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38万HITありがとうございます。 10月31日はハロウィンですね。 娘が友達の家でハロウィンパーティーすると言うので、 先週あたりからお菓子やら髪飾りやら買わされていまして、 私は今日、忙しくて、ハロウィンを祝う暇もなかったので、 娘だけ楽しんで来れて良かったです。 37万HITで書くと言っていて、まだUPしていないハイキュー二次小説 「大王様の憂鬱2」を近々ブログにUPします。 皆様、いつも生温かい目で見守って下さっていると思うのですが、 これからもどうか何卒よろしくお願い申し上げます。
2014年10月31日
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野村證券でNISA口座を今年3月に開設したのですが、 買おうと思った株が二つありまして、 一つは自社株、もう一つはトヨタ株でして、 二つ合わせて、100万円で買えるまで待ってたら、 10月になっちゃいましたが、とうとう買いました。 トヨタ株は100株単位なので、6012円で購入したら、数日間 値下がりしまして、5500円の指値で買えば良かったと思ったら、 また上がったので、欲を出さなくて、良かったです。 自社株は1000株単位で399円で購入しまして、 今は400円ちょっとです。 以前に買った別の自社株も1000株単位336円で購入したものが 700円になってるので、結構、プラスになってますw 株は資産を分散させる為に毎年100万ずつ購入しようと思いまして、 4年~5年後に損しない程度で売る予定です。 まあ、損したら損したで仕方ないかなぁって気もしますので、 地道に5年間で500万買う予定です。 オリンピック後は不景気になる事が間違いないと思いますけど、 株価がどん底に落ちる前の2020年に株を全て処分すれば、 株に詳しくない素人でも大丈夫かなと思います。 私は1ドル95円~100円が望ましいと思うのですが、 円安は原材料高騰に拍車をかけて、景気回復を妨げている気がします。 インフレ不景気は辛いですね。
2014年10月30日
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10月21日。音楽部の区連合音楽会に行きました。 今年はママ友5人と待ち合わせして、自転車で行きました。 会場には娘の小学校の演奏の3つくらい前の2時半頃に着きました。 自分の子供の演奏だけ見て帰る人も多いので、少し立ってただけで、 座れました。会場でも数名のママ友に会いました。 音楽会が終わった後、6年生のお母さん達が小学校の特活室に集まり、 副部長のお母さんが6年生のお母さんから1人800円ずつ集金して、 部長のお母さんが用意してくれたお菓子と5年生のお母さんが 用意してくれた花を音楽部の子供達全員にプレゼントしました。 子供たちは喜んでました。 部活最後の良い思い出になりました。
2014年10月28日
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家族で長久手温泉ござらっせに行きました。 1階の地の湯は和風露天風呂、うたせ湯、洞窟風呂、大浴場、 源泉かけ流しの湯、ジャグジーバス、炭酸風呂などがあり、 2階の天の湯は白を基調とした女性が好みそうな洋風露天風呂 ソレイユなのですが、週替わりで男湯女湯が入れ替わる仕組みで 1階が女湯、2階が男湯でしたので、空いてました。 でも、血流が良くなる炭酸風呂だけは人気で混んでました。 私は貸切り気分が味わえた洞窟風呂が気に入りました。 岩盤浴美健房は400円で安いと思ったら、少し小さかったです。 2時からロウリュウサービスが行われる遠赤外線サウナ長湫の窯で 天然アロマの熱波を浴びました。 前半は小学生の娘がのぼせないようにタオルで顔を隠してましたが、 小休憩後の後半は顔をタオルで隠さなくても大丈夫でした。 前半と後半で温度が違うように私は感じたので、主人に言ったら、 「慣れただけじゃない」って言われました。 食事処さつき亭でざるそば&ネギトロ丼とざるうどん&北海鮮丼の ミニ丼セットを注文して3人で分けて食べました。 主人はちょっと足りなさそうでしたが、私と娘はちょうど良い量でした。 コミックが置いてある休憩所で5時まで漫画を読んで、 お風呂に入ってから、アイスクリームを食べて、漫画を読んで休憩し、 7時に帰りました。 藤が丘の駅の近くの居酒屋で夕食を食べました。 ナポリタン、グラタン、カキフライ、カキとキノコのホイル焼き、 焼き鳥、餃子、唐揚げを食べました。私はビールと梅酒ソーダ割り、 主人は黒糖梅酒ソーダ割りと梅酒ソーダ割りを飲みました。 娘は小学生以下フリードリンク100円で3杯飲みました。 お通し380円が子供も含めて3人分だったので、 割引き券1500円使って、お会計は5600円でした。 ちょっと高かった気もしましたが、美味しかったです。
2014年10月27日
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10月8日水曜日。実家の家の前に停めていた自転車を盗まれました。 仕方なく、バスで自宅に帰ってから、警察に電話しました。 自転車を盗まれた区の警察に届けるのが望ましいけど、 私の住んでいる区でも良く、交番でも警察署でも良いと聞いて、 10月9日木曜日に防犯登録証と自転車の保証書説明書と 私の身分証と印鑑を持って、家から一番近い警察署の刑事課に 盗難届を出しに行きました。 茶色い5段変速のオートライトの26型の2万円の自転車で 買ってまだ9ヶ月なので、被害額は1万5千円にしときました。 中古で買っても良い金額を目安で、いくらでも良いと言われ、 1万円にするか迷った末、つい高いほうにしちゃいました。 見つかるのは数日後か数ヶ月後か1年後か分からないらしいです。 見つかったら、どんなにボロボロになっていても数年後でも市外でも 取りに行かないといけない決まりで、結構、大変と思いました。 見つかったら、見つかった場所の市町村の交番を電話で指定して、 警官の名前をメモして、電話で日時を決めてから取りに行く事と、 防犯登録番号や印鑑なども必要と言われました。それから、 自分で見つけた場合も必ず警察に連絡するように言われました。 実家の近隣の建て売り住宅の不良の中高生のイタズラかもと思って、 警察に届けたのですが、すぐに出てこないので、売られたかもです。 最近、2、3万円の高級自転車をリサイクルショップに売る目的で 盗む人が多いらしいです。普通の店は防犯登録が貼ってないものは 買わないらしいのですが、防犯シールをはがさずに防犯登録証を 失くしたと偽って、自分の身分証を見せて売る人いるらしいです。 盗難と分かっていて買う店もあるので、見つけ難いみたいですね。
2014年10月20日
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10月14日。歯医者さんの駐輪場に停めた私の自転車が風で転倒して、 駐車場の自動車に1センチくらいの擦りキズをつけてしまったのですが、 私の自転車が当たったと思われる場所以外にもキズがついていたので、 かかわるとヤバイなと思って、黙って、駐輪場の真ん中に止め直し、 先に行ってしまった母を追って、歯医者さんの建物の中に入りました。 すると、母の診療中に呼び出されました。 「あなたが自転車を倒しているのを見たという目撃者がいるのよ。 風の強い日に車のすぐ隣に自転車を置いちゃだめじゃないの。 連絡先を教えて下さい。修理代を全額請求しますからね。」と言われ、 「すみません。自転車が風で倒れる事を想定して、最初から駐輪場の 真ん中に止めなかった事はお詫びします。修理代というのはキズに 白いのを塗り込んで修理する費用ですよね?まさか車の後下全部の 塗装費用ではないですよね?ディーラーを呼んで下さい。今ここで 見積もりを出してもらったら連絡先を教えます。」と私が言うと、 「全部よ。塗装の修理代よ。」と言われました。その人は ディーラーに電話すると言って、何やら話していたのに、 ディーラーは休みだから来れないと言うのです。 「旦那と代わって」と言われ、旦那様と電話で話すと、奥さんと 同じ事を繰り返し、大阪にいるから来れないと言うのです。 しかも、キズの具合を見るふりしながら、キズを指で擦って、 カリカリ爪を立てたり、剥がれて垂れてる塗装を引き千切って その人はわずか1センチのキズを深く大きくしているのです。 他にも自動車には白いキズ隠しを塗った箇所があるので、私は 「自分でつけたカスリキズには白いのを塗るんですよね?」 と指差して言うと、「違う。私は白いのを塗り込むなんてしないわ。 1センチでもキズがついたら、全部塗装し直すのよ。2万か3万 出しなさいよ。」とまた言われ、危ない人だなと思った私は 「1万円お支払します。」と言っても「それじゃ足りないわ。」 と言われたので、「警察呼んで下さい。」と言いました。 警察は「事件でもない。事故でもない。民事。警察は介入しない。 キズに白いのを塗り込むのは修理ではなく補修。自分の非を安易に認め、 修理代出しますと言った後で、金額でもめるのはよくないので、 今後は補修代を出しましょうか?と言ったほうが良いですよ。 こういう場合、修理代は0でもなく全額でもないほうが望ましいです。」 と言ったので、連絡先を交換して、「塗装の修理代の半額もしくは 補修代金で話をしたいと思います。」と私は言いました。 警察が安心した顔をして帰って行った後に「じゃ、半額で。」と言われ、 私が「補修代で」と言うと、また「旦那と電話で話して」と言い出し、 旦那様と話したら、「最初から民事だと言っているのに、警察呼んでも 変わりませんよ。妻が半額で許してやってもいいって言ってるのに。 そんな事言うなら、全額払ってもらいますよ。弁護士雇いますから。 弁護士雇って下さいね。民事裁判で争いましょう。」と言われました。 「私は弁護士雇うお金はありますけど、数千円の違いで弁護士料数万円 支払うのはバカバカしいので、弁護士雇わずに自分でやります。 そちらは必ず弁護士雇って下さいね。今後はそちらが雇った弁護士とのみ 話をしますから。」と言うと、「そんなバカな・・・とりあえず、1万円 置いてって、後日、5千円持ってくるとかはどうですか?」と言うので、 「1万円だけです。請求書には応じません。奥様、偽証してますよ。 少しずつ事実と違う事を言ってます。まず自転車を止めた位置が駐輪場の 柱の内側で柱の近くなのに、車と隣接した柱の位置と偽証してます。」 と私は言いました。すると、「1万円でいいです。」と言ったので、 連絡先を書いた紙に1万円受け取りました。今後修理代は請求しません。 と一筆書いてもらって、1万円渡しました。 レクサスのドライバーは違うと言っていますが、以前に当て逃げされて 白く塗って補修したキズも直したかったのだと思います。私の自転車が 当たった箇所も補修した箇所にキズをつけただけだと思います。 警察も自転車がつけたキズにしてはおかしいし、自転車の位置の偽証と 倒れた時の物音が歯科の診療中に建物の中までガシャーンっと大きな 物音がしたという話もおかしいと言って、その人に対して呆れて、 帰って行きました。 その人が否定しているので、真実は藪の中ですけどね。
2014年10月16日
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<無断転載禁止> MARISSA様が黒執事「夢幻の森」の挿絵を描いて下さいました。 きのこと森の木を背景にシエルを描いて下さいとリクエストしたら、 可愛いウサギさんや小鳥さんのいるメルヘンなきのこの森を 描いて下さいました。 小鳥と戯れ、無防備に足を投げ出して座っているシエルに ショタ心をくすぐられました。 素敵な絵をありがとうございます。 それから、黒執事「夢幻の森」を小説部屋にUPしました。 よかったら、読んでやってくださいませ。
2014年10月14日
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黒子のバスケ缶バッジコレクション~in Halloween~の ガチャガチャをしたら、緑間が出ました。 スーパーのキャンペーンでGOCHグミ2個買って 黒子のバスケのミニファイル貰ってきました。
2014年10月13日
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FC2あすなろ日記別館小説部屋に 黒執事二次小説「夢幻の森」をUPしました。 もしよろしければ、読んでやって下さいませ。 「夢幻の森」は幽霊話を思いつきまして、サスペンス風に 事件を最初に持ってくるミステリーを書かせて頂きました。 それと、パラレルも書きたくて、夢の中でシエルにいっぱい あんな事やこんな事をしてしまいました。SMも度が過ぎると 引かれるので、SM嫌いな方には申し訳ないと思っています。 真犯人はクロウではなく、弟が毒キノコを食べさせたせいで 夫人が幻覚によって錯乱し、クロウ家惨殺事件が起きたのですが、 シエルはクロウが復讐を計画して、弟をそそのかしたと考え、 弟は兄に何も指示されていないと言い、真実は見えないまま終わり、 夢の中にクロウの実母の魔女の幽霊が登場し、キノコを指差す事で 幽霊が復讐を計画して毒キノコを食べさすようそそのかした事が 分かるという幽霊話にしてみました。 「夢幻の森」は最初「きのこの森」にしようかと思ったほど キノコづくしで、きのこプレイは書いていて、楽しかったです。 読んでくださった皆様に感謝し、お礼申し上げます。
2014年10月11日
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BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m その夜、シエルが女王への手紙を書き終えた後、セバスチャンが言った。 「坊ちゃん。なんだか浮かない顔ですね。まだ何か気がかりな事でも?」 「・・・クロウに弟は騙されている気がするんだ。」 「左様でございますか。でも、報告書は魔女と幽霊に関する事を除いて、 ありのままを書いたのでしょう?」 「ああ。そうだ。詳しい事は書かなかったが・・・」 「私も昨夜の事は秘密にしておいたほうが良いと思います。それよりも、 坊ちゃんは夕食をあまり召し上がらなかったので、そちらのほうが心配です。」 「マッシュルームのソテーにマッシュルームのシチューにマッシュルームの ゼリー寄せ。そんなものが食えるか。何の嫌がらせだ?」 とシエルは不機嫌そうに言った。 「せっかくマッシュルーム1箱お土産に頂いたのです。 全部食べたほうがと思いまして・・・でも、さすがに料理しきれなくて、 少々残してしまいました。今から食べますか?」 セバスチャンはニッコリ笑って、マッシュルームをシエルに見せた。 「な・・・まさか変な事を考えているんじゃないだろうな?」 「はい。そのまさかでございます。」 セバスチャンはシエルの服を脱がせ始めた。シエルは抵抗したが、 あっという間に全ての衣類を剥ぎ取られてしまった。そして、セバスチャンは マッシュルームを一つ手に取り、シエルの下の口に入れようとした。 「や、やめろ!キノコは嫌だ!」 シエルは拒絶したが、セバスチャンは 「お嫌いですか?水晶玉に映った夢の中では気持ち良さそうでしたが・・・」 と言った。 「観ていたのか?」 シエルは青ざめた顔で聞いた。 「はい。悪魔は眠らないものですから、1時間も経たないうちに 目が覚めてしまいまして、水晶玉に映った坊ちゃんが何度も絶頂を 迎えるのを見ておりました。」 「な、なんで助けなかった。」 「キノコはともかく、虎に興奮してしまいまして・・・人間50人と 虎1匹どっちが良かったか感想を聞きたくなったのでございます。 どちらが良かったですか?」 「?!!!・・・チッ。悪趣味だな。」 シエルは頬を染めて、吐き捨てるように言った。だが、セバスチャンは 「感想を言わないんですか?言わないと、こうですよ。」 と言うと、マッシュルームをペロッと舐めて、シエルに入れた。 「あっ。やっ。やめっ。ああっ。」 「やっぱり、キノコが好きなんですね。では質問を変えます。 私とキノコどちらが好きですか?」 「どっちも嫌いだ。」 「素直じゃないですね。」 と言って、セバスチャンはシエルに挿入した。 「ああっ。ま、待て。キノコがまだ中に・・・ああっ。」 「二つとも味わって、後で感想を言って下さいませ。」 「や、やあっ。あっ。あんっ。ああっ。」 シエルは喘いだ。セバスチャンは激しく腰を突き動かし、マッシュルームで いつもは届かない奥を責められたシエルは絶頂を迎えた。 「ああっ。あああ~」 欲望を吐き出した後もシエルは感想を言う訳もなく、再び責められ、 苛められた。幾度となく繰り返される中、シエルは気を失い、夢を見た。 夢の中でシエルは悪魔と交尾していた。 霧に包まれた森の中の焼き払われた廃墟で長い漆黒の髪の魔女が微笑んで、 美味しそうなキノコを指差すのだった。シエルが交尾に夢中で キノコを採取しないと、彼女は笑いながら消えて行った。 夢とは不思議なもので、夢を見ている間はそれが現実なのだ。 死後の世界も魂は生き続け、骸が朽ち果てようと存在している。 ゆめまぼろしは儚くて、人の記憶は不確かなもの。 目が覚めれば、忘れてしまう。 夢幻の世界から引き戻されたシエルは現実にいる悪魔に接吻された。 「おはようございます。坊ちゃん。よく眠ってらっしゃいましたね。 本日の朝食はマッシュルームのスープでございます。」 とセバスチャンは言って、ニッコリと笑った。 (完)
2014年10月06日
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BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「正解。当たりだよ。弟は虐待する母親にキノコのお化けの 幻覚でも見せて、怖がらせたかっただけだったんだ。 ちょっとした仕返しのつもりが惨殺事件に発展してしまったんだ。 おまけに自分まで死ぬはめになってしまったというわけさ。」 とクロウは言った。 「可哀相な子ですね。」 セバスチャンが言った。 「血の繋がった母親に虐待され、兄には利用され・・・哀れと思います。 死神に魂を回収されないように逃がしたのは無実を証明する証人が 必要だときっと思ったからですよ。お話の内容はよく分かりましたが、 結果的に生き残って爵位を継いだ者だけが得をした惨殺事件を このまま事故として処理して良いものかどうか悩みますね。もしも、 心の中で描かれたシナリオが手を下す前に起きた場合、たとえ真犯人と 言えないとしても、陰で犯行に導いた者が悪くないと思いますか? 幽霊になった今では爵位を継ぐ事は叶いませんが、クロウ男爵を真犯人だと 女王に報告する事はできます。どちらになさいますか?」 セバスチャンに聞かれて、幽霊の少年は 「お兄様は悪くないよ。悪いのは僕なんだ。お兄様を真犯人なんかに しないで。お兄様は独りぼっちの僕にいつも優しかった。 学校に行かせてもらえず、家庭教師に勉強を教わっていた僕の世界は キノコの森と狂ったクロウ家だけだった。お兄様に森に連れて行って もらって、キノコについて学んだり、呪術の本を見せてもらったり・・・ 友達のいない僕にはお兄様との楽しい思い出だけが心の支えなんだ。 だから、僕は死んでもお兄様から離れたくなくて・・・ お兄様とずっと一緒にいたいんだ。お兄様から指示は受けていない。 僕が一人で全部やったんだ。本当だよ。」 と言った。 「分かりました。」 セバスチャンは静かに答えた。シエルはもう何も言わなかった。 人の心の中の真相は誰にも分からない。真実は一つとは限らないのだ。 シエルは帰る事にした。 屋敷の外に出ると、濃い霧が視界を妨げ、森が霞んで見えた。 馬車に乗る時にクロウはお土産にマッシュルームをセバスチャンに渡した。 セバスチャンはお礼を言って馬車に乗ったが、シエルはお礼を言わなかった。 見送りに来た執事やメイドには幽霊の少年が見えていないようだった。 馬車が出発するまで少年は手を振っていた。シエルは無言で少年にだけ 手を振った。屋敷の敷地を出る頃、朝霧に包まれた森の中の屋敷は クロウの心のように霞んで、もう何も見えなかった。 (続く)
2014年10月04日
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BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「だと思ったよ。だから、殺そうとしなかったのさ。悪魔と まともに戦って勝てる魔女なんかいないからね。それに、もし 仮に僕がキミ達を殺す事ができたとしても、今度は女王が 黙っていないだろう。僕は人として生きていきたいからね。 爵位も屋敷も欲しい。でも、キミ達は最初から僕が真犯人だと 決めつけている。そこで僕が魔女である事を証明する必要があったのさ。 よく考えてごらん。この森に生えているキノコは見るからに妖しい 色形のものばかりだろ?幻覚作用があるとは考えなかったのかい?」 とクロウは言った。すると、シエルはフッと笑って、こう言った。 「そんな事とっくに考えている。おまえが男爵夫人に毒キノコを 食べさせて、幻覚による無差別殺人を引き起こさせた。そうだろう? 父である男爵を夫人に殺させ、弟に銃を渡し、弟に夫人を殺させた。 まあ、弟は幽霊になってもおまえに懐いているようだから、 弟を夫人に殺されたのは想定外か。あるいは斧で殺されても構わない くらいに思っていたから、出来た犯行だろうな。で、魔女である事を 証明する必要がどこにある?あんな・・・悪趣味な夢まで見せて・・・ キノコに詳しい奴なら魔女でなくとも誰でも出来る犯行だろう!」 シエルは夢の事を根に持っているのか苛立っているようだった。 「そう。その通り。毒キノコの知識に詳しい人間なら誰でも出来る 犯行なんだ。怪しまれずに森からキノコを採ってきて、キノコ料理を 作って、母に食べさせる事ができる人間なら、誰でも出来る。しかし、 シェフには毒キノコの知識はない。使用人全員に知識はなく、殺害する 動機もない。そして、父と母には毒キノコの知識はない。シエル。 もう分かるだろ?この屋敷で、父と母を恨んでいる者は・・・ 僕と弟の二人だけ。僕が犯人じゃないなら、弟が真犯人だってこと。 弟は母に虐待されていた。僕は血が繋がっていない分だけまだ我慢が できたけど、弟はそうじゃなかった。僕は魔女の力を得た事で自分が 魔女狩りの対象になる事を恐れ、復讐は先延ばしにしていたんだ。 僕は母親の肉を食べさせられた後も大人しく父に抱かれ、キノコの 勉強をしながら、キノコから麻薬が出来ないか研究していた。 弟にも食べられるキノコと幻覚作用が強いキノコの見分け方を教えた。 弟は学校に行かせてもらえない分だけ知識欲が旺盛でね。 10歳なのにキノコの見分け方を覚えたんだ。弟は美味しいキノコを 森で採って来たと嘘をつき、母に食べてもらいたいと言い、 キノコ料理をシェフに作ってもらった。実際に食べられるキノコの 見分け方が弟には既に出来ていて、何度も食べていたからね。 誰も疑わなかった。母が倒れた時も僕以外誰も気付かなかったよ。 僕はいざという時の為に呪文書を読み、弟に銃を渡して、自分自身に 結界を張って待機していた。弟の頭に斧が落ちたのは予想外だったよ。 最初から皆殺しの計画を立てたのだったら、ドアが開いた時点で 迷わず母を撃ち殺すからね。そこで、質問。何故だと思う?」 クロウはクイズの正解をシエルに求めた。 「殺す気がなかったから?」 シエルは自信なさそうに答えた。 (続く)
2014年10月03日
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BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 夢から覚めたシエルは大きなベッドに寝ていた。 枕元でセバスチャンがシエルの顔を覗き込むように言った。 「坊ちゃん。目が覚めて良かった。」 シエルはまた夢の続きを見ているのだと思った。 夢なら泣いても構わないだろうと思うと、涙が溢れてきた。 シエルはセバスチャンに泣きながらしがみついて、 「怖かった。皆が淫乱って苛めるんだ。」 と言った。 「それは・・・怖かったですね。・・・坊ちゃんはどんな夢を見たのですか?」 とセバスチャンに聞かれて、シエルは答えに詰まって黙ってしまった。 すると、その時、背後からクロウの声が聞こえた。 「きっと、監禁調教される夢でも見たのだろう。僕がスープにした キノコは睡眠作用と潜在意識を夢に見せる作用があるからね。」 シエルはビクッとして、セバスチャンから身体を離して振り返ると、 そこにはクロウと幽霊の少年が立っていた。 「やっぱり夢だ。」 とシエルは言った。しかし、セバスチャンはクスッと笑って、 「坊ちゃんは寝ぼけて夢の続きを見ていると思っていたのですか? 夢じゃありませんよ。通りで・・・甘えん坊ですね。」 と言った。シエルは急に恥ずかしくなって、顔を赤らめた。 「おやおや。顔が赤いですね。風邪でも引いたんじゃないですか?」 とセバスチャンがシエルをからかうように言うと、 「風邪を引かないようにベッドに運んだのだが・・・」 とクロウは言った。 「そうでしたね。私までもベッドに運んでいただいて・・・ ご親切に。どうも。」 とセバスチャンはニッコリ笑って言ったが、 明らかに怒っているように見えた。 「どういう事だ?」 シエルがようやくいつもの口調になって、事情を聞いた。 「そちらの悪魔がスープに顔を突っ込んで眠ってしまったので、 そのままにしておくのも悪いかと思って、ゲストルームに運んだのだよ。 頭上に魔方陣を描いておいたから、悪魔でも簡単に魔法で運べたんだ。 キミは僕が抱えて、お姫様抱っこで運んだ。キミ達は12時間も よく寝ていたね。途中で起きるかと思って、見張っていたけど・・・ 水晶玉に映ったキミ達の夢は滑稽だったな。」 クロウはクスクスと馬鹿にしたように笑った。すると、セバスチャンは 「失礼ですね。私は途中で何度か目が覚めましたが、なにしろ夢が・・・ 坊ちゃんの顔をしたキノコがいっぱい生えている森の中で 何百匹もの猫と戯れるというあまりにも素敵な夢でしたし、 坊ちゃんが隣で艶めかしい顔でスヤスヤ寝ているものですから、 煩悩に負けて、頭上の空中に浮かんだ魔方陣を取り除くのが 面倒になっただけです。どうせ12時間経ったら自然と消えると 思っていましたからね。スープに顔を突っ込んでる間も身体が 動かないだけで声は聞こえてましたよ。可哀相な身の上話を聞くのも 調査の手間が省けて良いかと思ったものですから。もしも、あなたが 危害を加えようとしたら、すぐさま戦闘態勢に入ってました。」 と言った。 (続く)
2014年10月02日
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