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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
noahnoahnoahさんCalendar
ホテルは旧王宮の近くのカンチ道り沿い。
ホテルを出て暫く歩くと赤い3重の塔をもつ トリデビ寺院 が左手に。

日曜日のそして日本の正月に当たるダサイン祭の為か、店はシャッターを閉め
開いている店は未だ無し。
しかしこの場所は、ネパールの首都カトマンズ市内で外国人観光客に一番人気のタメル地区。
あか抜けして洗練されたレストランやホテル、それに観光地の証し「みやげ屋」の立ち並んで
いる街並。観光客だけではなく、地元の人たちも買い物やビジネスにやって来るので
昼間はいつも人が溢れる混雑した街なのである。

電柱に絡みついている電線の数に驚く。
ぐちゃぐちゃ電線。これでは毎日停電するのも解る。そして一軒のみが停電した場合の
原因を探すのに時間が掛かることは十分理解できる。複雑に絡み合った電線が、生き物の
ように街中を行き交っているのである。

狭い道路の横には既に野菜を広げて売っている。ミニトマト、短めのダイコン、そして
カリフラワー・・・・・・。

生きたナマズを売っている店もあった。ネパールは海のない国、よって魚は
殆ど売られていない。唯一海の魚の干物が売られていた。

コインの木。
コインが打ち付けられた仏像。近くでみるとネパール・ルピーの硬貨がクギで幾重にも
重ねられて打ち付けられているのが確認できた。ちょっと遠目からみると「いったいアレは
ナンだろう?」と想像もつけられないような形状。立派な由緒のある仏像とのこと。
地元の人たちはひっきりなしにやって来て、仏像の中央部に右手を伸ばし祈っていた。
何千枚?ものコインが釘付けされている。歯痛を治す神様が祀られているとのこと。

散歩の道には多くの野良犬が屯したり、横に寝ている。ただし殆どの犬が吠えずに
物静かなのである。
しかし朝から元気に子孫を残そうと頑張っている我々と同じく4人組が。
朝から誠にご苦労様なのである。

既に道端で髪を切ってもらっている者も。

手に載せたうどん粉の液体を油鍋に見事に注ぎ込み、リングドーナツが出来上がって行く。
ただ、揚げ油が古そうだ...。1つ買って食べて見たかったが、胃もたれしそうな感じの為断念。
でも、1個10円ならこの油でも仕方ないのかもしれないが。
衛生面も若干気になるところではあるが、高温の油で揚げていて、中までしっかり火を
通しているので、大丈夫な気もするが...。ネパールで過剰に衛生面を気にしすぎると、
ローカルな旨いいものを食べ損ねるばかりか、生活ができなくなってしまうのではと感じた。
もちろん、自分の身を守るための、必要最低限の衛生・清潔はこだわる必要があるが。

タメルとダルバール広場の中間地点くらいにあったストゥーパ。

このカトマンズを代表するストゥーパはネパール人の熱い信仰の対象であり、それ自体が
マンダラの構造をなしているとのこと。描かれた目は四方を見渡すブッダの知恵の目であり、
常に変わることなく世界を照らしているというから、崇高にして有り難い図像なのである。
日本では常に仏様の顔も姿も荘厳で慈悲に溢れるものとして造形されるが
国と民族によって変容する仏の一端を見たように思ったのは私だけであろうか。

約2時間弱の早朝散歩を楽しんだが、ネパールには日本でおなじみのコンビニがないのである。
海外でも良く見かけるセブンイレブンもファミリーマートもない。早朝散歩時は必ずコンビニで
お茶を買っていた私としては、ちょっと寂しいのであった。
それでも、外国人が集まるこのタメルには大きめの雑貨屋さんはあった。
飲み物(アルコール類も含む)、お菓子、シャンプーやトイレットペーパーや洗剤などの
日用品、チャウチャウ(インスタントラーメン)などが売られていた。
日本のコンビニと違うのは、弁当類がないことと雑誌類がないことくらいであろうか。
店の広さも、日本のコンビニと同じくらい(地方にあるコンビニ限定)ということは、
かなりコンビニに近いということか。
9時には今回の旅行をアレンジしてくれた、このカトマンズでトレッキングツアーの会社の
社長であるRam氏が、ホテルに来てくれることになっていたため、ホテルに急いで戻った