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本書刊行から40年前の1985(昭和60)
年8月12日夕刻、群馬県の山中に乗客乗員524人
を乗せたジャンボジェット機が墜落した。
東京(羽田)発大阪行、日本航空123便。
機体は急峻な山の側面に激突し、奇跡の
生存者4名を除く520人が死亡。死者数で言えば、
今日に至るまで単独機として世界史上最悪の
航空事故である。
同便には当時高校1年生だった私の次男と
中学1年生の長女が、妻の妹やその子どもたち
2人とともに乗り合わせ、全員が惨死した。
2人の我が子と3人の親族を一度に失い、以来、
残された私と妻、長男の人生は大きく狂うこと
となった。私にとってこれが、「日航123便
墜落事件」の始まりである。
我が子たちが犠牲になったこの惨事は、一般に
「日航123便墜落事故」や「日航ジャンボ機墜落
事故」のように「事故」と呼ばれることが多い。
しかし、私は「事故」ではなく「事件」と呼ぶ。
それは断じて事故ではないからだ。「事故」を
装いながら、国がいかにして墜落の真相を隠して
きたのか。それを解き明かし、さらなる真相究明と
その内容公表を国に迫るのが、40年という節目の
年に本書を世に出す目的である。



「上野村に到着した自衛隊部隊に自衛隊幹部は
「13日朝5時まで待機せよ」との命令を出している。
その間の12日20時、NHKはテロップで「待機命令に
反して救出を急いだ自衛隊員を射殺」という驚く
べきニュースを流した。(後に誤報と報道)」
「NHKを利用して都合のいい情報(規律違反者は
射殺もやむなし)をテロップで流したのである。」



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さそい水さん