何よりもこの時期のE・ストリート・バンドらしい一体感が最も的確に表現されているのは、5.「ホエアー・ザ・バンズ・アー(Where The Bands Are)」だと思う。それこそシングルにしてもヒットしたのではないかというスプリングスティーン(そしてE・ストリート・バンド)らしさ全開の曲である。『ザ・リバー』のアルバム・コンセプトに合わなかったということ以外に、この曲がボツになった理由はどこにも見当たらない。本当に単発シングルでもいいから出せばよかったのにと聴くたびに思ってしまう。
1. Restless Nights 2. A Good Man Is Hard To Find (Pittsburgh) 3. Roulette 4. Dollhouse 5. Where The Bands Are 6. Loose Ends 7. Living On The Edge Of The World 8. Wages Of Sin 9. Take’em As They Come
11. Ricky Wants A Man Of Her Own 12. I Wanna Be With You 13. Mary Lou 14. Stolen Car 15. Born In The U.S.A.