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2025.03.17
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カテゴリ: 介護




「災害は忘れた頃にやってくる」といいますが、今日はまさにそんな感じでした。一日で三度の修羅場がありました・・・。

朝いつものように出勤のため駅に向かっていると、母鳥のいる施設から電話がかかってきました。

「母鳥さんを緊急搬送します。すぐに来てください」

これが 一度目の修羅場 です。

母鳥は先週も、緊急外来にかかっていました。「足が痛い」といっていて診察の結果、関節炎と言われて、施設で投薬治療を受けていました。

1週間経っても症状は改善するどころか悪化の一途をたどっており、もう一度緊急外来の流れになったとのことでした。

今日は父鳥は自身の通院のため外出がきまっており、父鳥に変わってもらうという選択肢はありませんでした。

病院に行ったら会社に年休の連絡しようと思いつつ、自転車の進路を変えて病院に向かいました。

約2時間の診察と検査の後、 第二の修羅場 が訪れました。

「ウチでは手に負えません。紹介状を書きますので他の病院へ転院してください」と言われました。

母鳥の転院はコロナの時もありましたし、父鳥もありましたが、何度経験しても落ち着きませんね・・・。

転院の話後、初めて母鳥の足をみましたが (病院に着いた時点では一足早くついていた母鳥は検査中のため、姿は見ていませんでした) 、左足の甲の部分が腫れ上がり、右足より二回りは大きな状況でした。​

その異様な状態に、私も言葉を失いました。

状況としては、膝裏動脈の血流が滞っていて、老廃物が足にたまって血流が止まりかけているようとのことでした。

「ウチの病院は、心臓や血管の専門科がないので、処置が出来ません。専門医のいる病院で見てもらうしかありません」

と言う説明に、「分かりました」としか言えませんでした。

転院準備中父鳥から電話がありまして、「5月か6月に入院になりそうだっだけど」と言われました。

これが第三の修羅場・・・にはなりませんでした。日程にまだ余裕がありましたしね。

この段階で父鳥に初めて、母鳥が緊急搬送になったこと、かかりつけの病院では手に負えず転院になる旨を連絡しました。

今度は父鳥は電話の向こうで絶句していました。

そして準備が出来て、私も救急車に同乗して別の病院に移動しました。そこは前に父鳥が転院した病院でした。そういう意味では勝手知った他所の病院ですね。


再び長い検査時間となりました。

待合室でぼーっとしていると、従姉鳥から電話がありました。

「今日は千客万来だなぁ」と思いつつ電話に出ると、「今父鳥を回収したけど、家に送ればいい? それても病院に行った方がいい?」という、確認の電話でした。

どうやら母鳥の入院を知った父鳥は、すぐに従姉鳥に電話して、こき使う方法を選んだようでした。
従姉鳥にとってはいい迷惑ですが、結果として来ていただいて大助かりでした。私は病院に来てくれるようお願いいたしました。

電話から40分ぐらいして検査が終わり、医師から呼ばれた私は病状の説明を受けました。

​膝窩動脈瘤と言う病名のようです (まだ診断書などはもらっていないので、病名は変わるかもしれません) 。​

母鳥の左足膝下に血栓ができており、血流が大きく阻害されており、さらに詰まった血栓の一部か足の甲の方に流れてまったく血管を塞栓していることでした。

「薬で血液をさらさらにして血栓を溶かす治療をします。改善しなかった場合左足を切断することもありますので、覚悟をしてください」

第三の修羅場 です。​

耳が遠い上に、今日はアルツハイマーの症状が重くて会話を理解していない母鳥は平然としていましたが、息子の私の受けた衝撃は凄まじかったです。

我ながら、「心筋梗塞起こさなかった自分の心臓エライ」と思いましたね。

​医師が言うには、カテーテルを行うには、母鳥の血管は脆すぎて難しい。またほぼ寝たきり状態の母鳥なので、今回カテーテルで血栓を取り除いたとしても、またすぐに詰まってしまう( いったん血栓ができた場所は、どうしても血栓ができやすくなります。心筋梗塞や脳梗塞は一度すると何度も繰り返すようになるのも同じ理屈です)
バイパス手術をするのも手段だけど、結果はカテーテルとあまり変わらないようです。​

そんな状況で壊死となったら、もう切断するしかないということでした。

私としては、可能な限り切断は避けて欲しいと言う要望を伝えました。

3年前、母鳥は「余命は2年ぐらい」と言われていましたから、病気を乗り越えてくれてます。

ただアルツハイマーの進行具合を見ても、今回の件を乗り越えても、正直に言ってあと数年生きられたら御の字という状態です。

寝たきりの状態とはいえ、片足切断の苦痛とショックは出来れば経験して欲しくないという気持ちを持っています。

一方でその分苦しい、痛い時間を増やしていいのかというと、それも嫌なんですけどね・・・。

投薬で改善して欲しいと切に願っています。

説明を聞いている時、父鳥と従姉鳥が病院に到着しました。説明を聞いて二人の顔色も悪かったですねぇ。

特に母鳥と久々対面の従姉鳥は、母鳥の変わり果てた姿に凄いショックを受けた顔していました。

3年前に倒れる前、母鳥は恰幅良かったんです。今はその時の半分になった感じの大きさです。やっぱり昔の姿を想像してしまいますからね。
「病院の外で (母鳥に) 会ったら、全然気がつかないよ」と、ぼそっと言っていました。
息子も体重が半分に減った感ありますが、母鳥も負けていません。「体重に関しては、叔父さん(父鳥のこと)が一番健康的だね」とあとで言われました(苦笑)。


さて母鳥は病室に無事移動し、 入院の手続きの書類をもらいました。

「病院に来て」とお願いした際は、父鳥も風邪気味で体調が思わしくないし、従姉鳥も巻き込んで迷惑かけると失敗だったかなと思ったんですが、来てくれたおかげで手続きを1日で終えられました。
自分の入院の時もそうでしたが、従姉鳥には足を向けられません。落ち着いたら、従姉鳥にはお礼をしようと思います。


こうして18時過ぎ自宅に帰ってきまして、長い1日が終わりました。

明日はどうかな。

正直、必要な手続きは今日終わったんですが、主に精神的な疲労が大きく、明日仕事行けるかどうか(苦笑)。

ちなみに父鳥は帰ってすぐに薬を飲んでもう就寝しています。やっぱり憑かれたんでしょうね・・・。

あとは呼び出しがなく、無事に母鳥が回復してくれることを祈るだけです。


それではまた。





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Last updated  2025.03.17 20:43:09
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