倒臭くなったのだ。もはや楽天ブログと一蓮托生です。
2024/08/20
先日の大日岳日帰り登山において、トレランポールを使ってみた。車中泊の旅路に、カモシカスポーツ松本店で購入したもの。ヘリテイジ・ウルトラライト・トレイルポール120cm、275g(1ペア)。2021年にアマゾンで買ったトレッキングポールは580g(1ペア)。重量は約半分になる。木道歩きでは折りたたんで握っていた。下りでは長いまま手に持って歩いたが、どちらの状態でも全然気にならなかった。軽さは正義。ヘリテイジウルトラライト トレイルポール超軽量263g価格:12,900円(税込、送料無料) (2024/8/20時点)楽天で購入身長172cmのやまやろうは、推奨長さが115cmか120cmかの境目になる。カモシカスポーツで両方の長さのポールを握ってみて、使い勝手を入念に確認した。ちょっと長いかもと思ったが120cmにした。山で使ってみた結果、これで良かったと思う。ストラップに手首を通した状態でも、登りの段差で問題なくポールを突くことができた。下りでも荷重を支えてくれた。木の根や石の隙間にポールの先端がはまると、ポール全体が大きくしなる。しなることで、破損を防いでいることが分かる。太さといいしなり具合といい、何かに似ているなと思ったら、これってテントポールではないか?つなぎ目もそっくり。ショックコードの代わりに細引きで連結することになる。テントポールなら軽いわな。長さ調整機能もないので、見た目はシンプルだしなかなかよろしい。バスケットの交換が可能なので、スキーのストックとしても使いたいが、転倒した際に折ってしまいそうだ。ここはトレッキングに使用を限定しておいた方がよさそうだ。長さ調整が不要なら、軽くて比較的安価なこちらのトレランポールはお勧めである。
2024/08/19
5:43 魚津の自宅を出発。雨が降っている。眠いしやる気も起こらないが、取り合えず現地に行って判断する。6:40 駐車場着。夏空が見える。雨は道中で止んだ。惣菜パンを食べながら登山靴の紐を絞める。6:58 駐車場出発。水分として水1L、野菜ジュース0.9Lを担ぐ。途中で沢水が補給できるからこんなに担がなくてもよかった。7:09 登山口。新調したトレランポールを使う。登山は長袖が基本だと思うが、暑くて着ていられない。Tシャツ1枚で行動する。それでも下着まで汗だくになる。7:43 猿ヶ馬場で給水。7:57 牛ノ首を通過。木道は濡れていて滑りやすい。8:39~8:47 大日平山荘。それほど気温は高くないが、汗が止まらない。標高差でいうとあと半分。足が出なくてヒーコラ登る。自分でも遅いと感じる。休憩が多い。しかも腰をどっかり落としてぐったりしてしまう。登山道沿いにはベニバナイチゴが実る。触ると落ちそうになるほど熟れた赤い実を口に入れていく。甘酸っぱさを味わったら元気が出て来た。雲が多い中、ヘリコプターの音がする。前日に奥大日岳で怪我をした人をピックアップしに来たようだ(後でネットニュースで知る)。10:36 稜線。北側斜面に雪渓がわずかに残っている。10:51~11:45 大日岳山頂。駐車場から2時間53分かかった。2年前より時間を要したことになる。山頂周囲はガスで真っ白。残念ながら剱岳は見えない。大日小屋には寄らないことにして山頂で食事を摂る。祠の脇からライチョウがひょっこり顔を出す。若鳥のようだ。人を気にせずこちらに歩いてくる。茂みの中から別のライチョウの声が聞こえる。おそらく親鳥なのだろう。11:45 下山開始。11:55 稜線のコルからどんどん標高を下げる。体力的に大日平山荘まで一気に下ることができない。40分くらい下ったら沢で休憩して、惣菜パンを食べる。13:21 大日平山荘。下りなのにバテバテだ。13:25 大日平のベンチで休憩。下りでもやたらと汗が出て息が上がる。14:04 牛ノ首を通過。14:14 猿ヶ馬場で給水。14:43 登山口。行動中はトレランポールが大いに役に立った。称名滝の遊歩道をゆっくり歩く。ヘリテイジウルトラライト トレイルポール超軽量263g価格:12,900円(税込、送料無料) (2024/8/19時点)楽天で購入14:58 駐車場に着く。継続してランニングをしてきたが、体力はついていないのか?登山のトレーニングの方法を変えないといけない。Geographicaデータ距離:14.1km記録時間:8:03:44累計高度:1644m消費カロリー:2532kcal
2024/08/18
お盆休みは9日間もあったが、登山したのは最終日のみ。お前は本当に山屋なのか?しかも登る前から止めようかどうしようか迷いながら駐車場に向かっている。登ったのだが、疲れた。ただの登山道歩きなのにね。ショックだったのは、2年前よりも登りに時間がかかっていること。2年前は3時間30分。今日は3時間53分。23分も増えた。コースタイムを確認してみた。今日は2年前より約10分早く駐車場を出発しているのに、大日平小屋の到着がほぼ同じ(つまり10分遅れ)。大日平小屋から稜線までの到着時間も10分遅れた。大日岳山頂まではトータルで2年前から23分遅れとなった。日差しは今回の方が少ないので歩きやすいはずだが、休憩が多かったのは確か。やたらと汗が出るのだ。なので水分補給の回数が多くなった。行動中に小用を3回したので、水分の摂り過ぎだったのでは。お盆山行に向けて夕方継続的に走っていたのであるが、登山の体力向上には結びつかなった。今日の登山でも走った効果がなかったことになる。結論としては2年前より体力が落ちているということなのだろう。ランニングに効果が期待できないとしたら、登山の回数を増やすしかない。登山向けの体力、筋力を付けるためには、登山するのが一番なのは自明であろう。行けるかな。
2024/08/18
LOWA アルパインエクスパートII GTであります。EUサイズで7 2/1(26.0cm)。GW合宿で、厳冬期用登山靴のソールが剥がれた。ソールを貼り換えようとしたが高額だった。ならば新品を買うかと思い、購入を検討した。人生においてもう少し山で遊びたいので買うことに決めた。午後から富山市のスポーツのマンゾクに向かう。店内駐車場も向かいの路肩も車でいっぱい!タイムズに駐車した(店から無料券がもらえるよ)。じっくり試し履きができる。Kぼさんに出してもらった靴は4種類であるが、自分の求めるレベルのものは2つに絞られた。LOWAとLA SPORTIVAである。持参した厚手ウール靴下を着用して試し履きする。店内を歩いたり、爪先だけで立ち込んだりする。どちらも違和感はない。アイゼンとの相性は重要である。グリベルのセミワンタッチアイゼンを持ち込み、両方の靴に合わせてみる。スポルティバの方がシンデレラフィットな感じ。ローバーだとちょっときつい。結局のところは結構な値差があって、お得なローバーに決めた。ソールの貼り換え費用もスポルティバよりかからないみたいだし。アラフィフのやまやろうとしてはハードな山行はあと10年できるかどうか。精神的にはヘタレなので、実は引退時期かもしれないw 冬期登山は苦手なクライミングテクニックがあまり必要とされないので、まだできるかなと思い、登山靴を更新した次第。おそらく人生最後の厳冬期登山靴になるだろう。11月の雪上訓練がデビューかな。正月は2地域が計画されているが、どっちにしようかなあ。
2024/08/17
先週の山行記録をまとめた。自分はチンネを見ていないがw一日目 二日目撮影枚数が少ない。G会においては記録魔として君臨しているやまやろう。メモも写真もバンバン取る派なのだが、この山行では疲労が激しくてメモも写真も満足にできなかった。一日目14枚、二日目41枚。山に入ると撮影枚数は3桁が普通なのだが、今回は全然ダメ。G5Xは重くて取り出しにくいかー。GRIIだったら、もう少し枚数が増えたかもしれない。伝蔵小屋までの登りでは被写体に乏しかったのもあるのだが。伝蔵小屋から山頂間は、高山植物の花もそれなりにあって、下山時に撮ろうと思えば撮れた。しかし精神的にめげていたので、歩くだけで精一杯だった。やっぱり体力がないと、余分なこと(メモや写真)ができない。個人山行でコソ練します。
2024/08/11
なーんだ、2年前にも夏合宿不参加をやらかしているではないか。それを表明するのが一週間を切った今年の方が酷い話ではある。岩登りの練習不足は、2年前も今年も同じ。結局は、岩が好きなのですか?というところに行きつく。好きならば練習もするし向上もするだろう。言えることは、心はすでに岩から離れているということだ。そんな人は、危ないから行かない方がいいんじゃね?明日から長いお盆休みに入る。夏合宿に不参加となり、まるまる暇である。明日は成分献血の予約を入れたが、それ以後はどうなるかー。テント泊縦走してみたい。2年前も同じことを言っているw ラパンピングでキャンプ(1日目、2日目)と採水と弥彦山登山で終わった。テントは山岳地帯ではまだ使っていない。計画性の全くない男なので、考える時間があっても、個人山行を計画できていない。ざっくりは考えているが、それは道の駅情報。すなわちラパンピング。登山は二の次なのだ。地震があったし台風も来る予報なので、旅に出ていいのかどうか迷うところ。お盆休みは長いので、タイミングを見て、やりたいことをやっておきたい。期間中丸々充実した日々を送ることは諦めた。
2024/08/09
日中の風の中に、秋が感じられるようになった。熱風ではなく涼しさが混じっているのだ。庭ではいつの間にか秋の虫が鳴いている。夜は扇風機がなくても寝られるようになってきた。先週末の剱岳チンネ偵察では、早月尾根プラス池ノ谷乗越までのピストンであった。足へのダメージが残り、今週は歩くのもままならない状態。走るなんて微塵も考えられない。重点的にやってきたLSDは、登山に対する体力作りには役に立たなかったことが分かった。なので、走る気も起こらないわなー。今回使った登山靴は、サレワのMSクロウGTX(26.5cm)である。重荷を担いだ登山道歩きや岩稜帯歩きにも使える。靴底が反っているのでアイゼンは付けにくい。それ以外は特に問題なし。であるが、購入してから3年、ゴム底の一部がわずかに剥がれてきている。全面ベロンにはまだ至らないが気になるところ。修理に出すにはまだ早い気もする。ちょっとしたことが気になるのには訳がある。2019年の夏合宿では、アプローチで靴底が剥がれたのだ。厳冬期用の登山靴で源次郎尾根を登攀したので、結構きつかった。その厳冬期用登山靴は、今年またソールが剥がれた。貼り換えようとしたら高い。新しいのを買うことに決めた。あるスジによればお盆が狙い目ということで、とある店に行こうとしている。のであるが、厳冬期登山靴は今後の人生に必要なのか?人生において登山の引き際ってものがある。若い時にやれた活動ができなくなってくるのは自然。果たして今後厳冬期登山ってやるの?例会山行に参加するの?チンネ偵察以後のお盆山行に向けての行動がダメダメなやまやろう。強い人におみそでついていくのがやっとな感じ。連れて行ってくれるか知らんけど(人望が地に落ちた)。体力的にも正月の早月尾根レベルに行けるのだろうか?微妙な立ち位置の現在、厳冬期用の登山靴を買って、使うあてはあるのか?買わなかったら登山人生が終了なので、買うのであろう。おそらく最後の更新になるだろう。厳選しないとならんなー。
2024/08/08
今日は立秋。退社後の通勤車は、エアコンを使わず窓開けで耐えられた。まだまだ暑いが、ちょっとずつ季節の変化を肌で感じる。お盆の山行は自分のせいで中止になった。何しよう。今年はやたらと長いお盆休みなのだ。山屋なんだから山に行くべきだろうが、夏合宿を中止にしておいて個人山行で山に行くのはどうなのかと思っている。知らんわー。行きたい山に行くつもり。だが、行きたい山が特にない。何せ暑いので山に向かう気持ちが起こりにくい。標高の高い雷鳥沢か剱沢でテント泊して、昼間から缶ビールを飲むというのに憧れるが、それはもう少し先に取っておきたい。テント泊縦走でもしてみる?一泊か二泊のゆるいやつで。ソロテントを持っているが、これまでキャンプでしか使ったことがなく、山岳地帯での使い勝手を試してみたいと思っている。登りたい山の候補はあるが、駐車場に車を停められるかね?登山よりかは車中泊の旅に心が傾いている。泊まる道の駅さえ決めれば、後は自由に行動できる。自分は旅から大いに刺激を受けているので、できればラパンピングしたい。お盆休みは長いので、テント泊縦走も、ラパンピングもできるのだ。無為な日を過ごすことがないように、計画的に行動したい。(゚∀゚)夏合宿においては、かような計画的行動が取れなかった。自分が率先して登るというイメージがなかった。トップでは登れないから強い人に任せようと思っていた。そういう細部を含めて話し合いの機会が足りなかった。自分はクライミングの練習が足りなかった。ランニングで体力を付けたつもりだったが、早月尾根ではバテバテだった。想定外の疲労にメンタル削がれて、お盆合宿の中止を決めた。
2024/08/07
山岳会の年間計画の中で最重要な夏合宿を、自分の不甲斐なさで潰してしまった。同行者からの怒りのラインが届く。そりゃそうだ。行き当たりばったりは昔からだが、大人になると問題になる。会活動に参加する資格がない。若い時は山しか考えていなかった。山行をたくさん実践していたが、年齢を重ねると気持ちが引き気味になる。躊躇する出来事があってトラウマになっているのだ。釜谷遡行時の滑落遭難は、自分の登山歴の転機である。カクハタさんが指摘する「43歳の落とし穴」であった。ここから山への気持ちが変わった。無理したくなくなる。加えて精神的な不調もあって、思い出に残る山行ができていない。登山へのモチベーションも大きく下がった感は否めない。そんなへたれがチンネに登るなんておこがましいわな。再訪したかったが前回2009年よりも劣化しているので、登れるわけがない。中止は必然であった。この落とし前はどうすればいいのか。大量に酒飲んで浴槽で溺れるか、衝動的にロープを首にかけるか。こんなことを書いてもビビりなので何もしませんよ(つまらない)。自分がリーダーで率先して岩場に行くことはもうないだろう。若い人、登れる人に担当してもらいたい。山がダメなら何をして生きていく?軽自動車で車中泊をしながら、ご当地情報をブログでアップしていこうかね。山のブログじゃねーじゃんw
2024/08/06
登山にはまって25年。ガチな山行もそれなりにやってきたが、タヒなずに過ごしてきた。会員からもベテランと見られている。こっちからすれば迷惑な話なんだけれど。何せ登攀レベルが低いからリーダー格ではない。それなのに夏合宿ではリーダーとなった。自分のやりたい山域があったからだ。結果的には、夏合宿は中止となった。リーダーである自分が、不参加を突然申し出たからだ。週末の偵察で、夏合宿を遂行できる体力・気力はないと判断したからだ。なぜそう思うのか?夏合宿で起こるであろう艱難辛苦が、ありありとイメージできるから。予定ルートは何度も歩いたことがあり、アプローチの困難さを痛感している。夏の日差し、きつい登り、歩きの長さ、難しいルーファイなどなど、山行の思い出は辛かったことばかりだ。そこへ、また行くことになる。目的地まで何時間かかって、何が辛くて大変かというのが、予め明確に分かっているのだ。そこまでして現地に行って、得られるものは何だ?高揚感とか達成感とかは一瞬でしかない。行動のほぼ全ては辛いことなのだ。そうだと分かってしまったら、行く気になるか?これはたくさん登山をしてきた弊害だ。何なら山に登らなくても、どうなるかイメージができてしまう。バーチャル登山体験もできる。辛さばかりのイメージだが。辛いことが分かっているからモチベーションが出なかった。そこが中止の一番の原因。あとはクライミングの練習不足。今のレベルではセカンドで甘んじるしかないと思っているから、練習に身が入らなかった。練習しないと連れて行ってもらえないレベルなんだけれど。同行者との連携もうまくいかず(本音の話合いの場がなかった)、催行直前になっても何も決まっていなかった。自分が率先してまとめ上げることができなかった。25年も登山をやっていると、先が読める。これほどつまらないことはない。登山へのモチベーションが最近だだ下がりなのは、登っても登らなくても感じることが同じだから。どっちも同じなら面倒臭くて登らなくなるのは当然だ。同じようなところばかり登っているからこうなるのだ。行ったことがないからどうなるか分からない未知の山域を登るか、新たなアクティビティに手を出して、ワクワクを取り戻すしかないと思う。同行者にここまで迷惑をかけたら、山岳会に在籍する意味も考えないとならない。
2024/08/05
二日目(晴れのち曇り、一時雨)2:00 起床。身体が痛い、だるい。枕にしていたザックが硬くて夜中に何度も起きる。クラッグジャケットとシュラフカバーだけで一晩を耐えた。防寒着は持参していたが出すのが面倒臭くなったのだ。朝食はお茶漬け(3人共)。食欲は全くなく、ほうじ茶で無理矢理流し込んだ。ここまでの食欲不振は経験のないこと。2:57 出発。気温17.2℃、湿度90%。水は2Lとトマトジュースを担ぐ。30mロープと登攀具なども持つ。暗闇の中、黙々と標高を上げる。3:56 2600m地点、休憩。疲れている。テント泊スタートの人、トレランスタートの人と前後する。4:43 2800m地点、岩場が近づいてきたので、ストックをバックパックに付ける。周囲が明るくなってきた。5:28 剱岳山頂。雲海が広がり朝日がまぶしい。素晴らしい景色なのだが、疲労からか心が揺さぶられない。熊ノ岩に青いテントが見える。雪渓も残っている。5:44 山頂でヘルメットとハーネスを着用し、北方稜線を下りチンネの偵察に向かう。バックパックに付けていたストックがブラブラするのでデポする。長次郎の頭は池ノ谷側を巻く。N村さんにロープで引き上げてもらった(6:35終了)。長次郎谷左又は鞍部近くまで雪が残っている。長次郎の頭から先は、長次郎谷側の踏み跡をたどった。7:08 池ノ谷の頭。チンネに向かう登山者が、池ノ谷ガリーを下っているのが見える。7:19 池ノ谷乗越。8時までは行動しようということで、迷いなくガリーを下ろうとするN村さん。自分は帰りの体力が心配なので、コルで待機することにした。松っつあんと2人で偵察に向かう。誰もいないコル。風がないと暖かいので膝を抱えてうとうとしていた。八ツ峰途中でビバークしてから懸垂で降りて来た女性ペア。昨日室堂入山、池の平小屋から今日ガリーを登って来た男性。その他ガリーからやってくる登山者が何名もいる。後は山頂方面から下ってきたガイドと客3名。池ノ谷ガリーを下ったが、どこに向かうのだろうか。9:06 N村さんと松っつあんが戻って来た。チンネの取り付き地点を観察できたことで、偵察の目的は達成した。霧が出て来て周囲が白くなってきた。9:15 山頂に引き返す。行きとルートが異なっており(池ノ谷側を通った)、往路のしょっぱいトラバースなどをパスして楽に歩けた。9:46 長次郎の頭の懸垂下降地点。残置ロープはあったが持参した30mロープを出す。山頂への最後の登りでは、ストックデポ地をスルーしてしまったと思ったが、山頂直下で回収できた。10:17 再び剱岳山頂。登頂者でにぎわう。トレラン姿の人が多い。ガスっているのでカメラを出さなかった。自分にとっては剱の山頂は、登攀や縦走を終えた後の通過点のイメージ。山頂を目的に山行をしない。だから早月尾根日帰りピストンもしない(できない)。10:31 早月尾根に向けて下山開始。記念撮影もしなかった(どうでもいい)。11:05 2800m地点。高山植物が多数咲いていたが、先を急ぐので撮影しなかった。11:44 2600m地点。12:05 2400m地点。12:25 テントサイトに戻る。エスパースを撤収してから伝蔵小屋で500mlのPETボトルジュース2本とカップヌードルを買う。10時間ぶりのまともな食事。今回の山行では行動食を摂る気分にならなかった。池ノ谷乗越で待機している間にようやく総菜パンを口にできたくらい。あとは水分ばかり。13:07 下山開始。13:33 2000m地点。時間400m下降のペース。14:06 1800m地点。14:27 1600m地点。14:49 1400m地点。15:15 1200m地点。15:45 1000m松尾平。1600mから休憩なしで来たのできつかった。16:00 夕立となる。濡れるがゴールが近いので気にせず下る。16:17 登山口。雨が降る駐車場で軽く反省会をして解散。
2024/08/04
全2640件 (2640件中 1-50件目)