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さて、感想といわれても。。。。
読む前の先入観では、トットちゃんの武勇伝かと思っていました。
でも、「トモエ学園」と「校長先生」のオハナシのように思えました。
「ありのままに、おぼえておくこと。」が、いちばんいいのかもしれない。
この本が、ノンフィクションであるのだから、
ヘタに解釈するよりも、ありのままに、思い出の棚にならべておく。。。
あとがきで、同級生がみんな実在の人物であることが確認されて、、、
これも、へたな感想を書けない理由のひとつです。
逆に、実在のオハナシですから、背景のアリバイのあれこれを楽しんでいます。
「『根のある校門』の木ってどんな木だろう?」 校長先生のことだから、花の咲かない針葉樹とかでは、ないように思う。
でも、桜や桃だったら、トットちゃんがだまっているハズもなさそうだし、。。。。
「田園調布のテニスコートの反対側の教会」って、あの場所だろうけど、
今の建物は昭和の中ごろ、40年代ごろに建て替えられたものに見えるし、、、。
戦前なら、カメノコ山の桜はもっと小さくて、家もずっとすくなかったはず。。。
九品仏のお寺は、訪ねたことがない。
お神楽があったようにおもうけど・・・・。
イッツコムの今昔で、昔の写真を、ちらっと、見ただけです。
等々力渓谷は、1990年ごろに訪ねた場所。
都会の喧騒をさえぎる深い谷と大樹のつらなり。
自分は未読だったけれど、トットちゃんを読んでいる人には、
「どこでハンゴウを焚いたのか、 と、思い巡らす場所だったはず。
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前回の「大冒険の挿絵」については、下書きを書いたけど気に入らず、ほったらかしておいたのですが、、、。
本の終盤で、脚立の友人のお葬式があって。(田園調布のテニスの反対側の教会・・) どうしても「ほってはおけない」気持ちに。。。
とりあえず、下書き作業中。 まだまだ、バランスがとれていない(アリバイが不足している)けれど、さぼっていないところを、見てくだされ。。。
夏休みの校庭で、木登りのできない友人を、脚立をつかって樹に登らせようとする、トットちゃんの大活躍の一場面です。
2)「樹に登ったあとに、二人が座って見晴らしを楽しんでいる姿」も、いいかな。よろこびを、共有できるかもしれない。 満足そうな二人の顔がかけたらいいのだけれど。。。 ただ、男の子の体の状態を表現するには、困難がある。 この樹の姿かたちは、それぞれの読者さんが、それぞれの記憶をもとに思い浮かべてもらえればいいもので、挿絵がでしゃばらないほうがいいのかも。。。
男の子が大きすぎるかな・・・。 何の木にしようか・・・。
鎌倉で目に付いたのはこんな木だったけど・・・。

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3)「男の子の伸ばす不自由な右手を、トットちゃんの小さな両手がしっかりと掴んでひっぱっている、その3本の手のクローズアップ」 ちいさなカットになるけれど、おとこのこの不自由な指が描ければ、伝わるものが大きいかもしれない。 二人のあいだの信頼の強さが、現れるかもしれない。
大人の手みたい。もっと、こどもらしく、せねば、、、
ふっくらと、させて、 トモエの子らしく陽焼けのはだいろで、、、、
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