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さて、阿蘇の旅2日目昨日からホテルは、インバウンドの団体客が犇めいており、まずは朝食の確保が最優先課題です。6:30の朝食レストラン開店前から並んで、座席確保!なんとか、ゆったり朝食を頂きました。が、このバタバタ感が我々の余裕を奪っていました。「しまった!」なんとあろうことか、朝食の、目覚めのビールを飲むのをすっかり忘れていました。8:00ホテル出発。朝1番は大観峰へ、まだ大観峰の駐車場ゲートも空いていません。(バスはゲートに横付け駐車です)標高936メートル、阿蘇北外輪山の最高峰に位置する天然の展望台「大観峰(だいかんぼう)」。阿蘇五岳を一望でき、広大なカルデラ盆地や大分県のくじゅう連山まで、360度の大パノラマが楽しめる阿蘇随一のビュースポットです。阿蘇山(阿蘇中岳)ロープウエイ乗り場へやってきました。噴火警戒レベル1発令中で、火口見学はできません。ロープウエイも休止中です。ロープウエイの長期休止を受けて、プロジェクトマッピングの施設が出来ていましたが、これが残念・・・。草千里にやってきました。ツアーはジオパークの火山博物館へこれまた残念施設(スーパーリングよりはマシ)だったんで、早々に見切りをつけてツアーから離脱して、草千里へ散策に出ました。冬の草千里は、寂しいこと・・・。馬もいなけりゃ、草もない、水もない。無いない尽くしですわ(笑)とはいえ、地震と火山噴火でこの辺は長い間、交通規制と立ち入り禁止になっていましたから、ここへ来れるようになったのも大きな復興の一つではあるのですが・・・。それ以前に、ここ3年ことごとく阿蘇ツーリングが、地震、噴火、大雨で中止になったことを考えると、形は違えどやっと戻ってきたな感はありますね。前回ブログの草千里2009から、次の草千里2019までの中間点での阿蘇ツーリングをもくろんでいたんだけどね。さて、ツアーは高千穂渓谷へ高千穂に伝承される夜神楽は、「高千穂の夜神楽」として国の重要無形民俗文化財に指定され、天照大神が天岩戸にお隠れになったおり、岩戸の前で、天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞ったのが始まりと伝えられるものです。お昼は、築260年以上の民家を移築した食事処「高千穂の家 神楽宿」さん苔むした茅葺き屋根を載せた建物の中は、神楽を舞う「神庭(こうにわ)」があり、これを囲みながら座敷で郷土料理をいただきました。太古の昔、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が冷え固まり侵食された断崖がそそり立つ峡谷で、高いところで100m、平均80mの断崖が東西に約7キロに渡って続いており、昭和9年には「五箇瀬川峡谷」として国の名勝・天然記念物に、 昭和40年には祖母傾国定公園の一部に指定されています。峡谷内には日本の滝百選に指定されている名瀑「真名井の滝」があり、高千穂峡のシンボルとなっています。「真名井の滝」は、日本の滝百選に指定されている名瀑で、約17mの高さから水面に落ちる様は高千穂峡を象徴する風景です。 天孫降臨の際、この地に水がなかったので、 天村雲命(アメノムラクモノミコト)が水種を移した「天真名井」から湧き出る水が水源の滝と伝えられています。ツアーは最終目的地の「天岩戸神社」へここは、高千穂神楽に出てくる、天照皇大神が御隠れになられた天岩戸(洞窟)を御神体として御祀りしている神社です。ここは、西本宮であり、川の反対側には天照皇大神が天岩戸からお出ましになられた後、最初にお住まいになられた場所を御祀りしている東本宮があります。神社参拝を終え、バス出発まで時間があったので、古事記に天照皇大神、天岩戸へ御籠り遊ばれた時に、八百萬神は天安河原へ神集神議りになったと記された天安河原へ天岩戸神社より500メートル川上の此の天安河原は其の御相談の場所であると伝へられており、此の河原の一角に「仰慕窟(ぎょうぼがいわや)」と称し間口40メートル、奥行30メートルの大洞窟があり、全国から願事がかなうとの信仰があります。以前は社のみがあり信仰の対象となっていましたが、いつのまにか祈願を行う人たちの手によって石が積まれていくようになったそうです。 現在では無数にある積まれた石が天安河原の神秘的かつ幻想的な雰囲気を一層引き立てています。もの凄いパワースポット感!ツアーの見学先は終了。後は帰路に着くだけ、バスで一路小倉を目指します。当たり前のように小倉では、豚骨ラーメンをチョイス。北九州ですもん。旅の労をねぎらって乾杯です。さて、最後の最後で、どんでん返し。復路の新幹線の我々5人の座席アサインが上のメモ。これはないだろ~座席もバラバラ、しかも車両までバラバラ。5人組がすべてバラバラってある?ほかの2~3人組客は、それなりにペアだったで!しかも、隣の人は阪急交通社のほかのツアー客じゃん。阪急同士で調整できるやろ~一人黙々と缶ビール飲んで岡山着。やっぱりなんだかな~って旅行だったな。
2017年12月03日

冬恒例の、職場有志による慰安旅行に行ってきました。今年は、阿蘇・高千穂・黒川・門司港 九州ダイナミックルート 2日間です。参加は5人!これまた、おなじみの阪急交通社の「これでもか!詰め込みツアー!」に相乗りです。さて、岡山駅から新幹線で一気に小倉まで移動。今回の雲行きは、しょっぱなから怪しかった・・・。新幹線内で、ガイドさんが「他の客からクレームがあるので席を譲れと?」「他のお客さんに迷惑かけるほど、まだ、飲んでないぞ?」「ご夫婦のお客様が縦に並んでしまったため、席を変えろと怒られています。済みませんけど席を代わっていただけませんか?」「まあ、いいけど・・・。今回だけよ。」この席を代わってあげた夫婦も、代わるとき「ありがとう」とも言わんし、隣同士になっても小倉に着くまで夫婦の会話もほとんどないし(後ろから見ていて、全くなかった。代わらんでもええが!)「なんだかなあ~」で、ツアースタートです。本日、昼食自由時間は門司港レトロ散策です。オプショナルツアー組は壇ノ浦海上ツアーで下関へ寿司食べに行ってます。昼食は、事前リサーチ済み。ツーリング雑誌で見ていた「ちゃんらー」を目指します。これまた、タイムリーに先週旅番組で門司港レトロ散策の回があって、「ちゃんらー」の店が出てましたから、そこへ行ってみましょう。二代目清美食堂さて、「ちゃんらー」とは、お笑いタレント芋洗坂係長の実家であり、母・小浦清美さんが営んでいた「清美食堂」で産まれた料理で、同店の名物料理でした。 長崎から引っ越してきて店の常連になった女子中学生が「長崎ちゃんぽんを食べたいが、小遣いが足りない」と悩んでいたところから、イイコをベースとした和風出汁にちゃんぽん麺を入れることを発案。具材も値段を抑えるために、野菜炒めで使うモヤシとキャベツにしたのが始まりです。「清美食堂」は周辺の人口減少から客足が衰えたことと、清美さんの高齢を理由として1998年に閉店しましたが、芋洗坂係長と実姉が「二代目清美食堂」として場所を変えて2014年に再開店しています。昼食後は、バスは高速をひた走り、阿蘇へ黒川温泉到着。ここ、黒川温泉は旅館組合の主導で歓楽的要素や派手な看板を廃して統一的な町並みを形成する方策を採っているため、温泉町全体から、落ち着いた雰囲気を醸し出してます。田の原川の渓谷の両側にこぢんまりとした和風旅館が建ち並んでおり、渓谷にある温泉地で、道が狭い!この狭さ、デリカで来たくないな。この、こじんまりした狭ささからくる田舎風情が、いい雰囲気を作ってますね。ほとんどの旅館に露天風呂があり、旅行者は1300円の「入湯手形」を購入することにより、3カ所まで選んで入浴することができ、杉の木を利用した『手形』は温泉街の中心に位置する旅館組合の事務所兼案内所で入手できるのですが、今回は滞在時間があんまりないこと、売っている案内書の場所がわからないこと、バスで爆睡していて事前の案内を全く聞いていなかったことから、行き当たりばったりで、外湯アタックします。まずは、黒川温泉の父「後藤哲也」の経営する新明館。この後藤さん、自分でノミで岩盤を掘って洞窟風呂を掘ったり、自然木で露天風呂を作ったり、「露天風呂」と「田舎風情」の黒川温泉イメージを作った人です。宿の通路をとおり、川の護岸の上をとおって、一番奥の崖下に岩戸風呂はあります。ちょっと難点は、脱衣所が狭いこと。まあ温泉自体もそんなに大きくないので「温泉なり」なんですが、我々5人が使ったら、脱衣所がフル稼働状態。うまいこと、空いた温泉を見つけて入るのが、黒川外湯アタックのコツになりますね。途中に「洞窟風呂」もあったんですが、先客がたくさんいて、断念しました。雰囲気は本当に洞窟そのものでした。時間に余裕があれば岩戸風呂とセットで両方制覇をお勧めします。もう1件いけそうなので、いこい旅館さんへここの外湯も良かったですね。風情のある露天風呂があっ、とういう間の黒川温泉自由時間でした。まあ2風呂入れたのでオッケーですね。一路宿へと向かいます。30分弱で本日の宿「阿蘇の司 ビラパークホテル」へ 夕食は、ホテル自慢のバイキング料理でした。バイキング料理を肴に一杯やって、温泉入って、再び部屋で2次会やって、阿蘇の夜は更けていったとさ・・・。その2へ続く・・・。
2017年12月02日
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