やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2020/09/20
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カテゴリ: 沢登り
11:03 1541m ハーネスを外し昼食とする。
日差しを浴びる中にいる。

水を被る滝場にいる時に日光に当たりたかった。
登攀待ちの間、ミシンを踏むほど寒かったのだ。

11:27 出発。

11:31 1541m 炭が残っている。平坦地が
そばにあることから、幕営地の跡だと分かる。

11:37 1572m 左手に支沢。

11:48 1651m 雪渓が目の前に迫ってきた。


これ、ぱったり倒れたら
潰されるよねw


自然の造形。キレキレ。

11:58 1693m 雪渓末端に着く。


大きく口を開けたトンネルの下を
通過する気にはならず、左岸のガレ場を
慎重に巻いていく。


動くたびにガラガラ石が落ちるので、
一人ずつ間隔を空けて行動する。


12:09 1729m 特に難所はなく、
雪渓地帯を抜けた。



12:28 出発。


アクロバチックな登りがまだある。

12:40 1835m 二又。
水流のある方の沢に入っていく。


ホールドがなく、2mほどの段差が難しい。


振り返る。一日でよくここまで
遡行してきたな。


山ちゃんが空身で登り、ロープを垂らして
後続はゴボウで登る。やまやろうは濡れるのを
嫌がり、左岸のガレた草付きを強引に登る。
小黒部谷は最後まで楽しませてくれる。


最後の滝。

12:57 1883m 水が消える。池の平小屋の
昔のゴミ(空き缶、ビニール)が涸れ沢の中に
転がるようになってきた。


池ノ平山東壁がそびえる。

13:24 1967m 逆層の濡れた岩が出て
難しいところ。山ちゃんがフリーで越えて
ロープを垂らす。有難きカンダタの蜘蛛の
糸につかまる。

13:34 登路を間違えたらしく、右手に
鞍部が見える。少し下ってヤブの中を右方に
トラバースする。GPSを見ていても詰めでは
こうなるから怖い。


13:44 小屋が見えた。小屋の人が気付いて、
本芯より左寄り(東側)を登る方が楽だと
教えてくれた。

フェルトソールでの草付き歩きは滑りやすい。
やまやろうは、山ちゃんからミゾーを借りて
ピックを刺して登る。

13:54 2026m ​ 池の平小屋 ​(休業)に出た。
小屋の人とボランティア合わせて14名が、
小屋の補修作業に当たっていた。


小黒部谷全景。谷中央の白いハゲの
下から、今日は遡行してきたのだ。


紅葉には早いが、周囲の絶景に声を上げた。
平の池の向こうには、ハシゴ谷乗越の先に
スバリ岳と針ノ木岳。


右に目を転じれば、八ツ峰とモンローの唇、
そしてチンネ。なかなか見ることのできない
角度からの山並みだ。興奮して写真撮影する。


14:16 アプローチシューズに履き替えて、
仙人池ヒュッテを目指す。


平の池と八ツ峰。

14:41 尾根の切り返し地点でヒュッテが
見えた。ここから木道が加わる。
イワイチョウの黄葉が始まりつつある。

14:53 仙人池ヒュッテ。自分はシャリバテ
気味で、堪らずPETボトルの清涼飲料水
(400円)を買ってごくごく飲む。効いた。

本音はコカ・コーラが欲しかったが置いて
なかったのだ(大塚食品系あり)。
500mlの缶ビール(800円)を人数分買い、
T中さんに担いでもらう。


歩いてすぐの仙人池で写真を撮る。紅葉は
もう少し先である。鏡のような水面に、
八ツ峰が映り込んでいた。

15:06 出発。


以後、大人の事情で詳細記載せずwww
某所で幕営。

先ずは濡れた衣類を全身着替える。
持参したものを全て重ね着しても寒い。

シャリバテ気味で熱が生産されないのだ。
山ちゃんからポテチをもらう。

足が遅くて(写真撮影とメモ取りもある
のだが)登りは3人から離れがちであった
(下りはほぼ同時行動だったが)。

テント外で食事、先ずはビールで遡行の
成功を祝う。夕食は各自。やまやろうは
アルファ米に混ぜ込み悪魔めしと貝柱。
食べても寒い。温かいお茶を追加で飲む。

19:17 就寝。





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Last updated  2020/10/01 09:05:27 PM


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