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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
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我が養蜂場の農園の隣で定年後農園作業に専念されているご近所のSさんから落花生を
いただきました。見事に成長した落花生の畝です。

落花生は、マメ科ラッカセイ属の一年草で、別名はナンキンマメ(南京豆)、
英語では、ピーナッツと呼ばれています。原産地は南米のボリビア、アンデス地域と
いわれています。落花生の栽培の歴史は古く、ペルーのリマ近郊の遺跡からの出土品により、
紀元前850年頃には既に栽培されていたそうです。
日本には中国を経由して1700年代初頭に渡来し、当時は南京豆と呼ばれていました。
落花生の名前の由来は、 花 が地中に 落 ちて、そこから豆が 生 まれる事から名付けられたのです。
落花生の花がこの時期でも付いていました。
なんとなくパンジーの花の一部分のように見えますが、可愛らしい花です。

花が終わると子房柄(しぼうへい)と呼ばれるものが伸びて土に刺さり、この先に莢が出来て
結実するのです。子房柄とは、雌しべの一部で、受精後針のような根が茎から伸びてきます。
下の写真の釘の様に伸びているものが子房柄といわれるものです。

南京豆は地上に実っていると思っている方も多いのではないでしょうか。

高いところに咲いた花から伸びた子房柄に付いた可愛い落花生が見つかりました。
実の上に長い蔓のようなものが見えます。

花が咲いてから3ヶ月程度で収穫時期となります。20分ほどもぎとり、たくさん収穫できました。

土付きの落花生はできるだけ早く、さやごと水洗いします。両手でさやどうしをこすり
つけるように洗うのです。何度か水を替えてきれい洗いました。

Sさんの話では、、手間を短くするために圧力鍋で5分程度茹でると美味しいとの事でした。
茹で上がった【茹でピー】。農園主だけが楽しめる堀り立ての風味なのです。
芋のような、そして甘く柔らかく絶品、小さな白いものは殻ごと食べられるのです。

ビールのつまみには最適、至福の時間でした。

大自然というのは偉大なのです。じっと待っていれば自然に落花生ができてしまうのです。
実が地中にできることから、虫にねらわれる心配も少なく農薬散布なしでも栽培できるのです。
今回は頂き物でしたが、家庭菜園のすばらしさを再認識した『趣味の農園主』なのです。
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