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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
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吉野山の山深き山中の西行庵のそばの「奥千本苔清水」と呼ばれている湧水をペットボトルに
汲み入れ吉野山を下る。途中この水で水分補給。水道水とは違う天然の水が体のすみずみ
まで染み渡り、元気復活。
途中から如意輪寺に繋がるハイキングコースを下る。
『さくら咲競(さくら)プロジェクト』の看板が道端に。
環境保護活動の一環として2009年から行なっているもので、桜の名所、吉野山の
上千本地区に位置する約600坪の土地(「伊藤忠アーバンコミュニティの杜」)に
桜の苗木の植樹を体験する活動のようだ。1本1万円?
それにしても、『咲競』を『さくら』と、いろいろな造語を考えるものであると感心しきり。

如意輪時に到着。浄土宗の寺。本堂の背後には足利尊氏により京を追われ、吉野の地で
死去した後醍醐天皇の陵・塔尾陵(とうのおのみささぎ)があった。

如意輪時境内からの中千本旅館街を望む。

この寺は楠木正行(正成の長男)が、四條畷の戦(足利尊氏軍との戦)に際し、最後の戦いとの
覚悟の上、本堂の如意輪堂に詣で、正面の扉に鏃(矢の先)で 辞世
「 かえらじと かねておもへば梓弓 なき数に入る名をぞとどむる 」
(今度の戦いは生きてかえれぬ身であるが故に亡き人の仲間入りをする名前を残して出発)
と刻んで出陣をした歴史があるとのこと。、

多宝塔。中千本のシンボルタワー。本尊の阿弥陀如来を安置しているとのこと。

雨がポツポツと降り出したため、急ぎ足で今宵の宿に向かう。
途中、桜の木々の中に茶屋の赤い囲いが風情を盛り上げていた。

この日の宿は中千本の老舗旅館『戎館』
旅友のSさんが仕事の関係でお付き合いしている方がこの旅館のご主人。
戎館女将の奥様からも歓迎の挨拶をいただきました。

部屋に案内され、今日の歩いた距離や桜の見事さを語り合いながら一休み。
部屋の窓からは桜の木々の上に雲海がたなびく貴重な瞬間。

風呂にゆったりつかった後は夕食。ご主人からは地元の酒の差し入れも頂きました。
そして川魚、吉野本葛で作った付け合わせ、柿の葉寿司・・・を楽しみながらこの日の
吉野の桜の見事さを語り合い、酒量も増えて行くのであった。

途中、この旅館でバイトをしているプロ歌手の生歌のサービスも。
『福本健司』さん。高音の美しい若手歌手。頑張って欲しい。

牛久大仏へ(その3) 2025.11.19
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