JINさんの陽蜂農遠日記

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2010.02.14
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カテゴリ: JINさんの農園

先週末に銀行へ借金の振り込みに行った折、順番待ちの時間に、銀行に備え付けの

雑誌を眺めていると『日本の通貨偽造防止技術は世界最高』の記事が。

プリンターやスキャナーなどのデジタル複写技術が驚くほどに進歩したことにより、

偽造事件が増加しているとのこと。紙幣の印刷技術と偽札作りの技術はともに日進月歩

で進化し、まさにいたちごっこの状況だと。

6年前にこの偽造防止強化のために千円~1万円の紙幣デザインが20年ぶりに一新

され、この時に最新偽造防止技術が採用されたとのこと。

1万円札は新券発行の際に何故か唯一、福沢諭吉の肖像が変わらなかったと記憶して

いる。

福沢諭吉は70歳前に亡くなったとの記憶だが、紙幣の肖像は何歳頃のもの

なのであろうか。私と同じ年齢ぐらいのときのもの?いやもっと上・・・?

DSC04568_R.jpg

これらの最新偽造防止技術ついて、1万円札の裏表の写真を載せ説明している

記事であった。

記事の内容を忘れないように帰りの電車の中で、我が財布の中で独りぼっちの、

そして家出寸前の?1万円札を取り出し、確認しようとも思ったのであるが、

周囲の目も気になるため諦めたのであった。

自宅に戻り早速、確認作業と、その場所をデジカメ&ルーペを利用して

激写したのであった。

記事によると、代表的な最新偽造防止技術とは下記の通りとのこと、

DSC04566_R.jpg

以下は上の紙幣の写真の数字場所と対比して欲しい。

1)深凹版印刷

  新券の図柄は、従来の札よりもインキが表面に盛り上がるように印刷されている。

(2)潜像模様

  札を傾けると、表面左下に「10000」の文字が、裏面右上に「NIPPON」の文字が

  浮び上がる。

(3)ホログラム

  角度を変えると、画像の色や模様が変化して見える。

DSC04591_R.jpg

4)透かし入れ

  真ん中には福沢諭吉の肖像の透かしが。

DSC04589_R.jpg

 この透かしは、紙の厚さを部分的に薄くする「白透かし」と、逆に部分的に厚くする

 「黒透かし」があるとのこと。現在の1万円札はこの両者を巧妙に組み合わせた

 「白黒透かし」が使われているのだ。

 手漉き和紙の伝統技術に支えられた我が国のすき入れ技術は、濃淡の差が極めて

 シャープで立体感があり世界一との評価であると。

 そして、「すき入紙製造取締法」により、文様に関わらず「黒透かし」の技法を使った紙を

 製造する場合、又は、「白透かし」で紙幣や政府発行の証書などに使われている模様の

 ある紙を製造する場合は、政府の許可を要し、それに反すると罰せられるとのことで

 ある。更に福沢諭吉の肖像の右横には光に透かすと、すき入れられた3本の縦棒が

 見える。従来のすかしよりも、パソコンやカラーコピー機等で再現しにくいものとのこと。

(5)マイクロ文字

 札の数カ所に「NIPPON GINKO」と書かれた小さな文字が印刷されているのだ。

 裏面の平等院鳳凰像の描かれた位置の反対右側数カ所にもこの文字が。

DSC04567_R.jpg

 従来の文字よりも小さい文字を取り入れているほか、新たに細かい曲線などで

 描かれた札の地模様にも、大小取り混ぜた文字がデザインされている。

 余りにも小さく、ルーペなしでは確認が難しいのだ。

 ルーペ経由ではピントが合わせにくいが何とか撮れた。

DSC04586_R.jpg

DSC04588_R.jpg

公式に発表されていない?が表面と裏面に「ニ」「ホ」「ン」の文字がシークレットマーク

として隠れているのだ。場所は探してみて欲しい。

紙幣の裏側の左隅には『ニ』の字が縦に紫字で。

DSC04575_R.jpg

「ホ」の字が青字で逆さに。

DSC04576_R.jpg

「ン」の字も逆さの形で茶色字で。

DSC04581_R.jpg

「二」、「ホ」、「ン」それぞれ裏側は左半分に隠れて存在しているのだ。

そして時計回りに。

反対の表側も左半分に存在するが、こちらは反時計回りである。

暇な方は是非見つけて欲しい。

(6)特殊発光インキ

  表の印章(日本銀行総裁印)に紫外線をあてるとオレンジ色に光るほか、地紋の一部

  が黄緑色に発光するとのこと。確認は出来なかった。

(7)識別マーク(深凹版印刷)

  目の不自由な方が指で触って識別できるように、従来の「すかし」に代えて一層

  ざらつきのある「深凹版印刷」によるマークを導入している。

  私には判別できない指触りであるが・・。

その他に特殊インクについての説明もあったと記憶してるが、私のメモリー容量

が足りずに思い出せない。

この記事のお陰で1万円札の素顔が良く解ったので、『諭吉様』とは是非・是非 末永く

親しくしていただきたいと・・。

そして多種多様のニセモノが横行する現代で、ホンモノをしっかりと見極める心と目を

絶えず持ち続け、『幸増えて【諭吉】も増える我が財布』 を心から(我が儘にも)願って

いる『アラカンオジサン』である。






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Last updated  2010.02.14 08:48:07
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