夏休みに長い本を読んだ学生気分が懐かしい!ってなわけで『エデンの東』に続いて読みました。
『天涯の船』玉岡かおる
エデンよりは短いんですけど上下巻1000ページもあるし、明治大正昭和にわたり時代背景も長く、スケール大きく、波乱万丈盛りだくさんの物語でした。
はじめにきらびやかな宝飾品がミステリーに登場、お姫様の替え玉、米国留学(明治の初め鹿鳴館の頃ですぞ)、替え玉のミサオの苦労、オーストリアの子爵に求婚される、遠距離恋愛、禁断の恋と続いて、少女コミックも真っ青です。
玉岡かおるが3年もかけてお書きになった力作だし、明治からから昭和の歴史的人物(たとえば岡倉天心、新渡戸稲造、...吉田茂まで!)もばっちりはめ込んであっておもしろいのです。
わくわくドキドキ、ジェットコースターものがたりの興奮なんですが、うーん、やっぱりわたしには何か足りないんですよね。ああおもしろかったでいいんでしょうけどね。
それにしても蒸し暑さがこたえて...。大河小説を読んで汗かいて、キッチン周りのアブラ汚れが気になって(暑いとよけいべたつくのよ)大掃除して大汗かいて、畑は忙しいし、腰が痛くて痛くてうなりましたよ。
シップをべたべた張って、クラーをがんがんかけてだらだら寝転んで、またまた本を読んでいたら治りましたけどね。
よみがえり 2023年12月21日
こういうエンタメが好き 2023年12月19日
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