やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2021/04/04
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カテゴリ: 登山
参加者は、11名。G会ベテランから最近
登山靴を買った人まで、山行レベルの
幅が大きい。

本日の目的は、最近入会した準会員への
雪山登山技術の指導および登攀技術の
復習(ベテランは)。

6:00 会館集合、複数台での移動。ラパンSSは
3名乗車に登山道具満載だが、高速道路を気持ち
よく疾走する(夏タイアに交換済み)。



第5ゲレンデトップまで、工事現場の
作業道のようなガレを敷き詰めた急坂を
上がり、建物(アリエル)裏に駐車。

Yたさん情報では残雪豊富とのことであったが、
一週間で見るも無残な、融雪が進んだゲレンデ
となっていた。

アイゼン、ピッケル歩行で左方の斜面に取り付く。


CLのMし君が、いきなりの急斜面に
取り付いていて、初心者にアイゼンの
歩き方から教えていたやまやろうは驚く。

新人にベタ貼りで、歩き方を指導する。


で、平坦地に着いた。何しよう。

■やったこと
・アイゼン、ピッケルワークで急斜面の
登下降
・雪面での支点構築(竹ペグ、スノーバー)
・懸垂下降(バックアップ付き)、ロープ
回収まで
・ビレイシステム。ビレイヤーは確保支点を
最低2箇所構築し、クライマーは中間支点を
構築しつつ、上部支点構築
・確保態勢(上部、下部)
・スノーボラード。木の枝で補強


■やれなかったこと
・滑落停止
・スタンディングアックスビレイ
・支点構築(土のう袋)
・ビーコン捜索

時間が足りなかったことが大きい。
あと天候が小雨交じりなもので、
滑落停止をやろうものなら、一回で
全身濡れてしまっただろう。


登下降ができないとGW合宿には連れて
行けないと思っているので、新人には
もっと歩く時間を設けたかった。


訓練では自分の技術をかなり教えることが
できたと感じている。当たり前にやっている
ことが、実は新人は知らないテクニック
だったりする。複数の新人に、重箱の隅を
つつくような指摘をした。

後は、経験者への指摘。その技術と当会の
技術が異なる場合は、当会のやり方に統一
すべきだと思っている。ましてそれが、
当会のやり方が合理的ならなおさら。

現場で何回か質問されたが、当会のやり方
の方が合理的だと説明してみた。分かって
もらえたかな。


・訓練したことしかできない(習慣化が大事)

日経ビジネスオンラインの記事からの引用。
今回は緩斜面での登攀を数ピッチ行った。

確保支点や中間支点を取るような場所では
ないから、舐めた気持ちでロープを出して
いる会員がいたかもしれない。

やまやろうは、指導していたパーティは
当然のこと、他の登攀者にも目を配った。
それは新人ベテラン関係なく。

シーズン初めなので、慣れないこともあろう。
そこはしっかり修整して気持ちを引き締めて
おきたい。


スノーボラード。マニアックな技術。

ネットでの画像を見ると、いやいやいや、
その位置と角度は上方すっぽ抜けの可能性
ありますぞ、みたいなものがあって、怖い。

使用可能地点は、ボラードからかなり下方
だと思ってくれ。


15:30 雨が降ったり止んだりする中、
かなりの訓練を実施できた。降りが激しく
なってきたので下山。

今回の雪上訓練だけでは足りない。参加して
いない新人もいるし。個人山行で雪上訓練?

やるなら片貝方面しか思いつかない(遠出が
面倒だ)。やりたい人は挙手。





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Last updated  2021/04/05 11:58:55 PM


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