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昨日、お兄ちゃんスイミングの初体験をしてきました。以前から興味があったもののなかなか踏み切れなかったスイミング。実は来月3歳にしてプール体験が2回。少なすぎっっ!幼稚園の園庭開放で小さいベビープールが1回と、いとこの家でビニールプールが1回。それにスイミングスクールのような大きなプールは見たことがないお兄ちゃん。さらにお風呂でちょっと顔に水がかかっただけで泣くあかんたれ。まして親子タイプではなく、親から離れて子どもだけの教室…。大丈夫かっ!?母さんが側に居なくてあんな大きなお水がいっぱいの所なんて…過保護な母さんは心配しまくったが、とりあえず体験教室へGO!・・・案の定、お着替えの段階で『水着いや』とグズる。全裸のまま逃亡お着替えするロッカーから出口へ、ちゃっかり靴もはいている。アンタそれで外に出たら変質者だよ…いや、風邪ひくよ。大暴れのお兄ちゃんを抱きかかえ、つられて泣く妹ちゃんを抱え ( こちらが泣きたいょ )今日はもう諦めて帰ろうか、いやいや、コーチも「最初は皆さん泣きます」と言われていたし、ここは頑張りどころか・・・いやはや、ここまで泣かして嫌がるのをさせる義務もないし…いろんなことに葛藤しつつプールサイドへ。そしてコーチが『はい、お母さん、あっちで待っててくださいね~』と言われ、泣き叫ぶお兄ちゃん(全裸)とスイムパンツとキャップを託し、はいバイバイ。お母さんはプールの様子がガラス越しに見える場所で待機。おぉ泣いてる泣いてるガラス越しに見る我が息子、音は聞こえないが読唇術(?)で『おかーさぁん』『いや~』と叫んでいるのがわかる。なんだかこちらの胸がはりさけそう・・(;_;)慣れた子ども達は冷ややかな横目で準備体操のような手遊びやをしている。全体のコーチとは別に専属コーチが息子に付いてくれているようで、息子もその専属コーチにしがみついている。5分ほどして少し泣きがおさまり、ひっくひっく状況に。専属コーチに手際よくパンツをはかせてもらいキャップもかぶっている。あっ!自分でキャップをぬいで怒られて、また泣いてる。泣いてるがとりあえず皆と並んで座っている。後で聞いた話だがここで座るかどうかがこの日プールに入れるか入れないかの決め手らしい。また泣きやみ、ひっくひっく状況で辺りを見回している。・・・なんだかオレだけ泣いてる…あれ?なんで泣いてるのかな、という表情。ちょっと落ち着きいよいよプールへ。緊張した顔だが皆と並んでコーチの指示通りに動いている。一度こちらをチラリと見て目があって私がニコリとするとまた泣きそうな顔をした。コーチもそれに気付き、対応してくれている。私、見えない所にいたほうが良いかな、と柱に隠れる…家政婦は見た!状態でチラチラ陰からのぞき見。少しずつだが水の中で次々にいろんな遊びを皆と同じように必死にやっている。母ウルウル.あっ!また目があった! 隠れなきゃ・・・すると、バイバイと手をふるではないか!顔はまだこわばっているが、バイバイした。確実に進歩している!(少なくとも、母はガラス越しの向こうに居て 自分がここで遊んでいる姿を見てくれているという状況を認識できているかんじ)あぁ゛また母はウルウル(;_;)次の遊びは頭から水をかぶるようだ。無理無理…。過保護だけど未だにお風呂で頭を洗うときは膝の上で仰向けにして洗っているのょ…えー!やってる!(☆_☆)頭からバシャ~泣いてない!すごーい。母またウルウル(;_;)あっ!こっちをまた見た。えっ?笑顔!?子どもってすごーい!ちょっと感動!すっごく感動!こうやって知らなかった世界にも順応していくのね。そしてこうやって親から離れて成長していくのねぇ。プールが終わって第一声『お母さん見てくれた?』『うん、ずーっと見てたよ』『ぼく、バシャバシャしてたんや』『うん、見てたよ。すごかったな。お父さんにも言うとくわ。また来たい?』『うん!また来よう!』ほぉ、たいしたもんだね。全裸でバイバイしたことが遠い昔に思える。これから4月になったら保育園に行くのだけれど最初は子どもが朝、園に行くの嫌がり泣くという話をよく聞く。バス通園のお子さんは無理矢理バスに乗せたり、徒歩通園のお子さんは園の入り口で先生に抱きつかまえられ、母は逃げるように立ち去るとか・・・。そしてお迎えの時間にはケロっとしている様子を見て「園でいつ頃どういうふうに泣き止んだのかはわからないし、 こればっかりは見ることが出来ないんだよね・・」なんて話も先輩ママから聞く。だから今回の体験スイミングでの息子の変化の様子を順に観察できたことは本当に貴重な経験だったのかもしれない。家に帰ってからもスイムキャップをかぶりたがったり、プールの話ばかりしている。さて、次回もすんなり行くかはわからないが、とりあえず続けてみようかな。またドキドキしながら1時間見守るのね。帰宅した主人に一部始終をやや興奮気味に話すと「まっ、お母さんが子離れ出来そうにない、っちゅうことやな」と言われてしまいました。確かに・・・。すぐに場に慣れ、親から離れる子どもに比べ、私はなかなか子離れできそうにないことを再確認した1日でした。。そうそう、妹ちゃん、見てないようでしっかり見ているんですね。お風呂で「プーリュ(プール)」「シュイミング(スイミング)」と言いながらバシャバシャとバタ足をしておりました。貴女もスイミングやってみる?でももう少し待ってね、スイミングはまだ母さんはお兄ちゃんでいっぱいっぱいだから。
Jan 10, 2008
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あけましておめでとうございます昨年の最後のブログタイトルが『情けは人の為ならず』とことわざで締めたので今年最初のブログタイトルも何か良いことわざがないかしら・・・と考えていた矢先、初詣のおみくじに「井の中の蛙、大海を知らず」と書いてありましたのでこれを拝借いたします。(ちなみに吉でした♪)さてさて、おみくじの内容は「井の中の蛙のごとく、限られた世界の中で、 人より優るところがあったとしても 決して自慢してはならない・・・云々」とのこと。うーん、自慢するのは確かに良くないかもしれないけど、限られた世界で人より優るところがあること、これは大切なことかもしれませんよねー。井の中の蛙とは、狭い社会で暮らしていると、世間知らずになるという意味で使われますが大海を知ることが必ずしも蛙にとって良いことなのかどうか・・・。もしかしたら大海を知らずに井戸の中で過ごしていることはある意味、幸せなことなのかもしれないな。今の自分に置き換えてみると、ニュースも新聞も見る間もなく育児に追われる毎日、世界情勢がどうなろうとも我が子の風邪のほうが気になるわけでして独身時代はバリバリと働くキャリアウーマンを気取りまるで自分は大海の最前線で戦っていると錯覚していました。これこそホントの井の中の蛙でした。あの時よりもはるかに世間と接点が少ない今ですが不思議と今のほうが大海に対する憧れはなくむしろ井の中にいる幸せさえ感じます。そうそう、このことわざには作者不明の続きがあるそうでして・・・『井の中の蛙、大海を知らず。されど、空の青さを知る』「されど」以降の部分が「されど天の高さを知る」「されど天の深さを知る」などなどいくつかバリエーションがあるらしい・・・。深い井戸の底にいるカエル君は、外の広さを知りません。外の世界は、井戸の底から仰ぎ見るほんの少しの空だけです。でも、、空をゆっくりじっくり見つめることができるから、広い世界を自由気ままに飛びはねているカエルより空の色や高さや深さを誰よりもよく知っている・・・という解釈でしょうか。国語辞典で調べてみると「空」という言葉の定義は色々ありましたがその1つに「手の届かない、はるかに高い空間」とありました。 「手の届かない、はるかに高いところにある」ものが「空」なんですね~と改めてその言葉の深さにしみじみ感心している私です。「井戸の中の蛙」が大海は知らずとも、手が届かない、はるかに高き場所の遠さを誰よりも知っているだなんて今までバカにされていたカエルちゃんがちょっと哲学的に見えたりなんかして・・・。「されど」を付けたしたりするだけでまるで、一般常識はなくとも一芸に秀でたスペシャリストかのような待遇になりますね。なんだか井の中の蛙のほうがちょっとカッコ良いとさえ思っちゃいます(笑)と、まぁ、そんなこんなで今年は大海は知らずとも、空の青き高き深き良さを知り、そして今自分がいる井戸の中のことなら誰にも負けないくらい知っているスペシャルな蛙さんを目指してがんばりま~す!本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Jan 7, 2008
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