音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2016年09月14日
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テーマ: THE 80's(49)
80年代、実力者たちによるヒット作


 ジェファーソン・スターシップは1980年代前半に、バンド名をめぐって訴訟で争いになり、“ジェファーソン”や“エアプレイン”が使えなくなる中、“ジェファーソン・スターシップ”を省略して“スターシップ”なるバンドが発足した。元バンドのメンバーのミッキー・トーマスとグレース・スリックをフロントに据え、ぶっちゃけた話、“売れ筋に走った”と言われても言い訳できない方向性だったのがこのスターシップ(Starship)なるバンドであった。

 とか言いつつも、別に批判的な話をしたいわけではない。1960年代からカウンター・カルチャー(抵抗文化)、サイケデリック・ロックを代表するジェファーソン・エアプレインから続くこのバンドの“伝統”は、1980年代に思わぬ形で注目を浴びることになった。キャリアを重ねてきた一流どころが聴衆を意識して(要は“売れる”音楽をイメージして)アルバムを作れば、こんなに見事に仕上がるのか、というのが、正直な感想である。

 冒頭のキャッチ―な1. 「シスコはロック・シティ(We Built This City)」 に始まり、1.と同様にシングルヒット(ともに全米第1位)した2. 「セーラ(Sara)」 というバラード曲。特徴としては、ハイトーン・ヴォイスの男性ヴォーカル(ミッキー・トーマス)と迫力ある女性ヴォーカル(グレース・スリック)の組み合わせが基盤になっている。これら二人のヴォーカルの出来はもとより、全体としての演奏能力の高さが耳につく。

 上記以外のお気に入り曲も少し見ておきたい。同じくシングルとなった3. 「トゥモロー・ダズント・マター・トゥナイト」 。上記2曲ほどのヒットはしなかったが、これがなかなかの佳曲。それからアルバム最後を飾る9.「ラヴ・ラスツ」も気に入っている。


[収録曲]

We Built This City
2. Sara
3. Tomorrow Doesn't Matter Tonight
4. Rock Myself to Sleep
5. Desperate Heart
6. Private Room
7. Before I Go
8. Hearts of the World (Will Understand)
9. Love Rusts

1985年リリース。




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フープラ [ スターシップ ]





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