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以前、我が子を中国の現地小学校に入れようと考えている旨ブログに書いたら、同じく日中ハーフのお子さんを持つ方が中国の現地小学校の実情について詳しく教えてくださいました。その方のお話から察すると、中国の学校はとにかく机の勉強がメインで、体育、音楽、美術、家庭科などは軒並み日本より大きく後れを取っているようです。音楽は「数字譜」なので五線譜は習わず、美術はお手本を写すだけ、家庭科は存在しないらしいです。高学年になったらこれらの教科は授業自体時間割に書いてあっても数学や英語に変わってしまうとか。そして、休み時間さえ宿題をさせられている子供達は運動不足が否めないのだそうです。身体を使って遊んでいないせいか身体が固く、すぐ怪我や骨折をするとか。この方がお子さんに水泳に習わせられた際、小学生の子達の中に身体が固くてバタ足ができない、クロールの腕が回らない子がいっぱいいて(!)びっくりしたそうです。日中ハーフのお子さんを現地校に通わせている方は、学校でろくに教えてくれない体育や音楽を補うために、週末にお子さんにサッカーや武術、ピアノ、プールなどの習い事をさせている人が多いらしいです。つばめも、中国の学校に通わせる場合、親としてそういう部分を補ってやりたい気持ちは持っていますが、週末にこれらを全部やるとなると親も大変ですし、子供もかわいそうです。。。ほんとは学校でやってくれたらいいんですけどね。しかし、毎日1時間もかけて日本人学校へ送り迎えするのも大変だし、教育熱心な親なら、子供のために、引っ越ししてでも日本人学校へ入れるのかもしれませんが、(実際、片道1時間かけて毎日送り迎えしている友人や、 日本人学校近くに引っ越しした友人もいます)私はそこまで教育熱心でもなく、楽だし近くでいいや、って感じです。それにもまして一番の理由は、中国で生まれ、今後もずっと中国で育つわが子を日本人として育てたいという考えを我が家はあまり持っていないことです。これは家庭の方針によるのだと思います。我が家の家庭状況は、日中国際カップルの中でもかなり中国寄りなほうだと思っており、子供の教育も、そういう現実を鑑みると基本中国人として育て、+αとして日本的要素を引き継ぐことができればなおよし、という考えです。日本らしさからかなりかけ離れている我が家の状況で日本人学校に入っても、逆に様々な困難が待ち受けている気がします。親がもう、日本人としての常識からどんどん離れて行っているという状況ですから。。。毎日の弁当も無理だし(苦笑)!・・・とはいえ、自分が受けたことのない教育環境の中に我が子を放り込むことに関しては、心配は尽きません。上記のような山ほどのマイナス情報を聞くにつけ、不安はどんどんつのります。日本人として育てるのは我が子の置かれた状況とマッチしない気がするし、でも中国人として育てるのも不安。。。母が日本人ということでいじめられないか、我が子は親と違う歴史教育を受けて、親と違った価値観を持つようになっていくんだろうか、とか。。。やっぱり自分は日本人なので、自分と同じように育ってほしいという気持ちも一応ありますからね!しかしまぁ、子供はそんな親の心配をよそに、結構たくましく育っていくものなのかもしれませんけど。いずれにしても、それぞれの親はそれぞれの状況の中で、わが子にできる精一杯のことを考えているのだし、どれが正解ということもないのでしょう。うちは子供の中国戸籍を捨てなければならないという点からも、日本人学校という選択肢は考えられず(北京の日本人学校は日本パスポートに中国滞在ビザがあることが必須のようで、 中国戸籍があると中国滞在ビザが出ないため、中国戸籍離脱が必要ですが、 うちの夫は子供の中国戸籍離脱を望んでいません)、現地校に入れることは確定なので、現地校でうまくやっていけるようにという方向で考えるとともに、子供にはできるだけスポーツや音楽などに触れる機会を与えたいと思います。
2015/05/23
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→「ハーフでもダブルでもなく、ミックス」のつづき。最近日中ハーフのバイリンガルの人と知り合いになった話を書きましたが、それより少し後に、ある中国人スタッフが入社しました。彼女は、大学で4年間日本語を勉強した後、大学院で中日翻訳について専門的に勉強し、卒業後は企業で日系クライアント向けに日本語の資料翻訳などを担当していたとのこと。最初に挨拶を交わした時は、正直大丈夫かな、と思いました。会話は、はっきりいって流暢とはいえません。本人もそれは自覚しているようで、「私は会話はうまくないんです」と言ってきました。ところが。彼女が翻訳してきた日本語を見てびっくり。最初に会話したイメージとは裏腹の高い翻訳レベル。専門用語もきっちり調べてくるし、助詞の間違いもほとんどありません。記事内容をしっかり理解して、日本語で意味を追加してくれていて分かりやすいし、ニュースタイトルにふさわしい書面語を駆使して下手な日本人よりレベルの高い仕上がりです。大学から日本語を勉強しても、ここまでの日本語レベルになれるのですね。もちろん、日本語ネイティブではないので、一部不自然なところはありますが、意味は全部きちんと伝わる翻訳レベルです。彼女に接して、ふたつのことに思い至りました。ひとつは、一口に語学力といっても、会話力と読み書きの力というのは全然違うものなのだということ。書面語はこれだけ能力が高いのにしゃべるのは苦手という人もいるし、会話はネイティブ並みなのに、書くのは苦手という人もいる。このふたつは、違う能力なのだと気付きました。もう一つは、高いバイリンガルレベルの人は確かにすごいけれど、低いバイリンガルレベルの人二人を合わせた力にはかなわないということ。つばめの中国語力はネイティブレベルから大きくかけ離れており、一応二ヶ国語を使いはするけれども、低バイリンガルレベルと位置付けられます。新しく入った中国人スタッフも、日本語は上手ですが、特に会話はネイティブレベルとはいえず、やはりバイリンガルレベルとしては高いとはいえないでしょう。しかし、つばめにはネイティブとしての日本語力が、彼女にはネイティブとしての高い中国語力が備わっています。彼女が翻訳し、つばめがチェックした翻訳文は高バイリンガルレベルの人が一人で翻訳した文より完成度が高いかもしれないということに思い到りました。個人の能力が高いということは評価されるべきことだけど、個人の能力はそこそこでも、他人と協力することで高い能力を持つ人以上のパフォーマンスを出せる可能性が高いということに気づいたのです。もちろん、同時通訳など、個人プレイで高い能力が求められる仕事もありますが、多くの仕事場では、色々な人と協力して仕事を進めることが求められることが多いと思います。だから、他人と協力できる能力が高い人は、それ自体が一つの非常に貴重な能力であるといえます。今まで、子供には(高いレベルの)日中バイリンガルになってほしい、と願ってきましたが、そんなことよりもっと大切なことがある、人とうまくやっていける能力があれば、自分の能力がそれほどでなくても、結果的にパフォーマンスの高い仕事ができ、社会に貢献できることが多いということに気付いた次第です。子供には、あれこれと習い事をさせてなんでもできるようになってほしいという気持ちはつばめも含め多くの親が持っているものだと思いますが、そんなことより、自分の好きなことを見つける力、みんなと仲良くやれる能力、前向きに考えられる力、チャレンジする勇気、あきらめずにやり抜く力、そういった人間の根本にかかわる力のほうがよっぽど重要なんじゃないかと子供の教育について、改めて思い直したつばめなのでした。↓先日、久しぶりに北京外国語大学に行きました。 中国の大学、広々としていて恵まれた環境ですね。 10年以上前、瀋陽の大学で教えていた頃は 校舎はこんなに新しくはありませんでしたが、 敷地はやはり広々としていて、木陰で本を読んだり お散歩したりした日々がなつかしいです。 うちの子も、中国で大学に行けるのかなぁ。。。 無理なら日本で大学へ行かせようかと漠然と思ってます。照片 979 posted by (C)つばめ照片 980 posted by (C)つばめ照片 982 posted by (C)つばめ照片 983 posted by (C)つばめ
2015/05/14
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→「家庭の影響の大きさも見過ごせない」のつづき。国際結婚した夫婦から生まれたハーフのことを、ハーフ(半分)じゃない、ダブルだという人もいるようですが、つばめがつらつら考えるに、うちの子のようなハーフは、普通の人の半分なのではない、でも、日本人と中国人の両方の要素を完全に持つダブルでもない、まさに日中両方の要素が混ざり合うミックスというのがふさわしい気がしています。日本語ではハーフという言葉が一般的なので、私もこの言葉を使いますが、中国語で一般的な「混血児」という言葉がまさにそれそのままでしょうという感じですね。ただ、混血児は血だけがミックスされているのではなく、受け継ぐ言葉や文化もミックスされている、そうつばめは考えています。ソフトクリームを思い浮かべると、ミルクソフトもおいしい、チョコソフトもおいしい、ミックスもおいしい、どれもそれぞれおいしいのと同じで、ミックスだからって特別すごいわけじゃない、またミックスだからって、ミルクになれない、チョコになれないと嘆く必要もない、そうつばめは思います。日本語だけできる人も、中国語だけできる人も、日本語と中国語がどちらもできる人も、みんなそれぞれ得意な部分もあるし、苦手な部分もある。それは語学に限ったことではなく、人は皆、違った能力を持っているのだから、それぞれ得意な部分を生かして社会に貢献していけばいいのです。子供には、両方の言葉ができるというのは特別にすごいことじゃないけれども、せっかくそういう環境に生まれたのだから、それを長所の一つとして伸ばしていってほしいと伝えたいです。↓ふたりを連れてお出かけ。照片 936 posted by (C)つばめ照片 938 posted by (C)つばめ
2015/05/13
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→「基本的に義務教育を受けた国の人になる?」のつづき。そんなあれこれの考えを経て、「人は基本的に小学校からだいたい高校ぐらいまでの 教育を受けた国の人になるのではないか」という仮説(?)に至ったつばめですが、成人した日中ハーフの知り合いが多くいるわけでもないので、その仮説が当たっているかどうかは不明です。ただ、つばめと同じく、日中ハーフのお子さんを持つ先輩の話から、やはり家庭の影響は少なくないということを知りました。その先輩のうちのお子さんは、中国で生まれ、小学校から高校まで中国の現地校に通ったにもかかわらず、中国語は中国人並みにはうまくならず、最終的に日本の大学に進み、日本国籍を選択したそうです。現地校に通うだけで中国語がうまくなるのかといえば、そうではないのですね。教育というのは、学校と家庭の相互から作用するものであって、一方だけでは高い語学力レベルに達するのは難しいのかもしれません。先輩のお話を聞いて、ますます考えてしまいました。我が子が中国の現地校に通ったとしても、子供の母親は日本人であり、中国人の母親のように、家で中国語の本を読んでやったり、一緒に中国語のドラマやニュースを見たりすることもなく、子供が分からない中国語を、やさしい中国語で解説して語彙を増やしてやるということもできません。子供の父親は中国人ですが、父親というのは仕事も忙しいし、母親のように子供に寄り添って本を読んでやったり、色々と話しかけたり教えたりという時間がそう多く取れるわけではありません。日本人の母を持つ日中ハーフの子供は、純中国人の子供が毎日そうやって親(祖父母?)から学んでいる中国語の知識や文化を学ぶ機会はより少ないといえます。同じ日中ハーフといっても、子供の母親が中国人の場合、母親が中国語で子供に話しかけ、中国語で本を読んでやったりすれば、そういう問題は少ないと思いますが、子供の母親が日本人の場合は、母親から中国語で本を読んでもらったり、、中国の歴史上の人物の解説を聞いたり、唐詩を教えてもらうなんて機会は皆無です。加えて、日本人の母親が子供に伝えるのは日本文化であって、中国の文化習慣ではありません。そういう毎日の家庭環境の違いが、長期間にわたってじわじわと子供の中国語力に関わってくるのではないでしょうか。だから、我が家の子供たちも、ずっと現地校で教育を受け続けたからといって、本当に中国人同士の親を持つ子供と同等の中国語レベルになるかどうかは未知数です。子供が語学好きかどうか等の子ども自身の素質にも関わるし、どんな人間関係や先生に恵まれるかということによっても変わるでしょうが、少なくとも、母親のつばめから、子供に対する中国語や中国文化のインプットは全くないといえます。義母が生きていたころは、私が日本語の本を一冊読んでやったら、義母が同じ本を中国語で読んでやっていました。こういう環境は、バイリンガルを育てるのには理想的だと思いますが、義母亡き今はそのような家庭での中国語インプットもなく、ほぼ幼稚園の環境のみから中国語を覚えてきている状態です。幼稚園や学校、そういう外部の社会環境も語学の習得に大きく影響するとは思いますが、家庭での影響も少なくないはずです。だからといって、つばめが家庭で中国語を話せばいいのか、中国語で本を読んでやったらいいのかというとそれは違うと思っています。親は結局、自分の持っているものしか子供に与えられないのです。下手な中国語で本を読んでやっても心に響きませんし、中国のお話やその奥深さなんてつばめには全然分からないんですから、中国語に関して、子供に教えられることなんて何もありません。日本人の親は、日本語で子供に話しかけ、日本語の本を読んでやるのが一番自然で普通です。結局、ないものねだりをしても仕方がないんだなぁと思い到ります。我が家の子供たちは、中国語は他の中国人の子供達と比べて多少劣るかもしれないけど、その分母親から受け継いだ日本語や日本文化がある。・・・ということで、結局ハーフはミックスされた語学力と文化を持つことになるのですね。そして、そのミックスの度合いは、人によって、育った環境によって、それぞれ違うでしょう。どれがよくてどれが悪いということもない、みんなそれぞれいいところがあるのだから、それを生かしていける道を、子供自身が探していける力を持ってほしいとつばめは願っています。↓朝陽公園でたんぽぽ摘みやクローバー摘み。照片 861 posted by (C)つばめ↓ふたり目ちゃん、初めてローラースケートをはいて。照片 893 posted by (C)つばめ↓チビちゃん、まもなく幼稚園卒園です。照片 891 posted by (C)つばめ
2015/05/12
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→「日中ハーフのバイリンガルと知り合いになった」のつづき。先日、バイリンガルの人と知り合いになった話を書きましたが、彼女に接するうちに、日中ハーフのわが子の教育に対するつばめの考え方が少し変わりました。今までは、「子供を日中バイリンガルに育てたい。」と漠然と思っていたのですが、一口にバイリンガルといっても色々なレベルがあるということに気付きました。そして、「完全な日本人レベル+完全な中国人レベル」をダブルで実現するのは、かなり難しいことのようだと気が付きました。まぁ、何をもって「完全な日本人レベル」とするのかは難しいところで、日本人の中にも、日本語レベルの高い人もいればそうでない人もいる、しかし、「日本で小、中、高校を出た人」の日本語レベルを一般的な日本人の日本語レベルと定義するなら、うちの子がもし、中国で現地の学校教育を受け続けた場合、日本人並みの日本語レベルを求めるのは、多少家庭で親が頑張って日本語を教え込んだところで相当難しいと考えられます。特に、本当にネイティブレベルかどうかは、会話よりも読み書きのほうにより顕著に現れます。加えて日本の文化習慣、日本人の考え方や行動様式、このようなものは日本の空気を吸って日本人の集団の中で暮らさないと身につかない部分も多々あり、これについても、わが子が完全な日本人的感覚を身につけるのは難しそうだと、改めて思いました。「わが子にはネイティブ並みの日本語を身につけてほしい」と思ってきましたが、義務教育というのは、日中両方を同時に受けることはできません。もし中国の義務教育を受けることを選択するのなら、日本の義務教育は受けることができないわけで、家庭でのフォローがあったとしても、毎日全ての科目にわたって日本語で授業を受け、日本人の先生や友達に囲まれて過ごすのと、家で親が少し日本語を教えるのとでは、わけが違います。だから、中国の義務教育を受けるのなら、基本的に日本語は二の次となることを覚悟すべきで、日本人並みの日本語や日本文化を身につけられないのであれば、まずは子供がきちんとした中国人としてやっていけるだけの中国語と中国文化、中国人としての考え方や行動様式を身につけられるようつばめは配慮すべきなのかもなぁ、という思いが湧いてきました。つばめは日本人なので、やはり子供を日本人らしく育てたいという思いがあり、子供が中国語を多くしゃべるようになったら焦って日本語のテレビを見せたりしていましたが、日本語に力を入れるとその分中国語にかける時間が減るわけで、限られた24時間という時間の中で、二兎を追う者一兎をも得ず、にならないようにしないといけないなぁ、と思いました。ひと口にバイリンガルといっても色んなレベルがあることや、義務教育が人間形成や言語形成に与える影響の大きさに気づき、中国で生まれ育ち、中国の現地校に行かせる予定のわが子に、ネイティブ並みの日本語を身につけてほしいと思うこと自体、ちょっと違っていたかもと思い始めたつばめです。つづく。↓子供の日照片 920 posted by (C)つばめ照片 915 posted by (C)つばめ照片 924 posted by (C)つばめ照片 934 posted by (C)つばめ照片 931 posted by (C)つばめ↓かしわの葉っぱがなくて、笹の葉餅に。照片 956 posted by (C)つばめ照片 943 posted by (C)つばめ照片 942 posted by (C)つばめ
2015/05/11
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少し前に、仕事の関係で日中バイリンガルの人と知り合いになりました。日本人の母と、中国人の父の間に生まれたと聞き、がぜん親近感を持つつばめ。うちの子たちが大きくなったらこんな風になるのかと、もう将来の我が子を見るようなワクワクした気持ち。お父さんやお母さんはどんな風に育ててくれたのか、日本語はペラペラなんだろうか、中国語は?本人的にはどっちのアイデンティティーを持ってるんだろう、ハーフでよかったことは?いやだったことは?など、聞きたいことが山のように湧いてきます。日本語も中国語もできるバイリンガルだなんて、つばめなんて比べ物にならないぐらいすごい人なんだろうなぁ~、と思ったりしながら迎えた、初めての対面。日本語の会話は完璧といっていいほど流暢だけど、雰囲気は一般的な日本人とはなんとなく違います。目上の人に対する話し方や距離の取り方なども、日本語が間違っているわけではないのだけど、とにかく何かが違う感じ。かといって、完全な中国人とも違う。ハーフの人ってこういう感じなのかぁ~身につけている文化が、純日本風でもなく、純中国風でもなく、ミックスなのです。その後、彼女が中国語から翻訳した日本語をつばめがチェックする機会があったのですが、こんな風に自然なうまい日本語に訳出できるのかと感心する部分もありながら、ニュースタイトルを会話調に訳してしまうというところもあり、日本語力と一口にいっても色んな面の能力があり、特に書面語というのは、長い期間にわたる教育や日々のニュース閲覧、読書などの積み重ねで培われるものなのだということをしみじみと実感しました。日本語に対する微妙な感覚や言葉の使い分けなども、そういうところからじわじわと身につけていくものなのですね。日本人なら誰でも知ってる会社名や経済界の大物の名前を知らなかったりすることもあり、翻訳といっても、その国の文化や常識を知らなければ難しいところもあります。日本語は相当上手でも、私の今やっている日本語ネイティブチェックの仕事は彼女には難しいのではないかと思われました。彼女の場合、中学~大学までを日本で過ごしたので、日本的感覚や常識もかなり高いレベルで持っている人だと思いますが、お母さんが中国で育った日本人で、お母さんが彼女に話しかけるのも中国語だったそうで、生まれた時から小学校卒業までほぼ完全な中国環境で育ったことで、まずは中国語や文化の基礎的な部分を身につけたようです。その後日本に渡って長らく過ごしましたが、日本語の本を読むということは少なかったとのこと。それは彼女の書く日本語の文章からも見て取れました。その後彼女は能力を買われて、別の部署に移動していったようですが、本人は、「中国人の書くような中国語が書けないので不安」と言っていました。それを聞いて、ほ~、そうなのかぁ~、と思うつばめ。彼女が最初に身につけた言葉は中国語で、自分は中国人だという感覚を持っているそうですが、中国人としての学校教育は小学校までしか受けていません。だから、中国で小、中、高、大学を出た中国人と同じレベルの中国語が書けないのは当然といえば当然といえます。中国語の会話はネイティブ、でもネックはやはり書き言葉なのです。やはり、教育、特に義務教育の持つ力というのをしみじみと感じました。その後の彼女は、本人の心配もよそに、中国語も日本語も上手に駆使し、特に会話は日中ともにネイティブとしか思えないレベルですので、両方の言葉で仕事をこなし、人間関係も築いて活躍しているようです。やはり、両方の国の言葉と文化を理解している人というのはなかなか貴重な存在ですからね!彼女のようなバイリンガル能力を必要とするポジションはたくさんあると思います。そんな彼女の様子を見ながら、我が子の教育についての新たな考え方が生まれてきたつばめです。つづく。↓ママとわたし。ふたり目ちゃんはいまや完全な左利き。照片 966 posted by (C)つばめ照片 967 posted by (C)つばめ照片 970 posted by (C)つばめ↓チビちゃん作。迷路作りに凝っています。照片 974 posted by (C)つばめ照片 972 posted by (C)つばめ照片 973 posted by (C)つばめ
2015/05/10
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つばめ、昨年の9月に就職してはや8か月あまりが経ちました。月日が経つのは早いものです。子供はすぐ熱を出したり病気になったりするし、まだまだ手のかかる時期だし、子育てしながら仕事なんてなかなかそう甘いもんじゃないと思うよ、とママ友には心配されていましたが、幸いなことに、つばめの仕事は中国人が翻訳した日本語を朝から夕方までチェックし続ける仕事で社外とのやりとりもないので、子供が病気になったら、家にパソコンを持ち帰って自宅勤務させてもらっており、そのおかげで何とか仕事が続けられています。家から職場、職場から幼稚園、幼稚園から家までそれぞれ自転車で10分弱という近距離なのも助かっています。12:00~13:30までの昼休みにうちに帰って洗濯を回したりできるのも近距離ならではです。入社してしばらくは、一日中座ってパソコンを凝視するためひどい目の疲れに襲われ、夕方には目も開けていられず、その次には肩や腰に来て、まっすぐ座っているのもつらい状態だった時期もありましたが、最近は慣れたせいもあるのか、目、肩、腰ともに少しましになっています。つばめは翻訳という仕事を極めるつもりはないのですが、中国人スタッフの日本語の翻訳間違いには日本語教師として非常に興味を持っており、そういう視点から、毎日の日本語チェックを楽しんでいます。「ほぉ~、こんなところを間違えるのか」「この単語でも間違いじゃないんだけど、 日本人ならこっちの単語使うよね。 でもこの中国人スタッフはこの微妙な違いが分からないんだろうなぁ~」「日本語と中国語って、同じ単語でも意味のずれが ある時があるよね!この人は中国語と意味が同じだと思って 使ってるけど、実はずれてるよね。(メモメモ)」なんてことを頭の中でブツブツつぶやきながら、チェックしているのです。そして最近、翻訳チェックの仕事にも少し慣れ、何となくリズムもつかめてきたので、チェックの際に、中国人スタッフがよく間違える箇所を毎回1、2か所に絞ってそれがなぜ間違い、あるいはふさわしくないのかを解説し、フィードバックすることにしました。「間違い」というとプライドの高い中国人スタッフだと拒否反応があるかもしれないと思い、「みんなのミニ日本語講座」と題して間違いをピックアップして解説しています。これが結構、中国人の同僚たちに喜ばれ、つばめも俄然やる気が出てきた今日この頃。前回のゼロ初級の日本語クラスも思いのほか受講者に好評だったのでほっとするとともにうれしく思っています。毎回の授業自体がすごく成功しているとはつばめは全然思っていないのですが、「先生の一生懸命な姿に 朝起きるのがつらくても休めなかった」という感想をくれた人もいて、やっぱり、教え方のうまい、下手よりも、一生懸命さというのが人の心を打ち、相手に伝わるものなのだということを実感しているこの頃です。つばめはやはり教えることが好きで、授業の準備をしたり、授業をすること自体が楽しいのです。それでみんなにも感謝されるなら、一石二鳥です。5月からは、初級クラスに加え、1級超えの人たち対象のビジネス日本語クラスも開講する予定で、どんな授業をすればいいのか、不安やプレッシャーもありますが楽しみにしています。仕事の割合としては、翻訳のチェックが9割で、日本語教育関連の仕事は1割にも満たない感じですが、翻訳チェックを日本語の仕事と結びつけて考えることで、どんどん毎日が楽しくなってきている今日この頃です。↓幼稚園の運動会。平日の9-10時という短い時間に開催。 四合院を改造した幼稚園のため園庭が狭く、 年少、年中、年長各2クラスあるのですが、 2日間に分けて行われました。 中国の幼稚園は、親の負担がほとんどなく楽。 普段も朝、昼、おやつに夕食付で、コップも手拭きタオルも、 幼稚園で共通のものが準備され、幼稚園が毎日洗濯までしてくれる! 運動会でもお弁当もいらないし、何か準備するものもなく、 親は身一つで見に行くだけです。 つばめも9-10時の間だけ職場を抜けさせてもらい、 運動会を見にに行きました。 今勤めている中国の職場は、子供の授業参観や予防接種などの場合、 幼稚園などからの通知を職場に提出することで、 ほぼ無条件に休みが取れるのが助かります。 子供関連の行事で休暇を取るのは当然(というか仕方がない、認めないわけにはいかない) という雰囲気があるのです。 しかも、子供関連の行事でのお休みは 有給休暇などを使わなくても休めるのがいいです。 私は海南島行くのに5日間の有給全部使っちゃったし! 照片 885 posted by (C)つばめ照片 888 posted by (C)つばめ照片 887 posted by (C)つばめ照片 886 posted by (C)つばめ照片 865 posted by (C)つばめ↓二日目はふたり目ちゃんの運動会。照片 868 posted by (C)つばめ照片 871 posted by (C)つばめ照片 878 posted by (C)つばめ照片 877 posted by (C)つばめ
2015/05/01
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