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あおのどうもん あみたにいっさい 青 洞門 網谷 一才 だんがい ぜっぺき けんこん はば なんろ のぞ ほっ めいこん なげう 断崖 絶壁 乾坤を 阻む 難路 除かんと欲して命魂 を 抛 つ つい がんぜん ひら ゆうだい なが おんしゅう ふたつ と あお どうもん 遂に眼前 に開く雄大 の眺め 恩讐 両 ながら解けたり碧の洞門 1、青の洞門の断崖絶壁 2、禅海和尚と青の洞門の説明版 3、高い山の絶壁に張られた鎖伝いの道しかなく下に落ちて死に至る者多いという。 絶壁の下を見つめる禅海和尚 詩文説明 禅海和尚(1691?~1771)元禄4年~安永3年。江戸中期の曹洞宗の僧。名は福原市九郎。 断崖絶壁で鎖渡しの険しい難路で足を滑らして死に至る人馬は後を絶たないという、その場所に通りかかった僧禅海は自分の犯した罪の償いと人々の為に岩場にトンネルを作る大誓願を起こした。ノミと槌で掘っていく或日、禅海を父の仇と狙う中川實之助が現われた。私は一生の罪の償いと人々の困難を救いたい為、この厳壁を掘り始めたて道を通したい、もう少しの処です掘った暁には討たれましょう暫しの猶予を下さいと嘆願、仇を早く討ちたい一心に実之助も共に掘り、禅海が掘り始めて30年、遂に貫通し、目の前には雄大な景色が開けた。困難な仕事を成し遂げた二人は感動の涙にふけり喜ぶ。憎しみ・苦しみ・悲しみは山國川の水に流れた。 1、人々の為トンネルを掘る大誓願を起こす 2、洞窟の内部、途中に左図の鑿打つ禅海和尚の像がある 3、現在大きく変り、三国川に沿った車道が見える。現在禅海和尚の遺蹟求道30mばか りが保存れている。 (映画全盛の時代に「恩讐の彼方に」小説菊池寛作が上映されました)作者 網谷一才 (1892~1965) 明治25年~昭和40年 享年73歳 兵庫の人
2016年06月29日
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