やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2021/07/17
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カテゴリ: 沢登り
やまやろうの今季初遡行は、荒戸谷である
(富山県朝日町)。

メンバーは、Mし君、松っつあん、Y原さん、
S岡さん、N村さん(途中合流)、やまやろう。


デポし、1台に乗り込み、朝日小川第二発電所に
向かう。発電所対岸(右岸)の林道に入り、
荒戸谷上流を目指す。

6:30 210m 林道スタート(標高は腕時計)。

6:39 230m N村さんのデポ車あり。彼は先日
荒戸谷右岸に落とし物をしてきたので、先行して
回収し沢の中で合流する計画。

6:43 250m 入渓。Mし君によれば、2週間前に
入渓した時よりも水量が多いとのこと。沢の中は
増水による倒木が多い。

7:04 290m 二又は右に入る。

7:07 306m 滝あり。 

7:18 315m 二段滝はシャワークライム。

7:30 30mロープをゴボウで登り登攀終了。

7:40 323m 滝あり。左岸をへつっているが、
右岸から簡単に巻ける。


すぐ上にも滝があるが、右岸のホールドを使い
突破する。

7:53 334m 日差しの中で休憩。滝が出たら
カメラは適宜防水袋に入れる。油断して沈没
させたことがあるから。

カメラがあると遡行に集中できないことが
分かった。安全に遡行することが第一だが、
山行中の撮影はやまやろうの個性なので
止めるわけにはいかない。


8:05 出発。

8:13 351m 二又。左又に入るとすぐに滝が
あり、Mし君トップでロープを出す。

登攀待ちをしていたら後ろから声を掛けられた。
先行していたN村さんだ。


懸垂下降したロープが引っ掛かったとの
ことで応援要請。やまやろうとS岡さんが
右又の現場に向かう。

滝壺に突き刺さる倒木にロープが絡んでいる。
水中からロープ末端を見つけ出すも、その先が
出てこない。倒木は重くて人力では動かない。

N村さんが水をかぶりながらロープを水中から
引き出すが、水温が低くて作業が進まない。

心配してMし君も駆けつける。4人であれこれと
数十分引き上げを試みていたが、やまやろうが
撤退宣言した。

冷水で指先が白くなりこれ以上の作業は厳しい。
待っている仲間がいるし、まだまだ遡行が続くのだ。

ここで時間を使うわけにはいかない。スパサで
ロープを切断して数メートル回収する。山行中に
ロープを切るのは初めてだったが、豆腐のように
感触がなかった(サクッと切れた)。

9:25 右又を下降し、左又の滝を登攀する。
やまやろうはラストで引き上げてもらった。

スタンス、ホールドはしっかりしているが、
水をもろにかぶるので身体がこわばる。
乗り越す際はホールドが分かり辛く緊張した。

9:48 417m 高巻き終了。
足元にはポットホール。


9:53 439m 右岸に大滝あり、写真を
撮って通過する。


ホールドがしっかりしているので登攀は容易。

瀞場は、カメラの水没が心配。足底のスタンスを
フェルトソールで慎重に探る。

10:28 569m 二又で休憩。右又(写真左方)
からの土砂デブリが激しい。

10:42 出発。渓相が緩やかになった。

10:55 597m 二又は左へ。再び荒れてくる
渓相。

荒戸谷という名前だけあって、全体的に荒れた
感じの谷だ。倒木や堆積物が多く、両岸には
増水で倒された草本が目立つ。

美渓ではないので谷そのものを被写体にするのは
難しい。同行者を滝と絡めた構図が多くなった。


サンショウウオがいた。下部では魚影も
あったそうだ。


11:08 675m 滝あり。Mし君が登り、後続は
プルージックで登る。やまやろうはラストで
引き上げてもらう。

11:37 675m 登攀終了。

11:49 736m 二又は右へ。すぐに二又が現れ、
こちらは左へ。

11:59 783m 二又。
左には滝があるので右又へ。


12:18 879m 休憩。支沢で水を汲む。


12:30 出発。この後は小滝が続く。
ホールドは多数あるが、高さは3~4mあり
緊張する。

滝の飛沫が気になり、カメラを防水袋に入れる。
もう魅力ある滝もない。足元はがらがらと崩れ、
茶色い流れになる。


12:55 917m 土の隙間からの滴りが、
荒戸谷の始まりだ。

黒菱山を目指しヤブをこぐ。ユキツバキを
つかみながら滑る斜面を這い上がる。

13:04 960m 尾根筋に出た。
山頂まではもう少し。

13:11 990m 黒菱山(標高1043m)。
周囲は霧で何も見えねえ…。そして蒸し暑い。
ハーネスを外し、全員で記念撮影する。

13:37 下山開始。


14:24 502m 沢を横断するところで小休憩。
沢水の冷たさが気持ちよい。ここから炎天下の
林道歩き。

15:04 278m 木陰で休憩を提案する。
リーダーはメンバーの疲労度を見て適宜休憩を
入れましょう。風が抜けて気持ちがよいところ。
林道は半分程度歩いてきた。

15:28 201m 大鷲谷の下で工事中。


凄いボルダーあるよ。

15:42 114m デポ車に到着。
入渓地点の車回収に向かう。

16:10 入渓地点に到着。

16:55 会館に到着。


荒戸谷遡行トラック。






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Last updated  2021/07/19 12:13:40 AM


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