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朝から快晴。澄み渡る青空。昨晩はスタッフに施術をしてもらい心地いいだるさでぐっすりと快眠。その余韻を残しつつ今日は近くの知人と一緒にお出かけです。標高1000mちょっとの高台。連なる山々の尾根がきれいに見えます。お目当てはこれ!樹齢250年の大カエデの紅葉。幅は15m、高さは13m。大き~い!そして、きれ~い!緑から黄色、そして紅色への美しいグラデーション。一本の木が角度によっていろんな表情を見せてくれます。まだ紅葉が残っていて良かった。青空に映えていてとても見事です。私ってラッキー…!色とりどりの美しい枝を両手いっぱいに広げている大カエデ。木の下にごろんと寝転んでのんびりとうたた寝したい気分。気持ちいいだろうなぁ。ちょっと寒いけれど。この日は三脚をもったご年配カメラマンの方々もたくさんいてとてもにぎやかでした。それでも都心の観光スポットに比べればかわいいもの。凛と冷たい朝の風を顔に感じながら去りゆく紅葉の美しさを心ゆくまで堪能させてもらいました。昨晩の夕食。手前は植物性たんぱくのセイタンと生姜の炊き込みご飯。雑穀のアマランサスもたっぷり入れて炊きました。ぷちぷちとしたアマランサスの食感と生姜の香り。一緒に炊き込んだセイタンもふっくらしてまるで鶏肉みたい。その上には炒って香ばしくした松の実と人参とさつまいもで型抜きした紅葉といちょうの葉を散らしてお皿の上にも秋の景色を模倣。今だけの盛り付け。間もなく初雪がきて長い冬がやってきます。ちなみに真ん中の大きい塗りの器がこの日の主菜の「野菜あんかけ」。根菜やえのき、きくらげ、白菜がたくさん。塩と醤油で味付けして葛でとろみをつけました。野菜の旨味たっぷりで優しい味。その下には見えないけれど揚げだし豆腐が隠れてます。その両隣の小皿が副菜二品。左が「高野豆腐の蓮根はさみ蒸し」。すりおろしの蓮根に四万十川の青海苔やふのり、人参などを詰め込んで蒸したもの。高野豆腐の煮汁をかえて盛り付け。オーブン焼きにした香り高いシメジとシンプルに春菊のおひたしを添えて。右が「大根と柿のなます風」。ゆず果汁で酸味をつけました。冬を感じさせる一品。大根も甘くなってきました。(ふろふき大根もいいなぁ~)そして汁物は「かぶと白いんげん豆のスープ」。トッピングにスギナの粉と揚げた蕎麦の実。洋風だけどしっとりと和の味わいです。偉大な大カエデの木。誰が見ているからでもなく嵐や大雪などにも負けず長い年月を変わらずあたりまえに立ち続ける大木に私もいつの日にかこんなふうになりたいとしみじみ感じた一日でした。明朝は気温3度の予報。ますます冷え込む穂高。さてまた温泉につかって寝ようかな。明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.29
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野菜ってホント甘い。それぞれ違う深い旨味があります。養生園で出会う新鮮な野菜たち。毎日大活躍です。もちろんデザートにも…!今晩の夕食より。「人参とかぼちゃのタルト」。養生園の週末ご飯の本にも載っている人参ゼリーを応用した一品。蒸した人参をフードプロセッサーでペーストにし梅酢を少し入れてよく混ぜ合わせておきます。それにりんごジュースで溶かした葛を入れて再度火にかけてよく練り、あらかじめ煮溶かしておいた粉寒天も入れて混ぜ合わせたらタルトの上に流し入れて固めます。粗熱とれたら冷蔵庫へ。今日はサイコロ型の蒸したかぼちゃをごろっとたくさん入れました。かぼちゃの皮の色が人参のオレンジに映えてきれい。お豆腐で作った生クリーム風をデコレーション。定番のクコの実とミントをトッピング。蒸したかぼちゃと人参ペーストの食感の違いが新鮮。どちらも甘い。主菜や副菜でいつも頻繁に使う食材だけどもちろんこうしてデザートでも大活躍。砂糖使わなくてもこれだけで十分甘い。カラダに良いというだけの理由で無理して美味しいって思わなくていいところがいいよね。このタルトを食べて人参嫌いの子供が人参を好きになってくれたらいいな。そんなことを思いながら、ぱくっと食べた一口。あぁ~シアワセ。人参さん、ありがとう!明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.25
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昨日で無事に全て終えることができました。ホッと一段落。気分はめっきり晩秋。最後の祝いの食事では出来上がった嬉しさと一緒にもうこれで終わるんだという寂しさもあり一つの区切りを実感しました。例年にも増して強力なスタッフ陣。完成度の高い料理ができて嬉しさもひとしおです。パーティ風料理ということで今回大活躍したのがこの黒米ロール。 玄米に黒米を入れて炊き上がったご飯に梅酢とゆず果汁で巣飯にしたものを生春巻きの皮で巻きました。一昨年、中島デコさん宅で何回も食べた一品。今回の中身は得意のごぼう料理のひとつバルサミコ酢醤油からめと人参千切りがたっぷり。初回は春菊のおひたし、二回目は水菜を入れて巻いてます。透明の生春巻きの皮に黒米が透けて見えてきれい。黒米は普段の養生園ご飯でも頻繁に登場。もちもちしていて美味しいし不足しがちなミネラル、ビタミンが豊富。この黒い色素が造血を促進してくれます。梅の酸味をきかせてサラダ感覚に。ぱくぱくっといくつでも食べられちゃう。そして隠れた名脇役、ひじきと根菜のマリネ。蕪や人参がたっぷり。炒ってすった白ごまと麻の実も入って香ばしい。柑橘系の酸味ともよく合います。これもたくさんおかわりのあった一品。メイン料理の合間の箸休め。そして汁物はマリリンの大好物のとうもろこしとひよこ豆のポタージュスープ。野菜と豆の甘みをしっかり堪能。マリリンが楽しみにしていると聞いてさらに張り切って作りました。スエットロッジ定番の味です。今年もまたスエットロッジを開催してくれたマリリン、ありがとう!おかげでたくさんのゲストが素晴らしい体験をすることができました。もちろん私たちスタッフも。手前からネイティブアメリカンのマリリン・ヤングバード通訳の孝江さん、アシスタントのキャサリン。たくさんの愛と感謝の気持ちをおくります。全ての出会いは宝ですね。来年もまたみんなで待ってます。明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.24
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昨日から第二回目のスエットロッジが始まりました。みんな初対面だけれど和気あいあいとした楽しい雰囲気。この日をとても楽しみにしていたのが手に取るように伝わってきます。もちろん食事も楽しんでね。今晩のデザート。しっとりとした和風スイーツです。「白玉団子の小豆汁粉」三種類の白玉団子たち。よもぎと紫さつまいもを使って色をだしました。落ち着いた和のテイスト。秋の夜長にぴったり。番茶が良く合います。小豆は土鍋でことこと炊いて七割ほど煮えたらドライフルーツのなつめやしをみじん切りにして一緒に煮込んで甘みづけ。小豆によく合うんです。今回はこれに玄米甘酒も加えてお汁粉にしました。しかも!写真では姿は見えませんが小豆の奥には甘栗が隠れているのです。白玉団子を小豆あんにからめて食べて最後に甘栗が顔をだす…という仕掛け。小さな器に盛りだくさんだけれど全体がとてもいいバランスでまとまってなんかとってもウキウキ気分。こんなささやかなことですぐに幸せになれる私って…。こんな日常の小さな喜びを大切にしたい。明日は今年最後の祝いの食事。さて頑張るぞ!このスエットロッジを指導するネイティブアメリカンのマリリンの言葉。「宇宙はいつも私たちを見守っていて 常に祈りを聞くために耳を傾けてくれています。 私たちが発する言葉や思考が現実を作っているのです」。ならばどんな思いも願いもあきらめずに言葉にしよう。幸せの鍵は自分の心の中にあるのだから。この美しい自然は私たちに平等に与えられた天からの贈り物。青空に両手を広げて思いっきり深呼吸しよう。確実な幸せへの第一歩。明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.22
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養生園を代表する恒例のワークショップ、ネイティブアメリカンの聖なる儀式、スエットロッジ。今年もとうとうやってきました。たくさんのゲストで大盛況。今日は初回スエットロッジの最終日。「祝いの食事」の風景です。料理を囲んでゲストとスタッフみんなで大地と宇宙の神様に感謝の祈りをささげます。早朝からキッチンスタッフみんなで作り上げた料理の数々。マリリンの暖かく力強い祈りの声を聞いていると胸がいっぱいになってきました。みんな、ありがとう!無事に出来上がりました。ゲストの方々もとてもいい笑顔。…さて、いただきま~す!「蓮根のミートボール風」。すりおろしの蓮根と根菜がたっぷり。肺やのど、気管支の働きを促進してくれる蓮根。滋養強壮バツグン。私の大好きな料理のひとつ。葛あんをからめて照りをつけました。ほんとにミートボールみたい。食べると外側はカリっ、でも中はもっちり。この粘りに蓮根の栄養とパワーが集まっています。その奥に見えるのが、これ。「スタッフドパンプキン」。堂々たる存在感。ほくほくしたかぼちゃの中にごぼうや人参、玉葱とオートミールがたっぷり。野菜の甘みがぎっしり詰まっています。オーブンで丸ごと焼いてるから皮まで美味しい。黄色の鮮やかな色が食欲をそそります。秋の味覚と言えば、きのこ。「ホワイトソースペンネ」。しめじ、えのき、エリンギの三種類のきのこをよく炒めて玄米粉と豆乳で作ったホワイトソースでからめます。味は塩とこしょうでシンプルに。きのこの旨味たっぷりで濃厚な味わいです。そして忘れてはならないもう一品。「セージのフリッター」。スエットロッジの儀式に欠かせないセージ。心身を浄化し代謝を促してくれます。お茶にしたり、また肉の臭み消しによく使われるけれどこんな風にシンプルにフリッターにしても美味しい。セージの香りが楽しめます。養生園特製のすぎな塩を添えて。秋の味覚満載の料理の数々。青く澄んだ空に映える中庭の紅葉。以前からの親しい友人同士のような和やかな雰囲気のゲストたち。その笑顔を見ていると私まで顔がほころんできます。この食事が頂けること、今ここにいられること、調和の一部として私が存在していること、その全てがとてもありがたくて感謝の気持ちが湧き上がってきます。ありがとう。今回も必要な人がそのベストなタイミングでこのスエットロッジに参加していました。きっと人生の全ての出来事がそうなんだと思います。そしてまた私もここに…。明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.19
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おっと、デザートを忘れちゃいけませんよね。この日も今が旬のりんごが登場。りんごのタルトです。赤い皮の色が重なって山の紅葉を思わせます。たてに長くスライスしたりんごにレモンとゆず果汁をふりかけ塩少々入れてりんごの水分だけで土鍋でことこと煮ます。しっとりして火が通ったら豆乳を加えてなめらかにしたさつま芋タルトの上に花びらのように美しく重ね葛でとろみをつけたりんごジュースを上からまわしかけまます。切り分けるとこんな感じ。この日のメインディッシュがボリュームあるものだったので小麦を使ったタルトパイにはせずシンプルなものに。優しい色合いのタルトになりました。ハーブガーデンのミントが味のアクセント。今日は柔らかい日差しを浴びながら近くに住む友人とつかの間のおしゃべりを楽しみました。優しく流れる時間が心地よかったです。明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.15
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キッチンの窓の外も木々が赤く色づいてきました。あたり一面が鮮やかな錦の世界へと変貌しつつあります。きりりと冷たい空気にふれるたびに間もなくやってくる長い冬の到来を実感します。静かに深まりゆく秋。この連休もたくさんのゲストにお越し頂きました。昨日の夕食より。「旬の野菜たっぷりグラタン」。この豆腐のソースの下には人参や里芋、長ねぎ、ブロッコリー、栗やぶなしめじ、ひよこ豆がたっぷり。こってりとしたソースをからめて楽しみます。ゲスト数多い時に大助かりのメインディッシュ。「焼きかぶと春菊、芽ひじきの和え物」。少々の塩をふってから焼き目がつくまでフライパンでじっくりソテー。それだけなのにかぶの甘みにびっくり。塩茹でした春菊と醤油で味付けした芽ひじき煮を一緒に合わせます。炒ってすった白胡麻をたっぷり。海の幸と畑の恵みが一つの器に。最近よく登場する副菜です。そして汁物。でたっ!「パンプキンスープ」。やっぱりこれでしょ。もうこのコクと甘みがたまりません。眩しいほどの黄金色。見た瞬間から幸せ気分。身体がぽかぽか温まります。これからますます大活躍のスープ。明日も冷えそうです。根菜たっぷりの味噌汁がのみたいな。心もカラダも温めて今週後半からの大型ワークに備えます。今晩のお月様はとても見事。驚くほどの明るさです。自然の力や美しさも私の味方。さて、もうひと踏ん張り。人生には何一つ無駄なことはありません。だから今自分に与えられているこの役割を大切に過ごしていきます。明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.14
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作りおきしておいた巨峰の丸ごとコンポート。今日はそれを使ってタルトを焼きました。「養生園の週末ご飯」にも載っている豆腐のチーズケーキ風をアレンジ。「巨峰のタルト」です。今晩のゲストは20人。コンポートの量が少なかったのでフードプロセッサーにかけてペースト状にして固めました。豆腐のところもこの巨峰ソースを入れたので上品にうっすら紫色。冷凍しておいたブルーベリーと養生園スイーツ定番クコの実も入れて、色鮮やかな大人のスイーツに。味付けや作り方は本の中のデザートのページを是非参照下さい。シンプルなのでかなりアレンジができます。今日もそのひとつ。久々に作った豆腐のチーズケーキ。巨峰さんありがとう。明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.12
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秋の夜と言えばお月見。中秋の名月、十五夜は旧暦8月15日。里芋をお供えすることが多く「芋名月」と呼ばれています。今日は十三夜。旧暦9月13日にあたる日です。そのためか今晩のお月様は特にきれい。十三夜と言えば栗と豆。夕食のデザートも栗とお豆でいきましょ!「十三夜デザート」。栗と三種類の豆(金時豆、黒豆、とら豆)入りの和菓子。赤く鮮やかなのは、おなじみクコの実です。玄米粉と長いものすりおろしで作るかるかん風にこれら和のテイストをたっぷりと入れました。姿は見えませんが番茶で煮たプルーンの角切り入り。甘酸っぱさと栗とお豆のほっこりした甘さ。今晩の美しいお月様を見ながら暖かい番茶と一緒に頂く和風菓子。ほっとする瞬間です。添えた赤いもみじの葉の色を見ていると深まりゆく秋をしみじみ実感します。今晩の夕食のメインは旬のお野菜のクリーム煮。寒くなると美味しいこってりした味。でももちろんバターも乳製品も使ってません。玉ねぎとえのきをじっくり炒めて玄米粉も入れてさらに炒めた後豆乳でのばしてクリームソースに。塩と味噌で味付け。かぶや人参、かぼちゃ、白菜がたっぷり。ブロッコリーを添えて彩りよく。見た目洋風だけれど、食べると和風。玄米ご飯にもぴったり。寒い朝が続いていますが明朝の穂高はナント7℃の予報。ひょえ~!湯たんぽ抱きしめて寝なきゃ。皆さんにとって明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.11
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今年は冷え込むのがとても早くそのためいつもより早く紅葉もスタート。養生園の庭の木々も鮮やかに染まりつつあります。今日の養生園、最新の紅葉情報。ホールのベランダから見る中庭の風景。もみじがもうこんなに色付いています。きっと一番の見ごろは今月下旬。紅葉をねらっている方はどうぞお早めにご予約を…!養生園の朝のお散歩コースの定番、松尾寺への途中、中房川。春や冬の風景もそれぞれ素敵ですが深まる秋のしっとりとした雰囲気もいいもんです。このところ休みのたびに遠出をしていましたが今週は図書館に行ったり養生園の周辺を散歩したり久しぶりに会う友人とゆっくり過ごしました。午後の昼下がりの図書館の穏やかな時間もまたとても懐かしくひとり心落ち着く貴重なひと時でした。秋深まる養生園。料理も静かにしみじみ味わう季節に。「里芋のゆず味噌あんかけ」今や毎日のように登場するお芋たち。そのひとつ、里芋。ほっこり煮た里芋によく合うのが、味噌だれ。特にゆずの絞り汁と白味噌で作る味噌だれは里芋と最高の相性。この日は昨年の体験スタッフ貴子さんから頂いた大分の美味しいかぼすをたっぷり。天盛りもかぼすの皮。ちょっと見た目地味だけれど口の中に広がる甘酸っぱい香りと味噌にからんだ里芋のまったりとした食感が何ともたまらない。秋に欠かせない一品です。貴さん、美味しいかぼすをありがとう!見た目もかわいいお芋たち。明日もきっと大活躍です。皆さんにとって明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.10
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今日もまた快晴。朝から抜けるような青空でした。一日が過ぎ去るのはホント早い。あっという間に夕暮れ。今は満点の星空がきらめいています。明日も青空だな~。今晩の夕食は栗やかぼちゃをたくさん入れたホワイトソースのグラタン。玉ねぎをよく炒めて玄米粉とだし汁、豆乳でソースを作りました。彩り豊かなたくさんの具を包んでオーブンへ。出来立てのあつあつが美味しい季節ですね。そしてデザートは三色の白玉団子。白玉粉だけの白と炒った黒ごま入れたもの、そして柿のような色合いのものはクコの実を刻んで白玉団子に混ぜ合わせたもの。そのもどし汁も使いました。最初は赤かったのに茹でたらこんな明るいオレンジ色に変身。山の美しい紅葉を思わせます。嬉しさ倍増。ここ穂高も少しづつ紅葉の兆しが表れています。まだ先かな、なんて思っているとあっという間に山は鮮やかな錦絵に変わっています。足元を見るともうすでにその訪れが…。緑から赤へのグラデーション。葉が花びらのよう。思わず顔がほころびます。皆さんはどこで秋を感じていますか。明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.04
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畑をやっている近くの友人から頂いたお野菜たち。大根やかぶの間引き菜、人参、おくら、しその穂。中でも一番の活躍はズッキーニ。フツーはきゅうりをちょっと大きくした形だけれどもらったのはまるで漫画に出てきそうな、平べったいUFOの形をしたやつ。こんなの初めて見るよ~!ちょっと季節外れだけど、まっいいっか。だってとてもかわいいんだもん。早速今日の夕食に登場です。「UFOズッキーニのたっぷり野菜詰め」。中をくり抜いて軽く蒸したズッキーニに人参や玉ねぎ、干し椎茸のみじん切りをよく炒めたっぷり詰めこみました。養生園畑で最後の収穫となったピーマンも。塩をふって炒めて甘みを引き出した後炊いておいたオートミールを混ぜ合わせ細かく切ったセイタンを入れてひき肉風に。味噌で風味をだして出来上がり。つめて大皿に盛り付けたらこんなゴージャスに変身!庭の花や葉っぱでスタッフが飾りつけオーブンで焼いたかぼちゃを添えました。いつもは切り分けて盛り付けですが今日はこの大皿のまま、ゲストの目の前に…。もちろんみんな大喜び。自由に切り分けて食べてもらいました。もちろんズッキーニは皮ごとイケちゃいます。ちょっとだけパーティ風。目先が変わってたまにはこんなのも楽しくて良かったです。明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.03
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休みになると快晴。もしかして私って晴れ女?今日も朝から陽射しが眩しい。いそいそとおにぎりを作ってリュックを背負いまたしても白馬へ…!白馬は10年前の冬季オリンピックの開催地。たくさんのスキー場とゴンドラやリフトで途中まで登れるハイキングコースが多く手軽に山を満喫したい私にぴったり。今日はお気に入りの白馬八方池に。標高2000mに浮かぶ池、八方池です。ちょっと霧かかっていますが北アルプスの壮大な山々を背景に赤や黄色に染まりつつある木々と緑色の水の色の対比がとてもきれいでした。天空の城にいる気分。紅葉は比較的低い木々や草から始まります。白馬の山も確実に秋色の錦に包まれていました。今日はもう少し足を伸ばしてここから更に唐松岳方面へ軽い登山。いつもならこの周辺でおにぎりを食べてうつらうつらして帰るところですがなんかそんな気分になっちゃったので思わず登ってしまいました。その途中の眺め。白馬三山(鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)です。染み渡るような青空に勇壮な姿がよく映えていてもう、ほれぼれするほど力強く、そして美しい。心に染み込む景色です。そして到着した場所は、ここ。丸山ケルンです。標高2430mの眺め!富士山を除いて私が登った一番高い場所です。ひゃっほ~!そして眼下にはこんな幻想的な景色が…。一面に広がる雲の海。厚い雲の層が川の流れのように静かに波うってました。幻想的な世界。天上人になった気分。いつも見上げている山の上にはこんな景色が隠されていたんだ。少しだけ得した気分。山の神様、ありがとう。山に登るとその途中になんとかケルンってよく見かけますよね。ケルンとはアイルランド語で「石塚」を意味し登山者ためにその道しるべとして石を積み上げた目印のこと。う~ん、なるほど、ね。だからどこのケルンにも石の小山があるんだ。この丸山ケルンは唐松岳への登山路の道しるべ。もう少し頑張れば山頂に到着します。きっとその眺めも素晴らしいはず。次回は是非チャレンジ!明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.02
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栗を忘れちゃいけませんよね。前回のブログに補充です。栗とさつま芋を使った秋のデザート。一昨日の夕食より。「さつま芋と栗の蒸しケーキ風」。乱切りにして塩を少々ふってざっと炒めりんごジュースで煮たさつま芋。水でもOK。マッシュして豆乳を入れてのばして柔らかなさつま芋クリームに変身。油が入るとさらに甘さが増します。水切りしたお豆腐をマッシュし白胡麻ペースト、葛と地粉を混ぜ合わせお団子にしておいたさつま芋クリームを包みくこの実と栗をトッピング。蒸し器で蒸すこと約10分。ほかほかのデザートの出来上がり。番茶にぴったりな優しい味です。ちなみにその日の夕食はこんな感じ。これに酵素玄米がつきます。手前の汁物は「玄米粉のホワイトシチュー風」。今ホールでは暖炉に赤々と炎がともっています。こんな寒い夕べにはシチューがぴったり。この日はかぶと玉ねぎをたっぷり入れて甘みを出しました。もみじ型の人参とブロッコリーを添えて。中央の青いお皿は車麩のソテーと野菜の盛り合わせ。ネギの根っこの素揚げや春菊のおひたし、紫玉ねぎとぶなしめじのオーブン焼きなど盛りだくさん。黄色のものはもちきびを炊いてクリームにしたもの。粗く刻んだ高野豆腐をひき肉風の具にして味噌でじっくり煮込んだトマトソースを添えました。もう今年最後のトマトソース。秋の食材はこれから旬を迎え養生園の食卓もさらににぎやかになります。どうぞお楽しみに…。明日もまた素晴らしい一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2008.10.01
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